2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全31件 (31件中 1-31件目)
1
今日も雨です。さすが入梅しただけのことはあります(笑)。さて、100日目の纏めも、今日で3回目。なにせ、3ヶ月以上の量を纏めてリンクしていくとなると、コピー&ペーストするにしてもかなりの量になるので結構大変です。 昨日は中学生にちょっとだけサックスを教えてきました。というよりは、楽器の取扱いや、基礎練習の仕方など、初歩的なことをレクチャーしてきたといった方がいいかもしれません。不幸なことに、ここ香川県では東京や大阪などの都市に比べて、サックスの指導者という肩書きを持った方が非常に少なく、お金を払ってでもレッスンを受けたい、という人は、橋を渡るか飛行機で東京、大阪まで出かけることになります。東京までは往復で4万円以上は確実にかかるので1時間のレッスンを受けようと思えば、往復4時間以上かけて行って、さらにお金を払うことになります。このような条件では、真剣にレッスンを受ける心構えが出来る、という精神的メリットはあるので、音大受験者などには良いかもしれませんが、初歩的なことをきちんと専門の先生に見てもらおうと思う中高生にとってはあまり良い環境とは思えません。 私もアマチュアながら少しでも力になれればと思ってやらせていただくのですが、私自身、きちんとした先生について指導していただいたことが無いので全て我流、自分の行っていることが正しいのか間違っているのかさえ、判然としません。なので教える方もたまに不安になることがあります。きっと、地方でもちゃんとした職場が得られれば、中央で学んだ方達が帰ってくるのでしょうが、現実問題として、今それは不可能です。 やはり、私のような人間が、お金をかけてレッスンをきちんと受け、それをさらに中高生に伝えていく作業が必要なのかもしれませんが、それとて、お金と時間に制約のある人にとっては難しいことではあります。さて、今日も今までの纏めということでリスト的に紹介したCDを掲載しておきます。4月11日THE SQUARE/S・P・O・R・T・SCBS SONY 32DH3544月12日チャイコフスキー交響曲第4・5・6番《悲愴》エフゲニ・ムラヴィンスキー指揮レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団ビクターエンターテイメント 3枚組(グラモフォン) UCCG-3312/44月13日モダンチョキチョキズ/ボンゲンガンバンガラビンゲンの伝説K/OON SONY RECORDS KSC2-374月14日ドビュッシー/ベルガマスク組曲、子どもの領分他ピアノ:ワルター・ギーゼング東芝EMI Grandmasterシリーズ HS-20884月15日ボレロ100%ミュンシュ指揮:ボストン交響楽団冨田勲:シンセサイザークーセヴィツキー指揮:ボストン交響楽団モートン・グールド:ピアノ他BMGファンハウス(RCA) BVCC-350634月16日ハイパー・ビート!/ダルファーEMIミュージック (東芝EMI)TOCP-85704月17日サクソフォンの玩具箱SAXOPHONE'S TOY SHOP&AUDIO CHECK TRACKS木原 崇柳澤管楽器株式会社 クラブ・ラ・ボエーム B-30014月18日ドビュッシー/海-3つの交響的スケッチバレエ音楽「遊戯」、交響的断章「聖セバスチャンの殉教」牧神の午後への前奏曲シャルル・デュトワ指揮:モントリオール交響楽団ティモシー・ハッヂンズ(フルート、牧神)LONDON(ポリドール) POCL-10444月19日ヴェルディ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団指揮:ジュゼッペ・シノーポリフィリップス 32CD-145 411 469-24月20日パナシェ/ルヴァンヴェール木管五重奏団ラヴェル/クープランの墓他大澤明子(フルート)、成田恵子(オーボエ)藤井洋子(クラリネット)、岡本正之(バス-ン)藤田乙比古(ホルン)、須川展也(アルトサクソフォーン)ALMレコード コジマ録音 ALCD-30354月21日「ロビン・フッド」オリジナルサウンドトラックポリドール POCP-11184月22日Marcel Mule 'Le Patron' of the SaxophoneMarcel MULE (ミュール)Francois COMBELLE (コンベル) ギャルド・レピュブリケーヌ・サクソフォン4重奏団 指揮:Phillipe GAUBERT パリ音楽院室内管弦楽団 Clarinet Classics CC-0013 (輸入盤)4月23日Marcel Mule Historical RecordingsMarcel MULE (ミュール)グリーンドア音楽出版 GDCS-0006 4月24日NIAGARA SONGBOOK2Romantic Inbstrumentals byNiagara Fall of Sound OrchestralCBS SONY (Niagaraレーベル) CSCL-16654月25日Solitary SaxophoneClaude DELANGLE(Soprano、Alto、Baritone Saxophone)BIS CD-640 輸入盤4月26日El Amor/Albert REGNIAlbert REGNI (saxophone)Maria REGNI, Shem GUIBBORY (violin) Ron CARBONE (viola) Maxine NEUMAN, Eugene MOYE (cello)Sons of Sound SSPCD 005 (輸入盤)4月27日シベリウス/交響曲第一番&カレリア、フィンランディア指揮:ユッカ=ペッカ・サラステフィンランド放送交響楽団RCA BMGビクター R32C-1144月28日ライヴ・イン・ヨコハマ/熱帯JAZZ楽団 (Tropical Jazz Big Band)ビクターエンターテイメント VICJ-601684月29日寺井尚子/ライヴONE VOICE (ビデオアーツ)VACV-10394月30日MASTER PIECE "吹奏楽:スペインの巨匠達"指揮:林 紀人シエナ・ウインドオーケストラ東芝EMI TOCZ-00085月1日リムスキー=コルサコフ交響組曲「シェエラザード」、組曲「サルタン皇帝の物語」指揮:ウラディーミル・アシュケナージフィルハーモニア管弦楽団LONDON (ポリドール)POCL-98325月2日サン=サーンス/交響曲第三番"オルガン付"イベール/寄港地指揮:ジャン・マルティノンフランス国立管弦楽団東芝EMI TOCE-70115月3日QUATUOR JEAN LEDIEUOPUS 91 2408-25月4日吹奏楽コンクール課題曲集VOL.31977~1980SONY Record SRCR22075月5日吹奏楽コンクール課題曲集VOL.41981~1985SONY Record SRCR22085月6日ロッシーニ&クロンマー/クラリネット協奏曲ザビーネ・マイヤー(クラリネット)ウォルフガング・マイヤー(クラリネット)指揮:イエルク・フェルバーヴェルテンブルグ室内管弦楽団東芝EMI TOCE-61115月7日古祀(AN ANCIENT FESTIVAL)指揮:秋山和慶佼成ウインドオーケストラ佼成出版 KOCD-30755月8日プロコフィエフ(淀彰編曲)/バレエ音楽「ロメオとジュリエット」指揮:フレデリック・フェネル東京佼成ウインドオーケストラ佼成出版 KOCD-33115月9日アディエマス*聖なる海の歌声東芝EMI (ヴァージン)VJCP-251805月10日ビゼー「アルルの女」、「カルメン」組曲指揮:シャルル・デュトワモントリオール交響楽団LONDON (ポリドール) FOOL-230215月11日EACH TIME大滝詠一CBSソニー (Niagara)CSCL-16645月12日SAXOPHONE COLOSSUS(サキソフォン・コロッサス)SONNY ROLLINS(ソニー・ロリンズ)ビクター VICJ-235015月13日グローフェ/組曲「グランド・キャニオン」他指揮:アンタル・ドラティデトロイト交響楽団LONDON (ポリドール)FOOL-230845月14日アガサ・クリスティー/名探偵・エルキュール・ポアロオリジナル・TVサウンドトラックヴァージンレーベル (日本クラウン)CRCL-5029スミマセン明日から通常の「今日の一枚」に戻そうと思ったのですが、ボリュームが多すぎて収まらなかったので、明日も、纏めのコーナーにします。明日は5月15日からです。
2004年05月31日
コメント(4)
今日は午後から中学校のサックスに指導に行きます。指導といっても一緒に吹いてみる、という程度なので、専門の知識が無い私でも何とか大丈夫です。そして夕方からは吹奏楽の練習が。今日も楽器三昧の日曜日になりそうです。 さて、今日も昨日に引き続き、総集編といった感じで今までに紹介したCD(テープ、LP)を纏めて紹介します。いずれ、新しくページを設定してそこにここに書いたことを雛型にして、今までのCDを纏めて見られるようにしたいと思いますが、とりあえず、今は日記という形で掲載しておきます。ありがたいことに、今朝、カウンターが13000を越えました。これからも、皆様宜しくお願いいたします。では、3月10日アルトゥーロ・トスカニーニ指揮/NBC交響楽団チャイコフスキー/交響曲第6番「悲愴」、「展覧会の絵」RCA(BMGジャパン)BVCC-9930(「展覧会の絵」企画)3月11日ウラジミール・フェドセーエフ指揮/モスクワ放送交響楽団ハチャトゥーリアン「仮面舞踏会」、「スパルタクス」、「展覧会の絵」シベリウス「フィンランディア」ビクターエンターテイメント VICC-2167(「展覧会の絵」企画)3月12日ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団ラヴェル/ボレロ、スペイン狂詩曲、「展覧会の絵」グラモフォン(ポリグラム、ポリドール)POCG-50035(「展覧会の絵」企画)3月13日セルジュ・チェリビダッケ指揮/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団ラヴェル/ボレロ、「展覧会の絵」東芝EIM TOCE-11608(「展覧会の絵」企画)3月14日クリスト・フォン・ドホナーニ指揮/クリーヴランド管弦楽団禿山の一夜(原典版)「展覧会の絵」テルデック (ワーナーミュージック・ヨーロッパ) 9031-77600-23月15日ウラディーミル・アシュケナージ指揮/フィルハーモニア管弦楽団展覧会の絵(ピアノ版、ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ)LONDON(ポリドール) F35L-21011(「展覧会の絵」企画)3月16日ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮/ ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団「展覧会の絵」、ラヴェル/ボレロ、ドビュッシー/海グラモフォン(ユニバーサルクラシック、ポリドール) UCCG-3317(「展覧会の絵」企画)3月17日シャルル・デュトワ指揮/モントリオール交響楽団チャイコフスキー/1812年、スラヴ行進曲ムソルグスキー/禿山の一夜LONDON(ポリドール) FOOL-23018(「展覧会の絵」企画)3月18日TIME OUT(タイムアウト)THE DAVE BRUBECK QUARTET(デイヴ・ブルーベック・カルテット)COLUMBIA(COLUMBIA JAZZ REGACY、輸入盤)CK651223月19日ウルトラマンシンフォニー日本フィルハーモニー管弦楽団Ayers AYCM-6643月20日東京にておのぼりさん中(CD紹介なし)3月21日東京にておのぼりさん中(CD紹介なし)3月22日彦坂眞一郎/バラード "即興への軌跡…!"彦坂眞一郎(アルト・サクソフォン)東井美佳(ピアノ)、高桑英世(フルート)、三枝俊治(コントラバス)マイスターミュージック MM-10173月23日東中/東京中低域水谷紹、吉田隆一、後関好宏、松本健一、鬼頭哲、田中邦和、上幸一郎、川口義之、小田島亨、鈴木広志、真鍮レコード SCR-0013月24日SYMBIOSIS(シンバイオシス)/本多俊之synergetic soundtracks by TOSHIYUKI HONDAFrom The movie of JUZO ITAMI東芝EMI TOCT-57263月25日ドボルザーク/弦楽四重奏曲第12番(第6番)ヘ長調《アメリカ》スメタナ四重奏団日本コロムビア(DENON)OX-7152-ND3月26日Niagara CM Special/Niagara CM Special大瀧詠一Sony Records (Niagara Records)SRCL32153月27日イエスタデイ~クラシックミート・ポップス/ベルリンフィル12人のチェリスト達アーリン・オージェ(ソプラノ)ワーナーミュージックジャパン(テルデック) WPCS-210423月28日モダンチョキチョキズ/ローリング・ドドイツソニーミュージックエンターテイメント KSC-2133月29日ベルリオーズ/幻想交響曲シャルル・デュトワ指揮/モントリオール交響楽団LONDON(ポリドール) F35L501943月30日ルパン三世/ルパン・ザ・シングルズ音楽:大野雄二コロムビアミュージックエンターテイメント COCX-321503月31日Holst/The PlanetsElgar/Pomp&Circumstanceサー・ゲオルグ・ショルティー指揮ロンドンフィルハーモニーオーケストラLONDON 430 447-2(輸入盤)4月1日チャイコフスキー/ドボルザーク/弦楽セレナーデ 他オルフェウス室内管弦楽団グラモフォン (ポリドール)FOOG-270934月2日HIGH PRESSURE(ハイ・プレッシャー)/MALTA(マルタ)ビクターミュージック VDJ-10844月3日サキソフォン四重奏の魅力 -ギャルド・メンバーによる-ギャルド・サキソフォン四重奏団東芝EMI(エンジェル) EAA-850524月4日トッカータとフーガ(栄光のパリ・ギャルド)パリ・ギャルドレピュブリケーヌ吹奏楽団指揮・フランソワ・ジュリアン・ブラン東芝EMI TOCE-63574月5日ストラヴィンスキー/三大バレエ/アンセルメエルネスト・アンセルメ指揮スイスロマンド管弦楽団ニュー・フィルハーモニア管弦楽団バレエ音楽「春の祭典」バレエ音楽「ぺトルーシュカ」バレエ音楽「火の鳥」全曲LONDON(キング) KICC-9353/4 二枚組4月6日25年の軌跡結成25周年記念/キャトル・ロゾー・サキソフォン・アンサンブル冨岡和男、池上正人、仲田守、服部吉之ブレーン OSBR-17060、17061 2枚組み4月7日姫神/スーパーベスト姫神(星吉昭)ポニーキャニオン D32P602514月8日Take Five/サックスのためのカラオケCDブレーン BOCD-83024月9日J.Y.FOURMEAU QUATUOR DE SAXOPHONEJ.Y.フルモー・サクソフォーンカルテットALM ALCD-30214月10日NUOVO CINEMA PARADAISO(ニュー・シネマ・パラダイス)Musiche di ENNIO MORRICONE(音楽:エンニオ・モリコーネ)VOLCANO CPC8-1067明日は続きの4月11日から書きます。
