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今日は『まんまる倶楽部』の例会がありました
『まんまる倶楽部』というのは、北日本新聞社が主催している女性の読者限定の会員制倶楽部です。 定期的に開かれる例会には、いろんな分野の有識者を呼び講演会やショー、など多彩なパフォーマンスが期待されて、刺激的で有意義な一時が過ごせます会費は決して安くはありませんが、それなりに学ぶものも多く“自分磨き”にはイイと思い、私は自分へのご褒美にと入っています。
今まで来られた方々は、例を挙げると・・・女性登山家の今井通子さん、ブライダルデザイナーの桂由美さん、女優の壇ふみさん、等など。 桂由美さんのときは、ドレスや着物のファッションショーも見せていただきうっとりと酔いしれて見ていました
さて、今日のゲストは・・・俳優の“林 隆三さん”でした俳優座養成所のご出身で、同級生には前田 吟さん、地井 武夫さん、太市喜和子さん、栗原小巻さん、などいらっしゃるとの事。
そして幼い頃から、私の大好きな俳優さんでした NHKの時代劇で『天下堂々』という番組がありました。 平賀源内役に山口崇さんが出ていて、林さんは源内と交流のある浪人役でした。私はその浪人役の林さんに一目惚れしてしまって欠かさず見続けました
そして、ちょうど私が青春時代の頃、映画で『早春物語』というのが入りました。主演が原田知世さんで、林さんは主人公がほのかに憧れ想いを寄せる中堅エリート商社マンという設定でした。主人公が憧れ想い続け、いろんな形でアプローチし年の離れた林さん扮する商社マンから見て稚拙ながら必死の姿に、なんとなく微笑ましくもあり自分自身を重ねて見ていることもありました。
話が進んで、核心に迫ったとき驚きの展開になりました。その中堅商社マンは、何と主人公の実の父親だったことが分かるのです。主人公の母親とその商社マンは、彼が学生時代からの恋人同士で深く愛し合っていました。大学を出て商社に勤めた男性は、しばらくして海外勤務を命じられます。彼は主人公の母親に一緒に来て欲しいと願いますが、彼女は結局行けませんでした。そして二人は別れたのです。ところが、彼女は身籠っていて、それが主人公だったのです。母親の全ての事情を黙って呑んで一緒に結婚してくれたのが、現在の主人公の父親で田中邦衛さんが演じていました。そして母親は大分前に既に他界していました。
自分達が実は親子であったことを知り、愕然とするのです。やがて、林さん扮する商社マンは、また海外へ旅立っていきます。自分の娘である主人公に「大好きだよ!!」と言い残して・・・。
空港でその飛行機を見送る主人公の姿がフェードされてエンドマークでした。
今日はその林さんが、宮沢賢治の作品やその他地方色豊かな小品をムードたっぷりにジェスチャーを交えて朗読してくださいました。会場はシーンと静まり返ってその素晴らしい朗読に聞き惚れていましたさらにその後、ピアノを弾きながら歌う“弾き語り”更に更に・・・「愛の賛歌」「千の風になって」を独唱されたのですオペラ歌手さながらによく伸びる声を響きにもう何と言っていいのか絶句状態で「このまま時が止まって永遠に続けばいいのに」と胸中ひそかに祈り続けました
本当に素晴らしい一時でした幸せな時間を持てて良かったです
胸焦がし想いで探る 走馬灯
甘い時 遠くに聞こえゆ 君の声
命の灯 燃やし続けて生む力
see you again
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