PR
カレンダー
キーワードサーチ
外来で良く戴く質問の一つに、「目薬は説明書きを読むと、1回1~2滴点す様に書いてあるけど、本当は何滴さしたらいいの?」というものがあります。今日はこの質問にお答えしましょう。
最初に結論から言うと、
目薬は1回に1滴させば十分
目薬の1滴は50マイクロリットル(1ミリリットルの20分の1)なのですが、私たちの結膜嚢(けつまくのう:眼の中の目薬を貯めるところ)の大きさは30マイクロリットルしかないのです。つまり目薬は1滴で十分効くように設計されているのです。
説明書きに「1回1~2滴」と書いてあるのは、ちゃんと入らなかった場合に備えての念のためのものです。 また、目薬が目の周りにこぼれると皮膚のかぶれの原因となったりすることもあるので注意が必要です。
目薬を1回にたくさんさすことのメリットはただ1つ
薬が早くなくなって製薬会社が喜ぶ
ことだけですので、皆様十分気を付けてくださいね。(笑)
画像鮮明化ソフトウェア、ミエル フォー… 2025.06.13
前眼部OCT、カシア2アドバンスを新規導入… 2025.03.02
患者様は目薬のために生きているわけでは… 2025.02.07