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アメリカのソングライターでもあるシンガー「Donna Summer」の1978年9月24日発売のシングル。この曲は1968年に俳優でもあり歌手でもあるリチャード・ハリスがリリースしてヒットさせた曲。7分30秒もある長尺の曲を名優のリチャード・ハリスが歌うと映画を観てるようにドラマチックに感じられる。その曲をダンスナンバーとしてドナ・サマーがカヴァーした。リチャード・ハリスと言えば…でまず思い出すのは「カサンドラ・クロス」と「オルカ」の2作品が印象に強く残ってる。1975年〜1980年代前半頃が一番映画館に通ってた時期でその頃に大画面で観た映画は一生、心に残り続ける。A面「MacArthur Park」B面「MacArthur Park Part2」この曲自体、数え切れない大物アーティストがカヴァーしています。ダイアナ・ロス、フランク・シナトラ、ライザ・ミネリ・・・。この曲の歌詞は理解するのは難解な歌詞だと言われています。訳詞を読んでも昔はよくわからなかったのですが、今なら何となくわかってきました。昔は哲学的な何かを含んでるとか、反戦のテーマが裏テーマとしてあるんじゃないかとか、いろいろ深読みしてたけど、これは熱烈な愛の歌で時間をかけて育んだ愛がもろく崩れてしまった。もう戻ることはできない・・・とストレートに無くした愛を歌っている曲です。超絶歌ウマのドナ・サマーの熱唱で聴くと何百回聴いてもいつもゾクゾクする。A面とB面はアルバムでは繋がっているのですが、パート2はメインのメロディーが変わるタイミングから違和感なく始まります。アルバムではもっと長尺ですが、両面合わせて約6分40秒でもじゅうぶんに満足できます。完全なディスコナンバーに進化させたドナ・サマーヴァージョン最高です!ピンク・レディーがアルバム「We Are Sexy」の1曲目にこの曲を収録しています。「MacArthur Park~Heaven Knows」としてドナ・サマーのヴァージョンを忠実に再現するようなアレンジでめちゃくちゃカッコよく仕上がっています。アルバム「We Are Sexy」はその時のコンサートツアーの予習用、復習用とでも言えるセットリストに入ってたカヴァー曲で構成されています。ドナ・サマー率の高いセットリストでこのツアー最高にカッコよかった。「Heaven Knows」はドナ・サマーの12インチシングルのB面にも収録された名曲。日本でも「Heaven Knows」は単体でシングルカットされています。ドナ・サマーにどっぷりハマったのはピンク・レディーのおかげでもあって、10代半ば〜後半にかけて何度も観に行ったピンク・レディーのライブでは洋楽のカヴァーが半分以上を占めてる事が多く、そこから洋楽のディスコナンバーやソウルの魅力にはまった。ドナ・サマーの曲で、メロウで渋いソウルナンバー「Fascination」に最近凄くハマっててこの前から何度聴いたかわからない。良い曲なのでオススメ。アルバム「All Systems Go」に収録されています。このアルバム自体、すごい名盤だと思う。1987年のアルバムです。ソウルシンガーの中ではドナ・サマーの事を一番多く書いてるように思う。ベタなんだけどドナ・サマー、コモドアーズ、アース・ウィンド・アンド・ファイアーの事が特に多く書いてるようにと思う。スリー・ディグリーズも多いかな。スリー・ディグリーズも良い楽曲だらけで聴き飽きない。
2024年06月22日
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音曲漫才「フラワーショウ」の華ぼたんさんが亡くなった時に放映された特別追悼番組。編集された3本の漫才とぼたんさんの亡くなるまでの歴史が綴られています。ぼたんさんの追悼番組なので、歌唱は全てぼたんさんの物のみです。VHSテープを整理したくてVHSとDVDの一体化されてるデッキを買ったのでジャンルもバラバラで残したい物だけDVDに入れていく作業をコツコツやってます^^;フラワーショウの映像は貴重なので、もちろんDVDに焼きました。最初に華ぼたんさんの歌う演歌流しの歌(タイトルがわからない)で途中、華ゆりさんがギターコードを間違えて、華ばらさんがジロリと睨むシーン^^この後、生まれてからの華ぼたんさんの歴史が映像で綴られます。1978年11月のフラワーショウの舞台。華ゆりさんが一時期、脱退していましたが、復帰した時の舞台です。ゆりさんが脱退した理由を中心ネタにしています。華ぼたんさんが歌う北島三郎さんのカバー「歩」の演奏で今度はバラさんがコードを間違えて苦笑い&照れ笑いしてるのが珍しい。この日のエンディングテーマは華ばらさんがセンターです。エンディングの時はネタによっては、ばらさんがセンターの時も時々あったように思う。2本目は1979年5月放送のフラワーショウの舞台ゆりさんのおっとりいじりの後でばらさんが歌舞伎が趣味だと言う事で「与話情浮名横櫛」の場面を使って掛け声の練習をするネタ3本目は1988年11月放送のフラワーショウの舞台。曲はぼたんさんが歌う三笠優子さんのカバー「女の一生」今度はぼたんさんが歌詞を間違ってしまって、ばらさんが楽しそうに攻めます^^ぼたんさんの魚屋の呼び込みに華ばらさんがツボってしまい、笑いが止まらなくなる珍しい場面も。
2015年12月31日
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日帰りで東京に行ってきました!七帆ひかるさんの宝塚退団後初の舞台出演なので年末でめちゃくちゃ仕事忙しいけど行かないわけにはいきません・・・^^;この時期じゃなければ、もう何回かは観劇したかったのに・・・・><1回だけの観劇なので集中して楽しみました。------ネタバレします--------------------ハチャメチャドタバタコメディに仕上がってますが、全て綿密に組み立てられ計算され尽くしたかのような上質なコメディでした。かなり脱線しながらハムレットのストーリーが昭和歌謡曲に乗せて進んで行く。ハムレットを知らなくても楽しめると思う。とりあえず目的の七帆ひかるさんは・・・・・・・・・・・最高でした^^v心の底から楽しそうに演じてるのを観てうれしくなった。これを観た七帆さんファンは衝撃を受けた人も多いかも^^;衝撃1オープニングすぐでおへそを出した七帆さんが山本リンダさんの「どうにもとまらない」を熱唱!男性に持ち上げられてアクロバット風リフトされながら歌い続ける!歌はさすが上手い!声も凄く通るし発声も素晴らしい!「どうにもとまらない」はもう一度イントロが流れるけど、なハムレットに止められて一節だけアカペラで歌う七帆さんは最高でした。衝撃2右手に腹話術のように人形を持って登場。チンドン屋風演奏で「昭和枯れすすき」^^「♪貧しさにまけた~ いいえ世間に負けた~」って歌です。この歌は男女のデュエットですが、七帆さん一人で男女の声を駆使して歌い上げました。低い音も確実に出せている。歌い終わりは北翔海莉さんのパレードの挨拶のように声に出さずに「ありがとうございました」・・・・ちょっと爆笑してしまった。そしてこの右手の人形がロミオ^^;七帆さんはジュリエット^^;ロミオとジュリエット両方を一人で演じてました^^ジュリエットの声がデクスター監督に近く思い出して笑ってしまった。「そうだね~リナちゃ~ん」って声に近かった。ここのふたつの声を使い分けての一人芝居は圧巻でした。衝撃3劇中劇「シンデレラ」のシンデレラ役^^;いじわるお姉さんたちにボコボコにされてしまう^^;ここの劇中劇寸劇はちょい寒でいい感じでした。衝撃4ストーリーに関係なく唐突に登場して「かもめが翔んだ日」を熱唱。サビから風で飛ばされてきたトイレットペーパーにぐるぐる巻き状態になっていきます@@それでも歌い上げ、客席は大爆笑!オフィーリアを演じる土居裕子さんとジュリエット役の七帆さんがデュエットで「待つわ」を熱唱。美しくハモってました。この場面での二人のセリフのやり取りもおもしろかった。衝撃5アグネスチャンの「おっかのうえ~ひなげしの花で~」って歌いながらお尻で歩いて??舞台に登場。退場は土居さんと二人で「おっかのうえ~ひなげしの花で~」お尻で歩いて退場^^; ラストは何故かジャック(ウ)バウアー・・・。犯人を追い詰め七帆さんが解決します^^;ジャックウバウアーと名乗る理由を一人で語り始める所も爆笑でした。大岡サバキのように七帆さんが問い詰めて行きます。ここはほとんどマイルズエッジワース風でカッコ良かった^^七帆さんの「衛兵!国王を引っ立て!」「これにて一件落着!」・・・幕が降ります。フィナーレパレードは出演者が順番に甲斐バンドの「HERO」を歌う。七帆さんの声の通りはハンパじゃなかった。七帆さんの事だけを拾い上げて書いてますが、主演のハムレット役 玉野和紀さん、ポローニアス役 中村龍史さん、クローディアス役 水木英昭さんホレイシオ役 西村直人さん、オフィーリア役 土居裕子さんたちは流石、余裕を感じれる確実な芝居でぐいぐい引込まれた。レアティーズを演じた堀口文宏さん、ローゼンクランツ/オズリックを演じた川本成さんの二人(あさりど)にもプロのコメディアンの力量を見せつけられました。人間的にも好感が持てる二人でした。中村JAPANドラマティックカンパニーのアクロバットもハンパない迫力とテクニックで圧倒されました!七帆さんもこんな凄い出演者が揃ってる舞台が退団後初の舞台で良かったと思う。役者としてこれからやっていく自信にもなったと思うし、勉強にもなったように思えました。実力のある人達に囲まれて心の底から楽しそうに演じてる七帆さんを観る事ができて幸せでした。年末じゃなければ通いたくなる作品でした。七帆さんが出ていなかったとしても、観たくなる素晴らしい作品でした、そうそう七帆ひかるさんのファンクラブが新たに発足されます。入会受付してますよ。自分はもちろん入会しました。入会方法とかここでは書けないので・・・どうにか調べて七帆さんファンの人は入会してはどうですか?宝塚時代に入会してた人には申込書が届いてます。今回の劇場のチラシの中にも入会案内が入っています。右手に持ってるのがロミオ^^
2009年12月26日
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花組公演「二人だけの戦場」を観劇してきた。自分にとってかなり思い入れのある作品。バウホールと愛知厚生年金会館で観劇してCDもVHSも購入して、何回観たかわからないほど観てる作品。正塚晴彦先生の作品は大劇場で初めて作・演出した「テンダー・グリーン」からほとんどの作品を観ていると思う。中でも一番好きな作品がこの「二人だけの戦場」と「マリポーサの花」と「ロジェ」、全部雪組作品ですが・・・。その次に好きな作品は「バロンの末裔」「銀の狼」「BOXMAN」「ロマノフの宝石」かな。「デパートメント・ストア」「ダンサ セレナータ」「ラスト・プレイ」もかなり好きな作品。主役のシンクレア役は一路真輝さんへの完全なあてがきで当時の一路さんファンも納得のはまり役でした。相手役の花總まりさんもこの芝居からさらに演技力が磨かれたように感じた。今日、この再演を梅田芸術劇場で観ていたら初演をバウホールで観た時の客席の緊張感や感動で鼻をすする周りの音とかリアルに思い出した。それ以上に名古屋公演で観た時の感動はバウの時よりもさらに大きかった。愛知厚生年金会館・・・今はもうないホール。名古屋駅からけっこう遠かったように思う。名古屋市民会館と同じぐらいの距離だったイメージ。名古屋で一番良く行ったホールはやっぱり名古屋市公会堂かな。メタルやロック系の来日ライブは名古屋市公会堂が多かった。OZZYやジューダス、ACCEPT、ホワイトスネイクなど名古屋公演も必ず行ってたので鶴舞公園の木々の中にある無骨な建物。中は客席も西洋の劇場のような作り。センチュリーホールが一番遠いように感じる。それを思うと中日劇場や御園座は名古屋駅から凄く近いように思えた。まったく「二人だけの戦場」とは関係ない話になってしまった。(CDジャケット)この作品の再演を知った時は再び観られる喜びと、心のすみでちょっとイヤだなとも感じた。一路真輝さんの主演だけで完結でも良いと思ってた作品だったからイメージ壊れたらイヤだと正直、少しだけ思った。でも、好きな柚香光さんの主演なので不安はあまりなかった。歌も凄く心を感じられるようになってきてるし、芝居は文句なしだから、逆に再演のシンクレアが柚香光さんで良かったと思った。この作品、あの人で観てみたいとか、あのコンビで観てみたいとか、いろいろ思ってたけどいざ、本当に再演が決まると複雑な気分になったのは事実。シュトロゼックは汝鳥伶さんが今回もやってくれるのか?とか矢吹翔さん演じたノヴァロ・ジョクレアを出来る人はいるの?とか古代みず希さん演じた大佐役は誰がやるのだろう?とか一路さんと轟さんだから出来たシンクレアとクリフォードの信頼関係を感じられるかとか、エルサは誰がやるんだろう?とか・・・配役が発表されるまでは不安も大きかった。でも今回、1幕を観終えた瞬間に胸が熱くなるぐらいに感動してた。柚香光さんと永久輝せあさんの二人の芝居は想像以上に素晴らしかった。この二人の並びはもっといろいろな役で観たくなった。ライラ役の星風まどかさんも凄く良かった。矢吹翔さんが演じたあのやらしさが出せるのだろうかと思ってた綺城ひか理さんのノヴォロも心配どころか、もう完璧だと思えた。初演でクェイド少佐役を演じた泉つかささんも癖の強い芝居で凄すぎたので、誰がこの役をやるのだろうと思ってた。航琉ひびきさん、素晴らしかった!今の花組で「二人だけの戦場」が再演してくれて良かった。数え切れないほど映像作品も含め何度も観てる作品なので、今日観ながら次のセリフが頭に浮かんできたり、細かい演出も思い出しながら観てた。
