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このデイトナの何が凄いかというと、
普通の眼底カメラは画角30度くらいの狭い範囲しか撮影できないのに対して、デイトナは一度に200度、網膜の80%をカバーする範囲を撮影できるという点なんですね。しかも無散瞳(むさんどう、瞳を開く検査薬を使わずにそのまま撮影できる)、非接触(目に器械が触れない)、短時間という、3拍子揃ったいい所だらけのまさに夢のマシンです。
そのため、学会場ではたくさんの人が群がり実際に体験をしていたのでした。
そして私も実際に体験していました。これが私自身の眼底写真になります。
右目と、
左目
本当に広い範囲が写っていますね。
この 「オプトス デイトナ」 がクリニックにあれば網膜剥離を筆頭に様々な病気の正確な診断に繋がりますので、私は初めて見たその日から「絶対にいつかは買いたいなあ。」と思っていました。
ただこのデイトナ、極めて高額な上に画期的なマシンで特許に守られライバル不在で値引きもほとんど無いという状況で、なかなか購入のチャンスがないままにここまで来ました。具体的に言うと2012年7月の発売時の定価は1380万円(税別)だったのですが、その後のアベノミクス進展による円安で2013年8月には1590万円(税別)へと逆に値上がりをしてしまいました。
しかし発売後3年が経ち、現段階ではもう大した値引きは見込めないという判断のもと、当院では思い切って今回購入することにしました。
ヨーロッパ的な流麗なデザインですね。
そしてオプトスデイトナの導入に合わせて、他の機械もより効率的に配置し直しました。
これからも適切な設備投資を欠かさず、八幡浜地域の皆様に全国レベルの快適で安全な眼科医療を提供し続けられるよう、スタッフ一同努力していく所存です。
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