おいしいブログページ

2007年07月16日
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カテゴリ: 栄養士種
ひさびさのブログ書き込みになってしまいました。

遊んでいたわけではないんですけれど、次から次に処理することが多くて、書く閑がありませんでした。
なんて言い訳に過ぎないですね。

さて、日本中の栄養士が20年度から施行の「特定健診・保健指導」の研修に振り回されそうな今日この頃です。
えっ、それって何?
それは20年度から健診制度が大きく変化して今までのような「やればいい」健診ではなく「やったからには実効あるものに」となるのです。要は生活習慣のよくない人を拾い上げて(この拾い上げる尺度の一つが今話題のメタボリックシンドロームでその判定に使うのが腹囲85cmってあれです)健康を害する前に生活習慣を改めてもらおうという取り組みです。

このために健診でメタボと判定された人には保健指導をすることが義務化されました。それに当たるのが医師・保健師・管理栄養士と明文化されたのです。

全国で対象となる人が4000万ともいわれ管理栄養士が足りない。また管理栄養士の技術を同質に高めなければならないとして日本栄養士会ではこれにあたる会員の「実践研修」を全国規模で始めています。

去年の年度当初にはなんにもそんなことは言われていなくて突然の制度変更にビックリです。しかしまあ仕事が増えるのはうれしいことで、がんばりましょう。


会終了近くに業者の方からこの保健指導のために開発したシステムというものを見せてもらいました。国立健康・栄養研究所との協同開発?といっていました。

これは保健指導のそのものを自動化するものでその特徴は
指導コメントの自動作成
にあるようです。

もちろん対象者の抽出やデータの管理、その他の事務的なことは含まれるわけですが。

この指導コメントの自動作成。国立健康・栄養研究所との協同研究によるアルゴリズムとロジックを用いて事細かなコメントが提示される。さらに指導媒体も自動的にプリントアウトされてくるらしい。

とすると、人間の管理栄養士の仕事って何をすればいいんだろう。
出てきたコメントを読み聞かせること?

指導時間が15~20分とされている短時間に事細かなコメントを瞬時に読み判断しその中から行動変容にもっとも適すると思われる項目を選別して対象者に理解させやる気を起こさせる。

難しい!

それより何より、自分の感性がまったく入る余地がない?


栄養士のしごとってコメントを読むだけになる?恐れが大きいように思う。

どうしたって印刷されて出てきた文章のほうが、特に国立健康・栄養研究所のお墨付きなんていわれたら特に、そっちのほうが権威があるように思われてしまうんじゃないかしら。

PCでの条件付けに判断って実態に沿わないことが多々ある。
介護保険の判定システムも実態とそぐわないと不評だった。

評価ロジックがどうなっているのかがよく提示されていないシステムは使いづらい。



経験をつんだ栄養士なら「おかしい!」と直感するけれど経験の浅い人や初めからこれしか知らないで育ってしまったら・・・恐ろしい。

このようなシステムが普及してPC教が蔓延したら、実践研修など幾らしても意味なくなる。というよりもっともっと実地の実践研修を積まないと実効ある指導ができないように思うんだけど。

給食管理のシステムを作って売っている身としては痛し痒しなんだけどね。
栄養計算だってPC処理が当たり前になってしまって数字の意味や食品の意味を理解しないままに仕事をしてしまうことが多くならないか、とっても心配なんです。結果の数字のみを見てその経過を見過ごしてしまいそうな気がする。

だから今荷重平均の処理をシステムに実装するべきかどうか、悩み中なんです。これってホントに地道な単純な作業だから実装すればとっても便利なのはわかっているんですけれど、荷重平均をだす意味ややり方を理解せずに結果だけ出していいものか・・・。






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Last updated  2007年07月16日 22時35分48秒


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