2023年05月05日
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1986年6月9日発売のクイーンのシングル「Friends Will Be Friends」の12インチ1986年6月2日に12枚目のアルバム「A Kind Of Magic」が発売されてその7日後にシングルカットこのアルバムからは既に先行シングルで「One Vision」「A Kind Of Magic」「Princes of the Universe」の3枚のシングルが発売されていて、このシングルはアルバム「A Kind Of Magic」から4枚目のシングル曲でした。(シュリンクと値札残したまま保存しています)A面「Friends Will Be Friends (Extended Version)」(邦題「心の絆」)作詞・作曲 Freddie Mercury / John Deaconこの曲はフレディとジョンの共作です。珍しい組み合わせのようにように思えるけど、この二人が一番音楽性が近かったようにも思えます。自分はこの二人が好きだったのでこの共作はうれしい限りでした。アルバム「A Kind Of Magic」にはもう1曲「喜びへの道 Pain Is So Close To Pleasure」もフレディとジョンの共作でした。自分はアルバムの中で一番好きな曲が「Pain Is So Close To Pleasure」です。アルバム「A Kind Of Magic」のA面3曲目「愛ある日々 - One Year of Love」、そして4曲目「Pain Is So Close To Pleasure」、5曲目「Friends Will Be Friends」の3曲が一番好きな3曲なので、ここの3曲の流れは最高です。ここの3曲ばかり聴いてた時もあった。「Friends Will Be Friends」のExtended Versionは実はあまり好きじゃない。始まり方もイヤだし、いきなりカラオケのような演奏が1コーラス分あって、唐突に歌が始まる。なので、この12インチシングルはあまり聴いてなかった。オリジナルヴァージョンが好きだったので、レコード屋で見つけてかなり期待して家に帰ったのを思い出す。針を落として…何これ?って感じだったのも鮮明に覚えてる。2011年リマスターのボーナスディスクのラストにも収録されています。B面1曲目「Friends Will Be Friends (7" Version)」作詞・作曲 Freddie Mercury / John Deacon7インチヴァージョンと書かれてるけど、発売当時オリジナルとどう違うのか何度も聴き比べたりしてた。 Lengthも同じだし、やはりオリジナルと同じという事のようです。この曲のMVも感動的でフレディと観客が信頼しあえているのがよく伝わってくる映像でした、この曲の歌詞は、意外と凄くシビアで現実的な事柄が綴られています。そんなシビアな状況の中でも助けてくれる友達がいると歌っています。残念ながらこの曲を生で聴く事はなかった。Kind Of Magicツアーの来日公演がもしあったのなら歴代の来日公演で最高の盛り上がりになったに違いないと思ってる。1985年5月15日のあの大阪城ホールでのライブがQUEENの来日の最後になってしまった。2曲目「Seven Seas Of Rhye」(邦題「輝ける7つの海」)作詞・作曲 Freddie Mercuryなぜ、この曲がカップリングされてるのか謎。この頃のQUEENのシングルは古い曲をカップリングする事が多く、自分はあまり好きじゃなかった。「Seven Seas Of Rhye」って曲自体はもちろん大好きです。ただ、シングルカットされてなかった曲なら45回転の良い音で聴けるというお得感がはあったけど「Seven Seas Of Rhye」は7インチシングル持ってたからうれしくはなかった。この曲は1976年のワールドツアーでの歌い方がめちゃくちゃ好きで、この曲を聴くなら1976年のブートで聴く事が多い。フレディのメロディの崩し方のカッコ良さと、間奏でのフレディのピアノがアグレッシブで鳥肌です。その時によってほとんど崩さずにオリジナルに近い形で歌ってる日もあります。音質の良さとパフォーマンスの良さなら1976年1月30日ボストンでのライブが特に気に入っています。
2023年08月05日
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スリー・ディグリーズのヴァレリー・ホリデイが2021年4月に発売したソロアルバム。この前にスリー・ディグリーズの来日公演の時に物販で売ってるのを見つけて購入!物販に置いてあったCDはこのソロアルバム以外は全て持ってるものでした。AmazonでもMP3ダウンロードでしか購入出来なくなってたのでラッキーだった。盤がないとイヤなのでダウンロードはしてなかった。歌の上手さは2/6のビルボードライブ大阪でも強烈に感動したのでその余韻が続く中、このアルバムを聴くとさらに本物の歌の上手さに引き込まれてた。ミュージカルとかよく観るけど、こんなに感動する歌はほとんど体験できない。現在、スリー・ディグリーズのメンバーの中で一番長く在籍しています。音楽歴史上、一番長く活動している女性グループとしてギネス世界記録にも認定されています。その偉大なスリー・ディグリーズを1967年から2023年現在まで支えてる Valerie Holiday。このアルバムが発売当初にアメリカのネットニュースでも取り上げられてたので買うつもりだったのが世の中が普通じゃない状態になってきて買うのを忘れてしまってたアルバム。やっと手に入れたCDです。本人念願のジャズアルバムのリリースだったらしく、凄く丁寧に作り上げられてるアルバムです。見開き紙ジャケ仕様1曲目「All I Do」2曲目「Just The Way U R」3曲目「Here's To Life」4曲目「One Good Reason」5曲目「How Do You Keep The Music Playing」6曲目「Under My Skin」7曲目「What are You Doing the Rest of Your Life?」2月6日ブルボードライブ大阪でスリー・ディグリーズのショウを楽しんでから、友人とビルボードじゃ飲み足らなくて素晴らしいショウの話をしながらじっくり飲んだ。帰宅して早速、このCDをずっと流してた。1曲目「All I Do」は「All I Do Is Dream Of You」の事で、なぜかタイトルが略されてる。ジャズのスタンダードナンバーで男女問わず多くのシンガーが歌ってる。それまではしっとりとアレンジされたDoris Dayのバージョンがお気に入りでした。Valerie Holidayのこのアルバムでは軽快なキャッチーなアレンジになってて、昨日初めて聴いた瞬間からこのバージョンに惹かれてる。2曲目「Just The Way U R」も「Just The Way You Are」の事です。1977年のビリージョエルのカバー。しっとりジャズアレンジになっててカッコいい!Bruno Marsの方ではありません^^3曲目「Here's To Life」も超名曲のカバー。シャーリー・ホーンのオリジナルに近くアレンジされています。ヴァレリー・ホリデイがこんな風に歌い込むとまた全然違う感動に浸れます。もっとヴァレリー・ホリデイに多くのジャズスタンダードなどをカバーしてほしいって思う。4曲目「One Good Reason」はPhyllis Hymanのヒット曲のカバー。R&BのバラードをよりしっとりとJAZZに仕上げたアレンジ。オリジナルもすごく好きですが、このアレンジと歌唱は秀逸です!めちゃくちゃカッコいい!5曲目「How Do You Keep The Music Playing」も多くのシンガーが歌ってる曲。歌い出しが中サビからなので、自分が知ってる曲とは別なのかと一瞬思う。この始まり方、最高にイイ!6曲目「Under My Skin」もジャズのスタンダードのようになってる曲。その曲を軽いサンバにアレンジして、心地よいラテン曲に仕上げています。歌唱も軽快で気持ち良い。7曲目「What are You Doing the Rest of Your Life?」も歌い出しが違ってて、自分が知ってたBarbra Streisandのバージョンとはまったく印象が違って楽しめた。そして何より、このレコーディングの音が凄く良くて、自分が落ち着けるMIX なので延々リピートして流し続けてても仕事の作業も心地よく出来る。今日はずっとこのアルバムとPointer Sistersのベストばかり聴いてた。Pointer Sistersも一昨日のスリー・ディグリーズのライブでカバーしてたのを聴いてから急にまた聴き始めた。70年代〜80年代前半のソウルとか良い曲が多すぎて聴き始めると止まらない。ブックレットには懐かしい写真なども掲載されています
2023年02月09日
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最近、宝塚と中島みゆきさんでメタル系を聴いてなかったので何故かアリス・イン・チェインズ。それも2nd。急に3枚目までしかレイン・ステイリーの歌は聴けないし3枚目までだったらこのアルバムが一番好きってのもあるし。1曲目「Them Bones」このアルバムが出た頃はこの1曲目に凄いハマってた。この重さがたまらないし変拍子の感じも凄く好き。2曲目「Dam That River」この曲も重いリフで気持ち良い。ダークな歌唱のレイン最高です。3曲目「Rain When I Die」この曲も超DARK!今でも初めて聴いた時のようなゾクゾク感を味わえる。4曲目「Sickman」DOWN系で深く潜り込んでしまいそうになるこの感覚がたまらなく良い。5曲目「Rooster」HEAVYなスローナンバー。この重さ気持ち良すぎる!6曲目「Junkhead」アリス・イン・チェイン好きの友人がこの曲にハマりまくってたのを思い出した。長い事、会ってないけどどうしてんだろ?7曲目「Dirt」このタイトルナンバーのイントロが最高に好き。ドヨ~ンとした曲だけど聴くと誰もがハマってしまいそうな魅力のある曲。8曲目「God Smack」どの曲もそうだけどアレンジの素晴らしさは半端じゃない。9曲目「シークレット・トラック」10曲目のイントロとして思っていいと思う。10曲目「Hate To Feel」ZEPやサバスのDARKな部分を感じる事もできる曲。11曲目「Angry Chair」自分はこの曲が一番好き。どの曲もホントに同じくらい好きなんだけど、この曲は自分のツボに入りまくり。12曲目「Down In A Hole」アコースティックから始まるバラード。と言ってもHEAVYになっていきます。13曲目「Would?」ラストのこの曲もたまらん!こんな雰囲気を完璧に創り上げる実力は凄い。爆音で今日は聴いてたのでスッキリした^^;
