全126件 (126件中 51-100件目)
イギリスのR&Bシンガー「Billy Ocean」の1986年1月発売のシングル。6枚目のアルバム「Love Zone」に収録されてる曲。A面「There'll Be Sad Songs (To Make You Cry)」アルバム「Love Zone」の先行シングルとしてアルバムより3ヶ月早く発売された。このバラード聴くと英語がまったく分からなくても自然と心が震えると思う。ビリー・オーシャンの声と歌唱は気がつくと胸の中に入ってきてて、胸と目頭が熱くなる。当時はMTVのようなMVを流す番組でかなり流れてたので映像を観た人もかなり多いと思う。全米1位を獲得した名バラードです。メロディーも美しく、極力シンプルにアレンジされた演奏も歌を最大限に引き立てて最高です。ビリー・オーシャンは当然の事ですが、いつ聴いても歌上手すぎです^^;B面「If I Should Lose You」この曲は超大ヒットの名盤「Suddenly 」からのシングルカット。1984年9月に発売された5thアルバム「Suddenly 」の8曲目に収録されています。あの大ヒット曲「 CaribbeanQueen(No More Love on theRun) 」が収録されているアルバムです。2020年に発売されたアルバム「One World」も完全現役感を感じる。曲調もバラエティにとんでいて飽きさせない名盤です。もちろん泣けるバラードも入っています。
2022年07月03日
アメリカのゴスペルシンガー「シャーリー・シーザー」のシングル。アルバム「Be Careful Of The Stones You Throw」からのシングルカット。ジャケット写真はこの2曲が入ってる「Be Careful Of The Stones You Throw」とはまったく関係のない一つ前のアルバム「No Charge」のジャケ写です。A面「Glad To Be In That Number」 邦題「ファンキー・フィヴァー」作詞・作曲 シャーリー・シーザーライナーノーツにも書かれていますが、1975年といえばディスコサウンドに溢れていました。こんな曲をリスニングソウルと当時は呼ばれてたようです。レコード会社も売りたいのは分かるけど「ファンキー・フィーヴァー」はちょっとどうかと思う。70年代はめちゃくちゃな邦題の付け方してるのも多かったので仕方ないけど。シャーリー・シーザーはかなり激しくガナって歌ってて、コーラスもそれに合わすように激しい。ファンキーって感じではないけどフィーヴァーはしてるのかも。「Be Careful Of The Stones You Throw」はまだCD化されてないようです。LPは日本盤も出てたほどなのでCD化されててもおかしくないのだけど。現在、シャーリー・シーザーは83才のようですが、この時の若く激しい歌唱も凄くいい。この頃の曲なら「No Charge」が好きでよく聴いてたました。90年代頃からの歌い方の方が好きですが・・B面「Help me」作詞・作曲 Larry Gatlinこの曲はゴスペルシンガーソングライター「Larry Gatlin」のヒット曲のカバー。オリジナルは美しく優しいバラードです。エルヴィス・プレスリーがカバーしたのでこの曲がさらに有名になった。エルヴィスのバージョンはテンポをあげて少し軽快なミディアムナンバーにアレンジしています。自分はエルヴィスのバージョンがめちゃくちゃ好きです。カッコイイの一言です!このシャーリー・シーザーのバージョンも歌の凄さを感じさせてくれる。
2022年07月02日
この曲から日本でのスリー・ディグリーズの歴史が始まりました。アメリカでは約1年前にこの曲は発売されていてヒットしていました。スリー・ディグリーズは1964年〜1969年までシングル盤を数枚発売していましたが、ブレイクすることはなくシングル発売のみでアルバムの発売はなかった。1970年に1stアルバム「MAY BE」を発売。このアルバムがヒット。タイトル曲「Maybe」は1966年にシングル発売してた曲をリレコーディングしたもの。この「Maybe」って曲、多くの人が想像するディスコサウンドではなく、スローブルースバラード。まるでジャニス・ジョプリンのようなハードに歌い上げる楽曲です。この曲、めちゃくちゃカッコいいので聴いてほしい曲。まったくディスコではないけど。この曲はディスコでも大人気だったモロディスコサウンドA面「荒野のならず者 Dirty Ol' Man」この曲が日本デビューシングル。そしていきなりの大ヒット!洋楽で15万枚売れたら大ヒットです。そして、聴けば「知ってる!!」って言う人がかなり多いと思う。どこかで耳にしてる曲。ディスコによく行ってた人は確実に知ってる曲。2ndアルバム「The Three Degrees」のA面1曲目に収録されている曲。当時はフィラデルフィア・サウンド(フィラデルフィア・ソウル)と呼んでフィラデルフィアで生まれたソウルがブームのようになってた。この曲はイントロが流れて来ただけでワクワクする人も多いと思う。3人のコーラスはとんでもなくカッコいい!B面「冷たい仕打ち Can't You See What You're Doing to Me」2ndアルバム「The Three Degrees」のA面2曲目に収録されてるメロウで柔らかい楽曲。この雰囲気もスリー・ディグリーズの中のひとつの世界。このシングルの2曲とも邦題が凄い・・・。これで良いと思うけど凄い日本語訳だと思う。スリー・ディグリーズのシングルタイトルはかなりキャッチーに考えられてるのも日本で大人気グループになった一つの要因かも。3人の振り付けもキャッチーで「にがい涙」や「天使のささやき」の振り付けなんて小学生でもやってた記憶してる。日本の歌番組にもよく出演してた。
2022年06月28日
ドナ・サマーの1980年9月発売のシングル。1979年発売の大ヒットアルバム「Bad Girls」からの第六弾シングルカット!A面「ウォーク・アウェイ」 Walk Away7インチシングルバージョンは3分50秒に短縮編集されています。はっきり言って物足りない。アルバムバージョンは4分32秒、アレンジのカッコ良さとドナ・サマーの歌唱の渋さを堪能できる。12インチシングルバージョンは7分17秒、これはこれで聴き込んでしまう。12インチバージョンでありがちな間延びした感じもしない編集です。一つ前のシングルカットは「Our Love」でした。これもヒットしましたが、曲のクオリティなら「Walk Away」の方がかなり上だと思う。「Hot Stuff」のイントロとよく似てるとか言われてたけど最初の部分だけ。同じアルバムに入ってるし。12インチバージョンは最新リマスター盤のボーナストラックとして収録されています。B面「Could It Be Magic」1976年発売のアルバム「A Love Trilogy」に収録されてた曲でアルバムリードトラックとしてアルバム先行発売で1976年1月にアルバムよりも3ヶ月早く発売。アルバム「Bad Girls」から6枚もシングルカットしてるので、もうシングル切れる楽曲もなくなったからなのか…1976年「A Love Trilogy」から再びのシングルカット。オリジナルは5分18秒、このシングルバージョンは3分17秒とカットしすぎと思うほどに編集されています。間奏でかなりエロく喘ぐようなパートがありますが、シングルバージョンでもそこはそのまま使用されています。「A Love Trilogy」はそんなに聴くアルバムではないのですが、たまに聴くと構成がよく出来てるって思えて引き込まれるアルバムです。
2022年06月27日
スリー・ディグリーズの2016年発売のアルバム。スリー・ディグリーズといえば、1974年日本のTV番組「ソウル・トレイン」のテーマ曲「T.S.O.P」を筆頭に日本でも大人気の女性ソウルトリオとして完全に人気が定着。そして日本での人気を決定的にしたのが日本語歌詞の「にがい涙」のリリース。「にがい涙」は作詞、安井かずみさん、作曲、筒美京平さん 編曲、深町純さんという70年代日本の歌謡界の大ヒットメーカーが本気で作ったR&Bナンバー!この曲の大ヒットとこのカッコ良さで日本の歌番組に出まくりで子供も真似して歌うほど。この日本語「にがい涙」の前に日本発のシングル曲「Midnight Train」がありました。この曲は作詞が松本隆さん、作曲が細野晴臣さんでした。「Midnight Train」もフィラデルフィアサウンドそのものの完全洋楽曲。このアルバム「Strategy: Our Tribute to Philadelphia」は、突然20年ぶりにリリースしたスタジオレコーディングアルバム。日本で一番活躍してた頃のメンバーは変わってしまっててValerie Holiday1人、現在も最高の歌声を聴かせてくれています。今のメンバーのハーモニーも渋い大人のソウルで最高です。Bass – Lebron ScottDrums,Percussion – Yonrico ScottGuitar – David GardnerElectric Piano – Tom GrosePiano – Bob Thompson , Tom GroseKeyboards – Buzz AmatoOrgan – Tom GroseClavinet – Tom GroseSaxophone – Umcolisi TerrellTrombone – Richard SherringtonTrumpet – Justin PowellAlto Horn – Justin PowellViola – Sarah Brandwood-SpencerViolin – Peter Whitefield1曲目「Strategy」リードトラックとしてシングルカットした曲。音創りは1975年って感じがして懐かしさと、今の渋いスリーディグリーズが楽しめる楽曲。この曲を初めて聴いた時「カッコイイ!!!」って一気にハマった。2曲目「Ain't No Stoppin' Us Now」1979年McFadden & Whiteheadが大ヒットさせた曲。スリーディグリーズのこのバージョンも音もかっこいいし、歌も素晴らしい。3曲目「Me & Mr. Jones」スローなブルージーな楽曲。この曲も聴き入ってしまう曲。4曲目「Love Train」The O'Jaysが大ヒットさせた名曲を蘇らせた。今日、このアルバムを久々に聴いたらブラスセクションのアレンジもカッコ良さに改めて気づいてリピートして何度も聴いてしまった。5曲目「Disco Inferno」Trammpsが陽気に振り付け揃えて歌ってた大ヒット曲! 1977年を生きた人なら知らない人はいないんじゃないかと思うほど有名な曲。TrammpsのCD持っていないなぁ。他にも好きな曲多かったから買おうかな。スリーディグリーズの2016年バージョンはアップテンポで軽快にアレンジされててめちゃくちゃ良い!6曲目「If You Don't Know Me by Now」Harold Melvin & The Blue Notesが歌ったソウルバラードの名曲。いろんなアーティストがカバーしまくってどんどん有名になった曲。Simply Redが80年代にロックバラードとしてカバーしたのが大ヒットしました。スリーディグリーズはちゃんとソウルバラードとしてカバーしています。これ、最高のカバーと言っても良いかも。7曲目「Don't Leave Me This Way」この曲も多くのソウルシンガーがカバーして超有名になったソウルナンバー。オリジナルはイントロのコンガの音が印象的でややダークな感じに始まる渋い曲。スリーディグリーズのバージョンももちろんコンガの音色は外せない。これもめちゃくちゃカッコイイからオリジナルが好きな人も聴いてほしいバージョンです。8曲目「You'll Never Find Another Love」Lou Rawlsの超大ヒット曲。100万枚を余裕で売り上げた曲。驚きなのはスリーディグリーズのバージョンはLou Rawlsのキーと同じ。男性の低音で歌うカッコ良さ!女性ボーカリストは高音ソプラノで歌いまくるよりも低い声でカッコよく歌う女性ボーカリストが好きな事が多い。この曲が凄く良い事も改めて感じたし、今のスリーディグリースの凄さを感じた曲。9曲目「T.S.O.P」he Sound of Philadelphiaを略して「T.S.O.P」です。ソウルトレインのテーマソング。それを今のスリーディグリーズが歌う!キーを少し下げているけどカッコ良さはあの時のまま。スリーディグリーズと言えば!総スパンの衣装!やっぱり今でもカッコイイ!2016年からライブ活動も充実しているようです。海外ではライブのスマホ撮影が完全OKなライブがほとんどなのでyoutubeで最新ライブが観る事ができます。スリー・ディグリーズの今月に開催されたライブの映像もばっちり観る事ができます。アメリカのライブだけど「にがい涙」もセットリストに入ってた!あの懐かしい振り付けもそのままです!あの頃、スリーディグリーズにハマった人はぜひ!観て欲しい!60歳過ぎてても本物はいつまでもカッコ良いと思える今のライブです。今のスリーディグリーズが歌う「When Will I See You Again」は今でも可愛い。この曲で可愛さに惹かれてファンになった人も多いはず。
2022年06月26日
アメリカのR&B、Soulアーティスト「ロバータ・フラック」の1974年6月発売のシングル。1973年「やさしく歌って Killing Me Softly With His Song」の大ヒットから約1年半後に発売された曲。A面「愛のためいき Feel Like Makin' Love」1975年発売の6枚目のアルバム「Feel Like Makin' Love」のリードトラックで先行シングル曲。アルバム発売の9ヶ月前に発売されました。アルバムとしては5th「Killing Me Softly」よりも6th「Feel Like Makin' Love」の方が自分は好きです。セールス的には大成功とは言えない結果になってるし、本人も満足出来ていない部分も多いと語っていますが・・・自分は好きなアルバムです。楽曲単体なら「Killing Me Softly」は完璧すぎる感動できる曲なので超える事は出来ないけど。「愛のためいき」はボサノバ調のソフトで軽快な気持ち良い曲です。この曲を知らなくてもどこかで一度は耳にした事があるんじゃないかなと思う。ロバータ・フラックの歌唱はソウルやR&Bにしたら弱目で癖があまりないように言われたりしますが、この自然の中の音のような声が自分はたまらなく好きです。B面「君ほほえむ時 When You Smile」この曲は5th「Killing Me Softly」に収録されてる名曲。アルバムからA面としてのシングルカットは「Killing Me Softly With His Song」と「Jesse」の2曲のみ。この曲もアルバムから3枚目のシングルとしてリリースしてたら大ヒットしてたと思う。ジャジーなアレンジとブラスセクションのわくわくするような演奏にずっと笑顔で聴いてしまう。そして歌の巧さをしみじみ感じるロバータ・フラックの最高のボーカル。本当に良い曲だと思う。
2022年06月24日
アメリカのSoul, R&B Singer「ロバータ・フラック Roberta Flack」の1972年3月発売のシングル盤。この曲自体は1969年6月発売のデビューアルバム「First Take」に収録されています。A面「 愛は面影の中に The First Time Ever I Saw Your Face」この曲は60年代に多くのフォークシンガーによって歌われた有名な曲。キングストントリオ、PPM、ブラザース・フォアなどの有名なアーティストが歌った事で60年代を代表する楽曲のひとつになりました。ロバータ・フラックは1969年にレコーディングして1stアルバムに収録。リードトラックとしてシングルカットしたのはアルバム1曲目「Compared To What」です。渋いソウルなナンバー。B面は「Hey, That's No Way To Say Goodby」でした。この曲は美しく静かなバラード。この曲のメロディーとストリングスのアレンジが凄く好きでデビューアルバムの中で凄く好きな曲。そしてこの「愛は面影の中に」が3年後急にシングルカットされた経緯は、クリント・イーストウッドの監督映画作品「恐怖のメロディ」の中で使用されて話題になったのがきかっけでシングルカット。映画は1971年11月公開でシングル盤は1972年3月に発売。大ヒットして初のゴールドディスクを獲得。60年代に多くのアーティストがカバーしたバージョンにはないようなjazzyな雰囲気でゆったりと大人の歌としてアレンジされました。アルバムの中で一番好きな曲です。B面「Trade Winds」この曲、アルバムには未収録でこのシングルのB面のためにレコーディングされた。スリー・ディグリーズ(The Three Degrees)がヒットさせた楽曲ですが、The Three Degreesもアルバム未収録でシングルのみのリリースでした。ロバータ・フラックと聴き比べるのがオススメ。両方ともタイプの違う本物の歌の巧さを体感できる。アレンジの違いも甲乙つけ難い最高のアレンジです!ロバータ・フラックの方は後半少しレゲエな雰囲気になったりするのもカッコいい。スリー・ディグリーズはよりソウルフルに歌い上げアレンジはシンプルに歌を前面に出す感じ。スリーディグリーズの事って一度も書いてないと思う。好きな曲だらけのグループなのでアルバム一枚ずつまたゆっくり聴き込んでみようと思ってる。日本語でも歌うって言う凄い3人です。1975年に発売された「にがい涙」なんて日本語なのに、めちゃくちゃファンキーでソウルフルで歌も演奏も最高です!!!!日本語の発音も素晴らしくて今聴いても感動は凄い。2022年、今年のライブ映像をyoutubeでいろいろ探して観てたけどカッコよすぎて泣きそうだった。メンバーは変わってるけど一人あの全盛期の時のメンバーが在籍しています!60代か70代かわからないけど真っ赤なドレスで歌う姿は最高にかっこいい!2022年の映像が意外と多くあるのも感動。観客がスマホで録画した映像がほとんどだけどどれも本当に良い。
