おでん先生のお茶の間ディベート

おでん先生のお茶の間ディベート

2023年08月04日
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いよいよ明日からである。
試合では
メリットがない
デメリットも小さい
とまあディベートあるあるの様相を呈していて否定側が取れるかどうかで勝ち負けが決まると思っているようですが。
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メリットはダイナミックプライシングの導入
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デメリットは地方路線の廃線
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です。
考えられる論点
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○地方路線の廃線を救う 地方を守るなど
→いくら値上げれば、赤字続きの地方路線を守れるのかまで証明できているのか
どうかが勝敗の分かれ道。
地方路線単独で計算したら、30分くらい乗って何千円もかかってしまうのかも。
何千円なら安い方か。
JR東日本のような大企業が全区域で初乗り80円→100円くらいに10%程度の値上げをすると一つの路線は救えそうですが。
ただ、JR東日本も巨額の赤字をかかえた地方路線をなん路線も持っていますよね。
さあいくら値上げれば助かるのでしょうか。
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○鉄道会社の安全を守る
→どうも安易に値上げできないことから各鉄道会社は施設の安全管理にも不安があるようです。
ところでこの論点もいくら値上げしたら
問題が解消するのでしょうか?
そもそも、列車を走らせるだけで精一杯の地方鉄道会社はそんな経費ありません。
例1 北海道で乗降客3名の駅舎管理の年間費用100万円を出せなくて、この地域の行政は駅舎管理をあきらめました。
例2 千葉県内のある駅で、トイレが壊れたまま使用禁止にした。JRは市に対して必要ならば、管理は市に委ねると提案したが、市側もそれはJRのトイレだからと管理を拒否。かといって駅の外側に誰でも使える公衆トイレをつくることも拒否。乗客は困っているという。
例3 8月2日の報道にあったように
しなの鉄道の脱線事故は枕木が老朽化のために線路幅がずれて線路から脱線したとのこと。
JRから払い下げられて管理がされていたとのことですが、点検では異常は発見できなかったという。
今後の対策として、コンクリート枕木を何本かに一本の割合で入れるらしいがその費用2億円は鉄道会社には負担できず、国や県に要望していくとのこと。
しなの鉄道 4年連続赤字でコロナが終わりかけて客足が戻ってきたところなのにという感じ。
鉄道会社にも地方自治体にもお金はありません。
いいえ、正確に言うと、費用をかけた分の効果が見込めないと考えているようです。
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○バランスのいい運輸体制 ダイナミックプライシング
・現在は自由なタイミングでの値上げはできないです。だから時間によってある時間帯のある地域は運賃を割高にするようなプラン自体が成り立ちません。
現在はラッシュ時にある地域からある地域に対して乗車率100%を超すような満員列車になります。
プラン後は
各鉄道会社が自由に料金を変えられます。
そうするとあまりにひどい区間だけ、あるいは時間だけ例えば追加料金10%上乗せとかできるのです。
あとはその追加率と効果は比例の関係になるでしょうから大きく値上げれば、効果は大きく出ます。
また、誘導したい路線や時間帯を割安にすることで鉄道会社の利益を減らすことなく人の分散ができます。
ヨーロッパでは長距離列車に導入されているようです。あとは日本国内では飛行機、高速バスなどでも導入されています。
先日話題になった東京湾アクアラインの休日の夕方の千葉→東京の大渋滞を緩和するために高速料金を変えるロードプライシング制を導入したとか。
→これの最大の疑問点は
効果が不明だという点です。
その不明な効果を、反論できたら否定の勝ち。
守り抜いて効果はあり、そのことで社会のシステムの何が変わるのか
まで説明できれば肯定側の勝ち。とみています。
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デメリットの論点は
●乗客の負担
肯定側は値上げると言っているのだから
その値上げで
誰がどのように困るのか説明できれば発生はする。
・サラリーマン→定期代は会社持ち
・学生・高校生・一部中学生→親の負担
・仕事をしていない人→負担
・年金生活者→もらえる額の決まっている年金生活者からすればどんなことだって値上がることは生活に響きます。
・あとは客の年代を問わず、いわゆる貧困層という人たち。
中学生ですから、どんな人たちがどれくらいいるという話をします。
だけど、使っている資料に信憑性があるのかはなはだ疑問です。疑問はあるのだけどどの中学生も崩せない資料を使います。不思議な話です。
現在ある県では経済的負担のために
何千人という生徒達が退学していくというフレーズなのですが、
何千人もいったん入学したにもかかわらず、経済的な負担故に退学していくそうです。
そして、プラン導入することにより、さらに何人退学せざるを得ないのでしょうか?
そこが差分と言って
ディベートでは大切な部分なのですが
プランを導入していない現在の話をだいぶ丁寧にします。
プラン後は少なからずいます。的な話です。
だからまったく大きくないのです。
ディベートはゲームですからわずかでも上回っていればいいという話です。
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●地方路線の廃線
→今は地方路線が経営を圧迫しているという程度です。そのことで鉄道会社が困っているという立場なのです。
→株主からすれば、自分の株が上がらないのは
鉄道会社がいつまでもローカル線を維持しようとしているからだと考える。
もしも、鉄道経営で赤字路線に対して廃線が出せたら、株主は得をする。
→自由に値上げしたら、こんな値上げをするのは地方路線のせいだという話になり、地方赤字路線廃線運動が起こる。
→地方赤字路線を残すためには、地域との協議会を持って地域として残したいのか、残すのなら地方自治体としていくらまでなら出せるのか、地域住民は何ができるのか話し合う必要性がある。
ところが地方には鉄道に投入するほどの経済的な余力が無い。
その結果廃線になる。
まあ何もしなくても、廃線の話はあちらこちらで行われ、プラン後どの程度の廃線危機が進むのか定かではないが。
こんな見立てをしている。





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最終更新日  2023年08月04日 12時00分08秒
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