2007年09月01日
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昨夜の公演が終った9時半頃は外は豪雨・・・。10時までに六本木のアリスのキンちゃんの店に行く約束してたから、混みまくりの地下に繋がる出口を通って日比谷線で六本木へ。閉店後の12時半まで結構、ゆっくりきんちゃんと呑みながら話せたので満足。キンちゃんがやってたラジオ番組の話で大笑いしたりアリスの話もいろいろ出来て良かった。キンちゃんとは一昨年、蘭乃さんが娘役トップの宝塚公演を一緒に観に行ったので、今回も蘭乃さんが帝劇に出てるとプログラムとか見せてました。また宝塚観たいらしく、どんな作品で誘おうかと考え中。ショーがあるのが希望みたいです。この前の花組公演が良かったかも。アリスとは別に活動してるユニット「HUKUROH」も関西で早くまたライブしてほしい。で、今日、とうとう花總まりさんのエリザベート観劇!ロビーにはテレビカメラが取材に来てました。近くの席に紫城るいさんも観劇に来られてました(多分、そうだと思う)この前のプレビューの時はすみれ乃麗さん(蘭乃さんの双子の妹)と京本政樹さんが来られてました。花總まりさん(エリザベート)・・・宝塚初演雪組公演を数え切れない回数、観劇したので、初日の頃から東京千秋楽までに凄い進歩、進化したのを覚えてる。今日も観ていて一路さんが登場するんじゃないかと思えてしまうほどに、美しさ若さはあの頃のまま。花總さんのエリザベートの横には一路さんがいるってイメージが強すぎる^^;花總さんが創るエリザベートは究極の宝塚版のエリザベートって感じがしました。クオリティの高さ、安定感、雪組時代のエリザベートの全てを進化させた頂点のような・・・。強さよりも柔らかさや美しさを感じさせる、これぞ日本のエリザベート!って感じで感動でした!宝塚版のエリザベートの頂点を観る事が出来たような貴重な体験でした。これから、花總さんのエリザベートもどうなっていくのか楽しみ。今のまま、究極の美しいエリザベートを進化させるのか、エゴイストな部分を強く出して行くのか7月8月と楽しみです。今で完璧だと思うけど・・・。今回、一緒に観に行った友人は初演雪組公演も一緒に観に行った友人で、花總さんのエリザベートを再び観る事が出来て懐かしいと感激してた。あの頃のままの美しさで懐かしさが一番、心を占めたのかも知れない。自分はエリザベートを演じる花總さんももちろん大好きですが、トゥーランドットを今、演じてほしい。(「鳳凰伝」)あの役は花總さん以外では想像出来ないほどに、エリザベート以上に似合ってた。「あかねさす紫の花」で額田女王役を演じたのも最高だった。あと、花總さんのコメディータッチの芝居も大好きだったので、おもしろい役とかも観たい。自分は「ホテルステラマリス」でのステイシー・ランカスター役も凄く好きだった。それにしても完全に舞台の世界に戻ってきてくれたので、楽しみがもの凄く増えた。「1789」に関しては・・・・。あの役なんだ・・・とちょっと思ってしまうけど。今のエリザベート2人ともまったく違う役作りなので、本当におもしろい!井上芳雄さん(トート)・・・井上さんも究極の正当派トートで安定感とクオリティの高さにびっくりでした。井上さんのトートは想像出来なかったけど、登場シーンでトートも似合うと引き込まれました。動きも美しくて繊細な部分も強く感じられました。トートも二人ともまったく違うのでおもしろい!尾上松也さん(ルキーニ)・・・プレビューの時の硬さは完璧に消えて、舞台を楽しんでるのが伝わって来た。目の芝居も表情の作り方も凄い!の一言です。高嶋さんのルキーニの不気味さや狂気を受け継いだ役作りのようにも感じた。尾上さんのルキーニもどんどん変えて行きそうな気がして、7月の観劇が楽しみです。香寿たつきさん(ゾフィー)・・・若いゾフィーに感じるのかと想像してたけど、そんな事はなかった。東宝初演の初風諄さんのゾフィーのように感じる所もあって深さもじゅうぶんに感じられた。初風さんのゾフィーが大好きだったから、うれしかった。一路さんと「闇が広がる」を銀橋で歌ってた香寿さんがゾフィー・・・!1996年の自分に教えても絶対に信じないと思う。それに一路さんがエリザベートをやった事も、花總さんが約20年後の今、新鮮味をまったく失わずにエリザベートを再び演じてるとは絶対に想像出来るわけがない^^;雪組初演の一路真輝さんと花總まりさん
2015年06月24日
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昨夜は中島みゆきさんの「夜会 2/2」の初日を観劇して、今日は雪組11時公演を観劇して東京から帰ってきました。2階1列目の上手寄りで観劇。この公演の1幕「仮面の男」は宝塚大劇場で上演した物をかなり改変して作り直した作品です。いろいろ問題があったようで理事長さんも宝塚歌劇団出版の雑誌「歌劇」の中でも異例のお詫びの言葉を掲載してたりして大変だったようです。まあ、自分は宝塚大劇場版の「仮面の男」もおもしろかったので特に気にならないのですが・・・・ちょっとやりすぎた感はあるかな^^;抽象的な表現でショーのような見せ方で作った部分が、人によっては極端に不快に感じたりしても仕方ないのかも。いろいろと捉え方で変わるもんなんだけど・・・その日の体調でも捉え方が変わったりする事もあるし。ただ・・宝塚歌劇は新劇でもアングラでもなく宝塚歌劇って言うジャンルなのでその範囲内での冒険はOKだと思います。言ってみれば大好きな作品の「炎にくちづけをーイル・トロヴァトーレー」もギリギリだったのかも知れない^^;まあ、残虐なシーンにお笑いを持ち込んではなかったのが大きな違いだけど。で、「仮面の男」・・・どう感じたかと言うと・・おもしろかった!泣きはしなかったけど、両隣の女性は宝塚にあまり詳しくなさそうなビギナータイプの観客だったけど感動されたようで何度も涙を拭って鼻をすすってました。人間ボーリングや車輪付き椅子でのダンスや牢獄のショータイムや海中のクラゲに襲われる場面などが全てカットになっていてストーリーに忠実なエピソードを盛り込んでより分かりやすくなってました。これはこれで良い作品に仕上がってると思えました。DVD発売も異例の東京公演収録が発売されるらしく・・・特典映像でカットされた部分を入れてほしい・・・無理か・・・。大湖せしるさん・・・ロシュフォール役は更にいじわるい笑い声や睨みつけるような笑顔など、パワーアップ!素晴らしかった!テーブルに布袋に入った砂をぶちまける時の表情も宝塚歌劇では観られないような演技力の高さを感じさせる表情で素晴らしかった!ここは是非!DVDではアップの編集で!ダルタニアンとの殺陣シーンの迫力もパワーアップ!やっぱり東京の方が後だから良くなって当然なんだけど・・・東京でも観ておかないとなぁ・・・とか考えてしまった。東京宝塚劇場で観劇するのは雪組公演「ロジェ/ROCK ON!」の千秋楽以来、一度も来てなかった。あの時は水夏希さんが宝塚の舞台に立つ最後の勇姿を観たくて行きました。来年また東京でも歌劇観ようかな。ショー「ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」での大湖さんもパワーアップ!オープニングのハートの衣装の時も舞台化粧を少し変えたのか、何かスッキリして見えました。少し薄くしたのかも・・・。インディアンの女Aの時の表情や仕草は更に拍車を掛けて可愛くなってました!DVD頼むよ!ちゃんと映しといて!ワイプで抜いてくれててもいいから^^;舞咲りんさん・・・ミレディ、カッコ良過ぎ!ミレディ最高!この作品に出て来るキャラで一番好きなのがミレディ!DVDでは両サイドに映し出されるアップ映像も絶対に入れて欲しい!ミレディアングル希望^^;ペンダントで催眠魔法を掛ける時のペンダントの扱い方が初めはゆ~らゆ~らと揺らしてるのに、急にグルグルグルグル!って回し出し、その時の表情が強烈でした!おもしろかった~!ショーではスペードの淑女衣装の舞咲さんを久しぶりに観て感動。タレント女役の時のアドリブは「今日はフランクシナトラさんに一言いただきます」って感じで同期の彩那音さんにマイクを!「みんな愛してるぜ!」って彩那さんが叫び大拍手!彩那さんは今日で退団してしまうので、完全に宝塚の舞台では見納めです。舞咲さんはほっぺを膨らませたり口を尖らせたりの表情七変化も更に凄い事になってました!GIの場面のアメリカ娘の時は緑色の水玉のワンピース。もう懐かしい感じになってしまってた。宝塚ではこの雪組公演の後、宙組、星組と大劇場で観劇して花組カナリア、花組全ツ、月組バウのアリスの恋人と5本も宝塚作品を観たから「仮面の男/ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」自体が凄く懐かしく感じた。恋人役の彩那音さんが銃弾に倒れ死んで行く場面で歌う「追憶」はやっぱり素晴らしかった。感情を込めて声を殺すようにして引き気味で歌い上げる歌唱力は凄い!今日、一番の鳥肌タイムだったかも知れない(TwT。)そして「ハレルヤハリケーン」!!!銀橋の下手でスポットを浴びながらフェイクしまくる場面!ここは何度観ても最高です!最高の声量で張り上げ歌いまくる姿は神々しい!今日も元気いっぱいな舞咲さんが観られただけで東京公演を観た甲斐があったと言っても過言じゃない。此花いの莉さん・・・来年発売される懐メロ歌謡曲CDに1曲ソロで歌ってるのが今から楽しみですが…今日も「ヒーロー」のソロはかなりいけてました!出だしのソロの迫力は宝塚版の後半での歌唱を更にグレードアップさせた感じでしたが、2回目のソロ部分の歌い方が変わった感じがして新鮮でした。芝居の方でも1曲部分的にでもソロがあればなぁ。渇望の場面・・・この場面、やっぱりゾクゾクする。香綾しずるさんの感情溢れるソロにまず鳥肌で聞き入ってしまう。そしてバイオリニストの彩風咲奈さんのバイオリンを弾く時の表情が更に素晴らしくなっている事にも感動!ジョーカーに魔法を掛けられたようにマリオネットのようなダンスになる所も宝塚の時とは比べ物にならないほどのクオリティになってました。音月桂さん・・・フィリップを演じてる時の爽やかさが脚本が変わり更に引き立つようになった。やっぱり歌上手いし、安心して聴いてられる。ルイに関しても傲慢さや残忍さが浮き出てフィリップの時とのコントラストが更にくっきりして作品自体を押し上げた感じ。トップスターとしての貫禄もじゅうぶん備わって次の作品が楽しみになってきた。次は来月ドラマシティーでの『Samourai(サムライ)』! 初日に行きます!彩那音さん晴華みどりさん大凪真生さん・・・今日の3時半公演で退団された3人です。3人で大階段を降りて来る演出の所では凄い拍手が起きてました!一大ページェントの場面でも大女優役の晴華みどりさんさんに凄い拍手が送られてました。大凪さんに関しては来年3月に「DANCIN' CRAZY 2」を観劇予定なので退団後すぐの舞台を観る事が出来るのも楽しみです。来週は「オーシャンズ11」2回目観劇と「オーシャンズ11の新人公演」・・来週は星組づくしになる週です。東京公演の舞台写真。これはかなりナイスです!四つ切りを注文したい写真です。そして東京公演のプログラム。この3つの写真が同じページに!これは俺のためのページのようでかなりナイスページ!