2022年06月14日
アメリカのSoul, Disco, のトリオ「The Hues Corporation」のシングル。大ヒットアルバム「Love Corporation」からのシングルカット。 3rdアルバム「Love Corporation」は名曲の宝庫的なアルバムです。A面「One Good Night Together」 邦題 夜のファンタジアイントロの軽快なリズムとストリングスを聴くと、この曲の事を思い出す人が多いと思う。そして気持ちよく美しいメロディーが最高です!歌声がたまらなく心地良い。2ndアルバム「Rockin' Soul」と3rdアルバム「Love Corporation」がカップリングで両方収録されてるCDを持ってるんだけど、曲順が全く違うのは不良品なのだろうか・・・。単体CDで買い直した方が良さそう。「Rockin' Soul / Love Corporation」アルバム2枚が1枚に収録されてるCDは要注意です。B面「When You Look Down The Road」 邦題 愛の散歩道聴いてると何度も「かっこいい〜」って声に出してしまうほどアレンジもボーカルも最高!アルバムのB面1曲目を飾るシブシブなソウルナンバーです。自分はA面よりも、こっちの方がさらに好きな曲です。「One Good Night Together」はアルバムA面1曲目で、「When You Look Down The Road」は、アルバムB面の1曲目です。3rdアルバム「Love Corporation」A面ラストの名バラード「He's My Home」のメロディーとブラスアレンジがたまらなく好きです。アルバム2枚が1枚になってるCDのラストに「He's My Home」の7インチバージョンが収録されています。
2022年06月03日
アメリカのソウルシンガー「エドウィン・スター」の1970年10月発売のシングル。1986年11月にブルース・スプリングスティーンの初のライブ盤「The "Live" 1975-1985」の中に収録されて話題になった曲でもあります。LP5枚組のライブ盤にも関わらずアメリカだけで1300万枚を売ったモンスターライブアルバム。最初にThe Temptationsが1970年に「WAR」をリリースして、同じ年に続けてEdwin Starrがリリース。1984年にFrankie GoestoHollywoodがカバー。1985年にBruce Springsteenがライブ収録。A面「WAR」 邦題 黒い戦争 作詞・作曲 Norman Whitfield Barrett Strongアルバム「War & Peace」に収録されてる曲。ロックに仕上げたスプリングスティーンのバージョンも好きだけど、やはり「WAR」はエドウィン・スターのバージョンが飛び抜けて最高!!声のカッコ良さと歌い回し、フェイク何もかもゾクゾクする歌うまです。元々、モータウンレーベルを盛り上げるために、ノーマン・ホィットフィールドとバレット・ストロングが書き上げた曲なので楽曲の良さは当然です。エドウィン・スターバージョンのアレンジ凄いから聴いてほしい。B面「He Who Picks A Rose」 邦題 バラをつむ男この曲はアルバム「War & Peace」に収録されてる曲ではなく、一つ前のアルバム「25 Miles」に収録されてる曲です。この曲のカッコ良さも最初の20秒を聴くだけで絶対に最後まで聴きたくなると思う。強烈にファンクでソウルフルな歌唱とサウンドです!やっぱり声が良いしどんな歌い回しも全てがカッコいい!
2022年06月02日
ドナ・サマーの1982年7月発売のシングル。10枚目のアルバム「ドナ・サマー」からのリードトラック。10枚目という事でアルバムタイトルをセルフタイトルにしたらしい。ドナ・サマーの楽曲やアルバムの事もかなり書いてると思う。このシングルのB面「Sometimes Like Butterflies」がめちゃくちゃ好きで、この曲は急に聴きたくなる。A面「Love Is in Control」この曲が収録されてるアルバムからプロデューサーがクインシー・ジョーンズに代わった。先行発売でこの曲だけを先に聴いた時の感想はあまり良くなかったように思う。1980年発売の9th「The Wanderer」の雰囲気が好きだったので、プロデューサーがGiorgio MoroderからQuincy Jonesに代わって雰囲気が違ってきて最初は少しがっかりした。その後、アルバムを買って全体を聴いていくうちに最初、印象があまり良くなかったこの曲も好きになった。10thアルバム「Donna Summer」はQuincy Jonesの親交の多さからかゲストミュージシャンがかなり豪華だった。中でもBruceSpringsteenが書き下ろし、自らGソロとバックボーカルを担当した「Protection」はドナ・サマーが歌うロックナンバーとして貴重で、それでいて超名曲です。「Protection」が凄いのはまだあって、TOTOのメンバー、Steve Lukatherがギター、David Paichがシンセ、Jeff Porcaroがドラム、Steve Porcaroがプログラミングという豪華さ。そしてあのLouis Johnsonがベースです。「Love Is in Control」の7インチバージョンは3分42秒で物足りなさはあるけど、ラジオで流すにはベストな編集だと思う。アルバムバージョンは4分22秒で1分長くがっつり聴いた感があります。12インチシングルのDance Remixバージョンは7分10秒。これは聴いた事がない人には聴いてほしい編集です。めちゃくちゃカッコいいから。2014年に出たリマスター盤にボーナストラックとして収録されています。B面「Sometimes Like Butterflies」この曲はアルバムに収録されなかった超絶名曲のバラードです。ドナ・サマーの歌声に心が震える。なんでこんな名曲をアルバムに入れなかったの?ってずっと思ってた。そうそう!この曲も2014年リマスター盤のボーナストラックで初CD化されました。ドナ・サマーの曲をまったく聴かなかった時期もあるけど、結局またハマって聴きまくってる。良い音楽には一時期離れてても、いつか戻ってきて再び聴き始めるんだと最近、特に思う。
2022年05月04日
ドナ・サマーの1977年発売のシングル。6枚目のアルバム「Once Upon A Time」からのシングルカット第三弾。(アルバム「Once Upon A Time」は全16曲、2枚組のLPとして発売されました)日本のみでシングルカットされた曲です。全世界で最初にシングルカットされた「I Love You」が大ヒット、そして第二弾「Fairy Tale High」も大ヒット。世界的に第三弾としてシングルカットされたのは「Rumour Has It」でした。参加ミュージシャンGuitar – Geoff Bastow, Mats BjoerklundBass – Les HurdleDrums, Percussion – Keith ForseyKeyboards – Allen HawkshawKeyboards, Percussion – Bob EstySynthesizer [Moog] – Giorgio MoroderSaxophone, Soloist – Dino SoleraBacking Vocals – Bob Esty,Edo Zanki ,Gitta Walther ,Jerry RixA面「Once Upon A Time」アルバムリードトラックの「I Love You」のインパクトの大きさとキャッチーさを比べると印象が弱いかも知れないけど、このタイトルナンバーも「I Love You」に次ぐほどのインパクトのある曲だと思う。ドラマチックなやや仰々しいイントロから軽快なディスコサウンドに変わって行くアレンジはさすが、ジョルジオ・モロダー!アルバムで通して聴く方が絶対にこの曲が活きると思う。2枚組LPの1曲目がこの曲。B面「(Theme) Once Upon A Time」2枚組LPのラスト曲がこの曲。A面の「Once Upon A Time」のメロディーをストリングスが演奏してドナ・サマーが歌詞をセリフとして語ります。これが、めちゃくちゃカッコいい!でも、シングルB面として切るべきではなかったように思う。これは2枚組のアルバムを通して聴いて、最後の最後にこの曲があるから価値があるように感じる。このアルバム「Once Upon A Time」はドラマチックな上にディスコミュージックとしても凄い感動できるアルバム。初期のアルバムも名盤と呼ばれる素晴らしいアルバムが多い。
2022年04月15日
ドナ・サマーの1976年8月発売のシングル。3枚目のアルバム「Four Seasons of Love」からのリードトラック。A面「Spring Affair」(スプリング・アフェア)アルバム「Four Seasons of Love」は春・夏・秋・冬と4曲の長尺曲のみ収録されているアルバム。「Spring Affair」「Summer Fever」「Autumn Changes」「Winter Melody」の4曲。アルバム1曲目に収録されていますが、アルバムでは8分31秒、シングルは3分41秒。シングル用に編集しています。シングル盤の歌詞カードには「さあ、お待ちかね!ミュンヘン・クイーンの超強力ディスコの新曲です」と書かれてるように、この頃はまだドイツでの活動が中心になっていた頃です。B面「Come With Me」名盤「A Love Trilogy」のラストに収録されてた曲。アルバム「Four Seasons of Love」のひとつ前のアルバムです。この曲はめちゃくちゃ好きな曲。かなり前に「A Love Trilogy」からシングルカットされた「Try Me, I Know We Can Make It」の事を書いたけど、あの曲もすごく好きな曲。「A Love Trilogy」は全曲名曲!「Come With Me」のイントロ、間奏、アウトロで何度も使われてるフレーズが中島みゆきさんの「愛情物語」の2番終わりの間奏と凄く似てて、瀬尾一三さんはこの曲をかなり聴いたんだろうと思ってる。ドナ・サマーと中島みゆきさんを聴いてる人はきっとそう思ったと思う。「愛情物語」を聴くと天使の羽根をつけたドナ・サマーを思い出す。アルバムとしては「A Love Trilogy」の方が「Four Seasons of Love」よりも好きだったけど久しぶりに「Autumn Changes」を聴いてて、最高すぎて鳥肌だった。「Autumn Changes」はジャーニーの「Don't Stop Believin」のサビにかなり影響を与えてると思う。「Winter Melody」も美しぎて胸が熱くなる。「Summer Fever」が最高なのは言うまでもなくて、アルバムの中で一番好きな曲。状態の良いアナログ盤「A Love Trilogy」をずっと探してたけど、やっと凄く良い状態のドイツ盤を見つけた。やっぱりアナログ盤で聴くとさらに最高です。
2022年03月23日
ドナ・サマーとミッキー・トーマスのデュエット曲。この曲はDonna Summerの12枚目のアルバム「All Systems Go」に収録されています。A面「Only the Fool Survives」「Jefferson Starship」のリードボーカルのミッキー・トーマスとデュエット。アルバムからの第二弾シングルカット。Donna Summer – VocalsMickey Thomas – VocalsHarold Faltermeyer – Keyboards, Programming, MixingDann Huff – Guitar第一弾シングルカット「Dinner With Gershwin」はバシバシ打ち込みのダンスナンバー。第二弾シングルカットのこの曲はバラードのデュエットナンバー。当時はあまりじっくり聴いてなかったようで印象にそんなに残っていなかった。第三弾シングル「All Systems Go」はアルバムタイトルナンバーで、この曲の方がかなり印象に残ってた。1987年頃のシンディー・ローパーのようなメロディラインとアレンジが印象的でアルバム発売時にはよく聴いていた。B面「Love Shock」アルバム「All Systems Go」3曲目に収録されている曲。この曲もあまり印象に強く残ってなかった曲。アルバムのこの次の曲「Jeremy」なんかは凄くメロディーやアレンジも頭に残ってる。Donna Summerのアルバムの様々なリマスターバージョンが知らないうちに発売されてたりして後で知った時には手に入らなくなってたり・・・。日本盤のニュースなら何かしらで知る事ができるんだけど、輸入盤に関してはネットでいつも調べておくか、輸入CD店でチェックしておくかしていないと買いそびれる。アナログ盤は特に。好きなアーティストが多すぎて、全てを絶えずチェックしておくのはかなり難しい。このアルバム「All Systems Go」なんかもいろんなバージョン出ているようです。
2022年03月19日
イギリスのR&Bシンガー「ビリー・オーシャン」の大ヒットシングル。最近、新作が出たってネットニュースか何かで見たような気がしたので調べてみると2020年9月に「One World」というアルバムをリリースしてた。聴いてみたいのでさっそくAmazonで注文した。明後日、届くのが楽しみ。昨夜、大分でのユーミンのコンサートで「REBORN ~ 太陽よ止まって」というラテン曲を歌った。その時の背景の映像や楽曲の空気感とかで、頭に浮かんできたのが、ビリー・オーシャンの「カリビアン・クイーン」!あのシングルジャケットの色合いとかをユーミンの舞台を観てて思い出した。ユーミンの「REBORN ~ 太陽よ止まって」と「カリビアン・クイーン」はまったく曲調も違いますが、完全に忘れきってた歌をこんな時に思い出す事がよくある。昨夜、思い出さなかったら「カリビアン・クイーン」を死ぬまで一度も聴く事がなかったかも知れない^^;で、帰って来てから「カリビアン・クイーン」をベスト盤から聴いてたけど、それ以上にこの「ゲット・タフ」が懐かしくて何度かリピートした。この曲は映画「ナイルの宝石」の主題歌としても有名で、映画にも完全にハマる楽曲。A面「When The Going Gets Tough, The Tough Get Going」(ゲット・タフ)邦題は超短いけど、本当は長いタイトルです。この曲のイントロ前の例のあのパートのカッコ良さに久々鳥肌でした。そこからベースのリフのイントロが始まるのは最高にカッコいいアレンジだと思う。そしてビリー・オーシャンの突き抜けるような綺麗な歌声。この曲のMVには映画「ナイルの宝石」に出演してるマイケルダグラス、キャスリーン・ターナー、ダニー・デヴィートの3人がコーラス隊として真っ白なスーツ姿で登場。3人はダンスで盛り上げる。真ん中のダニー・デヴィートが最高すぎます!このMVは久しぶりに観てもワクワクした。B面「When The Going Gets Tough, The Tough Get Going (Instrumental Version)」A面はシングルバージョンで4分8秒バージョンですが、B面のインストはアルバムバージョンのままのインスト。2コーラス目あとのファンキーでトリッキーなサックスソロはVernon Jeffrey Smithの演奏!