2004年05月30日
コメント(4)
今日は曇り時々雨模様、といった天気でしょうか。こちら香川県では今日既に梅雨入りと見られるそうです。鬱陶しい季節がやってまいりました。鼻の調子もあまりよくありません。これが終わるといよいよ夏本番、私がちょっと苦手なシーズンがやってきます。 さて、このHPも今日で開設100日目を迎えることが出来ました。これも御訪問してくださる皆様、応援してくださる皆様ありがとうござます。これからも緩々やっていきたいと思いますので、どうか宜しくお願いいたします。 ということで今まで紹介したCDをこの数日でちょっと纏めてみたいと思います。日付順に書いていきますので初めて、ここを訪れたかたも、ご参考にしていただければ幸いです。では、2月19日「サクソフォーンの芸術」(THE ART OF SAXOPHONE)東芝EMI TOCE-7697~992月20日「Bravissimo 1」ブラビッシモ1上海太郎bravi-0012月21日大瀧詠一 「A LONG VACATION」niagaraレーベル Sony RecordsSRCL-50002月22日HIGH FIVE(ハイ・ファイヴ)Trouvere Quartet with Toshiyuki Honda(トルヴェール・クヮルテット with 本多俊之)東芝EMI TOCT-99482月23日レナード・バーンスタイン指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 ボリス・ベルマン(ピアノ)ストラヴィンスキー作曲バレエ《ペトルーシュカ》(1947年改訂版)グラモフォン(ポリドール)、F35G-500992月24日TV JAZZ(ティーヴィー・ジャズ)(昭和40年代編)矢堀孝一、古川初穂、新澤健一郎、八木敬之、岡田治郎、大坂雅彦 SubConscious Label SUB-10082月25日レスピーギ/ローマ三部作(「ローマの松」「ローマの祭」「ローマの噴水」)シャルル・デュトワ指揮 モントリオール交響楽団LONDON(ポリドール)F35L-210142月26日清水靖晃&サキソフォネッツJ.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲1.2.3.番(ビクターエンターテイメント)VICP-2352月27日Classic PERFORMANCES Bernstein's Americaグラモフォン(ユニバーサルミュージック、輸入盤)ロサンゼルスフィルハーモニーニューヨークフィルハーモニー他2枚組 289 4763 465-22月28日マルセル・ミュールに捧ぐトルヴェール・クァルテット東芝EIM TOCE-55282月29日亜麻色の髪の乙女キャトルロゾー・サキソフォン・アンサンブルファイアーバード(キング)KICC-693月1日立体音響で聞く 高原の朝 (Nature Sound Gallery)DELLA NSG-0053月2日熱帯JAZZ楽団(TROPICAL JAZZ BIG BAND)4~La Lumba~ビクターエンターテイメント VICJ-606423月3日ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」(1921年版)シャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団3月4日イノセント・ドールズトルヴェール・クヮルテット東芝EMI TOCT-82763月5日アラベスク/神谷百子神谷百子&フレンズフィリップス PHCP-11020(「展覧会の絵」プレ企画)3月6日ブーレーズ~ボレロ これが4Dサウンドだ!! vol.1グラモフォン(ポリドール) POCG-9555(「展覧会の絵」プレ企画)3月7日「展覧会の絵」曲目紹介のみ(CD紹介なし)(「展覧会の絵」プレ企画)3月8日エルネスト・アンセルメ指揮/スイス・ロマンド管弦楽団ロンドン(キング)230E 51035禿山の一夜、歌劇「ホヴァンシチナ」-前奏曲(「展覧会の絵」企画)3月9日エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮/ソビエト国立交響楽団メロディア(ビクター)VICC-2023禿山の一夜(「展覧会の絵」企画)3月10日以降は明日に続きます。
2004年05月29日
コメント(8)
先日、楽器アルトサクソフォーンが重症で入院したことは書きましたが、現在は代わりに人から借りた楽器を吹いています。同じセルマーと言うメーカーの同じシリーズ2という品番の楽器なのですが、作られた年代が異なるため、かなり違った感じの楽器になっています。キーの形状や、感覚、機構等、様々な点で相違が見られます。 私の楽器はシリーズ2というものの中でもかなり初期に製造されたものなので、音色や、吹奏感はかなりその前のモデルの楽器に近いようです。また、楽器は工業製品なので、製造時には必ず、許容範囲のばらつきが出来ます。人によってはそれを楽器の個性と言ったりもします。 今回人からお借りした楽器は、私の楽器に比べてかなり音色が明るい傾向で、楽になる感じです。平たく言えば少しライトな吹き心地です。私の楽器に比べると少し物足りないぐらいです。最も、私の楽器は調整が不十分だったのでそのために鳴りにくかった、という想像も出来るのですが、そういう部分とはまた別のところで楽になる楽器だと感じます。 聞いたところによると、道具(楽器やマウスピース)による違いというのは奏者本人が感じているほどには、聞き手は感じない、ということです。確かに、4~5万円の楽器と比べるのなら、いざ知らず、違うメーカーの30~40万円するクラスの楽器を並べて吹き比べても、聞いている方にはさほどの違いは感じられないのかもしれません。 それよりは、○○さんの音、というように吹き手のキャラクターとして音色が造られる部分が大部分のようです。なので、本来、その人の道具としてあっているものならば、どんな楽器を使おうがその人の音色を奏でてくれるようになるものだと思っています。弘法筆を選ばず、のように素晴らしい音色を持った人は、どの楽器でも素晴らしい音色を奏でることが出来るのではないでしょうか。もちろん、それは楽器が道具としての一定のレベルをクリアしていることが前提ではありますが。 なので、同じ楽器を吹いても吹く人が変われば、かなり違った音色が聞こえてくることになります。そこで今日の一枚。ガーシュイン/中村均一Meister Music(マイスターミュージック) MM-1047このCDはアルモサクソフォーンカルテットのリーダとしても有名な中村均一氏のソロアルバムとして発売されているものです。中村氏はソロ活動も積極的に行なっています。このアルバムにはカルテットの曲の演奏とピアノ独奏も1曲収録されています。ピアノは白石光隆氏によるもの、カルテットはもちろん、アルモサクソフォーン・カルテットです。 さて、中村均一氏の使用するソプラノサックスはヤナギサワのシルバーソニックというモデルなのですが、そう、私が使うものと同じです。さらに言えば、JAZZプレーヤーの本多俊之氏も同様の楽器を使用しています。まあ、私のことはともかく、中村氏と本多氏の音色を比べると、楽器メーカーやモデルによる音色の比較論が、世間で騒がれているほどは意味の無い、陳腐なものに思えてしまいます。楽器の個性は奏者が選ぶもので、聞き手に違いを聞かせるものではないのだとつくづく思わされました。 中村氏の演奏は楽器にしっかりと息の入った芯の通った力強い音色の中にも独特の歌心としなやかさが感じられ、素晴らしいものだと思います。実は中村氏はクラシック奏者であるにもかかわらず、使用しているマウスピースはジャズ仕様のメタル(金属)製のものです。それでいながら作り出されているあの音色には微塵も金属的な響きを感じないのが素晴らしいところです。 サクソフォーンを吹く全ての方に、ガーシュインが好きな方にオススメの一枚です。
2004年05月28日
コメント(3)
今日もいいお天気です。暑い、です。こうなるともう夏です。 最近、体がだるいのは何故なんでしょうか。もしかして早くも夏バテ?なんでしょうか。元々、夏バテとは夏バテは、冷房がきいた部屋と室外との気温差がはげしいなど、暑さや湿気の急激な変化に体のリズムがついていけず、自律神経の働きが鈍くなることが原因と言われ、全身がだるい、思考力が鈍る、食欲がない、夏カゼをひく、下痢などが主な症状のようです。 まだ、冷房に晒されているわけでもなく、睡眠も十分、という状態なので夏バテというのでもなさそうです。ひょっとしたら、運動不足なのかもしれません。私は正直言ってスポーツというものの大部分が嫌いです。嫌いな私が言うのもなんですが、日本のスポーツ教育は間違っている気がします。だって、体育の時間はスポーツの得意な人間だけが嬉しそうにして、私は何も楽しくなかったからです。音楽にしても、体育にしても苦手な人間が楽しく取り組めるように工夫したり、研究したりするのが教育学の一部だと思うのですが、その辺先生方、いかがなのでしょう。私はいまだにその点は疑問が残るのですが。 話を元に戻しますが、最近、運動不足かもしれません。一日、机に向かって本を読んだり、ものを書いたりしていることも多いので、自然とそうなります。何とかしなければ…たるんだ肉を見ながら考えるのですが、いつも考えるだけで終わりになります。本とは考えている暇に体を動かせ、ということなんでしょうが、基本的にスポーツがおもしろくない私は体を動かすことも億劫です。 でも、本当に何とかしなければ、夏を乗り切る体力が無いかもしれません。もしかして今からでは今年の夏は手遅れかもしれませんが。楽器をパワフルに吹くことでこの夏を乗り切りたいのですが、そもそも、楽器をパワフルに吹く体力すらなくなっているのかもしれません。そこで今日の一枚。熱帯JAZZ楽団6~En Vivo~ (Tropical Jazz Big Band)ビクターエンターテイメントVICJ-60961~2 このCDは2002年6月に発売された熱帯JAZZ楽団の6枚目のアルバム。2002年の3月に行なわれたライヴ演奏の録音です。同じものが映像付でDVDで発売されています。何度かこの日記でも熱帯JAZZ楽団のアルバムは紹介したので熱帯JAZZ楽団そのものの詳細については割愛しますが、よく耳にする曲を熱帯JAZZ楽団らしいラテン・アレンジで聞かせるところがやはり凄いです。ショッキング・ブルーの「ヴィーナス」やフィル・コリンズの「ススーディオ」といったヒット曲おも新しいレパートリーにして、暑い演奏を繰り広げています。まさに、暑いのに体が勝手に動き出す、運動不足など何のその!というイメージのアルバムです。夏の暑さを楽しんで乗り切るには最高といえるアルバムだと思います。 これからの時期、ラテンテイストで夏を乗り切りたい方にオススメの一枚です。
2004年05月27日
コメント(4)
今日も一日良いお天気です。しかも梅雨を迎えていないせいか気温が高い割には湿度が真夏ほど高くなく、からっとしています。 先日もかいた通り、私は日頃、自転車で街を走るのですが、今日はまさに自転車日和。自転車に乗って颯爽と駆け抜ける感覚が心地よく感じます。真夏ほど日差しがきびしくなく、汗ばむものの、滝のように汗が流れることは有りません。 ところで、昨日自転車の掃除をしました。といっても特にサイクリストではないので特別な用具やグッズは持っていないので車体を磨くのが主流です。本当は水洗いしたかったのですが、水洗いすると、後が面倒な部分もあるので、水拭き、からぶき、ワックスという工程を行ないました。チェーンの洗浄もオイルを全て落としてしまうのは面倒なのでク○556を大量に吹き付けたウエースでチェーンとギアを磨いてあとでチェーン用のオイルを塗りなおしました。思いっきり手抜きです。ワックスも自動車用の液体ワックス(吹き付けて磨くだけ)のやつでした。 かなり手抜きしましたが、そこそこ綺麗にはなりました。一番面倒だったのは錆びが出始めた個所の錆びを落としてやることでした。我が家は海が近いこともあってか、金属製のものが良く錆びます。恐るべし潮風。 今日は手入れされた自転車に乗って出かけました。少し手入れしてやるだけでなんだか走りも心地よい気になります。本とは手入れ前とほとんど何も変わってはいないのですが、走るときに受ける風も爽やかな気がしてしまうので不思議です。そこで今日の一枚です。dig!/DULFERディグ!/ダルファーEMIミュージック(東芝EMI) TOCP-8844このCDは女性JAZZサクソフォン奏者として有名なキャンディー・ダルファーの父、パパ・ダルファーことハンス・ダルファーのアルバム。先日同じくハンス・ダルファーのアルバムで「ハイパー・ビート!」を紹介しましたが、こちらの方はフルアルバムになっています。曲目は1.ディグスカッションno.1、2.ディグ!、3.ディグストーション、4.ストリートファイア、5.レッド・ムーン、6.スムース、7.グランド・スラム、8.グランド・スラム・エクステンション1、9.グランド・スラム・エクステンション2、10.グランド・スラム・エクステンション3、11.ダブル・ダッチ、12.モビー・ディグ、13.ディグスカッションno.2、14.クィッコトーンズ、15.イントロ・トゥ、16.ハイパービート!、17.マッチ・モア・ディグ!、18.ノー・モア・ディグ というものになっており、ハイパービートはこのアルバムにも収録されています。 ハンス・ダルファーのあの骨太なテナー・サックスと熱気ムンムンのバック・トラックが今回も炸裂しています。ホーン・アレンジを娘のキャンディ・ダルファーがが担当し,6曲目のスムースでは彼女のアルトのソロも聴くことができます。 このアルバムを全編通して車に乗っていたなら思わずアクセルを踏み込みたくなるような曲になっています。 前回紹介したハイパー・ビート!同様、これからの時期、車の中で聴くBGMとしてはうってつけの一枚。音楽とともに疾走感を味わいたい方にオススメの一枚です。