2011年11月20日
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イギリスのHeavy Metal「Satan」の1stアルバム。1983年にLPで発売され1997年にボーナストラック3曲追加でCD化。2008年に1000枚限定でリマスターされ、さらにdigipackで発売!リマスターされたバージョンはかなり良い音に仕上がってると思う。こもり気味なのが少し気になってたのが完全に解消されています。2009年にはこの同じ物が日本盤としても発売されています。1曲目「Into The Fire」イントロダクション2曲目「Trial By Fire」この曲、当時何度聴いたか分からないほど聴いてた。バンド名のSatanからはほど遠いキャッチーで明るい曲なんだけど・・・。サバスの「Supernaut」を速くしたような雰囲気のリフも当時からお気に入りでした。メタルディスコ(^^;)みたいな所でもよく流れてました。3曲目「Blades Of Steel」この曲もアップテンポで明るいキャッチーなナンバー!MSGのいろんな曲を継ぎ足したような感じの曲ですが、この曲も大好きだった。歌い出しはサバスの「Digital Bitch」を歌い出しそうになるけど・・・。4曲目「No Turning Back」この曲も当時聴きすぎて、今聴いてもブレイクとフィルインとか全部覚えてるから怖い^^;この曲もご陽気なメタルナンバーです。でも、今、聴いても良い曲だぁ。5曲目「Broken Treaties」この曲はやや重めなイメージ。ミディアムアップで聴きやすい曲です。6曲目「Break Free」シングルカットされた曲。シングルならやっぱりこの曲か3曲目かな。SAXONの影響も強く受けてるように思う。7曲目「Hunt You Down」当時、地味なイメージで印象に強くは残ってない曲だけど、改めて聴くとなかなかカッコいい!8曲目「The Ritual」インスト。リマスター盤で聴くと更に素晴らしい音です。9曲目「Dark Side Of Innocence」続けてインスト。この曲はメタルインストです。10曲目「Alone In The Dock」ラスト曲は落ち着いた感じのメタルナンバーです。今、聴いてみてこの曲がなかなかいい事に気づいた^^;ドラマチックな構成で楽しめます。ボーナス1「Dynamo」ややHEAVYのミディアムアップナンバー。ライブ盤でも演奏してます。ボーナス2「Pull The Trigger」1985年頃のSAXONっぽい雰囲気かな。ボーナス3「Break Free [Single Version]」本編6曲目のシングルバージョン。あんまり違いはないけどMIXでコーラスを加えてたり・・・リバーブがやたらと深くなってたり・・・。自分はシングルバージョンじゃない方が好きかな。演奏時間も同じだし劇的な違いを期待するとガッカリします。
2012年07月06日
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「真理ちゃんシリーズ」の第二弾「となりの真理ちゃん」の♯24最終回が放映されました。 (「となりの真理ちゃん」は1973年4月5日〜1973年9月まで放映) 現在、CS「衛星劇場」で毎週月曜の20:30〜21:00放送と毎週土曜日にも放送されています。来週2月1日からは「真理ちゃんシリーズ」の第三弾「とび出せ!真理ちゃん」が始まります!「真理ちゃんシリーズ」の第一弾の「真理ちゃんとデイト」も好評のため、第一回から最終回まで毎週日曜日に放映されます。第四弾「アタック!真理ちゃん」、第五弾「はばたけ!真理ちゃん」まで全て放映される事を願う…「となりの真理ちゃん」♯24最終話 出演者 天地真理さん沢田研二さん玉川良一さん井上順さん谷啓さんバンダ 富田耕生さんヒネクレ はせさん治さんパクロン 野村道子さんコッペ 大山のぶ代さんセットリスト1曲目「となりの真理ちゃんのテーマ曲」 天地真理さん2曲目「胸いっぱいの悲しみ」 沢田研二さん 1コーラスのみ3曲目「恋する夏の日」 天地真理さん 1コーラスのみ4曲目「月見草の唄」 井上順さん 2コーラスのみ5曲目「さよなら さよなら」 全員最終話は、井上順さんがバンダ、ヒネクレ、パクロン、コッペをアフリカへ動物研究の助手として連れていく事になり、真理ちゃんの家から出ていく事に。そのお別れパーティーを真理ちゃんの家で開き、みんなが集まってくるって話。どう見ても猫にしか見えないのコッペが「俺たちアフリカに行ったら動物と間違われないだろうか?」と井上順さんに質問する…4体とも人とは絶対に思われないのは確定なのだが。逆にこの4体の研究になりそうな^^;
2021年01月25日
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ウルトラマンのブルーレイを少しずつ観てます。2話続けて観るのはちょっとしんどいので1話ずつ^^;この第8話は豪華バージョン。怪獣が4種類と人食い植物が登場。30分の中にまとめるには、かなり厳しい脚本ですが、子供の頃はいろいろ不信に思いつつも楽しんで観てたんだろうな?ただ、この第8話で一番思い出すのは・・・ムラマツキャップの腕にハエが止まる論争。小学生の頃に夕方、再放送しててハエの話題で盛り上がった。その頃はビデオもないのでハエを見た人と気づかなかった人で論争してました。自分は絶対に止まってた派でしたが・・・。2年後くらいにまた再放送があってその時にハッキリと止まってる派の勝ちが決定しました^^キャップの左腕に止まったハエは3秒ほど腕を歩き回りいなくなります。ストーリーは・・・火山噴火のために無人島になっていた島に2年半ぶりに定点観測所を再開することになってまず4人が島に向かった。しかし、一週間が過ぎても連絡が取れない。そこで科学特捜隊が島に向かう事になる。島に到着するといきなり怪獣が暴れている。レッドキングとチャンドラーが戦っている。チャンドラー。ウルトラQのペギラを改良して作ったもの。目に電球が入ってると不気味。レッドキング。名前のわりにかなりへたれです。チャンドラーはすでに出血してる。片腕を羽根ごともぎ取られて逃げていく。勝ち誇ってるレッドキングの所へ科学特捜隊のビートルがやってくる。「犯人はこいつだったのか!」「キャップ!ロケット砲を一発、奴の土手っ腹に叩き込んでやりましょうか!」と、いつも通りアラシ隊員は血の気の多い発言。キャップがマジ顔で「アラシやめるんだ!」と言っても、反抗的な表情で「しかしね!キャップ!」と口答え。着陸すると測候所には誰もいず、1週間で凄い蜘蛛の巣が張って朽ち果てている。アラシ、イデ、フジの3人とキャップ、ハヤのチームに別れて捜索。フジ隊員は行方不明の4人の持ち物らしきもを発見、アラシ隊員も血の付いたジャケットも見つけて深刻な空気に・・・しかし・・・フジ隊員はいきなり「まぁ〜綺麗な花」とニコニコしながらお花摘み^^;その横でアラシとイデは安定のコント仕立ての芝居。「きゃーっ!」フジ隊員の悲鳴。スフランという人食い植物に襲われてるフジ隊員^^;イデもスフランに捕まってしまう。イデは「スパイダーで早く!」と叫ぶと、やっとアラシはスパイダーの火炎放射でスフランを焼く。それもイデ隊員から助けて、さきに捕まってたフジ隊員は後回し^^;キャップとハヤタチームもボケとツッコミの軽いコント仕立てのセリフを交わしながら登場したマグラーと戦う。ここで、キャップの汚い部分を感じてしまう。上から命令してるだけで、キャップの指示でハヤタは上から落ちて来た岩と共に人形のように落ちて行く。キャップは手榴弾をマグラーに投げつける^^;マグラーの顔辺りに命中。そのままマグラーは死んでしまう。これはピグモンの次に弱い怪獣なのかも・・・キャップは自分の間違った指示のために崖の下に横たわるハヤタを助けに行く。「ハヤター!行くぞ!」と声を掛け崖を下りようとすると足を滑らせハヤタの上に岩をさらに落して行く・・・そのあと、例の「腕にハエ」の場面。一方、3人の方は小さい怪獣を見つけ背中に風船爆弾を打ち込み、その風船を追いかけていく。その小さい怪獣は一人生き残ってた行方不明者の場所へと案内する。そこへレッドキングが再び登場。小さい怪獣は自分がおとりになるようにレッドキングの前に。落ちて来る岩にその小さい怪獣は当たるイデ隊員が咄嗟にその小さい怪獣に名前を付けて叫ぶ^^;「はっ!ピグモが」・・・どう聞いても「ピグモ」に聞こえて「ピグモン」とは言ってないような。レッドキングが落す岩に当たってピグモンは死亡。そこにウルトラマンが登場してレッドキングを首投げで仕留める。首投げで死んでしまうレッドキング・・・弱すぎる。子供の頃「レッドキングは頭が小さいから弱い」とかみんなでよく話してたのを思い出した。ウルトラマンの全エピソードの中でも個人的にはかなり低いランクの作品です。でも、何かと豪華だから視聴率も36.6%とかなり高い。でもベスト10入りはしてないと思う。一番視聴率を取ったのは42.8%のジェロニモンの時。
2014年08月28日
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シンディ・ローパーの初来日公演のブート。1986年9月〜1987年3月まで続いた「True Colors World Tour」の初日は日本武道館でした。9月10、11、12、13日が日本武道館、 16日静岡、17、18日大阪城ホール、19日愛知県体育館22日が追加公演の武道館。このライブ盤はフジテレビで放送された物が音源です。それをデジタルリマスターしたらしいのですが…。元々、音が良いので問題なくオフィシャルのライブ盤レベルで聴けます。ただ、テレビ放送した曲のみなので、来日公演セットリストから5曲カットされています。自分は9月18日大阪城ホールで、このライブを観ました。シンディ・ローパーの来日はこの初来日から多分、全て行ってると思う。初来日はもちろん感動しましたが、1989年「A Night to Remember World Tour」の方が初期のライブとしては好きです。ダントツに一番好きなツアーは1996年「Sisters of Avalon Tour」です。1曲目「Change of Heart」2曲目「I'll Kiss You」3曲目「The Goonies 'R' Good Enough」4曲目「What's Going On」5曲目「Iko Iko」6曲目「Calm Inside the Storm」7曲目「911」8曲目「One Track Mind」9曲目「True Colors」10曲目「Maybe He'll Know」11曲目「She Bop」12曲目「Time After Time」13曲目「Money Changes Everything」14曲目「Girls Just Want to Have Fun」15曲目「True Colors」カットされたのは、「The Goonies 'R' Good Enough」の後に「Boy Blue」と「All Through the Night」の2曲。それから、「One Track Mind」の後に「The Faraway Nearby」「Maybe He'll Know」の後に「Yeah Yeah」「He's So Unusual」の5曲。「Boy Blue」をカットするのは信じられない。めちゃくちゃカッコいい曲なのに。「The Faraway Nearby」もカットしてほしくなかった。アルバムも「She's So Unusual 」よりも「True Colors 」の方が好きだなので、「True Colors」からの曲はカットしてほしくなかった^^;どの曲も完成度は素晴らしいのですが、「Calm Inside the Storm」と「One Track Mind」のライブバージョンが聴けるの事はそれ以降もあんまり歌ってないので一番貴重に感じる。この2曲はめちゃ好きな曲だし。客電が落ち「Change of Heart」がスタートすると客席の温度が一気に3度くらい上がったような興奮を思い出す。初来日の興奮は、それ以降では体感できないもので、シンディもそうですが、Bruce Springsteen の初来日の興奮も異様だった、OZZY、ACCEPT、METALLICA、SAXON、などの初来日も強烈なインパクトだった。個人的にはBelphegorの初来日の興奮は凄かったけど^^;初来日のパンフレットの中とチケット初めて生で観る、聴く、シンディはPVなんかで観たり聴いたりするよりも遥かに存在感もあって、歌唱力もスタジオ盤以上の強力な声で鳥肌立ちまくりの2時間でした。初めて生で観るのに、人柄の良さが溢れ出ていて、それまで以上に一気にファンになった。それで、それ以降も来日するのを楽しみにしてる。とにかく、可愛くてカッコ良くて性格良くて歌がとんでもなく上手いって印象が強く残った初来日公演でした。バックバンドDavid Rosenthal – KeyboardsSue Hadjopoulos – Percussion & VocalsAldo Nova – Guitar & VocalsRick Derringer – Guitar & VocalsSterling Campbell – DrumsKevin Jenkins – Bass & VocalsキーボードのDavid Rosenthalは、一番自分が好きな時のRainbowのキーボードでした。ギターのRick Derringerは超有名ギタリスト。1970年代前半から活躍してた。ギターのAldo Novaもハードロックファンに有名なギタリスト。何枚もアルバムを出してます。ドラムのSterling Campbellは、このツアーをきっかけに世界的なドラマーになった。大きなライブは1986年のシンディのバックバンドが初めてだった。ベースのKevin Jenkinsは、それまでにも多くのバンドのサポートしていて、その後シンディのアルバム「A Hat Full of Stars」でもベースを弾いています。パーカッションのSue Hadjopoulosは有名な女性パーカッション。数多くの大物アーティストのバックで叩いています。ツアーパンフの裏表紙
2018年06月22日
