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2022年12月20日
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テーマ: 世界平和(277)
カテゴリ: ロシア、ソ連
 ソビエト連邦が崩壊したのち独立した多くの国々が、国境問題、民族問題を抱えている。
 ロシア主導の「集団安全保障条約機構(CSTO)」は、紛争の発生、激化を抑制する安定器として機能していた。
 ロシアがウクライナ侵略戦争に注力し、紛争地の駐留軍を引き上げるなどして以来、各所で紛争が起きている。
 アルメニア人が多く住み飛び地となっていたナゴルノカラバフを巡る紛争はソ連時代末期から続いてきたが、2020年にその大部分がアゼルバイジャンに帰属することになった。国際法上アゼルバイジャン共和国の領土であるが、現在はアルメニア人分離派が「アルツァフ共和国(別名ナゴルノ・カラバフ共和国)」を名乗って実効支配していた。
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アルメニア軍49人死亡
2022年9月13日 ロイタ -
  アルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフを巡り両軍が衝突した。米国とロシアは両国に自制を求めた。
 アルメニアは同国兵士少なくとも49人が死亡したと発表。アゼルバイジャンとの国境に近い複数の町が13日未明に砲撃されたため、対抗措置を取ったと表明した。パシニャン首相によると、激しい戦闘は収まったが、現在も攻撃は続いている。
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 アルメニア政府はロシアとの協力協定を発動、ロシア主導の「集団安全保障条約機構(CSTO)」は13日に協議を開いた。一方でアゼルバイジャンはトルコが支援している。
 アゼルバイジャン国防省はアルメニア軍部隊の激しい砲撃によってアゼルバイジャン軍の兵士が死亡し、インフラにも損害が出たと表明した。
 アルメニア国防省はアゼルバイジャン側の「大規模な挑発」が発端となり「集中攻撃」が続いていると指摘していた。
  ―  引用終り  ―
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 ウクライナ侵略戦争でロシアの影響力が弱まったこの時期の紛争の黒幕は、軍事大国、兵器大国を目指すトルコかもしれない。





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最終更新日  2022年12月20日 06時00分10秒
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