2004年05月26日
コメント(4)
今日はいいお天気です。これから梅雨、夏とどんどん季節が進むことは嬉しくもあり、また、夏の暑さが苦手な私には憂鬱でもあります。 突然ですが、先日楽器が壊れました。アルトサクソフォーンの方です。以前から言っているように、結構調整に出さず、ここ10年ぐらい使いっぱなしだったので、当然の結末ともいえます。現象としては…タンポが取れました。クラリネットならいざ知らず、サックスでタンポが取れるのはよっぽどだと思いますが、実は先日も取れました(笑)。そのときは指で押し込んで何とか使っていたのですが、今回は押し込んでもすぐ落ちる(笑)。そこで結局修理に出すことに。ただ、タンポ一つを変えてしまうと楽器のバランスが非常に悪くなるので、最低2~3個は変えないといけないと思います。いっそのことオーバーホールしたいのですが、10万近くかかると思われるので、今は無理です。何とかこの状態でしのぎたいものです。別にプロではないので仕事ができずに困るということが無いのでその点は安心です。 私は楽器を普段からクリッピング(クリッピングの意味を詳しく知りたい方はまたBBSにでもどうぞ)しているので、意外と調整は狂いにくいのですが、それでもタンポの劣化による調整不良は避けられないわけで、それを考えると多分私の楽器は全然ならない楽器になっていることでしょう。音も硬くなって潤いの無いカスカスな音になっているかもしれません。ただ、この状態は突然訪れるものではなく、徐々にそうなっていくので自分ではなかなか気づかないところでも有ります。そこで今日の一枚です。CHARLIE PARKER/Summit Meeting At Birdlandチャーリー・パーカー/サミット・ミーティング・アット・バードランドD.ガレスビー(Tp)他SONY SRCS7126このCDは言わずと知れたジャズの巨匠、チャーリー・パーカーのものです。バードランドとは、「バード」の愛称で呼ばれていた彼に因んで、命名されたクラブで、当時ビ・バップの電動としてオープンした店の名前です。ただ、その6年後にチャーリー・パーカー自身はなくなっています。1965年に閉店してしまいましたが、90年代になってから再開した後、96年に移転、現在も経営されています。 チャーリー・パーカーは退廃的でルーズな生活を送っていたことも良く知られていて、生活費のために自分の楽器までも質に入れることがしばしばでした。仕事が来ると、その前借したギャラで楽器を質から出し、また、酒と麻薬に溺れては楽器を質に入れての繰り返しだったといいます。 そんなチャーリー・パーカー、あるとき、本番に白いプラスチック製のサックスを抱えてやってきたそうです。当時、練習用として、安価で売られていたイギリス製のグラフトンという楽器でした。この楽器はお金のなかった彼が、楽器屋に頼んで貸してもらったとも、また楽器屋が宣伝効果を狙って彼に使わせたとも言われています。このプラスチックサックスの音はアルバム「Jazz At Massey Hall」で聞くことが出来ます。まさに弘法筆を選ばず、チャーリーパーカー楽器を選ばず、といったところかもしれません。 このアルバムはかなりチャーリー・パーカー晩年のものですが、Tpのガレスビーの演奏も素晴らしく、良いです。ジャズ、ビ・バップの原点と真髄を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2004年05月25日
コメント(6)
今日は良いお天気です。こんな日が続いてくれると嬉しいなと、思ったりしますが、それも無いものねだりかと思います。ところで、最近またまた気になるCMがあります。私はドラマなどは基本的に見ないのですが、逆にCMとかはなぜかよく見ます。民報の思うつぼかもしれませんが、本編より、CMに惹かれたりします。でも、その商品がどうかというとそれは全く別問題です。以前にも書きましたが、CMで宣伝されていることと、その商品の自分にとっての良し悪しは全く別物と理解しているので、CMはCMとして見ています。 最近気になるCMはリクル○トのタウン○ーク。このタ○ンワークのCMは以前からユニークなものが流れているのですが、今回のものは指揮者の振りに合わせて台詞をアテレコしているもの。このシリーズの前回と同様の映像を使っているのですが、アテレコの仕方が少し変わりました。台詞に旋律がつきました(笑)。しかも、クラシックをよく聴く人にはピンと来るあの旋律。ちょっと気になるCMです。しかし、一般の方々が、どれだけこの曲を特定できるのかはわかりません。多くの方はCM用に作られた戦慄だと思っているのかもしれません。周辺の人に確認していないのでわからないのですが、クラシックを聞かない人などにとっては曲が何の曲かは気にならないのかもしれません。世の中、知らないうちにクラシックの名曲を聞いたりする機会はたくさんありますが、その曲目を知らない人も多いと思います。そこで今日の一枚です。ショスタコーヴィチ/交響曲第5番 二短調「革命」指揮/レナード・バーンスタインニューヨーク・フィルハーモニックSONY 22DC-5594このCDは1979年7月、ニューヨークフィル来日時の東京文化会館でのライヴ録音による演奏。ショスタコーヴィッチの交響曲第5番。タウンワー○のCMの曲はこの曲です。ソヴィエト建国当初から、天才として注目を集めたショスタコーヴィチ。しかし、オペラ「ムツェンスクのマクベス夫人」や、バレエ「明るい小川」が、ソヴィエト社会主義の方向に外れた作品というレッテルを貼られ、ソヴィエト共産党機関紙「プラウダ」紙上でも厳しい非難を浴びることになりました。これを受けてショスタコーヴィチが新たに作曲した作品がこの交響曲第5番です。苦悩から歓喜へ至る曲想など社会主義の勝利を歌ったような作品といわれていますが、そうではなく、ソビエト社会への苦悩と抵抗を描いたものだ、という話もあります。1937年のソヴィエト革命20周年記念日に、ムラヴィンスキー指揮レニングラードフィルによって初演され、この成功によって、彼は見事に名誉を回復しました。 演奏はバーンスタインらしく、濃厚なイメージです。バーンスタインとう人物はロシア系ユダヤ人(ユダヤ系ロシア人?)を父にもつ人です。そのためユダヤ系でもあり、ロシア系でもあります。また、1959にロシアを訪れたときの演奏では客席で聴いていたショスタコーヴィチが感激のあまりステージに駆け寄ったという逸話が残っています。このCDも間違いなく快演、名演といえると思います。また、このCDはこのショスタコーヴィッチの5番の演奏がいろいろ語られる際、スタンダードとして聞かれていることも多いようです。タ○ンワークのCM曲を聴いてみたい方、ショスタコーヴィッチの作品に触れてみたい方にオススメの一枚です。
2004年05月24日
コメント(6)
目がさめると13時でした。実は寝たのが今朝の4時前です。家に帰ってきたのは3時前だったのですが、PCの電源を入れてしまったことが運のツキ、皆さんにいただいた書き込みにお返事を書いたり、ページを少々いじったりしていて、朝の4時を過ぎていました。 なぜ、帰りが遅かったかというと実は人と居酒屋さんに行っていたのです。たまに何かの打ち上げ、とか人とのお付き合いで居酒屋さんとかには出かけてウーロン茶をちびちびやるのですが、いい居酒屋さんだと、お酒を飲まなくても美味しい料理が食べられたり、いいサービスが受けられたりするのでお酒が飲めなくても楽しめたりします。私はわいわいと騒ぐような居酒屋さんより、ちょっと静か目の居酒屋さんのほうが好きなのですが。 私は下戸で飲めないので必然的に食べる方がメインになったりします。昨日の居酒屋さんは料理もそこそこ美味しかったのですが、居酒屋さんの特徴と言うか宿命と言うか料理の味は全体的に濃い目でした。これは飲めない私がどこの居酒屋さんに言っても思うことなのですが、大抵のものは塩辛いのが特徴です。 お酒を飲む人は結構塩辛いものを平気でいったりしますから、あのぐらいの方が丁度いいのだとは思いますが。 それにしても若い人たちのはしゃぎっぷりはすさまじいものがあります。正直に言うと私はお酒飲んで馬鹿騒ぎというのは自分Gあ飲まないことを差し引いても好きではありません。体育会系のノリにもついていけないことがあります。あの、状態を見ると酒池肉林とか、サバトとか言う言葉を思い出してしまいます。ムソルグスキー:組曲「展覧会の絵」(ラヴェル編)交響詩「はげ山の一夜」指揮/ダニエル・ナザレススロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団ナクソス 8.550051このCDはあの廉価版CDで有名なナクソスのもの。安くて、いい録音で、いい音楽を、というのがナクソスのコンセプトのようです。大抵、一枚1000円以内で買えますが、近年はメジャーレーベルが少し古い録音なんかをベスト版シリーズとして価格をさげて再発売したりしているので、安さという面では価値が薄らいでいるのかもしれません。 「禿げ山の一夜」はもともと『魔女』というオペラの一部として書かれた曲です。聖ヨハネ祭の前夜に妖怪たちが禿げ山に集って宴会を開くという言い伝えを、標題音楽にしたものです。嵐の中、集ってくる妖怪たち、不気味な饗宴そして、遠くできこえる夜明けを告げる鐘…。この曲はオペラとしての完成することは有りませんでしたが、この曲を独立した管弦楽曲として書き直したのでした。 ただ現在演奏される版の主流は同ロシア5人組の仲間で、管弦楽法の大家だったリムスキー=コルサコフが、ムソルグスキーのスコアに加筆修正したものです。 さて、演奏の方は可もなく不可もなく、といったところでしょうか。展覧会の絵は、私はどうしてもサックスの音を聞いてしまうのですが、あまりサックスとしてオススメできるものでは有りません。CD全体を通して、所々乱れるアインザッツなども見受けられますが、聞き苦しいほどのことはありません。まさに、入門用のCDとしてぴったりといった印象でしょうか。反面、演奏者の主張が希薄に感じないでもありません。しかし、十分にいい演奏です。 ボロディンの作品も収録されています。ムソルグスキーの作品を気軽に聴いてみたい方、音源の資料としてのものをお探しの方にオススメの一枚です。
2004年05月23日
コメント(2)
今日は曇り空。あまりお天気は良くないようです。いつも通り、鼻の調子が悪くなりつつあります。 調子といえば雨が降ると音の調子も変わってしまうようです。そういう時はやっぱり音は空気の振動なのだと改めて思ったりします。雨が降ると音が湿っぽく感じます。 私が持っているスピーカーはスペンドールという、日本ではあまり一般に知られていないものなのですが、以前はイギリスでBBCのモニタースピーカーを作っていたメーカーの一つです。私のスピーカーも以前のBBCのモニターに準じる仕様になっています。 で、そのスピーカーで聞いてもやはり、天気によって音が違います。湿度と気圧の関係で音が変化するのだと思いますが、基本的の一番音がいいと感じるのは寒くて、乾燥した日です。湿度が上がると音にベールがかかったように感じたりします。夏の蒸し暑い雨の日の音が一番最悪です。 もしかしたら気分的問題なのかもしれないのですが。管楽器奏者は高地などに行って気圧が変わるとリードを選びなおしたりしないといけなくなることがあります。若干ですが、天気によってもリードを選びなおさなければならないことがあります。 私は雨の日や、曇りの日はピアノの音を聞きたくなります。何故かは良くわからないのですが。そこで今日の一枚。ピアニスターHIROSHI/新動物の謝肉祭 セブンシーズ (キング)KICC-270KI このCDはピアニスト、キーボーディストである、ピアニスターHIROSHI氏によるアルバム(本名、吉田洋)。彼は年東京芸術大学学理科を在学時より音楽雑誌などに寄稿を始め、編曲などを行なうようになった人物。クラシックや歌謡曲をユニークに混ぜ合わせて独創的な世界をピアノで表現、エンタテインメント性あふれるアクロバティックなアレンジを得意としています。 ピアノのことは良くわからないのですが、技巧的にも相当な演奏です。以前、テレビで氏が右手と左手で違う曲を弾く、というパフォーマンスを見たことも有ります。内容としてはクラシックのパロディー音楽といえばいいのでしょうか。笑える楽しいアルバムになっています。中でも音楽モノドラマ「水戸黄門珍遊記」は最高です。 雨の日にしっとり聞くには向かないかもしれませんが、雨の日に部屋で「クスッ」と笑いながら、「ガハハ」笑いながら楽しめる音楽です。 全ての、音楽を楽しむ人々にオススメの一枚です。
2004年05月22日
コメント(4)
今日は晴れです。一日良い天気になりそうです。昨日までの数日間がウソだったかのような爽やかな天気になりました。さて、昨日は、楽譜のペーパーレスについて少し書きましたが、皆さんから、いろいろなご意見や話題の提供をいただいて、ありがたくおもっています。 紙というのは一種のアナログ式の記録媒体です。レコードに溝を刻むように文字という記号を紙に鉛筆やペンで書き込んでいく行為になります。これを保存するとなると、綴じて保管するほかに方法はありませんでした。その後、写真にとってマイクロフィルムに保存して保管するという方法も使われてきましたが、銀塩フィルムに焼き付けることはまだアナログ処理でした。これは丁度、銀塩写真と、デジタルカメラで撮影した写真が違うことを考えていただければよいと思います。 音を記録する行為も、最初はアナログのレコード、続いて、磁気媒体(カセットテープなど)そして、デジタルへと移行してきました。 時代が移り変わっていく中でいろいろな記録媒体が用いられてきましたが、基本的に筆記による紙への記録は永久的になくならない気がします。レコードや、カセットテープがほぼ死滅状態に追いやられていくのに対し、紙への筆記という行為はいまだにスタンダードな手段です。ワープロが普及しても、PCが普及して高性能化しても変わりなく、文字の記録の最も標準は紙への筆記です。 文字を記録することが完全にデジタル化されることは未来永劫無いのかもしれません。そう考えると、ペーパーレスになることは望めないかもしれません。この先技術や文化の変化によってどうなるかは分かりませんが。そこで今日の一枚(というより、今日は一本?)THE NOVA SAXOPHONE QUARTETCRYSTAL RECORDS C153(輸入盤)これはCDではなく、カセットテープです。今から20年位前まではどこでも見かけたミュージック・テープと言う代物です。但し、録音はちゃんとデジタル録音です。で、テープだから、随分昔に買ったかといえばそうでもありません。せいぜい4~5年、前です。なぜか、CDは存在していませんでした。今でもそうですが、おそらくアメリカやヨーロッパではまだカセットテープが現役のメディアであるところも多いようです。ただ、録音の方は結構古いのかも知れません。 内容はTHE NOVA SAXOPHONE QUARTETによる、サクソフォーン四重奏曲集です。クレリスの「序奏とスケルツォ」、アブシルの「ルーマニア民謡による組曲」、ピエルネの「民謡風ロンドによる序奏と変奏」など、クラシカル・サクソフォーンの四重奏曲としてはスタンダードな曲目となっています。 演奏は可もなく不可もなく?と行った感じです。少し音色がクラシカルではない部分も感じたり、バランスの悪さを感じたりもしますが、全体的に聞くと、ある程度参考演奏にしても良い演奏だと思います。また、アブシルの「ルーマニア民謡による組曲」は比較的全曲録音の少ない曲目なので貴重かもしれません。 ただ、これだけ録音再生可能なデジタルメディアに占領された日本では、このテープを家庭で聴くことすらできない人がいるのではないかと思ったりします。現に、カセット・デッキは持っていないが、MDデッキは持っているという人も多数いるようです。 カセットテープが聞ける環境の方で、サクソフォーンを吹く中高生を始め一般の方々にオススメの一本です。