2022年03月11日
ドナ・サマーの10枚目のアルバム「Donna Summer」からのリードトラック。1stシングルとしてアルバム発売1ヶ月前に先行発売。アルバム「Donna Summer」はクインシー・ジョーンズがプロデュースしたアルバムです。A面「Love Is in Control (Finger on the Trigger)」(恋は魔法使い)アルバムからのシングルカットで一番好きな曲は「Protection」ですが、その次に気に入ってよく聴いてた曲がこの曲。シングルバージョンはアルバムバージョンよりも40秒短いバージョンです。この曲、アルバムバージョンの4分22秒だったらもっとヒットしたんじゃないかって思う。12インチシングルバージョンの「Love Is in Control (Finger on the Trigger) [Dance Remix] 」は、さらにカッコ良くて結局、12インチバージョンを一番よく聴く。アルバムもプラチナクラスの大ヒットにならなかったけど、この曲が収録されてるアルバムは発売当時はそれほどじゃなかったけど、ドナ・サマーの全アルバムでベスト5に入るほど好きになった。B面「うわきなレディ Sometimes Like Butterflies」アルバム未収録でこの曲はずーっとCD化されなくて7インチか12インチアナログ盤で聴くしかなかった。2014年にやっとリマスターされボーナストラックとしてCD化しました。美しいピアノアルペジオから始まるバラードです。柔らかく、優しく、力強さもあるドナ・サマーの歌唱に鳥肌です。「Donna Summer (Re-Mastered & Expanded)」を買うと重要なバージョンは全て聴けます。
2022年02月19日
アメリカのジャズギタリスト&シンガー「ジョージ・ベンソン」の1980年8月発売のEP盤。プロデューサーはクインシージョーンズです。A面「Give Me the Night」アルバム「Give Me the Night」からの第一弾シングルカット曲。アルバムもプラチナ認定の大ヒットでした。4曲もシングルカットされてそれぞれにヒットしました。アルバムバージョンよりも約1分20秒短く編集されていますが、シングルバージョンの方がすっきりしてて好きかも。ギターソロやフレーズとユニゾンでスキャットする事も有名ですが、これが非常に心地良くて好き。B面「喝采 Dinorah, Dinorah」この曲はインストです。ギタリストとしての「ジョージ・ベンソン」を気持ちよく楽しめる曲。ギターフレーズとユニゾンでスキャットは多く入っています。アルバムとしても「Give Me the Night」は好きなアルバムですが、それまでの最大のヒットアルバム「Breezing」の方がよく聴いてると思う。レオン・ラッセルが書いた「This Masquerade」とか最高だった。
2022年02月15日
アメリカのソウルミュージシャン「ヴァン・マッコイ」のヒットシングル。「ヴァン・マッコイ」はいろいろ謎があって当時はバンド名なども何が正しいのかわかりにくかった。日本のみ「ヴァン・マッコイとスタイリスティックス・オーケストラ」と長い名義でリリース。海外では「 Van McCoy & the Soul City Symphony」と呼ばれています。このシングルのジャケットにも英語では「Van McCoy & the Soul City Symphony」と書かれています。この前に出た大ヒットシングル「ハッスル」のジャケットも同じです。二つバンドがあるのかと思ってしまいそうです。A面「Disco Baby」80年代に入ってもこの曲や「ハッスル」はディスコでも定番で流れラジオでもよく流れているのを聴いた。ヴァンマッコイはシンガーとしてだけではなくプロデュサー、アレンジャー、ソングライター、そしてオーケストラの指揮、全てをこなして、他の多くのシンガーやグループにも楽曲提供やプロデューサーとしてレコードを制作しています。1975年に世界的な成功を手中に収め、この先順風満帆にアーティスト活動をしていくと誰もが思った矢先の1979年謎の心臓発作で39歳の若さで亡くなった。その活動の中でも一番の成功は、この「Disco Baby」が収録されてるアルバム「Disco Baby」とアルバム3曲目収録の大ヒット曲「ハッスル」です。この激しいディスコサウンドの楽曲を1976年2月宝塚歌劇花組公演「ビューティフル・ピープル」のなかで明日香みやこさん、宝純子さん、寿ひずるさんのスター3人で激しく踊って歌った。歌劇団オーケストラの演奏も素晴らしくビッグバンドが本気でディスコサウンドを演奏したらここまでカッコ良くやれると見せつけるでした。このショー「ビューティフル・ピープル」は、現在でも再演繰り返す「あかねさす紫の花」と2本立てのショーでした。この2本立ては宝塚歌劇の歴史の中でも最も完成度の高い2本立てのひとつと言えると思う。B面「Get Dancin'」アルバムA面4曲目に収録されてる明るくややコミカルなナンバー。ダークでHeavyなイントロから一転、マリンバが使用されてたり明るいコーラスなどインパクトのある楽曲です。アルバム通して聴くとハッスルの次がこの曲で、次が「Doctors Orders」です。「キャロル・ダグラス」バージョンが印象深い名曲です。Van McCoyバージョンはスリーディグリーズのような女性グループのナンバーのようにアレンジされています。
2022年01月30日
1975年8月発売のアル・グリーン、9枚目のスタジオアルバム。このアルバム、はR&B /ソウルアルバムチャートで1位を獲得した大ヒットアルバムです。Al Green - vocalsLarry Lee, Teenie Hodges - guitarLeroy Hodges - bassCharles Hodges - organ, pianoHoward Grimes - drums, congasConga Lou (Johnny Keyes) - congasArchie Turner, Michael Allen - pianoAndrew Love, Lewis Collins - tenor saxophoneWayne Jackson - trumpetJames Mitchell - baritone saxophone, string arrangementsJack Hale - tromboneリマスター盤CD買って良かった。これまで聴いてたCDは90年代前半発売のものだったので、こもった音質だったし音圧も弱かった。2018年リマスターでびっくりの廉価版。1100円!安い!1曲目「L-O-V-E (Love)」2曲目「Rhymes」3曲目「The Love Sermon」4曲目「There Is Love」5曲目「Could I Be The One」6曲目「Love Ritual」7曲目「I Didn't Know」8曲目「Oh Me Oh My (Dreams In My Arms)」9曲目「I Gotta Be More」10曲目「I Wish You Were Here」この次のアルバムはかなりディスコを意識した感じの楽曲が多くなります。それもそれで凄く好きですが、今日はじっくりソウルシンガーとしてのAl Greenを聴きたかった。このアルバム自体通して聴くのは20年以上ぶりだと思う。まったく忘れてしまってた曲も何曲かあって懐かしく思い出しながら聴けた。何といってもまずはタイトルナンバー「L-O-V-E (Love)」!リードトラックとしてシングルカットして大ヒットした曲。イントロからゾクゾクするほど気持ち良い曲です。歌の上手さは言うまでもなく最高です!2曲目「Rhymes」もキャッチーなミディアムナンバーでビートの気持ち良さは強烈。「L-O-V-E (Love)」からこの曲へ繋がる感じ最高!3曲目「The Love Sermon」は3連のバラード。アル・グリーンの歌唱の凄さをより実感できる曲。この曲もそうですが、1975年にレコーディングされた曲だとは思えない。5曲目「Could I Be The One」はLPだとA面ラスト曲。この曲も鳥肌ものの歌唱力を楽しめるバラードです。アル・グリーンはシンガソングライターなので、ほとんどの曲を自分で書いています。この曲も美しいメロディーに引き込まれる。6曲目「Love Ritual」はB面1曲目の派手なファンクな心地よい曲。この曲、かなり久々に聞いたけど、こんなにカッコ良かったんだと・・・。7曲目「I Didn't Know」ブルージーなバラード。Bobby "Blue" Blandのような個性的ながなり方も聴ける。Bobby "Blue" Blandほど強烈じゃないけど。8曲目「Oh Me Oh My (Dreams In My Arms)」このアルバムからの2ndシングル。この曲も凄く好きな曲。もちろんヒットしました。10曲目「I Wish You Were Here」はシングル「L-O-V-E (Love)」のB面に選ばれた曲。歌をじっくり楽しめるブルージーなバラード。リマスター盤で揃えようかと思ってる。次は「I'm Still in Love with You」が欲しい。
2022年01月14日
アメリカのR&Bシンガー「グロリア・ゲイナー」の大ヒットシングル。1978年10月23日全米発売。A面「 I Will Survive」6枚目の大ヒットアルバム「Love Tracks」からのシングルカット。最初A面は「Substitute」だったのですが、「I Will Survive」の方がキャッチーでノリやすいとの事でB面からA面に昇格。ディスコでもHeavy rotationで流れ続けた。タイトル見てもピンと来ない人でもサビを聴けば一度は必ず耳にしてる曲だと思う。ディスコブームが頂点に達しようとしてる時に大ヒットした曲なので懐かしく思い出す人もかなり多いと思う。めちゃくちゃ久しぶりに聴いたけど、カッコいい曲!アルバムバージョンで聴くと更に鳥肌もんです。B面「Substitute」この曲は女性ロックバンド「Clout」が1977年に大ヒットさせた曲をカバーしたもの。オリジナルはミディアムテンポのロックナンバーですが、Gloria Gaynorバージョンはかなりテンポアップして完全ディスコナンバーにしています。この曲に関しては「Clout」のオリジナルの方が自分はカッコよく感じる。Gloria Gaynorバージョンももちろん好きです。ベースラインがすごく好きでベースに耳がいってしまう。シンセドラムはちょっとイヤですが。
2022年01月13日
アメリカのシンガーソングライター「アル・グリーン」の1975年発売シングル。1976年2月発売のアルバム「Full of Fire」からの先行シングル。アル・グリーンと言えば壮絶な事件を経て牧師になったシンガーで、そんな人生の一部がドキュメント映画になっています。そんな背景を知ってこの1975年という時の彼の歌を聴くといろいろと考える。A面「フル・ファイヤー Full of Fire」イントロから気持ち良すぎるノリのディスコナンバー。アル・グリーンも歌が超絶上手くて、歌ウマのシンガーの歌を聴きたくなった時に頭の中に浮かんでくるシンガーの中の一人です。本物の歌の上手さを楽しむ時に聴くシンガーはアジアの歌手はほとんどいないかも。完璧なファルセットも力強い地声もリズム感もアジアの歌手では無理な気がする。最近、歌唱力を楽しむために聴いてた歌手はDonny Hathaway、Luther Vandross、Roberta Flack、Bobby "Blue" Bland、Nat King Cole、Sarah Vaughan、Dinah Washington、Donna Summerあたりのシンガーを選ぶ事が多いような気がする。日本でも声が出てるなって思う人はミュージカルの世界とかにはいるけど歌が上手いと思った事はほとんどない気がする。声が出てるとは思うけど。民謡出身、浪曲出身の演歌のシンガーの中には超絶歌が上手い人も多いのは確かですが。この「Full of Fire」は先行シングルバージョンでアルバムバージョンとは違います。アル・グリーン久しぶりに聴いたけど、やはり最高の歌唱です。B面「Could I Be the One」この曲は1975年8月発売のアルバム「Al Green Is Love」に収録されてた曲のシングルカット。アルバムではA面のラストに収録されていたスローバラードです。心地良さは強烈です。アルバム「Al Green Is Love」も「Full of Fire」も最新リマスターが廉価版で出ているみたいで買って聴きたいと思う。
2022年01月04日
1977年6月に全米公開され大ヒットした映画「THE DEEP」のテーマ曲。映画のエンドロールでインストバージョンが流れます。ピーター・ベンチリー原作・脚本の1975年に「JAWS」が大ヒットして、その第二弾でピーター・ベンチリー原作・脚本で「THE DEEP」制作。「JAWS」でも存在感のあったロバート・ショウがこの映画にも出演してて「JAWS」の時と似た感じの役ですが、主演のジャクリーン・ビセットと同等の存在感でした。A面「ザ・ディープのテーマ」 作曲 ジョン・バリードナ・サマーが世界的に大ブレイクする寸前に出したシングル。このシングル曲が大ブレイクするきっかけの一つにもなっているのかも知れない。それまでもアルバムもシングルもヒット曲は多くあったけど1978年からの凄さに比べたらまだ助走状態でした。ラストシーン、モルヒネと財宝を積んでいた沈没船からスペイン王の首飾りを掴んで海から顔を出したロバート・ショウが船で心配そうに待ってる二人に宝石を投げた瞬間にこの曲が流れ出します。曲を作ったのはジョン・バリー。「イナゴの日」「真夜中のカウボーイ」「野生のエルザ」「ロビンとマリアン」「ダンス・ウィズ・ウルヴス」「フォロー・ミー」など名曲を作ってきた。B面「ザ・ディープのテーマ(インストルメンタル)映画のラストシーンが頭に浮かんでくるオリジナルサントラ。この曲を聴くと松任谷由実さんの「ダイヤモンドダストが消えぬまに」って曲が頭に浮かぶ。アレンジの正隆さんはこの「THE DEEP」の曲からインスパイアされた部分があるのかも知れない。白レベ見本盤
2022年01月03日