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「ロンパールーム」は日本テレビ系で放映されてた幼児向けの教育番組。2歳から6歳を対象に、アメリカで最初に制作され、次第に全世界に広がった番組。その番組の中で多くの楽曲が制作されました。この番組が放映してた1979年9月までに幼児期を過ごした人は、知ってる曲もかなり多いと思う。時代、時代でかなり違ってくると思いますが・・・。番組キャラクターのミツバチのニコちゃんは、初期のはかなり怖い感じでしたが、途中から普通の子供向けのキャラクターになった。童話を読み聞かせしながらのおやつの時間とか30分番組の中で、様々なコーナーがあった。この10周年記念アルバムは、初代先生の並木翠先生はなぜか含まれていません。2代目のうつみみどりさんから4代目先生きしべみどりさんの歌唱で収録されています。A面1曲目「たのしい動物園」 うつみみどりさん 1968年作詞 うつみみどりさん 作・編曲 小谷肇さんフルで聴くと6分以上もある長尺ナンバーです。猿→ゾウ→ペンギン→たぬき→ライオン→カンガルーと、各動物が変わるごとに曲自体もリズムも大幅に変わり、よく出来てる曲です。うつみみどりさんの、張り切りまくりの歌唱も心地いい。2曲目「ママとパパ」 うつみみどりさん 1968年作詞 もとやかおるさん 作・編曲 小谷肇さん3曲目「夜空に坊やのおやすみが」 うつみみどりさん 1969年作詞 もとやかおるさん 作曲 原信夫さん 編曲 中村五郎さん4曲目「ゴーゴーマーチ」 うつみみどりさん 1968年作詞 うつみみどりさん 作・編曲 小谷肇さんこの曲は、先生が変わっても歌い継がれてたような気がする。他の先生の時に聞いてたような印象。「ガッパの歌」と、よく似てる。当時はこんなリズムの曲が多かったから…。5曲目「パン・パン・パンチ」 よしだみどりさん 1970年作詞 小清水順さん 作・編曲 小谷肇さん6曲目「ぷるるんサンボ」 よしだみどりさん 1970年作詞 えやましんさん 作・編曲 小谷肇さんビッグバンドアレンジの軽いラテン曲で、その頃は聴いた事なかった曲だけど、良い曲。7曲目「おはよう太陽」 よしだみどりさん 1971年作詞 小清水順さん 作・編曲 越部信義さんこの曲もアレンジも曲も良い!B面1曲目「お花のアーチ」 よしだみどりさん 1971年作詞 大町兼司さん 作・編曲 若松正司さんこの曲は、当時聴いてた事も覚えてる。後々にも歌い継がれてたように思う。2曲目「不思議な木の実」 よしだみどり 1970年作詞 大町兼司さん 作・編曲 若松正司さん3曲目「ダン・ドン・デン」 よしだみどりさん 1971年作詞 藤公之介さん 作・編曲 越部信義さんこの曲もアレンジが凝っててリズムが心地いい。4曲目「くるくる・ぽん」 よしだみどりさん 1970年作詞 藤公之介さん 作・編曲 小谷肇さん平和な曲^^;5曲目「こどものマランバ」 きしべみどりさん 1973年作詞 小清水順さん 作・編曲 小谷肇さんこの曲が一番意味不明な曲ですが、言葉遊び的な物だと思う。「♪ パラッパ パラッパ ラッパッパ マランバ マランバ パンチでゴー! いっかい よんかい はちかい ごかい おかしくかぞえて グルグルまわそ まわせ まわる まだまわせ それでもやめずに 子供のマランバ」マランバ自体、意味のない言葉なのだと思う。調べてみるとザンビアの南部の都市の名前。6曲目「パールちゃん」 きしべみどりさん 1972年作詞 小清水順さん 作・編曲 小森明宏さんこの曲がこのアルバムで一番有名な曲だと思う。後期までずっと使われてたように思う。「♪ ろん ぱかぱっぱ ろんぱっぱ ろん ぱかぱっぱ ろんぱっぱ パールちゃん ぱっぱっぱ にゃんこ にゃんぱっぱ ちゅうすけ ちゅうぱっぱ あっちへこっちへ にげまわる ついでに くるりとでんぐりこ とんねるくぐって ろんぱっぱ・・・・・・・は〜い ごくろうさん」まあ、この曲も曲だけ聴くと意味不明な曲だけど、動作や遊具のセットが付いてた曲なので観ていた人は普通にわかる曲。7曲目「ワン・ツー・にこちゃん」 きしべみどりさん 1973年作詞 横溝敬三郎さん 作・編曲 小谷肇さんニコちゃんの顔の絵描き歌。8曲目「こんがらがってホイ」 きしべみどりさん 1973年作詞 藤公之介さん 作・編曲 菊池俊輔さん「ロンパールーム」史上、一番の名曲だと自分は思ってる。和太鼓や横笛をイメージするようなオーケストラアレンジも最高だし、歌詞も子供の頃に誰もが一度は思った事のある事を歌っています。「♪ おかあさんのおかあさんは おばあちゃんだってさ おとうさんのおかあさんも おばあちゃんだってさ おかあさんのおかあさんと おとうさんのおとうさんは ちがうんだってさ こんがらがってホイ こんがらってホイ どうなってんのホイホイ こんがらがってホイ こんがらがってホイ」この後、おじいちゃんの事になり、3番はひいばあちゃんの事になっていく。「♪おばあちゃんのおばあちゃんも おじいちゃんのおじいちゃんも ひいひいだってさ〜」wこのアルバムに収録されていない曲に有名な曲が多くある。なみき先生時代の音源はソノシートで持ってる。後で、そっちの事も書こうか・・・。幼い頃、ニコちゃんの手が、ガマ親分の手と同じに見えるので、気持ち悪かった^^
2019年08月11日
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ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの1973年12月発売のデビューシングル。A面「知らず知らずのうちに」作詞・作曲 宇崎竜童さん 編曲 蜂谷吉泰さん ストリングス編曲 大野雄二さんダウン・タウン・ブギウギ・バンドと言えば「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」と「スモーキン・ブギ」が真っ先に頭に浮かぶ人が多いと思いますが、自分は、ダウン・タウン・ブギウギ・バンドと言えばシブいロッカバラードが真っ先に聴きたくなる。このデビュー曲もブルージーなロッカバラードです。シンプルでタイトなバンド演奏に美しいストリングスが絡んでくるアレンジが最高です。宇崎さんの歌唱もめちゃくちゃシブくて鳥肌もんです。ライブ盤「脱・どん底音楽会」では、より生々しい演奏が楽しめます。ストリングスの代わりにハモンドを入れています。Eギターのチョーキング1発で始まるスタジオバージョンと、Eギターをストロークで2小節かき鳴らして始まるライブバージョン、どちらも捨て難いカッコ良さです。ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの超名曲ロッカバラードは、このデビュー曲のほかに「身も心も」「裏切者の旅」「うらぶれた部屋で」「涙のシークレット・ラヴ」、そして一番好きかも知れない「恋のかけら」など、名曲ロッカバラードの宝庫です。B面「ダメな女の四畳半」作詞・作曲 宇崎竜童さん 編曲 蜂谷吉泰さんキャッチーでややコミカルなロックンロール。この曲はライブ盤「脱・どん底音楽会」でのオープニングナンバーです。この曲に関してはライブバージョンの方が断然カッコいい!雑誌広告
2020年03月21日
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山崎ハコさんの1979年4月2日発売のシングル。ハコさんはデビューはシングルではなくアルバムでした。デビューアルバムは1975年10月1日発売「飛・び・ま・す」です。1stシングルは1978年5月発売「流れ酔い唄」でした。デビューアルバムから1stシングルまでの間に2枚のアルバムが発売されています。その間、シングル発売がないのも珍しい。この「地獄「心だけ愛して」は、5枚目のアルバム「人間まがい」に収録されています。「人間まがい」は映画「地獄」の主題歌になったこの曲を中心に映画のイメージに沿った曲で構成したアルバムだと当時、ハコさんが語ってたように思う。映画「地獄」も10年ほど前に初DVD化されたのでいつでも観られるようになりました。映画の内容は、特に好きってわけではないけど、中学生の時に観て衝撃はありました。でもそれ以前にもっと衝撃的な映画を何本も観てたので、強烈な印象が残るってほどじゃなかった。山崎ハコさんをその頃から好きで聴いてたので、ハコさんの声が映画の中で流れる事に感動した。A面「地獄 心だけ愛して」作詞・作曲 山崎ハコさん 編曲 石川鷹彦さんシングル盤のタイトルだけ映画のタイトルを頭につけて「地獄 心だけ愛して」となっています。アルバムでのタイトルは「心だけ愛して」です。シングル、アルバムともMIXも同じです。ライブではあまり歌ってくれない曲なので、ライブバージョンはかなり貴重です。自分も生でこの曲を歌ってるのを聴いたのは二度ほどしかなかったと思う。2枚組のライブ盤「山崎ハコ ライブ2/歌在りて」のラストで歌っているのが収録されています!これはかなり貴重です。完全にギター一本での弾き語りです。歌い出しの「♪夜が明けたら 二人一緒ね 私がいけないの ねえ返事をして」まで優しい声で歌って次第に感情が乱れていくような歌唱になっていく…。凄い引き込まれる。アルバム「人間まがい」の中では、この曲がまだ救いのような部分もある。他の曲は1曲目から辛すぎる曲や立ち直れそうにないような曲が次々と流れ出すので深く聴き込むには体力がいるアルバムです。1曲目「誰が呼ぶ」から7曲目の「暗闇」までずっと闇の中の出来事のように感じられる曲が続く。8曲目「三つの花」で明かりが感じられて9曲目「心だけ愛して」で少し救われる気がする。アルバムタイトル曲「人間まがい」は凄い曲です。タイトルのインパクトから話題になった「呪い」もこのアルバムに収録されています。間違った解釈でおもしろおかしく語られるのはイヤだったけど。アルバム「人間まがい」を初めて聴く場合、特にヘッドフォンで聴くと4曲目「からす」のアウトロ後で心臓が止まりそうになるかも・・・。映画「地獄」のDVDB面「きょうだい心中」作詞 不明 作曲 山崎ハコさん 編曲 石川鷹彦さん何でこの曲をB面にしたのだろうって発売当時は思ってた。映画「地獄」の中で衝撃的な場面のバックで挿入歌として流れるからシングルカットになったのだろうけど・・。殺人、暴力、近親相・姦、映画はずっとカオスな世界の連続。「心だけ愛して」のB面は「ムラサキの花」であってほしいと10代の頃は思ってた。23日に東京で映画「TOKYO RED 鉛丹」を観てから、東京からの帰りの新幹線の中でもずっと山崎ハコさんを聴きながら帰ってきた。自分のITunesには山崎ハコさんの曲だけで609曲も入ってます。アルバム、シングルは全て入れてる上にいろんなライブヴァージョンやリマスター違いなど同じ曲も多く入ってる。山崎ハコさんの全アルバムの中で一番、重くDARKなアルバムが「人間まがい」だと思う。カッコいいロックアルバムやブルースアルバムなど色んな世界を持ってるのが山崎ハコさん。元気になれるような前向きな曲の方が多いのに、ネガティブっぽい曲ばかりが話題になる。ハコさんの曲の中で一番、辛く重い曲は「人間まがい」の曲じゃなく、自分の中ではアルバム「歩いて」に収録されてる「黒いバス」がダントツに聴くたびに重い気分になる。でも大好きな曲です。
2023年06月25日
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「真理ちゃんシリーズ」の第4弾「アタック!真理ちゃん」の♯25が放映されました。 (♯5は放送されず) (「アタック!真理ちゃん」は1974年4月4日〜9月25日まで放映)『アタック!真理ちゃん』 ♯25 (1974年9月25日放映分)出演者天地真理さん桂三枝さん堺正章さん最終回は完全な音楽番組になっていました。天地真理さんと堺正章さんの歌で構成された最終回。天地真理さんのオリジナル曲もたっぷり聴けて満足な回でした。「恋人たちの港」ではドラムのフィルインが崩れてしまい、歌い出しが歌いにくそうでした。新しく入ったドラマーなのか、おかずの入れ方がかなり雑に思えた。セットリスト1曲目「あなたとともに」 天地真理さん他、出演者 作詞 阿久悠さん 作曲 森田公一さん 2曲目「水色の恋」 天地真理さん作詞 田上えりさん 作曲 田上みどりさん 編曲 森岡賢一郎さん3曲目「恋人たちの港」 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん4曲目「恋と海とTシャツと」 天地真理さん作詞 安井かずみさん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん5曲目「枯葉の宿」 堺正章さん作詞 阿久悠さん 作曲 井上忠夫さん 編曲 森岡賢一郎さん6曲目「涙から明日へ」 天地真理さん・堺正章さん作詞 小谷夏さん 作曲 山下毅雄さん 編曲 広瀬雅一さん7曲目「赤い風船」 天地真理さん・堺正章さん作詞 安井かずみさん 作曲:編曲 筒美京平さん8曲目「思い出のグリーングラス」 天地真理さん・堺正章さん作詞 J.Hall・訳詞:山上路夫 作曲 C.Putman 9曲目「想い出のセレナーデ」 天地真理さん作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さん10曲目「今日の日はさようなら」 天地真理さん他、出演者 作詞・作曲 金子昭一さん「枯葉の宿」は1974年9月1日発売の12枚目のシングル。1973年末に発売した大ヒット曲、森進一さんの「冬の旅」を意識したような楽曲。阿久悠さんはこの頃に森進一さんの名曲を多く書き下ろしています。「涙から明日へ」はドラマ「時間ですよ」の中でも二人で何度か歌っていました。最終回での「想い出のセレナーデ」はサビ繰り返し部分をカットで2コーラスのみ。歌唱は素晴らしかった。涙を浮かべて歌う事も話題になった。感情移入しすぎた時は涙が頬を何度も伝って流れた。今回も特別にストリングスを5人追加で編成されていてバンドの演奏も素晴らしかった!
2023年09月18日
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松任谷由実さんの1983年発売アルバム「VOYAGER」A面ラストに収録されてた曲。(ユーミンの1984年発売の映像作品「コンパートメント TRAIN OF THOUGHT」から)この曲がライブで歌われる時の演出はいつも驚かされたり感動させられたりでこの曲のイントロが流れ出しただけで、ワクワクしてしまう。1984年「YUMING BLOOD」ツアーの本編最後で歌われた時の演出は凄かった。初めてライブで歌ったツアーだったのもあって、鳥肌が止まらない中、リフレインをずっと聴いてたのを思い出す。それほど何度もセットリストに入った事はない曲ですが、その度にインパクトが強くて印象に強く残る。これまでに5ツアーで歌われたと思う。最近では「TIME MACHINE」ツアーではギャレス・エドワーズ監督の「モンスターズ」の夜のシーンで2体の地球外生物が婚姻色を出してるような光を出して求愛してるような場面を思い出させるような映像にも感動だった。70年代から歌の中にSFを入れたのは日本ではユーミンが最初なんじゃないかと思う。そして、初の本格的な映像作品「コンパートメント TRAIN OF THOUGHT」の中での「不思議な体験」の場面が凄く好きです。この映像作品はイギリスのアート集団「ヒプノシス」を中心メンバーとして結成したストーム・トーガソンが監督しています!ストーム・トーガソンも初めての長編映像作品でやりたい事が凝縮して詰め込まれてるような作品です。ヒプノシスが担当したロックアルバムのアートワークは60年代後半〜80年代まで数え切れないほどあります。超有名アルバムからマニアックなロックアルバムまで。自分がいま頭に浮かぶ好きなアルバムアートワークはQuatermass の「Quatermass」ってアルバム、The Moody Bluesの「Caught Live + 5」The Alan Parsons Projectの「Pyramid」、Peter Gabriel「Car」、Led Zeppelin「Houses of the Holy」「Presence」、Black Sabbath「Technical Ecstasy」、Renaissance「Turn of the Cards」、・・・そしてユーミンの「昨晩お会いしましょう」と「VOYAGER」。全てブログに書いたアルバムばかりだと思う。「Quatermass」・・・好きで凄い何度も聴いてた。意外と知られてないバンドですが、めちゃくちゃオススメのアルバム。レインボーが好きな人は「Black Sheep Of The Family」のオリジナルなので知ってると思う。「One Blind Mice」なんてカッコ良すぎる曲!「コンパートメント TRAIN OF THOUGHT」を久しぶりに観ていて、そのあとで「不思議な体験」をいろんなライブヴァージョンなどでも聴いてた。そして2002年にDVD版で再発売した時の特典映像には監督のストーム・トーガソンのインタビューを収録!
