2023年11月22日
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カテゴリ: Jazz・Blues・ラテン
アメリカのブルースバンド「ポール・バターフィールド・ブルース・バンド」のデビューアルバム。
1965年10月発売。
このバンドの事はこれまでに何度も書いてるけど、デビューアルバムの事はまだ書いていなかった。

バンド構成
Paul Butterfield – Lead vocals (all but 4, 5, 7曲目), Harmonica
Mike Bloomfield – Lead guitar
Elvin Bishop – Rhythm guitar
Jerome Arnold – Bass guitar
Sam Lay – Drums, Lead vocals (5曲目)



(このLPは22〜3歳の頃に梅田のLPコーナーで2ndアルバムの「East-West」と同時に買ったように思う。
 当時、本当によく聴いた。それにしては盤質はかなりよく良い音で聴けた)




A面
1曲目「Born In Chicago」
2曲目「Shake Your Money-Maker」
3曲目「Blues With A Feeling」
4曲目「Thank You Mr. Poobah」
5曲目「I Got My Mojo Working」
6曲目「Mellow Down Easy」

B面
1曲目「Screamin'」

3曲目「Mystery Train」
4曲目「Last Night」
5曲目「Look Over Yonders Wall」






ブルースロックのバンドなら白人にも多かったのですが、当時、白人でのブルースバンドは
珍しかったようです。

その後、多くのミュージシャンがカヴァーした曲もあります。
A面1曲目の「Born In Chicago」です。
この曲はアメリカに銃社会の危険さに1965年の段階で警鐘を鳴らした曲。

3曲目「Blues With A Feeling」も大好きな曲。この曲はブルースのスタンダード曲のカヴァー。
オリジナルは1947年に発売されました。
5曲目「I Got My Mojo Working」はアップテンポなブルース。
ボーカルはPaul Butterfieldが担当していますが、Bobby "Blue" Blandのような
歪んだ声での熱唱がカッコいい!
6曲目「Mellow Down Easy」も好きな曲。軽快なナンバーです。

B面1曲目「Screamin'」はインストです。
2曲目「Our Love Is Drifting」はこのアルバムで一番好きな曲。
ミディアムスローなガチブルースナンバー。
3曲目「Mystery Train」はかなり有名な曲。
1953年にジュニア・パーカーが書いて大ヒット、その後、エルヴィス・プレスリーがカヴァー。
その後も多くのブルースシンガーやロックバンドがカヴァーしています。
4曲目「Last Night」はがっつり歌を楽しめるスローブルース。
5曲目「Look Over Yonders Wall」のオリジナルは1945年。
カヴァーしたヴァージョンはMike Bloomfieldのギターがカッコ良すぎます。
この曲も多くのアーティストがカヴァーしています。

このアルバムから始まったPaul Butterfieldの歴史ですが、
1987年に44歳で亡くなっています。それまでに名盤を何枚も残しています。
ブルースもブルースロックも大好きなのでPaul Butterfieldが参加したアルバムは
どれもクオリティの高いアルバムのように感じます。
ブルースロックならTen Years Afterが最高です。

最近またブルースもよく聴くようになってきて、アナログ盤でしか持っていないアルバムの
ボーナストラックたっぷりのリマスターCDも欲しくなってきた。






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最終更新日  2023年11月22日 07時16分27秒


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