大物コラボが多くなってた1970年代後半、その中でも最大のコラボと言っても過言じゃないDonna Summer & Barbra Streisandのデュエットシングル。ドナ・サマーの「Last Dance」の作家が作り、異常な歌の上手さの二人が歌うから悪い曲になるわけなく…日本ではビクターから7インチEPを発売。こちらは「ドナ・サマー & バーブラ・ストライザンド」表記でB面はドナ・サマーの曲。CBSソニーからは12インチシングルを発売。「バーブラ・ストライザンド& ドナ・サマー」表記でB面はバーブラストライザンドの曲「Wet」A面「No More Tears (Enough Is Enough)」静かなヴァース部分で二人が交互に歌うと、個性の違う超歌うま二人が溶け合うように、競い合うようにその歌唱力の凄さを見せつけてくれる。テンポアップになってからも超絶リズム感の良い二人の歌唱に鳥肌たちまくりです。この曲は超ディスコナンバーです。ドナ・サマーにとっては自分の庭のような物ですが、バーブラ・ストライザンドとディスコってあまり繋がらないイメージなんですが、この曲をリリースする少し前に主演映画「The Main Event」の主題歌として「The Main Event/Fight」をリリース。この曲が超ディスコサウンドでした。まったく違和感なく、それまでもディスコクイーンだったかのような凄い歌唱でした。その曲もあって、このドナ・サマーとのデュエットは格別な楽曲になりました。シングルバージョンは4分48秒でじゅうぶん聴きごたえあるのですが、出来れば11分46秒ある12インチバージョンを聴いてほしい。フロアで流す用にリミックスされてるのは当然なのですが、曲を長くするだけのためのリミックスではないように感じると思う。凄くイイ!12インチバージョンはドナ・サマーのアルバム「Bad Girls」の2枚組Deluxe Editionを買えばリマスターされた音で聴く事ができます。Deluxe Editionはもう買えないかも知れないけど、中古屋とかオークションになら必ずあると思う。B面「Lucky」この曲はドナ・サマーだけで歌ってる曲です。この曲はアルバム「Bad Girls」のラスト曲の前に収録されてる曲。柔らかく優しいファルセットを中心に使って歌う曲です。ドナ・サマーがこの発声で歌う曲は多くありますが、良い曲が多いように思う。何となくコミカルで「RADIO GAGA」を思い出すようなアレンジです。「RADIO GAGA」より5年も前の曲ですが。ドナ・サマーのアルバムはかなりいろいろ書いたと思うけどアルバム「Bad Girls」の事ってまだ書いてなかったような。メジャーなアルバムすぎて書いてなかったのかも知れない。
2021年12月20日
ダイアナ・ロスの1980年発売大ヒットシングル。たしかこの曲がダイアナ・ロスのソロ名義の最大のヒット曲だったと思う。A面「Upside Down」1980年5月22日発売のアルバム「Diana」からのリードトラック、シングルカット曲。アルバムの1曲目に収録されています。アルバム「Diana」もソロ名義では最大の売り上げのアルバム。ディスコブームど真ん中に完全にディスコサウンドを意識したアレンジです。アルバム「Diana」からの第二弾シングル「I'm Coming Out」の方が楽曲のノリも好きですが、当時の売れ線なら断然「Upside Down」だと思う。この7インチシングルはアルバムバージョンよりも30秒短いシングルバージョン。聴き比べてもそんなに気にはならない程度の短縮です。アルバム「Diana」はコンパクトにまとめられた8曲入りのアルバムでやや物足りなさを感じる曲数と長さですが、飽きないアルバム。2003年に出た2枚組「Deluxe edition」を買っておけば良かったと今更思ってる。もうなかなか手に入りにくそうです。B面「Friend To Friend」アルバム「Diana」3曲目に収録されてる美しいバラードです。この曲以外はアルバム「Diana」はディスコナンバーでまとめられています。派手なダンスナンバーの中で光ってる切ないラブバラード。アルバム「Diana」の中で一番好きな曲は青江三奈さんのため息に匹敵する、ため息歌唱から始まる「Now That You're Gone」がダントツに好きなノリです。アルバムジャケ
2021年11月15日
アメリカのディスコ/ファンク「Wild Fantasy」の1978年発売のデビューアルバム「Jungle Drums」からのシングルカット。日本でもヒットしました。A面「Jungle Drums」アルバムバージョンは6分30秒なのですが、シングルバージョンは3分30秒とかなりインスト部分をカットしています。アルバムでは1曲目に収録。それからジャケットに「熱狂のアフロビートにのって爆発するジャングル・ディスコの本命盤!!!」と書かれてるけど、アフロビート、ジャングルビートって感じはそんなにしない。当時よく流れてたし家でも聴いてたのでかなり懐かしい。アルバムバージョンはカウベルとコンガの演奏のみから始まるのでややアフリカって感じもしますが、このシングルバージョンは普通に当時流行りのディスコサウンドのように思える。間奏で山本リンダさんの「どうにもとまらない」の間奏並みにラテンビートになる部分があります。アルバムバージョンはより激しい。聴くならアルバムバージョンかな。B面「Get It On」自分はこのB面の方が絶対的に好きです。ジャングルビートではまったくないのですが、当時のピンク・レディーがライブで歌いそうなノリのディスコサウンドです。ブラスアレンジもピンクレディーっぽい^^;
2021年11月11日
日本ビクターが1968年に企画編集してR&Bアーティストを収録したコンパクト盤。60年代のモータウンのヒットナンバーがこの1枚に収録されています。A面1曲目「マイ・ガール」ザ・テンプテーションズ1964年12月発売され世界的な大ヒットになった名曲。BGMとして流れているのを聴くことは多くても、しっかりとスピーカーの前で集中して聴く事はほとんどなくて今日、そこそこ爆音で聴いてるとめちゃカッコいい!とリピートして聴いてしまった。David Ruffinのハスキーな声がたまらない。間奏のストリングス、ブラスセクションのアレンジの良さにも改めて気付かされた。2曲目「アップ・タイト (Everything's Alright)」スティビー・ワンダー1965年にシングル発売して大ヒットした曲。アップテンポでブラスセクションのカッコいいイントロが最高な名曲。この曲って曲は聴いた事があってもスティービーワンダーの曲だと思ってない人が多そうな気がする。アナログ盤の音で大きめの音で聴くと最高です!B面1曲目「恋はあせらず You Can't Hurry Love」ザ・シュープリームス1966年の大ヒット曲。この時の最新ヒット曲だからこのコンパクト盤を編集するときのメインとして考えたのかも。この曲は1982年のフィル・コリンズがカバーして大ヒットして再び注目された曲なのでより多くの人に知られている曲。この時のダイアナ・ロスの可愛い声、めちゃくちゃ良い。2曲目「リーチ・アウト・アイル・ビー・ゼア Reach Out I`ll Be There」 ザ・フォートップス1966年の大ヒット曲。このレコードの5曲の中で一番好きな曲です。Levi Stubbsの強烈にパワフルな歌唱は聴くたびに鳥肌ものです。3曲目「ダンシング・イン・ザ・ストリート」マーサ&ザ・ヴァンデラス1964年の大ヒット曲。この曲は1985年にミック・ジャガーとデヴィッド・ボウイがカバーしてテレビ放映で歌って再び凄く注目された曲。リードボーカルのマーサ・リーヴスの声も凄く魅力的です。マーサ&ザ・ヴァンデラスのアルバムはベスト盤しか持ってないので欲しくなってきた。このコンパクト盤に収録されてる5曲は60年代を代表するR&Bのほんの一部。60年代のモータウンから出たヒット曲は良い曲だらけ。
2021年11月07日
アメリカのR&B、ファンクバンド「アイズレー・ブラザーズ」の1975年発売のシングル。1975年発売の大ヒットアルバム「The Heat Is On」の1曲目に収録されています。このアルバムは全米1位です。R&B部門でも1位。Ernie Isley – A Guitars (4, 6), E Guitar (1-3), Drums (1-6), Percussion (4, 6)Marvin Isley – Bass guitar (1-6), Background vocalsO'Kelly Isley Jr. – Lead vocals (1, 5)Ronald Isley – Lead vocals (1-4, 6), background vocalsRudolph Isley – Lead vocals (1) background vocalsChris Jasper – Cavinet (1-2), Moog synthesizer (6),Electric piano (1-6) Congas, Keyboards 、Percussion ,Piano, background vocals A面「Fight The Power (Parts 1」B面「Fight The Power (Parts 2)」アルバムではA面1曲目に「Fight The Power (Parts 1 & 2)」と掲載されて1曲として収録。日本が「Saturday Night Fever」の大ヒットで空前のディスコブームになった1978年の3年前、こんなにファンキーでシブシブな曲が全米ではビルボード1位になるほどに大ヒットしていました。76年頃から日本でもファンク好きやR&B好きな人は、所謂、当時のディスコサウンドってものを聴きまくっていたようです。ビー・ジーズなどから連想するディスコサウンドや歌唱とはかなりイメージは違います。気持ちよくなるようなファルエットボイスはなくタイトル通りに力強く激しい曲です。 1974年に「Summer Breeze」をカバーしてアイズレー・ブラザーズ バージョンとしてレコーディングされたバージョンがめちゃくちゃカッコよくて好きです。「Summer Breeze」が収録されてるアルバム「3 + 3」も全曲捨て曲なしのしぶいアルバムです。・・・・・Type O Negativeのバージョンも聴きたくなってきた。Type O Negativeの事も一時期よく書いてたけど久々、聴いてみよう。
2021年11月01日
アメリカのR&B、ソウルシンガー「ロバータ・フラック」の13枚目のアルバム。1988年11月発売。クインシージョーンズも制作に参加しているアルバムです。1曲目「Oasis」2曲目「All Caught Up In Love」3曲目「Uh-Uh Ooh-Ooh Look Out (Here It Comes)」4曲目「Shock To My System」5曲目「You Who Brought Me Love」6曲目「Something Magic」7曲目「And So It Goes」8曲目「You Know What It's Like」9曲目「And So It Goes (Reprise)」10曲目「My Someone To Love」11曲目「(His Name) Brazil」1曲目「Oasis」はリードトラックで先行シングルとして発売され大ヒット。BillboardのHot R&B / Hip-Hop Songsでも1位獲得。マーカス・ミラーとマーク・スティーブンスが書いた明るくキャッチーなナンバーです。2曲目「All Caught Up In Love」この曲はクインシージョーンズがエグゼクティブプロデューサーとして参加してるだけあって余裕の安定感のあるサウンドとアレンジです。この曲のロバータの歌唱が素晴らしい。引いて歌ってるのですが強烈な歌の上手さを感じる。3曲目「Uh-Uh Ooh-Ooh Look Out (Here It Comes)」この曲もクインシージョーンズがエグゼクティブプロデューサーとして参加。アルバムからの第二弾シングル。楽曲は凄く渋くてカッコイイのですが、セールスは成功とは言えなかったらしい。自分は「Oasis」よりも好きな曲です。4曲目「Shock To My System」この曲はイギリスのシンガー「サイモン・クライミー」とのデュエットです。1989年に第3弾シングルとして発売されました。5曲目「You Who Brought Me Love」美しいメロディーと歌唱の王道バラードのラブソングです。何年かぶりに聴いたけど、いい曲です。6曲目「Something Magic」この曲も1曲目と同じくマーカス・ミラーとマーク・スティーブンスが書いた落ち着いたメロウな曲です。7曲目「And So It Goes」7〜9曲目はこのアルバムで一番の山場だと自分で勝手に思ってる。ここの3曲の流れが鳥肌モノで好きです。アール・クルーの弾くアコギソロとかたまらない。8曲目「You Know What It's Like」このアルバムで一番好きな曲。メロディーの美しさとシブシブな演奏とアレンジ。心地良く響くリムショットの気持ちいいノリも最高。9曲目「And So It Goes (Reprise)」再び「And So It Goes」のサビ部分がフェードインしてくる構成は鳥肌です。10曲目「My Someone To Love」DARKな雰囲気と重みあるアレンジがめちゃくちゃカッコイイ。マイナーからサビでメジャーになる構成とその後のマイナーに戻ったSAXソロも最高すぎる。ロバータフラックの歌詞にマーカスミラーが曲をつけた名曲です。11曲目「(His Name) Brazil」ラスト曲はタイトルだけで想像するとラテン系の明るい曲だと思ってしまうけど、心地よいメロウなナンバー。しっとりとこの曲でアルバムが終わるのも余韻が残って最高です
2021年09月30日
