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昨日、父は告別式を終え火葬場で灰白質の状態になり、小さな勿忘草の絵の入った壷に納まってしまった もっと語り合いたかったし、もっと色々教えて貰いたかった。もっと一緒にいる時間を過ごしたかった 失ってわかる存在の大きさ、強さ、大切さ 父を亡くして本当に心が空虚になってしまった いつも見舞いのため降りてた駅も今は単なる通過駅になった 年を重ねてきて嬉しさや楽しさ、苦しみや痛み、悲しみも十分知り得ていたはずだけど父の死はその範疇を超えている もっと親孝行も出きることもいくらもあったのに、これから楽もさせてあげられたのに… 仕事に集中している間は一時的でもその事しか考えないからしかしJRでの空虚な往復の時間が後悔と辛さを積上げる ただ人の行き来も時間も普段と変わらず流れている 人間は自然には勝てない 父が最後の入院で何日か後に言った言葉そのままだ
2012.12.14
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朝6時半に病院から電話があり血液中の酸素量があがらないしかし心電図は安定してるから家族の方は今すぐでなくてもいいから来て下さいと連絡があったと妹からメールがあった 昨日娘の音楽会を観ている時、母から電話があり病院から父が急変したからすぐ病院へと連絡を受け妻と共に高速に乗り病院へ その時は意識がもう一時間以上なく医師から今夜が山と言われたと母から泣きながら伝えられた 自分は諦めが悪いから骨と皮ばかりの父の手を握り妻は水が溜まりバンパンに張った足をさすりながら自分が「父ちゃん来たでよ、まだ逝くには早いよ!戻って来ないかんよ!父ちゃん」と半時間以上呼び掛け母も同じように呼び掛け続けた 握ってる手の指が時折力が入るような動作が返ってきたので「手が動いたよ、聞こえたんと違うかな!聞こえてるけどそれを表現できないだけかもしれんな」とずっと呼び掛けて半時間以上経過した時、突然焦点の合わない感じのままだけど目をかっと開いたので「父ちゃん分かるで皆来とんよ父ちゃん」と大きな声で話し掛けると目を2回閉じて分かると示した! 意識が戻ったと看護士に知らせたら慌ただしく点滴の管の途中から何本もの注射をして心電図モニタで血圧も上がってきたし酸素量も上がってきたので少し安定してきましたと言われ物凄く喜んだ その日は妻と20時前までいて母と妹が23時過ぎまで付き添った 時折父にいけるで?わかるでと話し掛けると首をうんうんと頷きその後は寝てるようだったが時折タンが詰まり吐き出せないので吸引器で吸い取るがなかなか取れず粘膜も傷付いて痛いのか細い手で嫌だという風に管を除けようとするが取らないと窒息死するので取り暫く寝てまた咳き込み吸引するの繰り返しだった 可哀想だけど意識があることを認識できたし持ち直してくれたと心から神に感謝した時間だった 看護士も今夜は泊まらなくても安定したので大丈夫だと思いますと言ってくれ父の生命力の強さとその言葉に安心し、電話があってから到着に約1時間かかり妻に死に目に会えないなと言い、諦めかけただけに言葉に表せない嬉しさだった! その次の日だっただけにそして、今すぐでなくてもという看護士からの連絡から天秤にかけるものではないけどどうしてもやりきらないといけない業務があるため仕事を優先してしまい妻が私が家事の後行くよという言葉に甘え、万が一を考え車で仕事に行った 昨日の今日でどうして父が危ないと病院へ行かなかったのか今考えてもわからない 9時20分妻から「聞いた話と違う危ない早く来てあげて」の電話で、母と妹達に連絡を入れてから大した仕事をした訳でもない状態で職場を出た 蔵本を走ってる時、妻から2度目の連絡「ごめんよ、今お父さん亡くなった、ごめんよ」と泣き声で電話を受けた 自分の判断力の無さ見通しの甘さに嫌になりながら、職場の先輩に連絡を入れてから、涙目で見えにくい状況のまま焦って事故したら行けない、でも急がないと病院へ走った 妻と母がいて既に亡くなった父の前で泣き崩れてた末妹もいた 自分が行くまで酸素マスクしたままの配慮があって医師が酸素マスクを外し両方の瞼を交互に捲り上げライトで瞳孔を照らして 「開いてますね、10時24分ご臨終です」 と伝えられた 医師と看護士に頭を下げ 「有難うございました、父は苦しみませんでしたか?」と言うと 「最後は安らかに逝かれましたよ」 と言ってくれた 「家族のご要望も苦しまないようにとの事でしたので痛止めも最後の方は12ミリを複数枚使ってたので痛みは薄かったと思います、よく頑張ったと思いますよ」 との言葉だった その後暫く家族と父の時間をくれたのでまだ温かい父のおでこを触り、 「父ちゃんまだ逝くんは早いよ、戻って来な、まだ何にも親孝行してないのに逝ったらあかんよ、これからでよ父ちゃん」 と呼び続けたけど、昨日のようには帰って来なかった 結局仕事を休むことになった、病院行ってから仕事行くと言う選択肢もあったのに… 死に目に会えなかった後悔ばかり… 自分の無能さに腹が立つ
2012.12.10
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