仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.01.24
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カテゴリ: 宮城
石巻文化センターには、石巻市出身の彫刻家高橋英吉の作品が展示されている。

1911年(明治44年)石巻町湊本町の遠洋漁業を営む家に生まれ、石巻中学校、東京美術学校研究科(現在の東京芸大大学院)彫刻科木彫部へ。後輩となる佐藤忠良とも知り合う。親の反対を押し切っての上京だったようだ。壁を乗り越えようと、研究科を中退して鮎川から南洋捕鯨船に乗り込み、後の海の三部作制作の契機を得る。

28歳の若さで、第3回文展において「潮音」が特賞を受賞し、将来を嘱望されたが、1941年戦地に応召し、41年ガダルカナル島で戦死。31歳。輸送船内で流木に彫った不動明王像が遺作とされる。81年、三部作の1つ「潮音」のブロンズ像が、日英豪3国協同建設のガダルカナル島平和公園に、シンボルとして建立された。

ご令嬢の幸子さんも版画家として活躍されているのだそうだ。

(石巻観光ガイドブック平成21年6月、 石巻文化センターHP  ほかから)





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最終更新日  2010.01.24 08:31:47
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