2024年02月29日
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藤山一郎さんと古関裕而さんがタッグを組んで大ヒットした曲をカップリングしたシングル盤。
1977年5月1日発売。
このコンパクト盤に収録されてる2曲ともオリジナル音源ではなく1960年代に再録音したものです。





A面「長崎の鐘」
作詞 サトウ・ハチローさん  作曲 古関裕而さん  編曲 村山芳男さん

オリジナルは1949年7月1日発売で編曲も古関裕而さんが担当しています。
1959年9月発売のLP盤「藤山一郎なつかしの歌声」があり、冨田勲さんの編曲のクラシカルなイメージの
ヴァージョンもあります。
このシングルは村山芳男さん編曲ヴァージョン。多分1960年代後半にレコーディングされた物だと思う。

このヴァージョンを聴くといつも1954年「ゴジラ」1作目の中で少女たちが合唱する 「平和の祈り」の
場面を思い出す。

セルフカヴァーの2ヴァージョンも素晴らしいのですが、やはりオリジナルが一番です。
ベスト盤などを買ってもそのヴァージョンが当たるのか書いていないのでわからない。
編曲者が裏ジャケなどに掲載されてたら編曲者でどのヴァージョンかわかる。



B面「ニコライの鐘」
作詞 門戸ゆたかさん  作曲 古関裕而さん  編曲 佐伯亮さん

このヴァージョンもイントロから女性コーラスを使い感動的に仕上げてる1960年代に再録した
ヴァージョンです。
オリジナルはこのシングルヴァージョンよりもやや重く始まります。
この古関裕而さんとのコラボの2曲はコーラスはなく、声は藤山一郎さんだけの声の方が
感動できる。
オリジナルは1951年12月10日発売でした。(昭和26年)

古関裕而さんが提供した楽曲なら、この2曲が特に有名で名曲なのですが、
自分は1953年発売の「みどりの雨」が特に好きです。
昭和28年の楽曲とすれば歌詞もアレンジもおしゃれで1950年代のユーミンのような。
「♪ゴルフ帰りの セダンが走る 乙女峠に ホロホロと」が何となくユーミンの
「♪緑のクウペが止まる 雲を映し Sure love my True love 昔より遊んでるみたい」を
思い出させる。
「みどりの雨」の作詞家は丘 灯至夫さんです。
当時にすればかなり若者向きな曲やオシャレな曲が多いように思う。
「高原列車は行く」「東京のバスガール」「あこがれの郵便馬車」「白いランプの灯る道」や
有名な「高校三年生」もそうです。
70年代になるとテレビ漫画の主題歌も多く書いています。
「ハクション大魔王」「みなしごハッチ」「キカイダー」など…


古関裕而さんが藤山一郎さんに書いた名曲はまだまだあります。
CDでは結構持ってるので、また少しずつ聴いていきたい。














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最終更新日  2024年02月29日 02時45分13秒
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