2004年05月21日
コメント(2)
台風の影響もあってか今日も雨模様です。5月後半にも関わらず、既に梅雨がきたかのような様相です。 さて、以前から我々、ダッパーサクセーバーズの中で楽譜の管理が一つ大きな課題として論じられています。基本的に楽譜の収集、管理はダッパーイエローことI氏に一任されているのですが、彼の性格上、収集という点では何の問題も無いのですが、管理という点では少し疑問が残っています。そのことは自他ともに認めていることのようなので、何とかしなければならないのですが、いまさら、衣装ケース3箱にも登る蔵書の整理をするとなると一大事です。欠けたパートのある曲はまた、楽譜を買いなおすしかないのですが、それも入れ替わりの激しいアンサンブル楽譜、廃盤、絶版になっている可能性も高いと思われます。 取り急ぎ行なわなければならないのは使用頻度の高い楽譜の整理と、これから購入する楽譜の管理です。 以前、メンバーではなしあったときに冗談交じりで出た話題は楽譜の電子化。データ化された楽譜をリムーバブルのメディアに記録し、楽譜に見立てたモバイルマシンに取り込んでそれを見ながら吹く、というものです。で、ペダルスイッチによって画面が切り替わり、楽譜の2枚目、3枚目と次々に送られていく、というもの。今の技術を持ってすれば、そんなに難しいこととは思えないのですが、やはり、楽譜という性質上、なかなか本の電子化ほど力を入れてくれそうに無いので期待は持てないかもしれません。どこかのメーカーさん、是非開発してください。 データ化すると、保管場所もコンパクトで済みます。衣装ケースを抱えて楽譜を持ち歩く必要もなくなると思うのですが。現在、一般に一部の楽譜自体は電子化されて、データにして持ち歩いたりしていますが、演奏者が見るときは必ず紙に印刷しなければ使い物にはなりません。楽譜のペーパーレス化を行なうためには明らかに表示するためのハードウエアが欠落していると思われます。これでは結局大量に紙が必要であることはかわりが有りません。まあ、紙で表示することが何百年も続いた世界です。 そう簡単に切り替われるものでもないとは思いますが、これから登場するアイデアや、技術にひそかに期待したいものです。楽譜通り演奏する、という概念ができたのも楽譜というものの存在が登場してから、かなりたってのことだったようなので、電子化ということにもそれなりの時間がかかるのかもしれません。 そこで今日の一枚。バッハ/無伴奏チェロ組曲ヨーヨー・マソニークラッシク S2K 63203(輸入盤)このCDは世界的なチェリスト、ヨーヨー・マ氏が他ジャンルのアーティスト作りあげた映像シリーズ『INSPIRED BY BACH』の録音音源です。 以前、この曲はT.SAXに編曲された清水靖晃氏のCDを紹介しました。 因みに映像版でのそれぞれの曲のパートナーは、庭園設計家ジュリー・メサヴィー氏(第1番)、18世紀の建築家ピラネージ氏(第2番)、振付家マーク・モリス氏(第3番)、映画監督アトム・エゴイアン氏(第4番)、歌舞伎俳優板東玉三郎氏(第5番)、アイスダンス、ペアの金メダリスト、ジェーン・トゥーヴィル&クリストファー・ディーン各氏(第6番)となっています。 楽譜の話になりますが、そもそも、現在の5線譜にいたるまでに様々な楽譜が存在していました。大体の流れを書いてみると、 動機譜(エクフォネティック譜)は 音楽のいくつかの基本的な動機(モティーフ)を文字や記号で表したものです。中世の東方教会の聖歌やユダヤ教聖歌の楽譜に用いられていました。 ネウマ譜というものは メロディーの動きを目で見えるように曲線や点をつかって具体的に表示します。このネウマ譜はグレゴリオ聖歌の表示法として有名ですが、日本の朗詠や、単旋律の音楽を示すのに用いられました。 文字譜はメロディーを作っている個々の音の高さを文字あるいは他の記号で表したものです。中世のころヨーロッパで用いられていましたし、アジアでも広く認められています。 タブラチュア譜(奏法譜)俗に言う、タブ譜のことです。 文字や数字などで、楽器の演奏法(弦楽器の弦を押さえる部分、指づかい、弾き方、管楽器の穴の開閉など)を表示するものです。15~17世紀のヨーロッパではリュート、オルガン、ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバなどの楽器のために各種のタブラチュア譜が用いられていました。日本の三味線文化譜というのも一種のタブラチュア譜と言えます。ギターやウクレレのためのポジション表というのもこれに含めることができます。 私は楽譜の歴史にはあまり詳しくないのですが、バッハ(J.S.バッハ)の時代には五線譜が一般的に使われていたようですが、まだまだ、スラーやアクセントといった細かな表記などは曖昧だったり、無かったりしたようです。また、リピートの回数や、リピートの時のヴァリエーションなども決まった形がなく、演奏家のアドリブによるところが大きかったようです。 さて、ヨーヨー・マの演奏は絶品です。私が語るにはもったいない演奏かもしれません。確実なテクニックと、素晴らしい音楽性で円熟した演奏を聞かせてくれます。 全ての人に聞いていただきたい、お勧めの一枚です。
2004年05月20日
コメント(9)
今日は雨です。たぶん明日も雨な気がします。鼻の調子が悪くなりつつあるので、そう感じています。 雨が続くと、鼻炎が発症する確立が高くなります。(何故かは判りませんが)梅雨なんかは、かなりの確立で鼻炎です。鼻詰まりのおかげで、楽器を吹こうにも苦しくて仕方ないので、じっと我慢の季節です。どうしても、というときは薬を使うのですが、薬を使うと激しい眠気と倦怠感、咽の渇きに襲われるのでよほどのときしか飲みません。よく量を減らせばいい、といわれたりするのですが、量を減らすと途端に鼻炎が止まらなくなる、という結果に。何とかいいものは無いのでしょうか。 いろいろ試してみましたが、いまだにこれといった解決方法が有りません。 さて、雨から思い出す曲は?と聞くと皆さんは何を想像するのでしょうか?雨というタイトルがつく曲だけでも星の数ほどアルト思います。「雨に歌えば」、「雨の慕情」、「雨音はショパンの調べ」、「水色の雨」、「雨降る街角」、「長崎は今日も雨だった」、「9月の雨」、「アカシアの雨がやむとき」、「城ヶ島の雨」、「スペインの雨」等など思い出すだけでも、ジャンルを問わず様々な音楽があります。そこで、今日の一枚。サキソフォビア/シェルブールの雨傘Saxophobia / Les Parapluies De Cherbourg SAIDERA RECORDS SD-1021H (SACDとのハイブリッド仕様) このCDは現在様々なシーンで活躍するジャズミュージシャン4人で結成されたサキソフォビアの演奏。緑川 英徳(alto sax)、竹内 直 (tenor sax, bass clarinet, flute)、岡 淳(tenor sax, flute, alto flute, 篠笛)、井上"JUJU"博之(baritone sax, soprano sax, flute)と言うメンバーです。 シェルブールの雨傘は、ジャック・ドゥミ監督による、カトリーヌ・ドヌーヴ主演のミュージカル映画です。ストーリーの方はまあ、DVDでも見たいただくのがいいかもしれません。ちょっと悲しい恋の物語です。音楽はあの、ミシェル・ルグラン。そう、最近では車のミツ○シのランサーセデ○アのCMに「ロシュフォールの恋人達」から、「キャラバンの到着」という曲が使われていましたので、皆さん、どこかで耳にしていることと思います。因みに、この、「ロシュフォールの恋人達」もジャック・ドゥミ監督、カトリーヌ・ドヌーヴ主演のミュージカル映画です。 演奏の方はまさに、ジャズアンサンブル。曲によっては、グルーヴ感がたまりません。ジャズでありながら、サクソフォンアンサンブルの要所は抑えた演奏のように思います。 なお、このCDはSACD(Super Audio CDの略)です。SACDは、ロスレス圧縮されたものが記録されていて、マルチチャンネルに対応、ダイナミックレンジも従来のCDを超え、120dbものレンジが得られるというものです。ただ、私はSACDが再生できるシステムを持っていないので普通のCDでのフォーマットしか聞いていません。ハイブリッド仕様なので、普通のCDプレーヤーでも、従来のCD音質で聞くことが可能です。ただ、SACDにはあと2曲、ボーナストラックとして、どれかの曲が、別テイクで入っているようです。 SACDをお持ちの方、JAZZのサックスアンサンブルを聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2004年05月19日
コメント(2)
今日は徐々にお天気が崩れていきそうな空模様です。もしかしたら、もうじき降りだすかもしれません。さて、先日、同級生のところに子どもが生まれました。彼とは小学校から高校まで同じ学校に通い、中高生時代は吹奏楽部をともに経験した間柄です。去年ひとまわり年下の彼女と結婚し、先日男の子が生まれました。 それで、出産祝いに何か持っていこうと思い、懇意にしている近所の布団屋さんへいきました。出産祝いで無難なものはやはりタオルケットとかの類なので。で、出産祝いということで、予算を告げてオススメのものを出してきてもらったのですが、それがミッフィーの柄のタオルケットでした。 実はスヌーピー柄もあったのですが、最近人気なのはミッフィーだそうです。スヌーピーは原作者が無くなったためか、キャラクターをいろいろなところが使い始め、さらにゲームセンターのクレーンゲームなどで大量に安いぬいぐるみが出回ったため、キャラクターとしての希少性などが薄れていて、少々チープに見えるようになってきたとのこと。 ということで、ミッフィーのタオルケットと綿毛布を購入しました。 ミッフィーは有名なので皆さんご存知だと思いますが、グラフィックデザイナーであり、絵本作家でもあるディック・ブルーナ氏の描くかわいいウサギのキャラクターです。さらに言えば、ミッフィーというのは英語名で実は本名はナインチェ・プラウスと言うそうです。なんと、直訳すると「ふわふわなウサギちゃん」らしいのです。そして日本名があるのも驚きです。日本名は何と「うさこちゃん」、何のひねりも無くそのままです。 でも、現在日本では、「うさこちゃん」と呼ばれるより、「ミッフィー」と呼ばれることのほうが多いようです。 オランダで思い出しましたが、オランダの方は相当身長が高いらしいです。オランダは自転車でも有名な国なのですが、その自転車のサイズを見ても日本人とはかなり身長がちがうことが想像できます。でも、イメージとしてはやっぱり、チューリップと、風車でしょうか。ネーデルランド、海抜より低い国ですね。 そこで、今日の一枚。アルノ・ボーンカンプ/Saxophone SonatasGlobe GLO 5032(輸入盤)このCDはオランダ、アムステルダム生まれのボーンカンプ氏によるアルトサクソフォーン・ソロ。氏はグラズノフ、ミヨー、ドビュッシーといったサクソフォンのベーシックなレパートリから、現代作曲家の委嘱作品まで吹きこなすという人物です。オーレリア・サクソフォン4重奏団のテナー奏者としても活動しています。 演奏の方は多少、録音のなのかも知れませんが、音色が、多少硬く感じます。しかしどの曲も完成度が高く、テクニック、音楽性ともに素晴らしいものです。部分的には若々しく、少し気張った演奏ですが、逆に溌剌としたい良い印象を受けます。ガヴァンボディはロンデックス氏の録音も聞いたことがありますが、円熟した印象のロンデックス氏の演奏に対して、ボーンカンプ氏は若さ溢れる快演と言った感じでしょうか。 サックスを吹く全ての方、また、オランダのクラシカルサクソフォーンを聴いた見たい方にオススメの一枚です。
2004年05月18日
コメント(6)