アメリカのファンク/ソウルバンド「WAR」を代表する楽曲のひとつ。オリジナルメンバーは数人亡くなっていますが、現在も活動してるバンドです。1972年時点のバンドメンバーHoward Scott – guitar, percussion, vocalsB.B. Dickerson – bass, percussion, vocalsLonnie Jordan – organ, piano, timbales, percussion, vocalsHarold Brown – drums, percussion, vocalsPapa Dee Allen – conga, bongos, percussion, vocalsCharles Miller – clarinet, alto, tenor and baritone saxophones, percussion, vocalsLee Oskar – harmonica, percussion, vocalsA面「The Cisco Kid」大ヒットアルバム「The World Is A Ghetto」からの第二弾シングルカット。「The World Is A Ghetto」からのリードトラックとして先行シングルで発売された曲は「The World Is A Ghetto」のオリジナルは10分15秒、シングルは4分。各楽器のソロやリフレインをほとんどカットしています。「The Cisco Kid」はアルバム1曲目の激しいラテンパーカションを楽しめるノリノリなファンキーラテンです。ティンバレスの音最高です。ラテンパーカッション好きの自分にはたまらない演奏です。40代以上の人なら一度は耳にした事があるんじゃないかと思う。この曲、ヘッドフォンでボリューム大き目で聴くとめちゃくちゃ気持ち良いステレオ感です。アメリカの人気テレビドラマ「シスコキッド」の友人だという男が酔いながら話してる。そんな歌詞です。B面「Beetles In The Bog」どんな意味で書いた曲なのか昔から謎に思ってた。「沼の中のカブトムシたち」・・・この曲もバリバリラテンの楽曲です。ミディアムのゆったりしたノリでおもしろい曲です。この曲もアルバム「The World Is A Ghetto」のラストに収録されてる曲。
2021年09月21日
ルーサー・ヴァンドロスの7枚目のアルバム。1991年4月26日発売。もうルーサー・ヴァンドロスのアルバムは全て書いたように思ってたけど、まだまだ書いていないアルバムが残ってる。この名盤を後回しにしてたのは自分でも不思議。今日、電車の中で往復ともこのアルバムを聴いてた。1曲目「She Doesn't Mind」(愛の迷路)2曲目「Power Of Love/Love Power」(愛はパワー)3曲目「I'm Gonna Start Today」(愛のスタート)4曲目「The Rush」(愛は突然に)5曲目「I Want The Night To Stay」(夜を永遠に)6曲目「Don't Want To Be A Fool」(愛はフール)7曲目「I Can Tell You That」(君を離さない)8曲目「Sometimes It's Only Love」(愛をのりこえて)9曲目「Emotional Love」(ハートのままに)10曲目「I Who Have Nothing (Duet With Martha Wash)」(貴方を夢みて)11曲目「Power Of Love / Love Power (powerful mix)」(愛はパワー パワフルミックス)12曲目「Power Of Love / Love Power (love dub)」(愛はパワー ラブ・タブ)この邦題を見たときにげんなりした。愛の安売りのような邦題。これだけ「愛」を付けるのなら全曲「愛」を絡めたらいいのにって当時友人と話したのを覚えてる。日本盤の歌詞カードの解説があまりにも下品で寒気がしたので二度と読んでなかったけど、久々に読んだらやっぱり寒気がした。CBSソニーは何を考えてあんな下品な文章を掲載したのか…このアルバムから4枚のシングルをカットしています。2曲目「Power Of Love/Love Power」6曲目「Don't Want To Be A Fool」4曲目「The Rush」8曲目「Sometimes It's Only Love」この4曲の順でシングルカットした。この4曲の中なら特に好きな曲は「Don't Want To Be A Fool」です。メロディーラインもオシャレで美しい。アレンジも演奏も流れるように優しい。ルーサー・ヴァンドロスの歌い回しがカッコ良すぎて真似て歌ったりしたけど、こんな風にはまったく歌えない。本当にルーサー・ヴァンドロスは歌が上手すぎる。2曲目「Power Of Love/Love Power」は心地よいノリの軽いR&B。リードトラックで先行シングルでした。もちろん大ヒットしました。自分がバンドやってた頃にこの曲のリズムパターンと構成をちょっとオマージュして楽曲を作ったのを思い出した😅パクったのじゃなく、オマージュです^^; もうすっごい前の事だし・・・今でもめちゃくちゃ好きな曲です。8曲目「Sometimes It's Only Love」は王道バラード!美しく癖のないバラードだけどルーサー・ヴァンドロスが歌うと強烈にソウルフルで歌い回しに鳥肌が立つ。アルバムの帯にも書いてるけど「世界一のバラード男」ってのが正解かも。4曲目「The Rush」はマーカスミラーの力がかなり大きいように思う。重厚な低音を鳴らすベースとシンセはマーカスミラーがプレイしています。電車の中で聴きながら「カッコ良すぎるでしょう!」って口に出して言ってしまいそうになる曲。この曲のCDシングルが欲しくて一時期探してたけどいつの間にか諦めて忘れてた。ミックス違いが3曲収録されてるので、絶対聴きたい。9曲目「Emotional Love」はHubert Eaves IIIの力を大いに借りてここまでのカッコ良さになってると思う。ポールジャクソンジュニアのカッティングとオブリも強烈に良いアルバムの幕開け1曲目「She Doesn't Mind」はシングルカット向きな曲だと思うけど、シングルカットされていません。この曲もマーカスミラーの力がフルに発揮されたように感じる曲。演奏、アレンジも最高ですが、ルーサー・ヴァンドロスの歌の力にひれ伏すような曲です。ボーナストラックの11曲目、12曲目のMIXはそれぞれに飽きさせないバラエティさがあります。 (powerful mix)はゴスペル風コーラスが強烈なインパクトを残し始まってくる構成。(love dub)の方はラテン色を加えたようなノリでこれも凄い好きなMIXです。
2021年08月20日
1981年8月1日発売の映画「エンドレス・ラブ」の主題歌。大スターのダイアナ・ロス&ライオネル・リッチーがデュエットして話題になって大ヒットした。A面「Endless Love」この前に書いたルーサー・ヴァンドロスとマライア・キャリーのバージョンばかり聴いてるので本家のオリジナルを30年以上ぶりに聴いてみた。ルーサー・ヴァンドロスの声で身体に染み込んでいたので、かなり新鮮に感じた。コモドアーズのライオネル・リッチーは何度も書くほどに好きなグループ(シンガー)ですが、この曲に関してはどうしてもルーサー・ヴァンドロスの声で聴きたくなる。ダイアナ・ロスとマライア・キャリーは特にどっちが良いとかはないのですが…。この曲を歌うルーサー・ヴァンドロスの声と歌い回しが好きすぎて。ルーサー・ヴァンドロスとマライア・キャリーのバージョンは歌い過ぎって言う人も友人にいてそれも凄くわかります。引く部分がもう少しあってもいいのかも知れない。それでもルーサー・ヴァンドロスの歌い回しがたまらない。日本のシンガーでもR&Bやソウルを意識して歌う人はルーサー・ヴァンドロスの歌い回しをかなり真似てる人が多く感じる。でも良いと思った事はほとんどありません。この映画を観てないので多分、オリジナルに思い入れがないのかも知れない。い映画観てたら印象は大きく変わるのかも。でも、コモドアーズをまた聴きたくなってきた。1年ほど前はやたらライオネル・リッチーの声を聴いてたような気がする。B面「Endless Love」(instrumental)なぜかB面がショートバージョンのインスト。A面オリジナルは4分27秒、B面のインストは2分46秒。わざわざ短く編集する方が不思議。そのままのカラオケの方が良い。後にフルバージョンのインストが登場しました。
2021年08月16日
ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイの二人で作り上げたデュエットアルバム。ロバータ・フラックは1969年「First Take」でデビューして「Chapter Two」「Quiet Fire」と3枚のアルバムを発表してから4枚目がこのデュエットアルバム。ダニー・ハサウェイは「Everything Is Everything」「Donny Hathaway」と2枚のソロアルバムを発表して3枚目がこのデュエットアルバムです。1曲目「I ( Who Have Nothing)」2曲目「You've Got A Friend」3曲目「Baby I Love You」4曲目「Be Real Black For Me」5曲目「You've Lost That Lovin' Feelin'」6曲目「For All We Know」7曲目「Where Is The Love」8曲目「When Love Has Grown」9曲目「Come Ye Disconsolate」10曲目「Mood」ボーカルはもちろん二人ですが、ピアノ(エレピも)とオルガンもどちらか弾いています。名曲の数々のカバーとオリジナルで構成されています。このアルバムで自分がまず、おすすめしたいのが6曲目「For All We Know」アナログ盤ではB面の1曲目です。この曲自体がめちゃくちゃ好きって事もあるのですが、ロバータ・フラックが弾くアコースティックピアノでダニー・ハサウェイ歌う。この曲はナット・キング・コールもダイナ・ワシントンもアレサ・フランクリンもビリー・ホリデイもドリス・デイもレコーディングしています。この曲の聴き比べはいろいろと各シンガーの凄さを感じられて感動が倍増します。ダニー・ハサウェイの声で聴けるのは至福の時間。5曲目「You've Lost That Lovin' Feelin'」がその次に鳥肌ものの感動です。オリジナルはライチャスブラザーズ。二人の最高の歌声でカバーされた「You've Lost That Lovin' Feelin'」は演奏のクオリティの高さも相まって、他のどんなカバーよりも最高なんじゃないかと思えてくる。2曲目「You've Got A Friend」がこのアルバムの中で多分、広く知られてる曲だと思う。キャロル・キングが書いてジェームス・テイラーが最初にレコーディングされました。キャロル・キング本人もレコーディングして「タペストリー」に収録。二人が歌うと「You've Got A Friend」もソウルになってイメージは大きく変わる。この曲では交互に歌い、サビをハモって歌う。鳥肌もの!アルバムラストの10曲目「Mood」はインストナンバーです。これがまた最高です。ロバータ・フラックはピアノを弾きダニー・ハサウェイはローズピアノを弾いてます。悲しげで儚げなメロディーに惹かれる。1曲目「I ( Who Have Nothing)」はイタリアで作られイタリア語がオリジナルですが、トム・ジョーンズ、ベンE.キングが歌って有名になった曲。ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイの二人の迫力ある声量のデュエットは強烈です!このアルバム、2013年リマスターされた音源が低価格盤で1000円で今なら変えます。自分もこの低価格盤も買いましたが、前のCDとは比べ物にならない鮮明な音です。
2021年08月14日
アメリカのR&Bシンガー「ルーサー・ヴァンドロス」の1994年発売のカバーアルバム。カバーアルバムとかあんまり好きじゃないんだけど、ここまで歌が上手いと、この声でいろんな曲が聴きたくなる。ルーサー・ヴァンドロスは自分の中で本当に歌が上手いシンガーベスト5に入る。ルーサー・ヴァンドロスのアルバムの事はこれまでにかなり書いたような気がする。1曲目「Love The One You're With」クロスビー、スティルス、ナッシュ2曲目「Killing Me Softly」 ロバータ・フラック3曲目「Endless Love」 & Mariah Carey ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチー4曲目「Evergreen」 バーブラ・ストライサンド5曲目「Reflections」 シュープリームス6曲目「Hello」 ライオネルリッチー7曲目「Ain't No Stoppin' Us Now」 マックファーデン&ホワイトヘッド8曲目「Always And Forever」 ヒートウェイヴ9曲目「Going In Circles」 フレンズ・オブ・ディスティンクション10曲目「Since You've Been Gone」 アレサ・フランクリン11曲目「All The Woman I Need」 ホイットニー・ヒューストン12曲目「What The World Needs Now」 ジャッキー・デシャノン13曲目「The Impossible Dream」 「ラ・マンチャの男」の楽曲選曲も幅広く渋めの名曲が選ばれています。どの曲もルーサー・ヴァンドロスが歌うと彼のオリジナルのように聞かせてしまう説得力がある。今日は大好きな曲ライオネルリッチーのカバー「Hello」を聴くのが目当てでアルバムを聴いてたら全曲どっぷりハマって聴き込んでいた。「Hello」はルーサー・ヴァンドロスが歌うと丸く柔らかくなって聞こえる。どっちも最高です。ホイットニー・ヒューストンのカバー「All The Woman I Need」は圧巻です。歌が上手いとか、そういう域は遥かに超えてる。一度でいいからルーサー・ヴァンドロスの歌を生で聴いてみたかった。13曲目はミュージカルファンならミュージカルの名曲ベスト10に入れてもおかしくない名曲、「ラマンチャの男」の「見果てぬ夢」。いろんな人が歌ったのを聴いたけど、自分の中ではルーサー・ヴァンドロス以上に感動した歌唱はなかったと思う。「上手いでしょ?」って感じの歌唱ではないから余計に感動できる。ミュージカルの男性キャストが朗々と歌い上げるのを何曲も聴くとたまにイヤになる時がある。自然に力入れずに歌ってこれだから・・・。バーブラ・ストライサンドの名曲、4曲目「Evergreen」も、めちゃくちゃ好きな曲。バーブラの熱唱の凄さに並ぶほどのルーサー・ヴァンドロスの声で聴けるのは至福の時間。上手い歌を聴きたい時にルーサー・ヴァンドロスは必ず何人かの中に入る。ロバータ・フラックが大ヒットさせた2曲目「Killing Me Softly」はオリジナルとのイメージとかなり変えていますが、聞き入ってしまう。ロバータ・フラックと親交の深かったルーサー・ヴァンドロスはカバーアルバムを作る企画が上がった時にまずこの曲を決めたようです。ロバータ・フラックの楽曲ならもう1曲、他の曲もチョイスしてほしかった。多分、このアルバムの中で一番知られてる曲だと思う3曲目「Endless Love」はMariah Careyとのデュエットです。ダイアナ・ロス&ライオネル・リッチーに匹敵する歌うまのデュエット、ルーサー・ヴァンドロス&マライヤキャリーも強烈に聞かせます。シュープリームスの5曲目「Reflections」のカバーも久しぶりに聴くとめちゃくちゃ良かった。女性グループの楽曲を男性シンガーが歌っても違和感なくカッコイイ!ライブ盤「Live At Radio City Music Hall 2003」の中でもカバー曲は歌われています。カーペンターズが歌って大ヒットした「Superstar」をルーサー・ヴァンドロスが歌うバージョンは引き込まれて聴き入ってしまう。そのライブ盤の中で大ヒットディスコナンバー「The Glow Of Love 」も歌われています。これがまためちゃくちゃカッコ良い。歌唱はもちろん、演奏も最高です。
