仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2023.04.27
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カテゴリ: 東北
新型コロナでマスク着用の緩和(3月13日)が行われたが、その後も外出時に常にマスク着用という人が6割にのぼる。そして、都道府県別では、広島県が72%と割合が最高だ。

これは、第一三共ヘルスケアのネットによるアンケート調査(資料 資料 )。3月17日から19日に実施。全国で4,700人が回答。

概要はこうだ。

・マスク着用ルール緩和後も、61.6%は外出時に常にマスクを着用
・理由で最も多いのは「感染が不安」(52.1%)で、「慣れてしまった」45.9%、「花粉症などアレルギー対策」40.6%、「周りの目が気になる」28.7%などと続く。
・なお、女性では「素顔見られたくない」(26.3)、「メイクが面倒」(26.6)も。
・着用率が最も高い都道府県は、広島県。最低は奈良県。
 1位広島県(72.0%)

 3位愛知県(69.9)
 45位佐賀県(60.3)
 46位福岡県(60.1)
 47位奈良県(56.4)
・緩和後の変化では、「外すことが増えた」は20.8%にとどまり、「変わらない」が70.8%と多い。都道府県別で「外すことが増えた」や「常に外すようになった」の回答率が最も高いのは沖縄県。
 1位沖縄県(32.0%)
 2位佐賀県(31.0)
 3位大阪府(29.0)
 43位群馬県・島根県(15.0)
 45位 秋田県 ・岡山県(13.0)

・依然、感染対策(手指消毒、手洗いうがいなど)を実施しているのは鳥取県。「変わらない」や「頻度が(やや)多くなった」の回答が88.0%である。
 1位鳥取県(88.0) 
 2位神奈川県(87.0)
 3位広島県・島根県(86.0)
 41位石川県・三重県(72.0)
宮城県 ・大阪府・岐阜県・千葉県(71.0)
 47位福井県(66.0)

マスク着用行動は、感染症だけでなく、周りの目など社会的な要因もあろうから、複合的に考えるべきなのだろう。もう慣れた、メイクが面倒、なども面白い。もし、マスクを外させる政策を考えるなら、各要因の寄与度や相互関係を考えるのだろうか。

クロスセクションでどれだけ「地域性」が分析できるのか分からないが、広島が、マスクを着用する人多い、外すように変化した人もいない、感染対策も変わらない、の三拍子そろって「保守的」だと有意に言えるなら、相当に興味深い事象だ。

わが東北では、秋田と宮城が「変化した」方で登場だ。





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最終更新日  2023.04.27 08:29:08
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