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2005.01.22
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Christoph T. Maier, Crusade Propaganda and Ideology 第一部読了。卒論で一部使ったけれど、今回ざーっと通読。あらためてレジュメも作ろう。

雪密室
法月綸太郎『雪密室』
~講談社文庫~

 沢渡冬規が経営するペンション『月蝕荘』に招待された法月警視。「上」からの圧力によりやむなく赴いた警視だった。
 悪名高い篠塚真棹のある記念日のパーティーということで招かれた人々。彼らは真棹に弱みを握られていた。
 パーティー二日目の朝、事件が発覚した。鍵がかかっていた離れで、真棹が首を吊って死んでいたのだ。雪の上の足跡の問題もあり、現場はいわば「二重の密室」になっていた。そのため、所轄の警部は自殺を主張したが、警視は殺人だと確信する。二重密室の謎を、警視の息子である推理作家、法月綸太郎が解く。

 オーソドックスな本格ミステリ。「上」からの圧力に屈さない警視はかっこいい。でも、警部が苦悩していたように、社会に出るとああいう上下関係が横行しているのだろうな。いやだ。みにくい。
 「読者への挑戦」も挿入されている。





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Last updated  2005.10.15 11:32:34コメント(0) | コメントを書く
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