今日は昨日と違ってまずまずのお天気です。昨日、せめて今日ぐらいのお天気だったら、と思うのは贅沢でしょうか。人に言うと「日ごろの行いの悪さが出てる」といわれました(鬱)。 さて、昨日の演奏会を終わってみて、やはり、お客に受け入れられる演奏会をするためにはある程度曲目を考える必要もあるのかな、と思ったりしています。今までお客のことを考えていなかったのか、というとそうではなく、きちんと考えていたのですが、問題は客層なのです。我々、アンサンブルで演奏会をするときは一番のお客はやはり、吹奏楽でサックスをやっている学生さんです。で、この客層にあわせて編曲すると、どうしてもアンサンブルコンテスト向けの曲を選択せずにはいられません。 ところが、吹奏楽をやっている人間が思っているほど、アンサンブルコンテストは一般の人々に対してはメジャーではないので、当然、マニアックな選曲になってしまいます。難しいのはそのあたりの選曲のバランスを考えること。一般の方にも受け入れられやすく、しかもアンサンブルコンテストなどで取り上げられやすい曲となると、かなり曲目が限られてしまいます。 また、アンケート。演奏会でアンケートを常に採っているのですが、学生さんに良かった曲、演奏して欲しい曲など書いてもらうと、やはり、自分が演奏したことのある曲、これから演奏する曲などを書きます。これはこれでいいのですが、本来のアンケートの意味はあまり無い解答になってしまいます。 選曲をやる点でいつも悩むのがこのあたりのバランス。おまけに演奏者としてやりたい曲というのもありますので、それがからむとなおさら、選ぶ曲に制限が加わります。私自身は最近、食わず嫌いをやめて、人に言われるがままの曲を文句をいわずにやろうと決めているのですが、人はそれぞれなので、皆が私のように思ってくれるわけではありません。 そうなってくるとやはり、趣旨ごとに違う演奏会を開くのが良いかもしれません。わたしとしては今回のプチコンサートのような演奏会を多く開けるようになると、聴衆との距離も縮まってよいと思っています。大きい演奏会では多少マニアックになるにしても、小さい演奏会では融通も利きやすいので、客層によっていろいろに対応しても良いかもも知れません。 何事にしても、気楽に、気軽に楽しめることも入り口には大切なことかもしれないと思う今日この頃です。そこで今日の一枚。大序曲《1812年》、ダッタン人の踊り~ロシア管弦楽曲集/ゲルギエフ指揮:ワレリー・ゲルギエフサンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場合唱団オランダ王立海軍軍楽隊員フィリップス PHCP-21033このCDはロシアの指揮者、ゲルギエフによるロシアの管弦楽作品集。様々な曲からの抜粋や、序曲などを聞くことが出来ます。ゲルギエフはモスクワ生まれの指揮者で、1978年にキーロフ劇場(現在のマリンスキー劇場オペラ団バレエ)デビューした人です。35歳で同劇場の芸術監督に就任後はロシア・オペラを積極的に上演しつづけています。また、ロッテルダム・フィル首席指揮者、メトロポリタン歌劇場首席客演指揮者も務めるほか、手兵マリンスキー・オペラ&バレエを引き連れ、世界で公演を行なっています。このCDの録音時はオケの名称がまだ、サンクトペテルブルク・キーロフ歌劇場管弦楽団でした。 演奏はロシアらしいエネルギーに満ちたもの。ただ、音の響きは昔のロシアの演奏に比べるとよりインターナショナル化しているように思います。 他にガイーヌから「剣の舞い」や、「ルスランとリュドミュラ」序曲なども収録されています。 大序曲「1812年」はチャイコフスキーの作品で、ポレオンに率いらたフランス軍が、ついに大国ロシアに攻め入り、統率のとれたフランス軍の攻撃に、強大なロシア軍も窮地に立たされましたが、“冬将軍”と呼ばれる大寒波の襲来により、フランス軍はついにはロシアから撤退しました。それから68年後の1880年、に全ロシア産業工芸博覧会の開会式のための音楽を依頼されたチャイコフスキーは悩んだ末、ロシア軍が歴史的勝利をおさめた1812年の戦争を、テーマに作曲しました。 大きく分けて、三つの部分で構成され、一部ではロシアの苦悩が、二部では戦闘の様子が、そして三部ではロシアの勝利が描かれています。クライマックスは何と言っても三部で、大砲の音が轟いたり(現在のコンサートではシンセサイザーなどが用いられますが、かつては実際の大砲を空砲で使っていました)、チャイムが華やかに打ち鳴らされたりします。また、フランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」のメロディに対してロシア国家で応戦し、フランス軍の敗退を描きだすといった趣向が使われています。 大砲の轟音とともにチャイコフスキーを聴いてみたい方、ポピュラーなロシア音楽を聴いてみたい方にオススメの一枚です。(大砲の生音が録音されているCDとしてはエリック・カンゼル指揮、シンシナティ交響楽団の演奏などがあります。)
2004年05月17日
コメント(4)
本日はプチコンサートです。でも雨です。(泣)しかも本番の後、吹奏楽の練習が…。またまたハードな一日です。とりあえず、今日はもう出かけます。今日の一枚は帰宅してからになりますが、いつもと違い、かなり遅い時間になる予定。目処は23時ごろでしょうか。では、リハに行ってきます。↑只今、帰って来ました。8月に吹奏楽の演奏会があります。また、詳細はそのうち、このHPにもUPしたいと思っていますので、興味のある方はそれまでお待ちください。 今日は一日結構な雨でした。またもや、リハで散々ばてた後の本番でした。やっぱり、フルートとサックスは一緒にやろうと思うと気を使います。PA使用でフルートの音をマイクで拾ったのですが、PAはそんなに高度なものを使用しなかったので、PAを使っても音域によってはフルートの音を消してしまいそうになります。まあ、ホールも音楽用のホールではなく、狭く響きすぎる場所だったので、そのせいもあるのですが。 本番は用意した客席が少ないとはいえ、立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。お客より、演奏者の方が多かったらどうしよう、という心配が杞憂に終わってほっとしています。 で、本番の演奏は…聞かないで下さい。凡ミス、大ミス、多発してしまいました。でも、お客さんは楽しんで帰ってくれたようでホッと一安心です。今日はあまり、サックスや、吹奏楽といったものに普段関心が無いような方も聴きに来てくださっていたようで、なんとも嬉しいことでした。やはり、いろいろな方に聞いていただいて楽しんでもらってこその演奏会です。聞き手が楽しめる演奏も重要だなあ、とつくづく思いました。さて、そこで本日の一枚。VIVE LA FRANCE!魔法使いの弟子/デュトワ/フレンチ・コンサートLONDON (ポリドール) F32L-20312このCDはデュトワ/モントリオール響によるフランス音楽の作品集。シャブリエの「狂詩曲スペイン」やイベールの「喜遊曲」なども収録されています。 魔法使いの弟子といえば、ディズニーのファンタジアにも取り上げられた曲です。ミッキーマウスの魔法使いの姿をどこかで見たことがあるかもしれません。ファンタジアを見た方はあの通りなのですが、ストーリーとしては魔法使いの大先生の弟子が大先生の唱える呪文を盗み聞いて大先生が留守の間に箒に呪文をかけて家事や雑用をさせてしまおうとするのですが、箒に風呂に水を汲んで入れる呪文をかけたまではいいのですが、呪文のとき方を知らない弟子は止めることが出来ず、最後にはパニックに陥ってしまいます。家中水浸しの状態。そこに大先生がようやく帰宅し、呪文を一括して水をかたずけてしまう、というものです。曲を聞くと情景が浮かんでくるようです。ディズニーがファンタジアでこれを映像化したのもわかる気がします。 このように全編、気楽に楽しめる音楽が多いアルバムです。ポップスはありませんが、まさしく、ちょっと気軽なファミリーコンサート風の選曲です。 魔法使いの弟子を聴いてみたい方、気楽にフランス音楽に触れてみたい方にオススメの一枚です。
2004年05月16日
コメント(7)
今日も良いお天気ですが、徐々に下り坂の様相です。 さて、明日はダッパーサクセーバーズ出演のプチ・コンサートが開かれます。今日は午後からその合わせなので、またまたフライング状態で日記を午前中のこの時間に書き込んでいます。というのも、夕方からは吹奏楽団の方の練習が入っているからです。吹奏楽団のほうは、今度6月の20日に小学校で訪問演奏会を行ないます。私は定期演奏会だけよりもこういった音楽活動にも大きな意味があると思っているのですが、プロ、アマ、を問わず、音楽活動を行なっている皆さんはいかがでしょう? さて、「プチ」で思い出しましたが、皆さんは昔話の「花さかじいさん」をご存知でしょうか。大概の方は知っていると思うのですが、あれに登場する犬の名前を覚えているでしょうか?周囲の人に聴いて回るとほとんど100%に近い方が「ポチ」と答えます。確かに歌でも、「♪うーらーの畑でポチが鳴く~正直じいさん掘ったれば~」となっています。 ところが、これは正確に言うと間違い。正しくは「しろ」という名前です。(何かどっちでも、どーでもいいって感じの名前ですが)で、何故ポチになったかというと、明治時代頃に入ってきたフランス語の影響らしいのです。フランス語で小さくてかわいらしいもののことを「プチ」と言うらしいのですが、それが日本に這いいたときに「ポチ」と発音され、小さくてかわいらしい花さかじいさんの犬に使われるようになったらしいのです。 そう、実は「ポチ」は外来語からきたハイカラな名前だったのです。(皆さん「へぇ~」ボタンは押さなくていいです。)そこで今日の一枚。QUATRE ROSEAUX Saxophone Ensembleキャトル・ロゾー・サクソフォーン・アンサンブルベルウッド(ハラヤミュージック)BW-1002DこのCDは1987年に録音されたキャトル・ロゾーの演奏。私は、このCDで初めてJ.フランセの「小四重奏曲」のプロの演奏を聞きました。他にもグラズノフのカンツォーナ・バリエ、リヴィエのグラーヴェとプレスト、デザンクロの四重奏曲が収録されています。 さて、フランセの小四重奏曲ですが、原題が「Petit Quatuor」まさにプチです。 で、この曲、2楽章はソプラノが完全にお休み。つまり、判りやすく言ってしまえば三重奏の状態です。私は、この曲に初めて取り組むと言うソプラノサックス吹きの方に、「2楽章は特に難しい、あれはちょっとやそっとでは吹けない」と言って回るのが大好きです。確かに「吹くこと」は出来ない上、休符は音楽の中でも難しい表現ではありますが。 演奏の方はキャトルロゾーらしい演奏。小技を使う事無く、しっかりと歌いこんだ旋律と、美しい響きを聴くことが出来ます。実は90年代になってから、似たような曲目で東芝EMIからCDが出ているのですが、こちらは録音のためなのかどうなのか、あまり良くありません。今日のオススメのCDと比べると音がブレンドされていないというか、音色が破綻しているという印象を受けます。 サックスを吹いている全ての方にオススメの一枚です。
2004年05月15日
コメント(5)
今日はよい天気になりました。気温も26度まで上がる予想らしいです。まだ、過ごしやすい方かもしれません。それでも昼間は外出時半そでのTシャツで十分な暑さになってきました。 さて、最近国会議員の方々の年金未納問題が取り沙汰されています。皆さん年金払ってますか?私はとりあえず払っています。まあ、破綻するかもしれないのですが、破綻しなかったときはきちんともらえるわけで、そのために払ってます。ちょっと高くつく賭けになるかもしれませんが、まあ、ギャンブルと思えばそれもいいかと思っています。私が、ギャンブルと思っているということは堅実な方は年金を払わずにもっと他の方法を考えているのかもしれませんが、私は他の方法が浮かびません。 で、謎なのですが、お偉い議員さん方は、年金を何年~何年まで払ってませんでした、と言っていますが、そもそも「年金を何年~何年まで」と言うところにもウソとからくりがある気がします。年金は未納分のをさかのぼって払うことが可能ですが、それも2年までしかさかのぼれません。だから、未納期間が2年前までだという主張をしている議員先生がいたら、特に要チェックです。いかにも忘れてました、勘違いでしたという顔をして、実は今慌てて払っている可能性があります。 そもそも、勘違いで払わないなんて人たちに年金問題を語る資格自体無いと思うのです。国会議員たるもの、きちんと年金制度を勉強してから審議して欲しいものです。国会議員でも国民年金を払わなければいけないことなど、年金のことをちょっとかじっただけでわかる事柄です。 そんなことを忘れてました、といけしゃあしゃあという議員が悪いのか、はたまた、そんな議員を許す国民が悪いのか。あらゆる手段を使って議員になろうとする方がいるのですから、職業的にも魅力のあるものなのかもしれませんが、利権に群がる構造や、自己保身に大してはすばやく行動し、国民の声には緩慢に行動する議員がよく国会ででかい口が叩けるものだと、私はいまだに謎です。 因みに、国会にかかわらず、議員という職業は私の最も嫌う職業ではあるのですが。 まあ、これだけではなく、世の中不条理なこと、謎が多すぎると感じる今日この頃です。 そこで今日の一枚。アガサ・クリスティー/名探偵・エルキュール・ポアロオリジナル・TVサウンドトラックヴァージンレーベル (日本クラウン)CRCL-5029このCDはアガサ・クリスティー原作の探偵エルキュール・ポアロをイギリスのグラナダがTVシリーズで制作したもののサウンドトラックです。ご存知、ベルギー生まれの小粋で、ありながらデブでチビ、髭を炊くわけた探偵が“灰色の脳細胞”を駆使して難事件を見事に解決していくというものです。 他にも映画化、TV化されたものがありますが、おそらくこれだけたくさんのものをシリーズ化しているのはこの作品だけではないでしょうか。 で、私はアガサ・クリスティーのミステリーも好きなのですが、何より、このサウンドトラックはサックスが大活躍。(笑)主にポアロのテーマがサックスによって演奏されています。NHKで何度かこのシリーズは放映されていますので、あのエンディングに流れるサックスの演奏を聴いた方も多いはずです。私はあのサックスが聞きたくて買いました。 因みに、シャーロック・ホームズのシリーズもあり、サウンドトラックが発売されていますが、こちらはバイオリンがホームズのテーマを演奏します。 ミステリー好きの方、NHKでみて、あのサックスの演奏が聴きたいと思った方にオススメの一枚です。
2004年05月14日
コメント(5)
今日も雨模様です。後一ヶ月もすると梅雨がやってきます。やはり、雨が降ると、気持ちが落ち込んだり、体調が優れなかったりもします。たいしたものではないのですが私はいくつかの病気を持っているのですが、それらの症状も雨模様が続くと優れなかったりします。 しかし、この雨、私の住む香川県ではある意味恵みの雨なのです。香川県は昔から、年間の降水量が少なく、水不足に悩まされてきました。溜池の多さは日本のトップクラスです。今は、お隣の徳島県から「香川用水」で水を分けてもらっているので、昔ほどの水不足はありませんが、それでも何年かに一度は給水制限があったり、断水になったりします。 子どもの頃は周囲が海に囲まれた四国なので、何故海水を真水にしないのかと不思議でしたが、大量に海水を真水に帰るのにはそれなりのギミックが必要なわけで、かなり大掛かりで高度な設備が必要だと知ったのは随分後のことでした。 そんなことで水不足を懸念してはいるのですが、やはり雨模様だと鬱陶しいものです。最近は自転車で多い私なので毎日が晴天だったらいいのに、と思うこともしばしばです。 今年の梅雨はどうなるのでしょう。しとしと降る梅雨なのか、まとめて一気に降る梅雨になるのか。豪雨になると、これまた、豪雨の対策があまりなされていない香川県にとっては打撃が大きいのでそれはそれで心配です。 そこで今日の一枚。グローフェ/組曲「グランド・キャニオン」他指揮:アンタル・ドラティデトロイト交響楽団LONDON (ポリドール)FOOL-23084このCDはグローフェ、コープランドといったアメリカの作曲家による作品を収録したもの。グランド・キャニオンは私が中学生のときには音楽鑑賞の授業用教材として使われていた曲でもあります。日の出、赤い砂漠、山道を行く、日没、豪雨の5曲の組曲です。随所にジャズの手法も取り入れ、豪雨ではお目にかかるのが珍しいウインドマシーンの音も効くことが出来ます。 演奏の方はというと、ドラティらしいストレートな表現というか、小細工しない感じがこのアルバムの曲目とあっていて良いのではないかと思います。ただし、全体にシンフォニックではありますが、日の出や豪雨などは、もう少し前に進む感じがあっても良いかもしれません。豪雨ではクライマックスに雷が一発入ります。 グランド・キャニオンの演奏ではオーマンディーのフィラデルフィア盤が有名なようですが、残念ながら私は聞いたことがありません。ただ、このドラティ盤は一緒にコープランドの作品も楽しめる点でよいと思います。 クラシックの入門用の曲を探している方、アメリカの作曲家の曲を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2004年05月13日