2021年08月11日
1962年発売のナット・キング・コールのアルバム。この前に書いたビッグバンドでジャズナンバーをおしゃれに歌い上げる「To Whom It May Concern」とは、まったく違うカントリー・アンド・ウエスタンの世界です。このアルバムはアナログ盤持ってるので今日はアナログ盤で聴いた。かなり前に中古レコード屋で見つけた新品同様の盤質の赤盤!今日、聴いてまったくスクラッチノイズもなく素晴らしい音で聴けて感動でした。A面1曲目「Ramblin' Rose」2曲目「Wolverton Mountain」3曲目「Twilight On The Trail」(たそがれの荒野)4曲目「I Don't Want It That Way」5曲目「He'll Have To Go」(浮気はやめなよ)6曲目「When You're Smiling」(君微笑めば)B面1曲目「Goodnight, Irene, Goodnight」2曲目「Your Cheatin' Heart」3曲目「One Has My Name The Other Has My Heart」(二人の女)4曲目「Skip To My Lou」5曲目「The Good Times」(想いはるかに)6曲目「Sing Another Song」1987年に初CD化された時はA面とB面の間に「Dear Lonely Hearts」「All Over The World」「All By Myself」この3曲が追加されています。「Dear Lonely Hearts」と「All Over The World」はアルバム未収録のシングルのみで発売された曲。タイトルナンバー「Ramblin' Rose」は何度もシングルカットされ世界中で大ヒットした曲。ライブで聴いてるかのような演出も入る。一緒にみんな歌ってしまうんじゃないかと思う。「Wolverton Mountain」もシングルカットされた曲。軽快なカントリーナンバーです。聴き終わるともう一度、頭から聴きたくなる曲。「Twilight On The Trail」(たそがれの荒野)も大好きな曲。心が静まり穏やかな気持ちになれる。目を閉じて聴いてると、多分誰でも幼い頃に見た夕暮れのどこかの景色が浮かんでくるように思う。誰でも歌えそうな曲だけどナット・キング・コールのようには歌えない。この曲は1936年の映画「The Trail of the Lonesome Pine」の主題歌の曲のカバーのようです。「He'll Have To Go」(浮気はやめなよ)も穏やかで優しい3拍子のバラード。ピアノの絡んで来る感じが最高です。クレジットがまったくないので誰が弾いてるのか不明。「When You're Smiling」(君微笑めば)はA面ラスト曲で、この曲も1928年の大ヒット曲のカバーのようですが、自分はナット・キング・コールのバージョンしか知らない。良い曲!「Goodnight, Irene, Goodnight」は日本のフォークシンガーがカバーして歌ったのでメロディーも知ってた。ナターシャーセブンや友部正人さんがカバーしてる。ナターシャーセブンのバージョンはライブでも何度か聴いたように思う。「Skip To My Lou」は誰でも一度は聴いた事があるように思う。子供の頃にも楽しげに歌のお姉さん的な人が歌ってたの覚えてる。明るい童謡のような曲でもナット・キング・コールが歌うとカッコよく聞こえてしまう。ラスト曲「Sing Another Song」も疲れてる心が和らいでいくような優しく温かい曲です。歌声に癒される。赤盤LP
2021年08月02日
1979年4月発売のドナ・サマーの大ヒットシングル。このシングルの前のシングルは前にも書いた自分が凄く好きな「Heaven Knows」です。「Heaven Knows」は18分にも及ぶメドレー形式になってる「MacArthur Park」の中の1曲。1978年に出たシングル「Last Dance」「MacArthur Park」「Heaven Knows」が特に好きで1979年の大ヒット曲の数々よりも思い入れは強かった。何だかんだでドナ・サマーの事もよく書いてるように思う。ブラックメタル、デスメタルばかりに偏ってた時期もあるし、歌謡曲、演歌に偏る時期もあるし、プログレばかり聴いてた時期も、スクリーモ、メタルコア系ばかり聴いてた時期も・・・・今は結構、R&Bやソウル系を聴く事が多くなってる感じ。今日、近所の商店街を歩いてたら、婦人服屋さんの中から結構な音量で「Hot Stuff」が流れていた。60才代以上の人が着そうな婦人服やさん。自分が高校生の頃なら三宮や心斎橋、ヨーロッパ通りのブティックから流れてた曲が今では年を重ねたおばさまが集まるような服屋さんで大きめな音で流れてる・・・。有線なのかCDなのか分からないけど、きっとその服屋の店長さんは70年代後半〜80年代に踊りに行ってたんだろうなぁ・・・とか思いながら当時の自分の事なんかも思い出しながら「Hot Stuff」を口ずさんで懐かしんだ。A面「Hot Stuff」アルバム「Bad Girls」のバージョンが聴き慣れてて、シングルで聴くのなんて何十年ぶりか…。すっごい物足りない。アルバムでは5分16秒ある所、シングルは3分49秒。イントロからいきなり半分カットされてるし。なんなら6分48秒ある12インチバージョンが一番頭に残ってて一番好きなバージョン。でも、当時、ラジオではこのシングルバージョンばかり流れてたし、ディスコでもシングルバージョンが流れてる事が多かったように思う。マニアックな店なら別リミックスバージョンなんかも流してたりしてたけど。この曲、たしか何かのテレビコマーシャルに使われててよく流れてたような気がする。もうその頃になるとテレビはほとんど見なくなってたけど、それでも記憶に残ってるぐらいだからきっとかなり多く流れてたんだと思う。B面「Journey To The Center Of Your Heart」この曲もシングルバージョンはかなり短くカットされてる。アルバムは4分37秒、シングルは3分53秒。「Hot Stuff」ほど物足りなさを感じないけど、やっぱりアルバムバージョンの方がいい!この曲のタイトル「Journey To The Center Of Your Heart」は1983年発売のOzzy Osbourneのアルバム「Bark at the moon」に収録されてる「center of eternity」を思い出す。逆なんだけど、オジーのこの曲のサビの歌詞を見たときにドナ・サマーのこのタイトルが浮かんだ。オジーのサビは「♪Journey to the centre of eternity〜」です。うわ、BARK AT THE MOONのアルバム聴きたくなってきた。もう5時前・・今から聴いたら寝るのは6時か…。
2021年08月01日
アメリカのソウルシンガー「ロバータ・フラック」のデビューアルバム。2013年リマスター版が限定生産で1000円で発売された時に買った。90年代にCD化された時の物しか持ってなかったので、廉価版の発売はうれしかった。でも昨年、アナログ盤1枚とCD2枚組が発売された。アルバム発売50周年アナログ盤…まだ買えるのなら探してみようと思う。1曲目「Compared To What」2曲目「Angelitos Negros」3曲目「Our Ages Or Our Hearts」4曲目「I Told Jesus」5曲目「Hey, That's No Way To Say Goodby」6曲目「The First Time Ever I Saw Your Face」7曲目「Tryin' Times」8曲目「Ballad Of The Sad Young Men」「Compared To What」はロン・カーターのベースが楽曲をぐいぐい引っ張っていくシブシブのソウルなナンバー。ロバータ・フラックの歌唱もカッコいい!ベトナム戦争を背景にしたメッセージソング。2曲目「Angelitos Negros」はラテンナンバー。3曲目「Our Ages Or Our Hearts」はダニー・ハサウェイ作の美しいバラード。この曲は6分間ずっと心が安らぐ世界に身を委ねられます。4曲目「I Told Jesus」でのロバータ・フラックの歌唱は強烈に最高です。5曲目「Hey, That's No Way To Say Goodby」はレナード・コーエンのカバー。フォーキィーなアレンジで誰の心に中にも優しく入っていくような曲です。この曲も大好きです。6曲目「The First Time Ever I Saw Your Face」このアルバムで一番好きな曲。シングルカットもしています。オリジナルはスコットランドのフォークシンガー「Ewan MacColl」。7曲目「Tryin' Times」もダニー・ハサウェイが作った曲。この曲もRon Carterのベースがかっこいいブルースナンバー。8曲目「Ballad Of The Sad Young Men」はラストにふさわしいスケールの大きいナンバー。7分以上あるのですが、凄く短く感じてしまう。聴き入ってしまうからかも知れない。
2021年07月29日
このアルバムは19曲のうち12曲が父親「ナット・キング・コール Nat King Cole」がレコーディングした事のある曲を娘が再びレコーディング。父親とのデュエットもアルバム「Unforgettable」に続き再び収録。★はNat King Coleが過去にレコーディングした曲1曲目「There's A Lull In My Life」★2曲目「Stardust」★3曲目「Let's Face The Music And Dance」★4曲目「Teach Me Tonight」★5曲目「When I Fall In Love ( With Nat King Cole)」★6曲目「What A Difference A Day Made」7曲目「Love Letters」★8曲目「He Was Too Good To Me」9曲目「Dindi」10曲目「Two For The Blues」11曲目「If Love Ain't There」★12曲目「To Whom It May Concern」★13曲目「Where Can I Go Without You」★14曲目「Ahmad's Blues」15曲目「Pick Yourself Up」★16曲目「If You Could See Me Now」17曲目「Like A Lover」18曲目「This Morning It Was Summer」★19曲目「Stay As Sweet As You Are」★5曲目「When I Fall In Love」はナット・キング・コールとのデュエット。ビクターヤングが曲を書き、エドワード・ヘイマンが歌詞を書いた超有名な名曲。有名なDoris Dayのバージョンが特に好きですが、1996年Natalie Coleのデュエットバージョンもアレンジ、パフォーマンスとも最高です。アルバムタイトルになってる2曲目「Stardust」は物凄く多くのシンガーやプレイヤーがカバーしています。この曲が好きで、この曲をカバーしてるレコードやCDを集めたりしてた。あさっりとオリジナルに近い物からかなり癖の強いカバーもあって楽しめます。このナタリー・コールのバージョンは自分のベスト5に入るカバーです。好きなバージョンのひとつ、エラ・ジェーン・フィッツジェラルドのバージョンの事は前に一度書いたように思う。サビから歌い出すバージョンの方が好きです。このアルバムの中で一番好きな演奏と歌唱は7曲目「Love Letters」です。この曲自体ももちろん凄く好きでプレスリーのバージョンなんかもよく聴いた。「When I Fall In Love」と同じくビクターヤングが曲を書き、エドワード・ヘイマンが歌詞を書いた曲。トゥーツ・シールマンスのハーモニカソロがこれまた最高です。アレンジもおしゃれで心地良い。8曲目「He Was Too Good To Me」はベット・ミドラーのバージョンを良く聴いた印象。久々に聴いて改めて名曲だと実感する。14曲目「Ahmad's Blues」もこのアルバムの中で凄く好きな曲。リー・リトナーのギターソロやオブリも素晴らしい。ピアノソロはボブ・ジェームス!15曲目「Pick Yourself Up」のアレンジは軽快にスイングし出したり、スキャットになったりと、展開も多くアレンジされています。3曲目「Let's Face The Music And Dance」と4曲目「Teach Me Tonight」はビッグバンドの派手な演奏とアレンジが楽しめて最高!
