乾くるみ『セカンド・ラブ』
~文春文庫、 2012
年~
タロウ・シリーズの長編です。有名な『イニシエーション・ラブ』を想起させるタイトルですが、直接の関係はありません。もっと、大きな事件が起きないけれど、すごい仕掛けが、というあたりは共通しています。
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正明は、先輩に誘われ、元日夜にスキーに行くことになった。そこで、先輩の彼女の友人―春香と出会う。あまり話さない正明だが、少し彼女に惹かれていた。後日、彼女から正明に電話があり、やがて二人はつきあい始める。しかし、彼女は正明に番号を教えず、電話は彼女から正明への一方通行しかなかった。
ある日、二人がデートをしていると、春香そっくりの女性がスナックにいたと言い張る男と遭遇する。そして、男が口にした名前の店を、好奇心から訪れたところから、正明は少しずつ変わり始めていく。
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『イニシエーション・ラブ』
とはひと味違う、これまた驚きが味わえる作品でした。気になる描写はありましたが、まさかこんなことになるとは…。やられました。
楽しく読みましたが、なんとも感想の書きにくい作品ですので、このあたりで。
( 2020.08.06 読了)
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