2024年01月03日
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天地真理さんのクローバーシリーズ第二弾「虹をわたって」売り上げ枚数などのデータはないのですが、きっとかなりの枚数売れていると思います。デビュー曲「水色の恋」を除く「虹をわたって」までのシングル曲が3曲と大人気だったチェリッシュのカヴァー1曲の4曲構成。それで600円なので、最低でも30万枚〜50万枚は売り上げてると想像できます。小学生の自分でもこのシリーズは必ず買ってたし、友人でも買っている人が何人もいた。A面1曲目「虹をわたって」作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 馬飼野俊一さんこの曲は1973年春の選抜高等学校野球大会の入場行進に使われ、天地真理さん本人も実況席で出演しました。この日、自分もバックネット裏近くの席にいました。自分の姉が少女コーラス隊として出場してて立川澄人さんと合唱で出演していました。そのおかげで開会式の良い席をもらえた。姉の行ってた学校のコーラス部が毎年、開会式に出演してたのだったと思う。天地真理さんもかなり遠くからだけど、肉眼で観る事ができた。この時が初めて生の天地真理さんを観た時でした。あれから現在までこんなに天地真理さんにハマってしまうとは、あの時は当然、想像もしてなかた。開会式では天地真理さんの歌唱はありませんでした。この曲はオリコン1位を二週連続、そして11週間にわたりオリコンのベスト10に入り続け23週間にわたってオリコン100以内に入り続けた超ロングラン大ヒット曲です。2曲目「ひまわりの小径」作詞 林春生さん 作曲 筒美京平さん 編曲 馬飼野俊一さんチェリッシュのオリジナルはもちろん良いのですが、この天地真理さんヴァージョンのアレンジと演奏が素晴らしくMIXも本当にイイ!そして天地真理さん声質にも良く合ってる曲です。アルバムではチェリッシュのカヴァーは4曲もしていますが、1974年以降にライブでセットリストに入った事はなかった。B面1曲目「ちいさな恋」作詞 安井かずみさん 作曲 浜口庫之助さん 編曲 馬飼野俊一さんデビュー曲「水色の恋」に続く2枚目のシングル曲。この曲はオリコン1位を4週連続、そして12週間にわたってベスト10以内に22週間にわたってオリコンベスト100位以内に入り続けた大ヒット曲。1974年8月の梅田コマ劇場でのショーの時に生で初めて聴いた。もうこの時点で最後のサビ繰り返しの「♪なぜか揺れてる バラの花 はずかしそうな 恋の歌」はカットされていました。その後もこの部分を歌った事はなかったと思う。1975年春のツアーでは、あまりにもテンポが速すぎて落ち着きのない「ちいさな恋」でした。1975年8月梅田コマ劇場ではテンポは元に戻ったけど1コーラスのみの歌唱でメドレーの中の1曲に組み込まれていました。1976年1月からの「全国ツアー」ではまたテンポが速くなりサビ繰り返しなしの2コーラスを歌唱。1976年夏の梅田コマ劇場ではセットリストから外れた。1976年9月からの「そよ風に誘われてツアー」でもセットリスト入りしなかった。2曲目「ひとりじゃないの」作詞 小谷夏さん 作曲 森田公一さん 編曲 馬飼野俊一さんこの曲はシングルヴァージョンとアルバムヴァージョンがあります。誰もが知っているヴァージョンはシングルヴァージョンですが、ライブではアルバムヴァージョンのアレンジで歌われた事もあった。ライブ盤「天地真理オン・ステージ」ではアルバムヴァージョン、ライブ盤「私は天地真理」ではシングルヴァージョン。この曲もロングラン大ヒット曲で6週間オリコン1位を続けると12週間ベスト10内に入り続け、24週間、100位以内に入り続けました。
2024年01月06日
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この映画を始めて観たのは中学生の頃に2番館で2本立てか3本立てで観たように思う。元町の元映か三宮のビッグ映劇かのどちらかの映画館だと思う。この頃からドヌーヴが好きだったので、ドヌーヴ出演作品が2番館などにかかると、必ず観に行ってました。中でもこの映画はなかなかDVD化されなくてずっと観る事が出来なかったのですが、「カトリーヌ・ドヌーヴ トリプルBOX」が発売され、その中にこの「ひきしお」も収録されていました!「ひきしお」「うず潮」「恋のマノン」の3本です。「うず潮」も昔、元映で観たきりだったのでうれしかった!イタリア人の監督マルコ・フェレーリ出演は カトリーヌ・ドヌーヴ、マルチェロ・マストロヤンニ、 ミシェル・ピッコリ、コリンヌ・マルシャン地中海に浮かぶ美しい島へ男女2人ずつ、豪華なヨットで遊びにきていた。ヨットの上で口げんかが始まり、ドヌーヴ演じるリザが海へ飛び込み1人でその美しい島へ上陸する。仲間は探しにも来てくれたのに身を潜めて隠れていた。ヨットはリザをおきざりにしたまま海へ出て行く。その様を何気にずっと見ていた、この島にメランポと名付けた犬と住んでいる男。マストロヤンニ演じるジョルジョ。二人は知り合いその夜を過ごす。次の日、ジョルジョはボートで町までリザを送るが、喧嘩していた仲間と再び仲違いとしてしまいジョルジョの元へ戻って来てしまう。リザはジョルジョと信頼関係を深く築いている犬のメランポに嫉妬して、メランポを海に誘い出すように沖へ泳ぎ出す。追いかけて行くメランポ…。メランポの死体の前に二人がいる場面に飛ぶ。リザは「私のせいかも知れない・・・」と言いメランポの首輪を自分の首に装着して四つん這いになりジョルジュの足を舐める。この日からリザはメランポの代わりのようになっていく。突然、ジョルジュの息子が現れ母親が(ジョルジュの妻)が自殺未遂を図ったと伝えに来た。家に戻るジョルジュ。ジョルジュの妻も退院して4人でディナーの団らんの家にリザが突然現れる。そして・・・ジョルジュとリザは島へ戻って行く。この辺りから白日夢のようなボォーッとしたような世界になっていく。夢かうつつか・・・この島でいろんな出来事が起きる。脱走兵を拷問する兵士やオリーブの実を勝手に落して食べているドイツ兵。島の外れに停めてあった薄汚れた小さなプロペラ機。全体を真っピンクに塗り上げたこの飛行機に二人が乗り込む。そして島を走り始める・・・・。こんな感じのストーリーで、かったるいと思う人には拷問のような時間かも知れないけど、雰囲気を楽しむのが好きな人や、自分でいろいろ想像するのが好きな人ならのんびり楽しめる映画だと思います。3本入りのBOXでも12000円ほどなのでお得です。amazonとかだとかなり安くなっていたと思う。ひきしおは96分と長くもなく短くもなくでちょうど良い長さの映画かな。うず潮はちょっと長めだけど展開がいろいろあるので楽しめると思う。
2012年03月19日
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1964年の正月映画「三大怪獣 地球最大の決戦」をブルーレイで観てました。ゴジラシリーズの中では特に好きってわけではない作品だけど、でも、数え切れないくら回数観てると思う。キングギドラの初登場映画です。そしてこの映画からゴジラが地球の味方になっていく。この映画の中ではまだ人間を憎んでるけど…モスラの説得と体を張ったパフォーマンスで次第に考えが変わっていく^^;ラドンも同じ、モスラの説得で^^;考えを変える。そして、昭和シリーズは最後まで正義の味方としてのポジションになる。ザ・ピーナッツもこの映画では新曲で勝負。モスラの歌を歌う事はなかった。ストーリーは異常気象が続く地球。日本も1月なのに暑いほどの気温。宇宙では流星が毎晩多く流れ、その一つが黒部に落ちる。一方、セルジナ国のサルノ王女が日本へと向かう自家用飛行機の中で突然、窓の外から突然妖しい光に照らされる。「ここから逃げなさい」と声が聞こえドアを開けて外に出る王女。その直後、飛行機は爆破。王女の暗殺を企てた反逆者たちの仕業。この飛行機には王女の老臣、天本英世さんも乗っていた。飲み物を頼まれ持って来たら王女はドアから外へ出ようとしてる。それを見て驚く天本さん。サルノ王女は金星人の予言者として日本に現れる。新聞でその騒ぎを知ったセルジナ国の王女暗殺を計画する者達は日本へと向かう。予言者はまず阿蘇が危ないと予言する。それを取材している記者と、その兄の警官で極秘来日する予定だったサルノ王女のボディガードをするはずだった。黒部に落ちた隕石も不気味な変化を起こしていた。テレビでは「あの方はどうしているのでしょう?」という番組にインファント島の小美人が出演。「モスラは今、どうしているの?」と言う、子供達の質問のために来日している^^;司会者はあの青空千夜・一夜! 子供 「おねえちゃん!モスラは二人とも元気?」ザ・ピーナッツ「ありがと、でも…ひとつ死んじゃったのよ」 この会話、毎回笑ってしまう。ちょっと哀しげな表情のザ・ピーナッツ新曲「幸せを呼ぼう」をテレビで披露。ザ・ピーナッツがインファント島へ帰るために乗ろうとしてた客船に「この船に乗ってはいけない」と、サルノ王女の体を借りた金星人が現れる。金星人の予言通り、この船はゴジラに沈められる。阿蘇山からラドンも目を覚ます。この金星人を日本に来た暗殺者は狙っている。ゴジラも日本に上陸。富士の裾野へと歩いて行く。そこへラドンも現れゴジラと闘う。予言者の言うことを聞いてザ・ピーナッツは船に乗らなかった。黒部の隕石が爆発!中からキングギドラが現れる。キングギドラは日本を破壊しながら飛び回る。キングギドラを倒すにはゴジラとラドンの力が必要。そこで、ザ・ピーナッツがモスラを日本に呼び、ゴジラとラドンに共に戦ってキングギドラを倒そうと説得させると言う。「ゴジラとラドンとモスラがみんなで力を合わせればキングギドラに勝てるかも知れません」日本にやってきたモスラがゴジラとラドンを説得する。その怪獣語を通訳するザ・ピーナッツ。モスラ「争いを辞めて力を合わせてキングギドラの暴力から地球を守ろう」ゴジラ「俺たちの知った事か!勝手にしやがれ!」ゴジラ「人間はいつも我々をいじめているではないか・・・」ラドン「そうだ!そうだ!」この会話・・・子供のときから好きじゃなかった^^;キングギドラがこの説得の場に接近!モスラの説得虚しく、1匹でキングギドラに向かう。キングギドラはモスラを引力光線で吹っ飛ばす。それを見ていたゴジラとラドンは心を打たれキングギドラと闘う。ラドンの背中にモスラが乗って糸を吐く王女は暗殺者に狙われ額を銃弾が擦る。それと同時に王女は金星人の呪縛から解け意識を取り戻す。その時に助けに来たボディーガードをする予定だった進藤刑事。王女「そなたは誰じゃ?」進藤「私は日本の警察官!そしてあなたのボディーガード!(ビシッ)」カッコつけてる所を撃たれる進藤^^;ここも子供の頃から「何してんねん!」っていつも突っ込んでた。暗殺者は怪獣が暴れて岩が崩れ下敷きになって死ぬ。キングギドラも3匹の怪獣の攻撃にたまりかねて宇宙へ逃げていく。ゴジラはあんまりキングギドラ撃退の役に立ってない所もこの映画がそんなに好きじゃない所かな・・・。ギドラの2本の尻尾を持ってただけのような。王女も無事助かって、最後はちょっと「ローマの休日」風になる^^ザ・ピーナッツはモスラのどこかに乗って帰っていった^^;ツルツルすべりそう。「ゴジラ対へドラ」のブルーレイを早く出して欲しい!「ゴジラ2000」「機龍二部作」もブルーレイで早く観たい。
2012年08月20日
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マグマ大使は「ウルトラマン」のように、1話完結ではなく4話で完結させるのが基本でした。(例外よしてウルトラマンは2話完結のものもあった)後半のマグマ大使は、この40話までの4話完結から2話完結に変更。第37話「狂人と水爆 毒ガス怪獣サソギラス登場」第38話「水爆を探せ!さらば!毒ガス怪獣サソギラス」第39話「怪獣グラニヤ たゞ今出現!」第40話「急げ!マグマ大使 くたばれ水爆怪獣グラニヤ」このエピソードは水爆3個を搭載している爆撃機が何者かに奪われる所から始まります。そして、マグマ大使一家の中でも、この事が話題に・・・アース「マグマ!水爆を奪った者の正体が分かったぞ!」マグマ「本当ですか?」モル「アース様、誰なんですか?」アース「きちがいじゃ」マグマ「えっ? きちがい?」アース「名前はハルヒマン。世界征服を企む秘密結社MM団の総督じゃ」モル「秘密結社MM団?」マグマ「きちがいの手に水爆が・・・。アース様、地球は大変な事になりますね」ここは何回観ても笑ってしまう。絶妙なカット割りとテンポ水爆を3個盗んだMM団の前に俺と手を組めとゴアが現れる。一番右がMM団の総督ハルヒマンと真ん中がシュナイダー。ハルヒマンは伊丹空港から日本に入り、女装して新幹線に乗って東京へやってくる。それもモデル体型の凄い美人になって新幹線を降りてきます。ハルヒマンを捕まえようと、マモル(江木俊夫さん)とマモルの父(岡田真澄さん)は東京駅のホームに先回りして待ち伏せするが、女装していたために目の前にいたのに通り過ぎる。が、岡田真澄さんは、その女性の声を少し聞いただけでハルヒマンだと思い出す。すぐに追いかけてアジトを見つける。その時に映し出された当時の東京駅。ひかりは超特急で、こだまは特急でした。値段も違ってたと思う。本数も1時間に多くて5本です。車両はもちろん0系のみ。この「ひかり」にハルヒマンが女装して乗っている。水爆の爆破リモコンを持ってうれしそうなゴア。1分前からの秒読みが始まる。手書き感の強い黒板に書かれた数字でカウントダウン^^あと4秒しかし、結局、このエピソードの最後は当然のことながら、こうなります。「くっそぉ〜」マグマめ!おぼえてろよこの4話でゴアの手下として登場するのがバラモン。貴重なゴアの横顔と、手下バラモン。二人仲良く、宇宙船の小窓から地上を覗くバラモンはモルとガムの触角から出る光線で殺されます。死ぬ時もおもしろい。バラモンを演じたのは田中一さんです。この37〜40話のエピソードではないけど。ゴアとマグマのおもしろい舌戦ゴア「あはははは マグマ!どうだ!俺様の怪獣は。姿を消されては手も足も出まい」マグマ「フハハハハ!ゴア、強がりはよせ!姿を消して荒らし回るのを地球ではコソ泥と言う!」ゴア「何ぃっ!」マグマ「落ちぶれたものだな、ゴア! 地球欲しさにコソ泥にまで成り下がったか!」ゴア「なにぃ〜 くっそぉ〜」ゴア「打ていっ!」やっぱりゴアが最高!ゴアのこんなセリフも好きでした。「マグマめ!とんだやぶへびだと言うもんだ」「オォーホホホホホッ」 たまに、こんな笑い声も出す^^;ゴア「人間ども、だいぶ右往左往しておるな」ゴアの手下で二見忠男さんも出ていました。(第35話で猟師の役)二見さんと言えば、「仮面の忍者 赤影」で、猿彦・犬彦の双子を演じたのを思い出す人も多いと思う。ブルーレイBOXには2冊のブックレットが付いてます。1冊はDVD-BOXの時に作られたものそのままと、新たに作ったブックレット。かなり貴重な写真も多く楽しめます。マグマ大使のブルーレイBOXは超オススメ!