2021年07月25日
1976年4月発売のアルバム「Natalie」からのシングルカット曲。ナタリー・コールの曲の事は何度か書いてるけど、この名曲の事は書いてなかった。A面「Mr. Melody」デビューアルバム「Inseparable」から1年、2ndアルバム「Natalie」を発表。そのアルバムの1曲目を飾ったのがこの曲。この曲も何とも言えない気持ち良さと、歌の上手さに鳥肌立ちまくりの曲です。軽快なラテンジャズのようないつ聴いても心が動く曲。CDで聴かずにアナログEP盤で何十年か振りに聴いた。アルバムをCDで聴く時と聞こえ方がまったく違った。イントロ冒頭のオルゴールのような音だけで泣けてきた。上手い歌が聴きたくなると選択肢の一つがNatalie Coleです。B面「Heaven Is With You」この曲は2ndアルバム「Natalie」の2曲目。1曲目の「Mr. Melody」に続く曲です。その曲がシングルのB面。「Heaven Is With You」は邦題が「幸せの夜」です。幸せな瞬間に溢れてくる気持ちを歌い上げるようなナタリー・コールの美しい歌唱に、聴いてる側も幸せになれる。ここまで歌が上手いと完全に身を委ねて聴ける。今日、このシングルを聴いた事でナタリー・コールがマイブームになってきそうな気がする。
2021年07月10日
アメリカのR&Bシンガー「ルーサー・ヴァンドロス」の最後のアルバム。このアルバムをリリースして2年後に54歳の若さで亡くなりました。亡き父親に捧げたこの「Dance With My Father」が最後のアルバムになった。1曲目「If I Didn't Know Better」2曲目「Think About You」3曲目「If It Ain't One Thing」 & Foxy Brown4曲目「Buy Me A Rose」5曲目「The Closer I Get To You」 & Beyoncé6曲目「Lovely Day」 & Busta Ryhmes7曲目「Dance With My Father」8曲目「She Saw You」9曲目「Apologize」10曲目「Hit It Again」 & Queen Latifah11曲目「Right In The Middle」12曲目「Once Were Lovers」13曲目「Lovely Day Part II」 & Busta Ryhmes14曲目「They Said You Needed Me」1曲目「If I Didn't Know Better」はメロウで美しいメロディーが印象的なナンバー。歌が上手いとか言う次元を超えて、声を張って歌い上げなくても神の領域に入ってるんじゃないかと。本当にLuther Vandrossの声は最高です。2曲目「Think About You」はシングルカットして大ヒットした有名曲。この曲もソフトなナンバーです。このアルバム自体、かなり久々に聴いたけど全曲に感動できるアルバム。3曲目「If It Ain't One Thing」はRapperのFoxy Brownと共演。ミディアムナンバーの気持ち良いノリの曲。4曲目「Buy Me A Rose」も凄く好きな曲でルーサー・ヴァンドロスの声に浸り切れる曲です。この曲もシングルカットされたのでFMなどでも流れてたので知ってる人も多いかも。ケニー・ロジャースのカバー曲です。5曲目「The Closer I Get To You」は Beyoncéとの共演。この曲のことは前にも書いてるのですが、ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイのデュエットがオリジナル。オリジナルを超える事はないけど、ビヨンセとのデュエットも心地良く素晴らしい。ロバータ・フラックとダニー・ハサウェイも凄く好きなシンガーで何度もブログに書いたと思う。7曲目「Dance With My Father」がやはり一番心に深く入ってくる。後に多くのシンガーがカバーしているほどの名曲です。子供の頃の父親との思い出を歌っています。物凄くシンプルなバラードなのに聴く度に胸が熱くなるほど感動できる。8曲目「She Saw You」は気持ちいいダンスナンバー。11曲目「Right In The Middle」はブルージーでしぶい曲。12曲目「Once Were Lovers」は切ないラブバラードで美しいメロディーが最高です。14曲目「They Said You Needed Me」ラスト曲はヴァンドロスの歌声をじっくり堪能できるシンプルなR&Bナンバー。昨日、宝塚の往復にこのアルバムとLuther Vandross唯一のライブ盤「Live Radio City Music Hall 2003」を聴いてた。そのライブを行った2ヶ月後に倒れてしまいライブを開催する事はなかった。
2021年04月16日
アメリカのR&B シンガーソングライター「ルーサー・ヴァンドロス」の3枚目のアルバム。このアルバムから2枚目のシングルカット「Since I Lost My Baby」はテンプテーションズの大ヒット曲のカバー。ルーサーのバージョンも大ヒットしたので聴けば知ってると思い出す人が多いと思う。A面1曲目「Bad Boy / Having A Party」2曲目「You're The Sweetest One」3曲目「Since I Lost My Baby」4曲目「Forever, For Always, For Love」B面1曲目「Better Love」2曲目「Promise Me」3曲目「She Loves Me Back」4曲目「Once You Know How」Marcus Miller – BassNat Adderley, Jr. – Keyboards, Backing vocalsYogi Horton, Buddy Williams – DrumsDoc Powell, Georg Wadenius – GuitarEd Walsh – SynthesizerPaulinho da Costa, Ralph MacDonald, Sammy Figueroa – Percussion他、ホーンセクション、ストリングスリードトラックのシングルカット曲1曲目「Bad Boy / Having A Party」はキャッチーなダンスミュージック。この曲ももちろんヒットした。A2曲目「You're The Sweetest One」はシングルカットされてないけど、一番売れそうな感じがする曲。シングルカットされた2曲よりも好きでよく聴いた。A3曲目「Since I Lost My Baby」はThe Temptationsのバージョンとはまったく印象が違うアレンジです。オリジナルはミディアムアップでやや軽快でキャッチーなアレンジなのに対してルーサー・ヴァンドロスのバージョンはしっとりしたダンスミュージックなアレンジになっててソロボーカルを楽しむようなアレンジです。アナログ盤で聴くとCDの時に感じなかったスネアの音のカッコ良さに惹きつけられた。タイトルナンバー、A4曲目「Forever, For Always, For Love」はルーサー・ヴァンドロスの歌声をじっくり堪能できるバラード。だんとつに一番好きな曲はB面1曲目「Better Love」イントロからゾクゾクしっぱなしの洗練されたアレンジ。ストリングスのアレンジも最高です。歌も上手すぎるし文句なしの1曲。B2曲目「Promise Me」はメロディの美しいバラード。この曲もほんとに良い曲。ラスト曲B4曲目「Once You Know How」はストリングスが印象的な爽やかなナンバー。
2021年03月19日
R&Bシンガー「ルーサー・ヴァンドロス」が1998年に発表したアルバム。1981年「Never Too Much」から所属していたエピックと契約を解消、このアルバムでヴァージンレコードの移籍。しかし、この1枚のみでヴァージンを辞めてしまい J Recordsと契約。このアルバム、セールス的に失敗だとか書かれてるけど、良い曲の宝庫なんだけどな。レコード会社変わってプロモーションの仕方が変わって少しセールスが落ちたのかも。1曲目「Keeping My Faith In You」2曲目「Isn't There Someone」3曲目「Religion」4曲目「Get It Right」 Feat. The PreC.I.S.E.5曲目「I Know」 Feat. Stevie Wonder6曲目「I'm Only Human」 Feat. Cassandra Wilson & Bob James7曲目「Nights In Harlem」 Feat. The PreC.I.S.E.8曲目「Dream Lover」9曲目「When I Need You」10曲目「Are You Using Me?」11曲目「Are You Mad At Me?」12曲目「Now That I Have You」13曲目「Bad Company」14曲目「Nights In Harlem (Remix)」 Feat. Guruこのアルバム、全曲どれも好きなんだけど、今日久々に聴いて特に心に残った曲を1曲目「Keeping My Faith In You」から鳥肌止まらない素晴らしい歌唱とゴスペル調のコーラスが次第に楽曲を優しく包み込むように入って来ると心が洗われていく。レゲエパートが強烈に良い!3曲目「Religion」はリズムのノリのカッコ良さに引き込まれる。初めて聴いた時から大好きなスローダンスナンバー4曲目「Get It Right」はPreC.I.S.E.のラップをフィーチャーしたミディアムダンスナンバー。ルーサー・ヴァンドロスがアレサ・フランクリンに提供した曲のセルフカバー。タイトルナンバー5曲目「I Know」は美しく甘いバラードです。スティーヴィー・ワンダーのハーモニカがルーサーの声と絡んで最高の空間を作っていきます。メロディーが秀逸でいつ聴いても胸が熱くなる。6曲目「I'm Only Human」も大好きな曲でジャズシンガーのカサンドラ・ウィルソンをフィーチャーしたスローナンバー。ローズピアノのアレンジも最高です。7曲目「Nights In Harlem」はPaul Jackson Jr.のギターについつい耳がいってしまう曲。この曲でもPreciseのラップをフィーチャーしています。超有名曲のカバー、9曲目「When I Need You」は昨夜書いたアルバート・ハモンドが作りレオ・セイヤーが歌って1977年に大ヒットした曲。ルーサー・ヴァンドロスの最高の歌唱で再び息を吹き返したように思える名曲です。この1曲だけでもこのアルバム買った価値があるように感じる。アルバムラスト曲12曲目「Now That I Have You」がとにかく一番好き。豪華なストリングスの音と分厚いコーラスに包まれて気持ちが優しくなっていく。メロディーもめちゃくちゃ好きです。
2021年03月12日
アメリカのR&B シンガーソングライター「 ルーサー・ヴァンドロス」の3枚目のアルバム。「Never Too Much」や「The Night I Fell in Love」ほど好きではないけど、このアルバムもTHE 80年代なR&Bアルバムです。どのアルバムを聴いても最高のボーカルが聴けるので、あとは曲の好みだけの問題。A面1曲目「I Wanted Your Love」(邦題「ユア・ラブ」)2曲目「Busy Body」(邦題「ビジー・ボディー」)3曲目「I'll Let You Slide」(邦題「ニューヨーク・ハートビート」)4曲目「Make Me A Believer」B面1曲目「For The Sweetness Of Your Love」(邦題「愛の甘み」)2曲目「How Many Times Can We Say Goodbye」 with Dionne Warwick (邦題「さよならは一度だけ」)3曲目「Superstar / Until You Come Back To Me (That's What I'm Gonna Do)」 (邦題「スーパースター/待ちこがれて」)歌詞カードの写真曲数は少ないのですがB面3曲目は組曲のようになってる長尺カバーナンバーです。前半の「Superstar」をレオン・ラッセルが作った曲、後半「Until You Come Back To Me」はスティーヴィー・ワンダーが作った曲。その2曲のバラードをメドレーにしています。リードトラックは大ヒットしたB面2曲目「How Many Times Can We Say Goodbye」です。Dionne Warwickと強烈なデュエットで話題になった曲です。歌が上手すぎる二人が歌うと異常な説得力でいつ聴いても聴き惚れる。美しいメロディーとハーモニーのバラードです。もちろん大ヒットしました!シングルカット第二弾のA面3曲目「I'll Let You Slide」は売れて当然のキャッチーで派手な曲。久しぶりに聴いても気持ちいい。コンガやギロのラテンパーカッションも効いててお気に入りの1曲です。そして超大作のB面3曲目「Superstar / Until You Come Back To Me (That's What I'm Gonna Do)」は、超有名な楽曲のカバー2曲をルーサー・ヴァンドロスの豊かなボーカルで聴けます。「Superstar」はカーペンターズがカバーした事でも有名です。「Until You Come Back To Me」はアレサ・フランクリンが歌ってるのが有名です。この曲も多くのシンガーがカバーしてします。裏ジャケ紙ジャケCD
2021年03月07日
アメリカのR&B /ソウルシンガーソングライター「Luther Vandross」の4枚目。ルーサー・ヴァンドロスの80年代のアルバムなら「Never Too Much」の次の好きなアルバム。世界一のベルベットボイスと言われてたルーサー・ヴァンドロスの自然な歌声を楽しめると思うアルバム。80年代の他のアルバムに比べ落ち着いた大人な楽曲を集めてるイメージです。A面1曲目「'Til My Baby Comes Home」(君のシルエット)2曲目「The Night I Fell In Love」(マンハッタン・ナイト・ラブ)3曲目「If Only For One Night」4曲目「Creepin'」B面1曲目「It's Over Now」2曲目「Wait For Love」3曲目「My Sensitivity (Gets In The Way)」4曲目「Other Side Of The World」(もう一つの世界)A面1曲目「'Til My Baby Comes Home」はシングルカットされたリードトラック。シングルとしても大ヒットしました。この曲のイントロやアレンジから、インスパイアされたのか、パクったのか…と思うような当時の日本のロックやニューミュージックの楽曲が多かったような気もする。アルバムの中でこの曲だけキャッチーでシングル向きだと思う曲。2曲目「The Night I Fell In Love」はいつ聴いても最高!Markus Millerのシンセのリズムアレンジとベースの異常なカッコ良さ。シンセ打ち込みの機械的な演奏にルーサーのソウルフルな美しい声。アンバランスなような物凄いバランス取れてるように感じられて、もっとずっと聴いていたいと思ってしまう曲。3曲目「If Only For One Night」はブレンダ・ラッセルの1979年発売の1stアルバムの3曲目に収録されてる名曲のカバーです。これは聴き比べたらさらに曲の良さもわかるし二人の凄さもわかる。4曲目「Creepin'」はStevie Wonderが作った曲です。B面1曲目「It's Over Now」はミディアムアップのややキャッチーな曲。ルーサーの歌声も最高です。2曲目「Wait For Love」を聴けば心洗われるようなボーカルに惹かれるはず^^この大人のバラードは豪華すぎるBacking vocalsにも鳥肌です。3曲目「My Sensitivity (Gets In The Way)」この曲も当時、大人な気分に浸れた軽いノリのR&B。4曲目「Other Side Of The World」も美しいバラード。訳詞を読みながら聴くと歌声に更に心を締め付けられるような切なさを感じる。Luther Vandrossのアルバムはほとんど持ってるけど、2枚ぐらいしか書いてなかったかも。
2021年02月27日
コモドアーズの8枚目のアルバムタイトルナンバー「Heroes」アルバムからの2枚目のシングルカット。A面「Heroes」コモドアーズのバラードのイメージは「Three Times A Lady(永遠に人へ捧げる歌)」「Easy」「Still」「Sail On」「You Don't Know That I Know」などのしっとり歌い上げ系を浮かべるけどこの「Heroes」はロッカバラード風でインパクトある楽曲。あまりシングル向きだとは思わないけど、アルバムの流れで聴くと特に凄くいい!B面「Funky Situation」コモドアーズ5枚目のアルバム「Commodores」のB面3曲目に収録されてた曲。3年前の曲をここでB面にした理由はわからないけど、めちゃくちゃノリのカッコいい曲なのでもっと知って欲しかったのか…^^;それなら「Squeeze The Fruit」の方がもっと良いのに…。
2021年02月16日
コモドアーズの8枚目のアルバム「Heroes」のリードトラック。A面「Old Fashion Love」8枚目のアルバム「Heroes」からの1stシングルカット。アルバム「Heroes」の3曲目に収録されています。1曲目の「Got To Be Together」は派手でキャッチーなアレンジと演奏が凄く好きで、2曲目「Celebrate」でシブシブなミディアムスローなノリが楽しめてそしてこの3曲目「Old Fashion Love」爽やかで柔らかいノリに繋がって行く流れが最高です。この曲は少しはヒットしたけどシングル向きなのかどうかはやや疑問だった。1stシングルは1曲目「Got To Be Together」にしてた方がもっとヒットしたような気がする。このアルバムからの2ndシングルはタイトルナンバー「Heroes」です。超名曲ですが、これもシングル向きじゃないように思った。「Old Fashion Love」のこの感じのノリは日本のアーティストにも大きく影響を与えてるような気がする。1981年〜1982年頃の日本のシティポップってこんなノリがやたら多かったように思う。B面「Sexy Lady」この曲はアルバム「Heroes」からのシングルカットじゃなく、この一つ前のアルバム「Midnight Magic」からの曲です。「Midnight Magic」からのシングルカットはバラードが多く2曲とも大ヒット。3枚目のシングル「Wonderland」もヒット。「Midnight Magic」ってアルバムは凄く好きなアルバムで楽曲もバランス良く配置されてて絶対に飽きない流れになってます。そこに少し異色な雰囲気の「Sexy Lady」はカッコ良さがアルバムの中で浮き出て感じる。A面向きではないけど演奏も歌唱もほんとにカッコいい!