コメント(4)
最近肩凝りがひどくなりました。以前から肩が良く凝る方だったのですが、最近、首の方の筋からきているようです。最も私は顎関節症持ちなので、もしかしたらそれが一番の原因なのかもしれません。顎関節症になったら、楽器を吹くことも控えた方が良いのかもしれませんが、わたしはこの20年ばかりお構いなしに吹いて何の不都合も起きていないので、気にしていません。ただ、最近特に肩こりがひどいのはもしかしたら、顎関節症のせいかもしれないなあ、と思うようになりました。まあ、しばらく様子を見てどうしても耐えられなくなったら病院行きかも知れませんが、今のところは大丈夫です。肩こりにも慣れがあるらしく、激しい肩こりに慣れてしまうと、結構凝っていても気にしなくなります。体には当然負担をかけているので、そのうちがたが出るとは思うのですが。 他にも肩が凝る一つの原因は私の首が細さかも知れません。因みにワイシャツのサイズは首回りが37cm、袖丈が84cmです。既製品は確実にサイズがありません。最近のワイシャツはサイズがS、L、Mになっていたりするのですが、当然、そんなサイズのワイシャツは体に合いません。なのでほとんどのワイシャツはイージーオーダーか、フルオーダーになります。本来一着3000円くらいで買えるワイシャツが、オーダーのため、10000円近くに跳ね上がります。たまに首廻りが37cmで袖丈82cmのワイシャツを見つけて買ってしのいだりしていますが、やはり、袖の長さは少し足らない感じです。袖が短いワイシャツを着るとこれまた肩が凝ります。何かしら、既製品の窮屈さを感じてしまう出来事です。世の中既製品化され、人間まで統一規格になってしまうのではないかと思って恐ろしくなってしまいます。さて、そこで今日の一枚。SAXOPHONE COLOSSUS(サキソフォン・コロッサス)SONNY ROLLINS(ソニー・ロリンズ)ビクター VICJ-23501このCDはいわずと知れた、JAZZテナーサックスの巨匠ソニー・ロリンズの代表作です。JAZZファンでこのアルバムを聞いたことが無ければ、おそらくモグリといわれても仕方ないかも知れないほどの有名なアルバムです。 ソニー・ロリンズのことを知らなくても1曲目の「ST.THOMAS」のメロディーを聴いたらああ、聞いたことのある曲だ、という方は少なくないはず。 JAZZファンにとってはもっとちがった意見があると思うのですが、私の聞く限りでは、無駄な力の入っていない、非常に聴きやすいアルバムだと思います。肩に力が入っていない、まさに肩の凝らない演奏です。かといって、ソニー・ロリンズという人の個性が希薄という意味ではなく、きちんとしたキャラクターをもった音色と、演奏を聞くことが出来ます。 尚、このアルバムはモノーラル録音なのですが、それを忘れさせる優秀な録音と秀逸な演奏のものだと思います。 JAZZファン、サックスファン、また、これからJAZZを聴いてみたいと思うJAZZ初心者の方にもオススメの一枚です。
2004年05月12日
コメント(4)
今日は最高気温が28度まで上がるらしいです。この気温はもう夏です、間違いありません、確実に今日は夏です。 先日来書いてきたように私は夏の暑さが本当に苦手です。なにせ、今からもう夏バテしようかという勢いです。私は、小学校の頃は水泳が得意でプールが大好きでした。今思えば、プールに入っていると夏ばてせずに済むからだったかもしれません。でも、体育の成績は常に地を這うものでした。他のスポーツは苦手でからっきし駄目だったのです。走る、打つ、投げる、どれをとってもまるっきり駄目でした。運動能力ゼロに近かったかもしれません。しかし、水泳となると全くの別物で、クラスでトップレベルに豹変しました。その理由のひとつには、小さい頃、喘息治療のため、毎週のようにプールに通っていたこともあげられるとおもいますが、それに加えて、夏の暑さを逃れるための小さい頃からのプール通いがあったかもしれません。 夏になるとなんとか、エアコン以外の方法で涼しさを感じられる努力をしてみるのですが、必ず8月末が近づいてくる頃にはバテと寝不足で目の下にクマが出来て体重も減ってしまいます。そこで今日の一枚。EACH TIME大滝詠一CBSソニー (Niagara)CSCL-1664このCDは「ロング・バケイション」に続くオリジナル・アルバムとして84年にリリースされ、大瀧詠一氏初のオリコン・チャートで1位に輝いた作品。もちろん当時はLPレコードというメディアでした。私はオリジナルのLPも持っていますが先日来から書いているようにいまはLPが聞ける環境を持っていないのでこのCDしか聞くことが出来ません。 作詞家の松本隆氏とアルバム全曲をコラボレートした内容になっています。、サウンド的には「A LONG VACATION」よりさらに凝った作りとなっていますが、まさに大瀧ワールド、Naiagaraサウンドです。アルバムには1.魔法の瞳2.夏のペーパーバック3.木の葉のスケッチ4.恋のナックルボール5.銀色のジェット6.1969年のドラッグレース7.ガラス壜の中の船8.ペパーミント・ブルー9.レイクサイド・ストーリーの計9曲がクレジットされています。 「EACH TIME 20th Annniversary Edition」というアルバムが先日発売されさらにボーナストラックが収録されているようなので、これから購入される方はこちらを選んでも良いかもしれません。ちょっぴり切ない松本氏の歌詞とNaiagaraサウンドを聴きながら木陰で涼めたら、夏も乗り切れる?かも知れません。以前に紹介した「ロング・バケイション」とともに、これからの季節に聴くのにオススメの一枚です。
2004年05月11日
コメント(0)
今日は雨模様。激しく降る時もあって荒れ模様の様相でもあります。さて、高松ウインドシンフォニーの定期演奏会も終わり、次はダッパーサクセーバーズのプチコンサート。曲目は、演奏会のお知らせのページを見たいただけるとお判りいただけると思います。極端にシビアな曲もなく、ポップス主体の演奏会になっています。ゲストがフルートということで、一緒に演奏するという話を聞いたときにはかなり不安があったのですが、フルートはPAを使用するそうです。PAを使用するのは個人的には反則技のような気もするのですが、サックス6本にフルートが対抗するためには仕方が無いことなの知れません。 さて、プチコンサートの後にも私が参加する演奏会がもう既にいくつか決定しています。そう考えると今年はちょっと忙しい一年になりそうです。11月には毎年恒例のアンサンブルコンサートがあります。こちらは今回のプチコンサートとは違って、クラシカルな曲や、ラージアンサンブル有り、のかなりハードな演奏会です。大筋の曲目は決まったのですが、編曲を依頼しなければなりません。何曲かの編曲依頼は私が担当です。曲目が決まっているのなら、そのまま編曲に出せばいいようなものなのですが、編成や曲のつくりなど、細かい指示をしなくてはいけない部分もあり、それなりに悩みがあります。因みにメインの演奏曲はビゼーの「アルルの女」です。そこで今日の一枚。ビゼー「アルルの女」、「カルメン」組曲指揮:シャルル・デュトワモントリオール交響楽団LONDON (ポリドール) FOOL-23021このCDはデュトワ/モントリオール響によるビゼーの2大名曲の演奏。「アルルの女」の方は有名なアルトサックスのソロがあります。あのアルトサックスのソロがあるためにサックスを吹く人はやはりカラヤン/ベルリンフィルの演奏を愛聴している方が多いと思います。なぜなら、カラヤン/ベルリンフィルはサックスソロがあの、巨匠ダニエル・デファイエによるものだからです。 私もあのデファイエ氏の音色と演奏は素晴らしいものだと思うのですが、カラヤンの演奏は派手な演奏効果を狙いすぎのような気がしてあまり好きではありません。何よりもカラヤンの演奏、知ってか知らずかは不明ですが、明らかに楽譜の解釈が間違っています。第二組曲の最後の曲「ファランドール」の楽譜は"tamburello"という記述があるのですが、この楽器は所謂「タンバリン」のことではなくて、「プロヴァンス風太鼓」の「タンブール」と言う別の楽器です。しかしカラヤンはこれを平気でタンバリンで演奏しています。演奏効果を狙った「わざと」かもしれないのですが、曲は派手になるものの、何となく曲のイメージが損なわれている気がしてしかたありません。 デュトワの演奏は指定どおり、タンブールで演奏されています。やはり、フランス物の音楽を得意としているためでしょうか。演奏自体はデュトワらしいすっきりとした、洒脱な演奏です。人によっては物足りなさを感じるかもしれませんが、大げさなアゴーギグがない分だけ、聞きやすい演奏ともいえると思います。 オーケストラの中でのサクソフォーンの演奏を聴いてみたい方、また、ビゼーの「アルルの女」、「カルメン」を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2004年05月10日
コメント(0)
今日は午前中は雨、午後からは天気が少し回復に向かい、雨も上がりました。午前中は来週に迫ったダッパーサクセーバーズのプチ・コンサートの練習に出かけました。車をおととい洗車したばかりなのに雨の中車で練習に行くことになりました。洗車すると雨が降る…。マーフィーの法則?もどきです。 さて、第20回定期演奏会のことを書いて今日で10回になります。で、今日は演奏会後のことを少し書きます。うちの団は、いつも演奏会が終わるとGWに突入するため、2週間(2回分)練習がお休みになります。なので、普段、土曜日毎の練習も昨日までお休みでした。私自身はこれが悪癖だと思います。なぜかというと演奏会が終わった後、練習参加者が激減するからです。趣味の団体である以上、強制は出来ないのですが、自覚を持って参加して欲しいものです。なので、演奏会が終わってから、練習は休みにしないのがいいのではと私は思うのですが、多数決の団の方針に逆らうことも出来ず、従っています。 本番直前に思い出したように集まってきても決していい演奏は望めないと思うのです。もし、いい演奏だとしても悔いの残る演奏会になってしまいます。私は、団員であってお客さんではないので、自分達でコツコツ作り上げる演奏会でなければならないと思っています。なので、付け焼刃な演奏会では満足できないのです。 まあ、私の愚痴や、これからの反省は定期演奏会の反省のときに思いのたけをぶつけるとします。 さて、演奏会は意外に体力を消耗します。準備から始まって、リハ、本番、片付けという長丁場なので当然といえば当然です。そして体力だけでなく精神力もかなり消耗します。演奏会の間集中力を持続することはかなりきびしいことなのです。お酒が飲める人はお酒を飲んでその辺を解消していた利するらしいのですが、下戸な私はお酒を飲むと逆に大変なことになります。ほっとけば徐々に回復するのですが、何かしらの方法で消耗を回復したい気もします。なかなか難しいのですが。以前は本番の後、神経が高ぶって一晩練られないこともしばしばでした。そこで今日の一枚。アディエマス*聖なる海の歌声東芝EMI (ヴァージン)VJCP-25180このCDはカール・ジェンキンスとマイク・ラトリッジによるアルバム。基本的にシンセサイザー+オーケストラ+ヴォーカルになっています。 何となく不思議なサウンドがします。民族音楽風でもあり、イージーリスニング風でもあり、電子音楽風でもあり、という非常に表現しにくい音楽です。 尚、タイトルは「聖なる海の歌声」ですが、ポール・ウィンターのようにイルカやシャチと一緒に演奏しているようなものではなく、あくまで曲のタイトルとしてのものです。なので、あのイルカミュージックが苦手な人でも、気にする事無く聴けます。 曲は何となく落ち着くものです。まさに深い海のそこにいて、明るい地上の世界を見上げるような感覚を受ける音楽です。アイリッシュミュージックのようでもあり、オリエンタルチックでもあり、純粋にクラシカルでもありといった印象です。ジャンルが無いような感覚なのですがなぜかそれが逆に懐かしいような、不思議な感覚を与えてくれます。精神を落ち着けてくれるだけではなく何か力強いものを与えてくれるアルバムのような気がします。 何かで消耗して疲れている方、また、これから、体力や精神力を使うという方にオススメの一枚です。
2004年05月09日
コメント(2)