2017年12月20日
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ソロとして30枚目のアルバム(ベスト、ライブ含む)。ジャケットが赤いリンゴと青いリンゴがあり赤はアリス時代から1981年までの作品のリレコーディング。この青は1982年以降の作品のリレコーディング。1曲目「階 -きざはし-」このヴァージョンはライブでも演奏してたアレンジにかなり近い。途中のプログレのような展開は圧巻。谷村さんにとってこの曲は大切な曲。2曲目「小さな肩に雨が降る」隠れた名曲のひとつ。毎年の大規模なコンサートツアーを一旦休止する直前にライブで歌ってくれて凄く感動した。この曲は「夢の世代」と両A面シングルで出た曲。元のヴァージョンもかなり好きだったけどこの新しいヴァージョンもお気に入り。3曲目「忘れていいの -愛の幕切れ-」小川知子さんとのデュエットで有名になった曲。このヴァージョンは打ち込みで軽快なラテンリズムで歌う。4曲目「いい日旅立ち」この曲を知らない人が日本にいるだろうか。日本のスタンダードの一つ。ソロで何度か録音してるけど、このヴァージョンはかなり好きなほうかな。5曲目「レストランの片隅で」名盤「棘」の1曲目に収録されてた曲。元ヴァージョンよりもかなりアップテンポで少し軽快にアレンジされている。ライブでこの曲を歌うときは椅子にコートをかけて一人芝居のようにストーリーを盛り上げて歌う演出が良かった。6曲目「夜顔」ボサノバアレンジに変えてのリレコーディング。この落ち着いた感じも好きだけど、この曲は元ヴァージョンのインパクトが強かったのでどっちかと言われれば元ヴァージョンの方が好きかな。黒いラメの手袋をつけて歌ってたのを思い出す。7曲目「Far away」この曲は谷村さんの作った作品ではないのであまり聴く事は少ないかな。8曲目「三都物語」この曲も超有名な曲のひとつ。完全タンゴヴァージョン^^;このヴァージョンでライブでも何度か演奏された。9曲目「22歳」この曲も大ヒットした曲。個人的にはそんなに好きじゃないけど曲自体は良い曲だと思う。ライブでも何度も演奏されていた。10曲目「浪漫鉄道 -蹉跌篇-」谷村さんのライブではほぼ定番だった曲。でも自分は「蹉跌篇」よりも「途上篇」の方が好きなんだけどな・・・。かなりしぶいロッカバラード。11曲目「ダンディズム」この曲はディナーショーでしか今では歌われない曲。この曲のアレンジはそんなに大幅に違う事はなく元に近い感じです。12曲目「サライ」この曲も有名な曲。昨年はフェスティバルホールのライブの時に飛び入りで加山雄三さんが参加してこの曲を歌ってくれた。13曲目「CORAZON」谷村さんのオリジナル曲の中で一番長い曲。15分近い大作。この曲はライブでのみ聴けた曲なんだけどレコーディングしてくれた事はかなりうれしい。完全なシャンソンな曲。これまでにシャンソンを何曲も書いてるけど、この曲が谷村さんの作るシャンソンの集大成のようです。またライブで聴きたい曲の一つです。90年代毎年してた大阪城ホールでのクリスマスコンサートではかなりの確率でこの曲が聴けたように記憶してる。歌唱、演奏、ライティング、効果演出、全てが完璧な15分のパフォーマンスでした。この1曲だけのためにコンサートに行ってもいいと思わせるほどの大作です。ライブでの迫力の半分くらいしかCDでは再現できないけどレコーディングしてくれてうれしい。この曲が出来るまでは「冬の嵐」がよく歌われていた。この「冬の嵐」も谷村さんが作るシャンソンの名作です。「コラソン」はまたいつか生で聴けるのだろうか・・・・。
2008年01月05日
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老人介護施設の問題が取り沙汰されてる中、この映画のDVDを持ってる事を思い出して久しぶりに観てました。かなり前にも少し書いた事があるかも知れないけど・・・。いろいろ不思議な映画です。主演は藤岡英樹さんとアジャ・コングさん。佐藤蛾次郎さんも出演しています。物語は、何をやっても上手く行かず自分の意見を口に出す事が出来ない青年の裕太(藤岡英樹さん)が、この介護施設の面接を受ける。何の資格も持ってなく経験もまったくない裕太だったが即決で面接に受かる。新人介護士の裕太の指導係を担当するのが千鶴(アジャ・コングさん)。働き出してみると酷い施設で老人への暴力、暴言、そして担当医師までもが狂っていて、心筋梗塞にわざとさせる薬を処方して厄介な老人を殺してベッドを早く空けさせたりしている。ホントにここまで酷い施設はないだろうと、このDVDを買った数年前までは思ってましたが、この映画以上に酷い3人も殺害するような介護施設がある事を知って現実にある話だと認識。日常茶飯事に繰り返されてる老人への虐待はどこにでもある事かも知れないと寒気がする。この映画はそんな闇の部分を描いているけど何か説得力がないと言うか…話が飛びすぎると言うか。いろんな問題を盛り込もうとしてるのはわかるけど。アジャさんは演技なんてそれまでにほとんどした事がないと思うけど、凄く好感が持てる芝居です。役者としては上手くないかも知れないけど嫌みがなく素直な芝居でがんばっている。でも、どうしてアジャさんをこの役にキャスティングしたのかは不思議。人柄の良さと真面目さが滲み出てる所からキャスティングしたのかも知れないけど。新人介護士の裕太との恋愛みたいな場面もあって何か違うような・・・。この施設に入所していて問題の多い患者を演じてる佐藤蛾次郎さんは心筋梗塞にさせるように薬を誤飲させて殺されてしまう老人の役です。あとかなり前にも書いたと思うけど、屋外ロケ場面の音のMIXがちょっと酷いように思う。蝉の声や騒音の中での芝居ではセリフが聞き取りにくい。そういう演出なんだろうけど。アジャさんが真面目に取り組んでいる姿だけには純粋さを感じられる。内容が内容だけに茶化して観る物ではないけど、つっこみたくなるカットや展開が多くて…。新人に指導しているアジャさん佐藤蛾次郎さん藤岡英樹さん演じる裕太に「好きだ!」と告白される場面予告編の作りは軽すぎて・・・^^;短い映画なのであっと言う間に観終わります。
2016年02月18日
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イギリスのヘヴィメタル「SATAN」の最新アルバム。1983年に「Court in the Act」で衝撃的なデビューを果たし、(少なくとも自分は結構衝撃的だった)断続的な活動で今年の4月に3枚目のフルアルバムを発売。1st「Court in the Act」は当時めちゃくちゃ聴いてた。2nd「Suspended Sentence」も1stほどはハマらなかったけど結構聴いてた。2ndの1曲目「Who Dies Wins」はSystem Of A Downを聴き始めた頃によく思い出す曲だった。System Of A Downっぽいって言うか、Satanの方がずっと前だけど。1stのダークなイメージとは変わってしまったけど2ndはこれはこれで、凄くおもしろいアルバムだったと思う。そして2ndアルバム発売から26年!3rdアルバムが発売されました。1曲目「Time To Die」いきなりのトリル攻撃^^; 1stからトリルってイメージが強い。1983年頃のメイデンもそんなイメージがあるかな。トリルってハンマリングオンとプリングオフの繰り返しだったよね?違ったっけまあいいや。1stの1曲目からそんな感じだったのが、この3rd1曲目では更に強調してるような…。邪悪な感じや極悪度もダークな感じもないけど、普通のメタルとして凄く良い曲だと思う。2曲目「Twenty Twenty Five」前の曲よりもこの曲の方がさらにお気に入りです。もうメタルとして聴かなくても、広いジャンルを感じさせるバンドになってて1983年のあのSatanよりもかっこ良く感じる。Aメロの歌メロが何度聴いても「♪Take good care of what you've got, my father said to me As he puffed his pipe and baby B, He dandled on his knee」が頭にグルグル回る。QUEENのGood Company。特別似てるわけじゃないけど、A Night At The Operaが聴きたくなる。3曲目「Cenotaph」この曲もアレンジが最高で少しラテンのノリを感じさせる。イントロではまたQUEENのJazzに入ってそうなイメージのコード進行で頭の中がQUEENになる瞬間がある^^4曲目「Siege Mentality」いきなりプログレ風な始まり方ですが、キャッチーなロックナンバーです。どの曲もアレンジがおもしろい。今さら意外とこんなにハマってしまうとは思ってなかった・・・。5曲目「Incantations」この曲はアラビアチックっていうかエスニックな響きのナンバーです。バビロンの城門っぽい雰囲気もあるかな。6曲目「Testimony」ファンキーな始まり方の疾走ナンバー。この曲もアレンジが凄く良い!7曲目「Tears Of Blood」キャッチーな印象が残る曲。8曲目「Life Sentence」タイトルナンバー。THE NWOBHM!って感じの曲です。これも凄く良いと思う。9曲目「Personal Demons」ミディアムアップの3連ナンバー。10曲目「Another Universe」前半はロッカバラード調で展開からアップテンポに。サバスの「Johnny Blade」のイントロリフを思い出すようなアレンジがあったり、バラエティにとんだアレンジで楽しめます。
2013年07月09日
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水前寺清子さんの95枚目のシングル。昼ドラ「花王 愛の劇場 ああ嫁さん」の主題歌です。A面「今日から一歩」作詞 たかたかしさん 作曲 浜口庫之助さん 編曲 竜崎孝路さん水前寺さんのシングルで浜口庫之助さん作曲作品はこの1曲です。もっとたくさんの曲を歌ってるように思ってました。この曲が主題歌になったドラマ「ああ嫁さん」は、橋田壽賀子さんの本で製作は石井ふく子さんのゴールデンコンビです。主演は池内淳子さん。赤木春恵さん、小島秀哉さん、大空眞弓さん、角野卓造さん、宮川一朗太さん、市丸和代さんと錚々たるメンバーの昼ドラでした。ドロドロ系の昼ドラの合間を縫うように製作された明るいホームドラマだったようです。曲調も元気が出てくる応援歌です。B面「薄情渡り鳥」作詞 陣吾郎さん 作曲 美樹克彦さん 編曲 竜崎孝路さん「浪花節だよ人生は」路線のアップテンポの明るい曲です。この頃はいろんなアーティストが「浪花節だよ人生は」のような楽曲を多くリリースしてました。水前寺さんは「浪花節だよ人生は」を歌ってた競作歌手の一人です。「浪花節だよ人生は」に関しては、水前寺さんバージョンと木村友衛さんバージョンとこまどり姉妹バージョンが気に入っています。作曲の美樹克彦さんは、自分的には「大巨獣ガッパ」を歌ってた歌手の印象が強いのですが、多くの大ヒット曲を歌っています。美樹克彦さん作曲の「もしかしてPARTII」は、小林幸子さんとデュエットして大ヒットしました。
2019年02月19日
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アメリカのシンガーソングライター「アル・グリーン」の1975年発売シングル。1976年2月発売のアルバム「Full of Fire」からの先行シングル。アル・グリーンと言えば壮絶な事件を経て牧師になったシンガーで、そんな人生の一部がドキュメント映画になっています。そんな背景を知ってこの1975年という時の彼の歌を聴くといろいろと考える。A面「フル・ファイヤー Full of Fire」イントロから気持ち良すぎるノリのディスコナンバー。アル・グリーンも歌が超絶上手くて、歌ウマのシンガーの歌を聴きたくなった時に頭の中に浮かんでくるシンガーの中の一人です。本物の歌の上手さを楽しむ時に聴くシンガーはアジアの歌手はほとんどいないかも。完璧なファルセットも力強い地声もリズム感もアジアの歌手では無理な気がする。最近、歌唱力を楽しむために聴いてた歌手はDonny Hathaway、Luther Vandross、Roberta Flack、Bobby "Blue" Bland、Nat King Cole、Sarah Vaughan、Dinah Washington、Donna Summerあたりのシンガーを選ぶ事が多いような気がする。日本でも声が出てるなって思う人はミュージカルの世界とかにはいるけど歌が上手いと思った事はほとんどない気がする。声が出てるとは思うけど。民謡出身、浪曲出身の演歌のシンガーの中には超絶歌が上手い人も多いのは確かですが。この「Full of Fire」は先行シングルバージョンでアルバムバージョンとは違います。アル・グリーン久しぶりに聴いたけど、やはり最高の歌唱です。B面「Could I Be the One」この曲は1975年8月発売のアルバム「Al Green Is Love」に収録されてた曲のシングルカット。アルバムではA面のラストに収録されていたスローバラードです。心地良さは強烈です。アルバム「Al Green Is Love」も「Full of Fire」も最新リマスターが廉価版で出ているみたいで買って聴きたいと思う。