2021年02月13日
1985年アルバム「Nightshift」からシングルカット第二弾。アルバムのリードトラックで最初のシングルはタイトルナンバー「Nightshift」でした。この曲は大ヒットしたのでラジオ等で聴いてる人が多いと思う曲。「Nightshift」という楽曲は・・1984年に亡くなったマービン・ゲイの「What's going on」と同じく1984年に亡くなったジャッキー・ウイルソンの「Baby Workout」 と「Higher and Higher」を歌詞の中に入れメロディもそれっぽくして二人へのオマージュのような曲になっていました。ライオネル・リッチーが抜けてから2枚目のアルバム。A面「Animal Instinct」それまでのCommodoresと何となくイメージが違う曲ですが、当時のMTVでよく流れてたような曲でキャッチーでPOPです。シンディ・ローパーやマイケルジャクソンのような当時の流行り系のアレンジも好きです。B面「Lightin' Up The Night」この曲もキャッチーでPOPな曲です。大人っぽい雰囲気だったコモドアーズとは違う2曲。アルバム「Nightshift」も全体的にそんな感じで作られてる。自分が特に好きなアルバム「Midnight Magic」「Natural High」とは全然違う感じなのですがこれはこれで楽しめる。
2021年02月07日
アメリカのR&Bシンガー。声の良さで忘れてはいけないR&B/SOULシンガー「ルーサー・ヴァンドロス」が1981年に発売したソロアルバム。3年ほど前にリマスターされたこのアナログ盤をなんばのディスクピアで見つけて買った。今よりもアナログ盤の値段が高くて少し悩んだけど買っといてよかった。CDでももちろん持ってるけど、LPで聴きたいアルバム。A面1曲目「Never Too Much」2曲目「Sugar And Spice (I Found Me A Girl)」3曲目「Don't You Know That?」4曲目「I've Been Working」B面1曲目「She's A Super Lady」2曲目「You Stopped Loving Me」3曲目「A House Is Not A Home」アナログ盤で聴くとA面ラストとB面1曲目の間に針をあげて裏返す時間があるのでよりその2曲がよく感じられる。繋がって聴くよりもやはり良いとアナログ盤で聴いてすぐに感じた。1曲目「Never Too Much」は大ヒット曲なので聴くと思い出す人が多いと思う。歌が良いのは当然なのですが、演奏とアレンジが最高すぎて鳥肌です。アルバムのほとんど曲でベースを弾いてるMarcus Millerと、ドラムのBuddy Williamsの存在感も鳥肌の一つの要因です。リズム隊すごすぎる。2曲目「Sugar And Spice (I Found Me A Girl)」もシングルカットされて売れた曲。普通に気持ち良く聴いてるけど、歌うますぎる事を当たり前のように思ってしまいがち。この曲はブラスアレンジとストリングスにも感動です。3曲目「Don't You Know That?」ミディアムスローでしぶしぶの曲です。比較的シンプルなアレンジで歌がより浮き上がってカッコいい。A面ラスト4曲目「I've Been Working」はリズム隊とコンガが気持ち良くずっと聴いていたいと思ってしまうノリです。この曲は6分36秒と少し長尺なのですが、まったく長さを感じない短い曲のように感じてしまう曲。B面1曲目「She's A Super Lady」の始まり方はとんでもなくカッコいい!Buddy Williamsのドラムに絡みつくMarcus Millerのスラップが誰でも鳥肌になるんじゃないかと思える演奏です。このアルバム聴くときはスピーカーのBassを少しあげて聴いてしまう。腹の底に響く感じがたまらない。2曲目「You Stopped Loving Me」はメロウな名曲。こんな表現力と声質があれば最強です。いい声すぎて声だけで泣けそうになる。ラスト曲B面3曲目「A House Is Not A Home」は最強バラードです。この曲だけベースがMarcus MillerkじゃなくAnthony Jacksonです。「♪When it ends, it ends in Tears」で終わりかけたかと思う短いブレイクであとで「♪ Darling have a heart」で再び始まる部分の歌い回しとか感動です。
2021年01月23日
コモドアーズの1974年発売のシングル。日本ではこの曲のシングルカットは何度もされています。B面に収録される事が多いのですが、このシングルはテイク1をA面にして発売したもの。A面「The Bump」テイク1の4分10秒バージョンはアルバム「Machine Gun」に収録されてるバージョンです。テイク2の2分55秒バージョンはアルバム「Caught In The Act」に収録されてたものです。曲の長さだけじゃなく聴いた印象もかなり違うMIXです。コモドアーズやドナ・サマーなどを聴いてと、やたら甘いカクテルを思い出す。マイタイ、チチ、ピーチツリーフィズ、バイオレットフィズとか・・・今から思えばあんなめちゃくちゃ甘いお酒飲みながら爆音の中にいたとか、ちょっと笑える。まだまだお酒の味もわかってない幼い頃だったのでトロピカルドリンクがオシャだと思ってた。火花が飛び散る花火がついてくる店もあったりした^^;B面「I Feel Sanctified」アメリカではこの曲をA面でシングルカットして大ヒットしたのでラジオでもよく流れてた曲。「The Bump」も好きだけど、自分は「I Feel Sanctified」の方が好きだった。アルバム「Machine Gun」の中なら「Machine Gun」「There's A Song In My Heart」「The Assembly Line」の3曲が特に好き。
2021年01月21日
日本で初のコモドアーズのシングル。アルバム「Machine Gun」からのシングルカット。最近、夜遅くなると「Commodores」と「Donny Hathaway」を聴く事が多くなった。少し前は「Roberta Flack」ばかり延々聴いてたりR&B、Soulをまたよく聴くようになった。A面「Machine Gun」日本で初シングルがインスト曲なのは不思議な感じですが、すでにアメリカではこの曲が売れていたので日本ビクターもそのままシングル発売したようです。翌年すぐに歌入りの「The Bump」を日本独自にシングルカットします。他に日本では「Machine Gun」のB面に「The Bump」をカップリングしたシングルも発売しています。「Machine Gun」は、テレビ等でも多くいろんな場面で使用されてたので聞けば知ってる!ってなる人も多いと思う曲です。音楽番組にとどまらずスポーツ番組などでも広く使われていました。1973年でこのシンセの使い方は斬新です。B面「There's A Song In My Heart」アルバム「Machine Gun」のB面4曲目に収録されてるしぶしぶなファンキーな曲です。ライオネル・リッチーが書いた曲です。アルバムだとこの曲と次の曲「Superman」との流れが凄くカッコいい。このシングルのライナーノーツは小林克也さんが書いています。きっちり読んでみると、ライオネル・リッチーがテニスはプロ級とかギターのトーマス・ラクラリーは心霊現象研究家とか…へえ〜って驚く事が多かった^^;
2021年01月14日
コモドアーズの1979年発売のシングル。昨日もコモドアーズのバラードの名曲「永遠に人へ捧げる歌」を聴いてて、今日もコモドアーズのアルバム「Midnight Magic」を聴いてたら、このアルバム収録の名バラード「スティル」が「永遠に人へ捧げる歌」同様にシングルバージョンがあった事を思い出した。「スティル」のシングル探したら棚奥から出てきた。A面「Still」この曲も「Three Times A Lady」と同じく全米1位になった大ヒット曲。自分の好みとしては「Three Times A Lady」「Sail On」や「Easy」の方が好きだけどこの曲も久々に聴き込めばやはり凄く良い!アルバムバージョンは5分51秒もありますが、シングルバージョンは3分45秒とかなりコンパクトに編集されています。このアルバムからのシングルカットは「Sail On」でした。これもバラードですが、リードトラックだったわりに「Still」のほど大ヒットしなかった。比べると「Sail On」の方が今でも好きです。「Still」のシングルバージョンはちょっと物足りなさを感じますが、きっとアルバムで聴く人がほとんどなんじゃないかな。自分もシングルバージョンあった事も忘れてたし。コモドアーズのバラードは良い曲だらけ。「You Don't Know That I Know」も忘れてはいけない名バラード。B面「Midnight Magic」日本盤のシングルはB面にアルバムタイトル曲をカップリングしています。アメリカでは一つ前のアルバム「Natural High」から「Such A Woman」をシングルカットして収録しています。この曲は派手でキャッチーなナンバー。ブラスセクションもカッコ良くアレンジされてて最高です。この曲もアルバムバージョンより30秒ほど短いのですが、ほとんど気にならない。アルバム「Midnight Magic」の中ならシングルカット第三弾「Wonderland」が断トツに好きな曲。シブくて曲が終わってもリピートして聴き返してしまう。コモドアーズの70年代の全ての曲中でもベスト5に入るほど好きです。
2021年01月11日
コモドアーズの1978年発売のシングル。7thアルバム「Natural High」に収録されている曲のシングルバージョンです。A面「Three Times A Lady」全米でも1位を獲得した大ヒットシングル。ライオネル・リッチーの歌声に酔いしれるバラードです。アルバムバージョンは6分49秒あるのですが、シングルは3分36秒に短縮。シングル盤に針を落としたのなんて何十年ぶりかわからない。アルバムバージョンに聴き慣れてるので物足りなさを感じるかと思って聴いてみたけど、シングルバージョンはこれはこれで完成されてて売れたのも当然だと思うまとまりの良さです。この曲はLionel Richieのソロのライブでも歌われることの多い名曲でいろんなバージョンが聴けるのもうれしい。コモドアーズにはノリの良いファンクな曲を求めてしまいがちですが、バラードも名曲の宝庫です。「Easy」なんて名曲中の名曲。「You Don't Know That I Know」も急に聴きたくなるバラードです。B面「Look What You've Done To Me」この曲は1975年発売の2ndアルバム「Caught In The Act」に収録されてる曲。なぜこのB面に収録されたのか謎ですが、「Caught In The Act」の中でも激しぶの曲なので大ヒットシングルのB面なのでこの曲も広まったと思う。めちゃくちゃカッコイイ曲です!
2021年01月11日
全126件 (126件中 51-100件目)