今日も良いお天気ですが明日に向かって徐々に下り坂のようです。ゴールデンウィークが終わって始めての週末。待ち焦がれていた日とは結構いると思うのですが。 さて、演奏会にはアンコールというものがつき物です。プロの演奏会でもアンコールにこたえて1曲か2曲はプログラムに無い曲が演奏されることが多いようです。私の住む香川県では何故か演奏会の時の拍手が寒々としていて(内の団体に限らずプロオケの演奏でも)音楽を愛する人間にとってはさびしーい、結果になりがちです。先日の20回定期演奏会でも、最後の曲が終わって指揮者が一旦引っ込んだら拍手がやんでしまい、気まずーい空気が会場に流れました。指揮者が再登場して拍手が再開し、事なきを得たのですが、あの間の悪さはステージにいる演奏者にとっては結構耐えがたいものでした。もしかしたら、演奏がまずかったせいでアンコールが来なかったのかもしれませんが、折角アンコールも練習している手前、アンコールを演奏しないわけには行かないのです。 これは私が勝手に思うことなのですが、観客は「どうせアンコールも演奏するんだろ。」と言う気持ちで拍手を止めてしまったのではないかという気がします。それならばそれで観客のマナーの悪さを感じるのですが。 マナーといえば、この田舎では演奏会のマナーもあまり良いとは言えません。遅れてやってきて演奏中の出入りはご遠慮ください、この曲が終わるまでお待ちください、といわれたおばちゃんが何で入れてくれないんだ、とごねて扉の係の人間と押し問答になったとか、演奏中に携帯がなるわ、子どもがぎゃーぎゃー無くわ、ということが多すぎます。幸いこの間の演奏会ではそれは無かったようですが。今回のアンコール曲は「ダニーボーイ」とマーチ「海を渡る風」でした。「ダニーボーイ」は民謡ものですが、「海を渡る風」は委嘱作品を作曲していただいた田中先生の作品です。 さて、アンコールのハプニングですが、まだありました。とあるパート全落ち事件。俗に落ちるとは、演奏中にふけない部分が出来てしまうこと。つまり、音が落ちて存在しなくなることを言います。で、そこがソロだったりすると音楽に空白が出来てしまうわけです。とくに練習量が少ないアンコールなどでは危険で今回も同じパートの人間が全員吹けずに落ちてしばし空白。(ウチのパートではありませんでしたが、いつ何時同じことをしてしまうか判らないので笑えません) もちろん、アンコールでなくても、飛び出し、落ち、などは発生します。稀にプロの演奏会などでも同じ光景を見るぐらいなのでアマチュアの我々なんかは日常茶飯事です。本当はそれではいけないのですが、予防しても事故は起こるものなので、練習して確立を出来るだけ提げる努力しかありません。 そこで今日の一枚。プロコフィエフ(淀彰編曲)/バレエ音楽「ロメオとジュリエット」指揮:フレデリック・フェネル東京佼成ウインドオーケストラ佼成出版 KOCD-3311このCDは1986年と1987年に新宿文化センターにて行なわれた構成ウインドオーケストラの定期公演の一部を収録したもの。他にレスピーギのローマの噴水や、コダーイのガランタ組曲なども収録されています。 演奏はどれをとっても佼成ウインドらしいすっきりとしたサウンドでクオリティーも高いものです。ライブにもかかわらず、スタジオ録音とあまりかわらないクオリティーだと思います。 ただ…プロの演奏にとっては致命的と思われるほどの事故が…あります。「ロメオとジュリエット」の曲でGP(ゼネラル・ポーズ)が存在するのですが、そこでクラリネットが一人飛び出しをやってます。飛び出しも凄いですがもっと凄いのはそれをそのまま音源にして発売してしまうところかもしれません。空白の部分なら100分の1秒あるいは1000分の1秒にオーダーで音をつないだり編集できるはずなのにそれも行なっていません。何故かは不明ですが。もし、この飛び出しをやった人がエキストラだったりしたら次から絶対に呼んでくれません。団員だったとしても周囲から非難の嵐ではなかったかと思います。結構、笑い事ですまない状態のはずです。 飛び出しのことばかり書いてしまいましたが、フレデリック・フェネル氏の指揮ということもあり、他の演奏もクオリティーの高いものになっています。因みにプロの大ミスが収録されたCDを私は他にも所有しています。(もしかしてそっちの方が聴くに耐えないかも知れませんが。) 吹奏楽がお好きな方、プロの「飛び出し」を聴いてみたい方、ローマの噴水の吹奏楽版が聞いてみたい方、演奏会で飛び出ししてしまった自分を慰め勇気付けたい方にオススメの一枚です。
2004年05月08日
コメント(7)
今日もいい天気です。外を出歩くと少し汗ばむぐらいです。自転車で風を切って走るのが心地よい一日になりそうです。さて、今日は先日の演奏会の目玉の一つ、委嘱作品の演奏について少し書きたいと思います。委嘱作品とは、判りやすくいえばバンドの依頼でかかれた曲です。曲を書いてもらうためにはそれなりの対価が必要なのですが、今回は、版権を買い取らない、ということで格安で書いていただきました。作曲者の田中先生が、高い値段で長大な曲を書くよりも、演奏されることが多い小品を書きたい、という希望を提示されたため、15分から、20分程度の曲となりましたが、吹奏楽の演奏会ではこれだけの長さがあれば、十分メインの曲として通用します。8分程度の曲2曲で構成されているため、吹奏楽コンクールの自由曲としても演奏してもらえそうです。どこかの出版社かた、是非出版してください。 委嘱作品なので間違いなく世界初演であったのですが、曲の構成やつくりも難解な部分がなく比較的取り組みやすかったと思います。逆にこんな曲を吹奏楽コンクールの課題曲にして欲しいと、思ったほどでした。曲名は「東洋の伝説」第一楽章が「太陽礼拝」第二楽章が「北斗礼拝」というタイトルになっています。一楽章はどちらかというと邦楽チックなイメージの曲、二楽章は大陸の騎馬民族系のリズムに支配された音楽です。我々の演奏しかないので、聞いてもらうことが出来ないのが残念ですが、とてもいい曲です。もし、楽譜が出版されたら、たくさんの方に演奏してもらいたいと思います。 特に思うのですが、邦人作品の吹奏楽曲はコンクールの課題曲にとどまらず最近難解なものが多い気がします。その中では、今回の「東洋の伝説」は貴重なレパートリーになりうる曲ではないかと思います。 そこで今日の一枚。古祀(AN ANCIENT FESTIVAL)指揮:秋山和慶佼成ウインドオーケストラ佼成出版 KOCD-3075このCDは佼成ウインドオーケストラによる邦人作品集。元々はレコードでリリースされていたものなので佼成ウインドのかなり初期の録音集のなかの一枚です。アナログ録音、デジタルリマスター盤です。既に亡くなった、兼田敏氏のシンフォニック・ヴァリエーションと保科洋氏の「古祀」が同じディスクに入っていることもおもしろい一枚です。この二人が犬猿の中だったことは吹奏楽界ではかなり有名な話なので、それを考えるとおもしろいと思います。 櫛田テツ之扶(テツの漢字が出ないので)氏の「飛鳥」などは吹奏楽をされた方なら演奏したことがある方も多いのではないでしょうか。あの、ほら貝チックなホルンとペダルティンパニを使ったティンパニーのグリッサンドは衝撃的でした。「古祀」とともに和のテイストたっぷりの曲です。 吹奏楽の「和」の曲を聴いてみたい方、以前からよく取り上げられている邦人作品を聴いてみたい方、もちろん、演奏したことがある方にもオススメの一枚です。
2004年05月07日
コメント(0)
昨日でGWも終わり、世間は今日からお仕事モードなのでしょうか。休みが多い大企業の中にはこの週末まで休みのところもあるようです。 さて、昨日まで演奏会の課題曲について書きましたが、今日はコンチェルトのことについて書きたいと思います。今回の定期演奏会では、トランペットと、クラリネットのゲストをお呼びしてコンチェルトをやりました。実は数年前までは、団員や香川県に在住している方にお願いして、いくつかコンチェルトを演奏したことがあります。今までにもトランペット、クラリネット、フルート、マリンバ、トロンボーンなどの方にコンチェルトを演奏してもらいました。今回は第20回記念ということでプロのミュージシャンを2人お招きしてのコンチェルトでした。 吹奏楽における木管楽器のコンチェルトは特に気を使います。特にフルートやクラリネットのコンチェルトで、もとの伴奏がオーケストラで、それを編曲したものだったりすると、かなり気を使います。オーケストラと、吹奏楽では根本的なダイナミックレンジがちがいます。弱音のレンジもオケにはなかなか勝てません。弦楽器には必殺、弱音器というものもあるので吹奏楽ではかないっこ無いのです。 で、コンチェルトの本番ですが、トランペットの方は私は降り番(演奏に参加していない)だったので、聴くだけでした。感想は、本番が一番いい演奏だったな、と言うことと、プロの方も緊張しているんだな、ということでした。演奏に明らかに緊張感がありました。これも、練習のときや、リハのときを知っているから判ることだと思うのですが。でも、寺島さん、熱い、いい演奏でした。 クラリネットの方は私もステージに乗ったのですが、先日書いた通り、高校時代の恩師、I先生の指揮に緊張し、さらに弱音の発音に緊張し、さらに本番ということで緊張し、という緊張の連続でした。寿命がちぢむ思いでした。(笑)こちらも、本番の演奏が一番いよい演奏だったと思います。近藤さんは中学校の時の先輩なので、身近に凄い人がいるという思いで感激しました。そこで今日の一枚。ロッシーニ&クロンマー/クラリネット協奏曲ザビーネ・マイヤー(クラリネット)ウォルフガング・マイヤー(クラリネット)指揮:イエルク・フェルバーヴェルテンブルグ室内管弦楽団東芝EMI TOCE-6111このCDはベルリンフィルのクラリネット奏者も勤めたことがあるザビーネ・マイヤーとその兄ウォルフガング・マイヤーがそれぞれにクラリネットソロを吹いているコンチェルトのアルバムです。この中のロッシー二作曲の「クラリネットと管弦楽のための序奏、主題と変奏 変ロ長調」を今回の演奏会で取り上げました。このCDの中ではザビーネ・マイヤーが吹いています。 このCDの演奏の方ですが、とにかく凄い、の一言に尽きます。極端に速いテンポ、完璧なまでのフレージングと技術、何をとっても超一級品です。今回我々の演奏会にきてくださった近藤さんでさえ、あの速さでは無理、吹けない、と仰っていたほどです。 一つ、残念なのは演奏のリピートの2回目に当たる部分で明らかに演奏をつないだ後が見られること。リードを変えたのか、録音した時間が極端に違うのか判りませんが、響きが別物のようになってしまいます。リテイクを繰り返す録音現場では結構、一発撮りではないことも多いようです。 しかし、それをさしいても素晴らしい演奏です。 クラリネットを吹かれている方、クラリネットのコンチェルトを聴いてみたい方、少し上品でおしゃれな音楽を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2004年05月06日
コメント(2)
今日は曇ったり晴れたりのちょっと怪しい空模様です。トータルでは晴れのいい天気という感じになると思うのですが。連休で天気が良いとどこかに出かけたくなりますが、インドア派の私は家で音楽を聞いたり、楽器を拭いて(吹くんじゃなくて磨く方)みたりしています。 昨日、課題曲のことを書きましたが、今日も引き続き本番のことも交えて課題曲について書いていきたいと思います。課題曲3祈りの旅 この課題曲は解釈、理解に苦しむ場所が結構あります。結果的に演奏する団体の違いによって個性が出やすい曲ではないでしょうか。タイトルから考えて、「何を祈るのか、何に祈るのか」は今でも不明です。本番は私はひたすら、冒頭のオーボエや、フルート、クラリネットと音程が合うことを本番で祈ってました。もしかしてそれを祈る旅の曲なのでしょうか?(笑)そんなことはないと思いますが。技術的には装飾音符が難しいと感じました。表現的にも、それから、楽器の機構をちょっと無視したような運指。全ての作曲者、編曲者の方にお願いしたいと常々思うことですが、単に音を割り振ってオーケストレーションするのではなく、もっと楽器の特性を考えて欲しいと思います。中高生にとってもむずかしい曲になると思います。課題曲4鳥たちの神話 この曲はいかに最初に吹きすぎず、後半で盛り上げるかがポイントかもしれません。盛り上げすぎには注意が必要です。これも何が神話なのかはちょっと曲からは理解に苦しみますが、曲の途中は、曲の理解すら苦しむ場所もあります。結構長い曲なのでそれなりに工夫と体力が必要です。複合拍子がごちゃごちゃしますが、速いテンポでいかに整理して目鼻立ちをはっきりさせるかがポイントではないかと思います。曲の仕組みを理解する必要があるのですが、仕組みも割と難解なので、アナリーゼしにくいかも知れません。フルートなどには運指にてこずる部分があります。本番はテンポが上がりすぎて苦労しました。課題曲5サード この曲は中高生がコンクールで演奏できない曲です。大学、一般、職場の団体用の課題曲です。但し、必ずこの曲を演奏しなければならないことはなく、演奏することができるというだけのものです。一言でいうと「訳がわからない曲」です。三連符が常に流れていますが、同じ速さで均一に吹くのは結構難しく感じました。また、運指もオープン、クローズが激しい運指なのでトレーニングが必要です。どうも小編成でも演奏できいるように作られた曲のようですが、楽譜どおり演奏し様とするとオーボエやアルトクラりネットが必須になるようです。そういう楽器は小編成で使われることが少ないことを考えると、やはり大きな編成用の楽譜ということなのでしょうか。本番、三連符の裏で動くトロンボーンなどがテンポを煽ってしまい、どんどん速くなってしまい苦労しました。テンポはかっちりと組み立てる必要がありそうです。以上、またもうだうだ書いてしまいましたが、私の課題曲に対する感想はおおむね、こんな感じです。それでは、今日の一枚。吹奏楽コンクール課題曲集VOL.41981~1985SONY Record SRCR2208このCDは昨日のCDと同じく全日本吹奏楽コンクール全国大会のライブ録音から、年代別に課題曲の演奏を集めたものです。機能紹介したCD同様、演奏団体もそれぞれ違います。懐かしの課題曲、「イリュージョン」、「吹奏楽のためのインヴェンション第一番」、「波の見える風景」などが収録されています。私の記憶ではこれらの課題曲の楽譜は今の課題曲のものに比べ、白く、大きい音符でかかれていました。つまり、複雑な音符が少なく、曲も短かったということです。昨日も書きましたが、それを見ても、今の課題曲は難しすぎるのだと感じます。 この時代の課題曲だった「東北地方の民謡によるコラージュ」や、「波の見える風景」などはいまや、いろいろな演奏会で演奏されたり、逆にコンクールの自由曲として取り上げられたりしています。せっかくの吹奏楽の新曲なので、コンクールだけで終わるのはもったいないと思うので、課題曲ももっといろいろな機会に演奏されるべきだとは思います。 吹奏楽部時代が懐かしい30代前半の方、昨日同様に昔の課題曲を聴いてみたい方、吹奏楽のオリジナル曲を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2004年05月05日
コメント(2)
今日は雨模様。昨日、後輩の結婚式は晴れでよかったと思いました。やっぱり、日頃の行いかな、と思いつつ、空を見上げる今日でした。今日は午前中にサックスのプチ・コンサートの練習でした。午後からはちょっと出かけてウロウロしていたので、今帰ってきました。「ゆめタ○ン」という大型ショッピングセンターに行ってきたのですが、さすが連休、近くまで行っても一向に車が進まず立ち往生してしまいました。 さて、タイトルは変わりましたが、今日も第20回定期演奏会のお話です。全日本吹奏楽コンクール課題曲の全曲演奏を今年も行ないましたが、年々、課題曲が難解で技術的にも難しくなっているような気がします。絶対に中学生向けの曲ではありません。(断言してしまいます。)まあ、難易度も含めて感想を少し書いてみたいと思います。課題曲1吹奏楽のための「風之舞」 この曲は、基本的に八分休符から始まる八分音符のリズムが中心になって流れていますが、全ての部分、各パートで吹き方、感じ方をそろえることが結構難しい部分があります。また、同じ形のリズムが続くため、滑りやすく、しまりの無い演奏になりがち。技術的には驚くほど超絶技巧はありませんが、トロンボーンのスライドアクションなどには多少いやらしい部分があったりもします。本番で感じたことは、何よりも曲が長いこと。正直言って、何か、だらだらと、やりたいことを付け足したような印象を受ける曲でした。また、和太鼓があったほうが絶対的にイメージが良いです。スネアで代わりをする事も出来るようですが、コンクールでは、絶対に和太鼓を使った方が雰囲気が出るので有利かと思います。課題曲2エアーズ この曲はスラーや、タイのかかった音で小節線をまたぐ時のニュアンスを研究する必要がありそうです。特に小節の3、4拍目などに八分音符での動きがある場合は要注意。また、スタッカートの前にあるスラーのかかった音の処理にも気を配る必要があります。あと、高音域の楽器、または、各楽器で高音を演奏する時は突出しないよう、にしっかりと下の音域の楽器とのブレンドを感じながら吹く必要があります。音を突っ張ると苦しそうな演奏になりそうです。また、私はアルトサックスのソロ部分やカデンツァ部を吹きましたが、サックスアンサンブルに近い部分では、強弱記号を一段あげる感覚で、しっかり息を入れて響かせる必要があります。但し、フレージングは長く取る必要があるので、ブレスには注意しなければなりません。逆にカデンツァ部では吹きすぎず、勢いに任せる事無く上手く音を処理する必要があります。全体は上空何千メートルの澄んだ空気のイメージでしょうか? 吹奏楽コンクールに興味のない方が読むと、「何だコリャ?」なことを書いてしまいましたが、明日以降、残りの課題曲についても書いていきたいと思います。さて、今日の一枚。吹奏楽コンクール課題曲集VOL.31977~1980SONY Record SRCR2207 このCDは全日本吹奏楽コンクール全国大会のライブ録音から、年代別に課題曲の演奏を集めたものです。当然、演奏団体もそれぞれ違います。懐かしの課題曲、「ディスコ・キッド」や「フェリスタス」、序曲「南の島から」などが収録されています。今の課題曲と比べると、明らかに技術的にも、曲の解釈も易しいものだと感じます。小難しい音楽を小手先でこねくり回すより、わかりやすい音楽を楽しく、美しく仕上げることの方が私はアマチュアのコンテスト向きだと思うのですが、いかがでしょう。今の課題曲は難しすぎます。中学生などは本番でも曲を理解できずに吹いてしまう人がたくさんいるのではないだろうかと思ってしまいます。 年代が古いことや、アマチュアのライブ録音ということもあって、完璧な演奏とはいえませんが、何ヶ月もかけて取り組んだ演奏だけあって、きっちりとした考えられた演奏になっています。おもしろいことに、やはり、団体ごとのサウンドに特徴があったり、時代によって流行のサウンドがあったりすることが聴いてとれることでしょうか。 吹奏楽部時代が懐かしい30代後半の方、昔の課題曲を聴いてみたい方、吹奏楽のオリジナル曲を聴いてみたい方にオススメの一枚です。
2004年05月04日
コメント(4)
今日は少し曇り空です。後輩の女の子の結婚式があるので、空模様が少し心配です。彼女のためにも、お天気、もって欲しいです。 さて、昨日は本番のことをざっと書きましたが、本番、まだまだいろいろなことがありました。それは明日以降に書くとして、意外にも、本番のひ、私の印象に最も残ったものは自分達の本番演奏ではありませんでした。 本番終了後、打ち上げを行なったのですが、打ち上げでは団を立ち上げた人々、その関係者がいろいろなことをしゃべったり、思い出や裏話をしたりと、盛り上がっていました。で、その合間に第1回の演奏会と第2回の演奏会のビデオを流していたのですが(一回目と、二回目だけは、ビデオが残っています。)私がくぎ付けになったのは第1回の演奏会。当時は私もまだ団に所属しておらず(第5回から参加)演奏すら、聞いていないのですが、ゲストがなんとあの坂口新氏。あのとてつもなく素晴らしい音色と、テクニック、そして微動だにしない姿勢にもかかわらず、非常に豊な表現と、感性。ものすごいです。打ち上げで飲み食いするのも忘れて、インディアン・サマーを聞き入ってしまいました。 坂口新氏は既に亡くなっていらっしゃるので、貴重な映像です。また、氏の演奏の録音は残念なことに今ではほとんど見ることが出来ません。そういった点でもなかなか見られないものを見て、感動してしまいました。 さて、打ち上げでは、その他にもTpの寺島さんの高校時代の話や、いろいろな人の善行、悪行が数多く暴露されました。 何はともあれ、楽しい打ち上げになりました。演奏での出来ごと、打ち上げでの出来事の細かいことは明日以降に書くとして、今日の一枚。QUATUOR JEAN LEDIEUOPUS 91 2408-2このCDはデファイエ四重奏団でバリトン・サクソフォーンを担当していたジャン・リュデュー氏が率いるカルテットの演奏です。残念ながら、2002年にカルテットとしての活動は休止してしまいました。ソプラノには、ファブレス・モレッティ氏が参加しています。私が、中学の頃バリトンサックスを吹いていて、一番最初に聞いたプロのバリトンサックスの音色はリュデューしの物でした。当時あの太くしなやかな音色にどれだけあこがれたことか。私の記憶に強烈な印象を残しました。 サンジュレー、ピエルネの「民謡風ロンド」、パスカル、アブシルなどが収録されています。 演奏はスタイル的には純粋にフランス流な演奏です。ただ、解釈の中に工夫が随所に見られ、それがもしかしたら、??と思うことがあるかもしれませんが、よくよく聴くと楽譜にかかれていることを忠実にやっていたりするのが聴いて取れます。あと少し残念なのはデファイエ四重奏団に比べると音色のブレンド感が今ひとつ乏しいところでしょうか。しかし、リュデュー氏の音もまだ健在、という感じで素晴らしいものです。 特にバリトン・サクソフォーンを吹かれる方には必聴の一枚、サクソフォーンを吹かれる全ての方にオススメの一枚です。
2004年05月03日
コメント(0)
定期演奏会が終了してから、既に3日が経過してしまいましたが、いまだに疲れが抜けません。最近、10年前の若さが欲しいと思う今日この頃です。(笑) さて、バテバテの状態、リードが無いピンチの状態で本番を迎えた私。おかげで、普段は一つの演奏会は大抵一枚のリードで乗り切るのですが、今回は3枚のリードをとっかえひっかえして本番を乗り切るハメになりました。まず、1曲め、2曲目は様々な、緊張感と試練をクリアしつつ何とか吹ききり、ついに課題曲に。今回は演奏会の進行の都合上、曲順が課題曲の番号通りではなく、3.1.2.4.5という並びで演奏しました。そして、課題曲2以降は指揮者が変わるという変則的なもの。昨日もいろいろ書いたのですが、課題曲を吹きつつ、中高生の皆さんが、楽譜チェックや演奏チェックをしていないことを祈りつつ、周囲や自分の飛び出しに注意しつつ、という状態でした。中高生の皆さん、頼むからあの演奏は参考にしないで下さい。(汗) トランペットのコンチェルトは私は降り番だったので裏方のお仕事でした。クラリネットのコンチェルトはI川先生の指揮に極度緊張を感じつつ、何とか極小ピアニシモ奏法に耐え、乗り切りました。クラリネットの近藤さん、ブラボー!!でした。 そして、委嘱作品。もちろん我々の団が委嘱したので本邦初公開、間違いなく世界初演の曲です。一番気にしていたお客さんの反応もよく、安心しました。作曲してもらう時に判りやすい曲、という漠然とした注文をつけたのですが、まさに判りやすく受け入れやすい曲だったと思います。アンコールで多少のハプニングはありましたが、何とか最後まで乗り切ることが出来ました。 個人的にはかなりウソも吹きましたが、大きな事故は無い、演奏の質的にも、まずまずの演奏会だったと思います。 ただいつも思うことですが、会場の県民ホールは吹奏楽にとってはあまり演奏を助けてくれるホールとは言い難く、奏者にはきびしいホールなので、練習と違い、かなり息を入れなければ音が通ってくれません。ここにも本番にバテる要因があると思うのですが。ホールの良し悪しや、特徴もある程度演奏に影響してしまうところが難しいところでもあります。そこで今日の一枚。サン=サーンス/交響曲第三番"オルガン付"イベール/寄港地指揮:ジャン・マルティノンフランス国立管弦楽団東芝EMI TOCE-7011このCDはサン=サーンスの交響曲「オルガン付」が収録されたもの。このオルガン付はその名の通りオルガン演奏付の壮大な交響曲です。演奏するには必ずパイプオルガンが必要なため、パイプオルガンのあるホールや教会でしか演奏することはできません。以前、吹奏楽で電子オルガン(商品名はエレクトーン)を使用して演奏しているのを聴いたたことがありますが、編曲されたことを差し引いても全くの別物でした。パイプオルガンは基本的にホールや建物全体を楽器としているので、トータルでの響きやあの重厚感、建物全体を震わせるような低音は電子楽器とスピーカーでなかなか再現できるものではないと思います。 マルティノンの演奏は色彩感も豊かで細かい描写にも気配りをされたもの。それでいて音楽の作り方に「わざとらしさ」をあまり感じさせない名演だと思います。 フランスの演奏団体らしく、イベールの寄港地が収録されていて、こちらも聞きものです。 オーケストラと、パイプオルガンの荘厳で華麗な響きを聴いてみたい方、ホールごと楽器というパイプオルガンと、その中で演奏するオーケストラの響きを楽しみたい方にオススメの一枚です。明日は「20回記念定期演奏会は。パート4」として打ち上げでのことなどを書きたいと思います。
2004年05月02日
コメント(3)
今日から5月。そしてゴールデン・ウィーク真っ只中になりました。私はゴールデン・ウィークだからといってどこかに出かけたり、何か特別なことをしたりはしません。ゴールデン・ウィークは練習するか、家出ゴロゴロするか、というのが定番です。 さて、昨日の続編です。朝、ホールに9時集合で9時半からリハの開始だったのですが、何よりも楽だったのは今年はセッティングが前日の夜に終わっていたこと。以前は当日の朝にセッティングしていたので、それに比べると格段の違いです。朝、起きた時はなぜか本番の実感が湧かずにボーっとしていました。出掛けに忘れ物をして取りに帰る始末。緊張感も何もあったものではありません。 ウチの団ではリハーサルは大抵、演奏と逆の順にすることが多いので、リハーサル最初から根性を入れてやらなければなりません。いつも思うのですが、金管楽器の方々、お願いだから、本番の音量でリハーサルも吹いてください。本番にいきなり本気で吹かれると、木管は音量に追いつけなくなってしまいます。(泣)そんなこんなで、リハーサルが終わった後はもうヘトヘトでした。「お疲れさまー」といってそのまま帰りたいぐらいの勢いでした。(笑)私は、大変なことに今まで使っていたリードが本番前になってほぼ全部死滅してしまったので、焦りながら、リードを選ぶハメに。あまり使いたくなかったのですが、リハのときは合成リード「レジェール」を使用しました。 とにかく、アマチュアの演奏会では特に木管楽器のクラリネット、フルートあたりの人々が萎縮して本番で音が出なくなることがありますが、私はいつも本番ほど、しっかり息を入れることを心がけています。金管に対抗するためにもですが(笑) リハーサルでも、本番でも一番気を使った曲はクラリネットのコンチェルト。ソロがクラリネットだけあって、極小の音量で噴かなければならない場所が随所に。しかも、飛び出し、出遅れ現金です。さらに、高校時代のコワーイ恩師、I川先生の指揮となればバンド全体が緊張の渦に。でも、この緊張感が、いい音楽を生み出すのですが。 緊張感といえば、本番は何が起こるか判らないいやーな緊張感があります。数年前、「シェエラザード」を全曲演奏したのですが、そのときに起こった事故は今でも覚えています。本番で某パートが全員落っこちて数秒間空白に。あな、おそろしや。本番後に某パートより事情を聴取した結果を想像すると、体力が持たないのでそれぞれが時々サボるらしいのですが、たまたま、パート全員でサボったんだとか。サボること自体それはなしのような気もするのですが。まあ、打ち上げの酒の肴にされたのは当然の話です。そんなところで、今日の一枚。リムスキー=コルサコフ交響組曲「シェエラザード」、組曲「サルタン皇帝の物語」指揮:ウラディーミル・アシュケナージフィルハーモニア管弦楽団LONDON (ポリドール)POCL-9832このCDはアシュケナージの指揮によるシェエラザードと、サルタン皇帝の物語(組曲版)が収録されたもの。個人的にはシェエラザードはデュトワ盤の演奏が一番だと思うのですが、このCDには、一緒に最近余り演奏されているのを聞いたことが無い、組曲版のサルタン皇帝が収録されているのでこちらを紹介しておきます。実はサルタン皇帝の物語の中の「第四幕への前奏曲(3つの奇蹟)」も以前、ウインドシンフォニーが演奏した曲目です。この曲は今から20年以上前は吹奏楽コンクールの自由曲として取り上げられたりしていましたが、最近は滅多にそこでも聞かなくなりました。幻の名曲(?)になりつつあります。 シェエラザードは「アラビアン・ナイト」をモチーフとしたもので、当初は楽章ごとに標題がつけられていましたが、出版の際には削られ、てしまっていたようです。 このアシュケナージの演奏は可もなく、不可も無く、といった印象を感じます。ただ、全体的にライトなつくりでロシア音楽らしい重厚感にかける気もします。私はアシュケナージと言う人は金管楽器に独特の響きを求めている気がするのですが、皆さんはいかがでしょう。金管楽器は、もっとしなやかで重厚になってもいい部分が沢山あると思うのですが、なぜか比較的薄っぺらなり方のような気がします。その点同じ軽やかさを感じるデュトワ盤は重厚感も感じ、全編を通して流麗、洒脱なイメージを持つことが出来るのですが、アシュケナージの場合はちょっと違います。 とは言え、十分に楽しめる演奏ではあります。最後に、サルタン皇帝から、「くまんばちの飛行」も収録されています。アラビアン・ナイトに思いをはせながら、シェエラザードを聴いてみたい方、くまんばちの飛行のオケ演奏を聞いてみたいかた、また、サルタン皇帝の物語、を聴いてみたい方にオススメの一枚です。明日も第三弾の20回記念定期演奏会は。をお送りいたします(笑)
2004年05月01日
コメント(0)
全31件 (31件中 1-31件目)
1