2022年01月04日
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アメリカのサイケ/ハードロック「ヴァニラ・ファッジ」の3枚目。今日はオジーの「Bark at the Moon Tour」のブートを聴いてた。そのツアーはドラムがカーマイン・アピスで、カーマイン・アピスと言えば「Vanilla Fudge」って事で、最初の5枚の中からどれを聴こうかと悩んだ末、やはり3枚目を選んだ。「Some Velvet Morning」を聴くために「Near the Beginning」と悩んだ。この後「Near the Beginning」聴いてしまいそうですが…。Carmine Appice - Drums, Backing vocals, Lead vocal (track 6)Tim Bogert - Bass, Backing vocals, Lead vocal (track 1)Vince Martell - Electric guitar, Backing vocals, Lead vocal (track 2) (track 7)Mark Stein - Keyboards, Lead vocals (tracks 3, 4 & 5),(tracks 1 & 2)1991年に突然発売されたボーナストラック3曲追加したドイツ盤CDで聴いた。1998年にもボートラ曲を変えたアメリカ盤が発売されました。1曲目「The Sky Cried - When I Was A Boy」2曲目「Thoughts」3曲目「Paradise」4曲目「That's What Makes A Man」5曲目「The Spell That Comes After」6曲目「Faceless People」7曲目「Season Of The Witch」Bonus tracks1曲目「You Keep Me Hanging On (7" version)」2曲目「Come By Day Come By Night」3曲目「People」1曲目の「The Sky Cried - When I Was A Boy」を初めて聴いたのは10代の頃だったと思う。多くのSE音が恐怖心を起こさせ、激しいハモンドの音が強い怒りに聞こえ衝撃を受けたのを思い出す。多分、このアルバム10年以上ぶりに聴いたけど今の年になって久々に聞いたこの曲は素直に新鮮に感じたし感動もした。今日は7分41秒間妙な緊張感の中、聴いた。2曲目「Thoughts」はヨーロピアンプログレとかユーライアヒープのような雰囲気が好きで若い頃はこのアルバムで一番好きだったのを思い出す。3曲目「Paradise」はインスト部分が多い曲ですが、展開からのロッカバラード部分への流れが今聴いてもやっぱりカッコいい!後半のパートの激しさも最高です。4曲目「That's What Makes A Man」はこのアルバムで一番キャッチーな曲かも知れない。シングルカット向きに思える。プログレ色強めなナンバー。5曲目「The Spell That Comes After」アナログ盤ではここからがB面。何かの信号のようなBass音から神秘的なスペイシーな世界が広がってくる。インテンポになる所までの流れが強烈にかっこいい!ヴァニラファッジってこんなカッコ良かったっけ?って思いながら聴いてた。6曲目「Faceless People」はカーマイン・アピスのリードボーカル。ハードプログレナンバーです。この曲も改めてカッコ良さに鳥肌でした。カーマイン・アピスの素直なボーカルも凄くイイ!7曲目「Season Of The Witch」はアルバムラスト曲。なんでこの8分47秒もある曲をシングルカットしたのだろ?それも曲を半分に切ってA面、B面に分けてる。この曲は前にも何度か書いたドノヴァンの曲のカバーです。Donovanのオリジナルはまったく雰囲気が違っています。3枚目のアルバム、名盤「Sunshine Superman」のB面1曲目に収録されています。オリジナルはブルージーなミディアムロックです。この曲に関しては断然、ドノヴァンのオリジナルがカッコ良すぎるので…。「Sunshine Superman」のB面1曲目「Season Of The Witch」〜2曲目「The Trip」〜3曲目「Guinevere」のこの流れは最強にカッコいい!「Sunshine Superman」のアルバム聴きたくなってきた!「Season Of The Witch」を聴いてると1970年の名曲「Season Of Farewell」も思い出してしまう。ドノヴァンもまたじっくり聴きたくなってきた。これから出るいろんなアーティストの新しい曲を一切聴かないとしても、これまである曲だけで死ぬまで音楽に飽きずに楽しめると思う。ドノヴァンの話になってしまってた。ヴァニラ・ファッジの話に。ボーナストラック1曲目「You Keep Me Hanging On (7" version)」はもう超有名な大ヒット曲。ボーナストラック2曲目「Come By Day Come By Night」はシングル「You Keep Me Hanging On」のB面に収録されてた曲。この曲、めちゃくちゃ良いんだけど忘れ去れている曲のようで勿体ない。ボーナストラック3曲目「People」は4枚目のアルバム「Near the Beginning」からのシングルカット「Some Velvet Morning」のB面のみに収録されてた隠れた名曲。「Some Velvet Morning」自体、物凄く美しくカッコいい曲です。「People」はファンクなノリと民族音楽を掛け合わせたような不思議な曲です。
2022年09月05日
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アメリカのロックバンド「Stories」が1973年8月に発売された日本盤シングル今日は70年代前半縛りでアメリカとイギリスのロックバンドを聴き漁ってた。超有名バンドは避けて、少しマニアックで日本ではあまり売れていないようなバンドばかり選んで聴いてました。70年代前半は名曲、名盤の宝庫です。プログレ、アメリカンロック、ファンクバンド、カントリーロック、渋いアルバムが本当に多いと思う。Stories メンバー構成Ian Lloyd Lead Vocals、 BassBryan Madey Drums Steve Love Guitars 、 Side VocalMichael Brown Piano、 Harrpsichord、 MellotronA面「Brother Louie」この曲はイギリスのFunk/Soul Band「Hot Chocolate」が1973年2月にUKチャートを賑わせたソフトファンクな名曲。その曲を6ヶ月後にカバーして発売したのがこのシングル。「Hot Chocolate」はこの曲以外にもっとカッコ良い曲が山ほどあります。ディスコ全盛の70年代半ばにも多く、ディスコでかかりまくる名曲を多く発表しています。まだ一度も書いてなかったので、まとめて書こうかと思ってる。Storiesのカバーバージョンはオリジナルにほぼ忠実にアレンジされてる印象。大きく違うのはIan Lloydはオリジナルの1オクターブ上でシャウト気味に歌ってロック色を強めています。アメリカではそのロック色を強めたのが良かったのか全米1位に輝きゴールドディスクを獲得。ノリはオリジナルのファンクな渋さをそのままにアレンジされています。サビの「♪ルイルイルイルイィィ〜 ルイルイルイルアア〜ア〜」を聴けば聴いたことある!って人が多いと思う。2ndアルバム「About Us」のB面ラストに収録されています。B面「Changes Have Begun」他の国では「Brother Louie」のシングルのB面は「What Comes After」でした。2ndアルバムのB面ラストから2曲目に収録されてる美しいプログレ的なナンバー。でも、日本ではキャッチーでPOPなアメリカンロックナンバー「Changes Have Begun」が選ばれました。1973年ならこの曲もA面で発売すれば大ヒットしてたように思う。凄く好きな曲。(アメリカでは前のシングル「Love Is In Motion」のB面がこの曲でした)この曲が収録されてるアルバム「About Us」は定期的に聴きたくなるアルバム。CDは持ってないけどLPでずっと聴き続けてる。CD発売されてた? どこの国でもCD化されてなかったような気がする。これは日本盤で紙ジャケで見開きWジャケットを完全再現して発売すれば世界中から注文が来たりして。当時、最先端のエアブラシを使って書かれたジャケットもおしゃれです。エアブラシのジャケットと言えば日本で一番最初に使ったのが、多分、荒井由実さんの「COBALT HOUR」じゃないかと思ってる。LPの見開き内側
2023年03月03日
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1984年9月1日発売の美空ひばりさんの295枚目のシングル。A面「冬のくちびる」作詞 石本美由起さん 作曲 船村徹さん 編曲 南郷達也さん正統派演歌路線の名曲です。この1年前の1983年は本人の作詞作曲の楽曲を初めてシングルとして発売したり、坂本龍一さんプロデュースのシングルを出したり、本格的な任侠物の楽曲を出したりと1年間に4枚のシングルを発売しました。1984年はこの「冬のくちびる」1曲のみのリリース。レコード会社も力を注いで制作してるのがわかる曲ですが、思うようにヒットはしなかった。自分は石本美由起(男性の方です)さんが作詞した曲が好きで、作詞が石本美由起さんだと知ると期待が大きくなる。イントロの編曲はインパクトあります。南郷達也さんが作ったこのイントロのインパクトを引き継いだと思えるのが「みだれ髪」です。「みだれ髪」ではさらにイントロのインパクトを大きく感じさせるようにアレンジして大ヒットに繋がった。「みだれ髪」のヒットに関しては南郷達也さんの力がかなり大きいと思う。B面「女ながれ唄」作詞 石本美由起さん 作曲 船村徹さん 編曲 丸山雅仁さん効果的に裏声を使うメロディーが印象的な曲。八代亜紀さんが歌っても合いそうな楽曲です。ひばりさんの特徴あるいくつかの歌唱法を全て入れ込まれてるように思える。聞き応えのかなりある歌唱です。このシングルの次のシングルが前に書いたイルカさん作曲で作詞はひばりさん本人の「夢ひとり」です。
2024年06月08日
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欧陽菲菲さんの3枚目のシングル。1枚目が「雨の御堂筋」、2枚目が「雨のエアポート」、そしてこの曲が3曲目。「雨の御堂筋」は1960年代後半から日本の歌謡曲の作曲を多くしていたザ・ベンチャーズです。 (ザ・ベンチャーズが作曲した歌謡曲の代表曲は「二人の銀座」「京都の恋」「京都慕情」など)2曲目「雨のエアポート」からは作詞が橋本淳さん、作曲が筒美京平さん、そして編曲も筒美京平さんというゴールデンコンビで何曲もヒット曲を出しました。A面「恋の追跡(ラヴ・チェイス)」デビュー曲から着実に曲をヒットさせて3曲目で決定打とも言えるこの曲をリリース。ROCK色を強めにしたアップテンポのナンバーです。歌唱は言葉の語尾をため息にしてしまう歌唱法です。(ライブではそう歌ってません)辺見マリさんの歌う「経験」も語尾をため息にするので有名ですが、スタジオ盤はほぼ普通に「やめてぇ 愛してないならぁ」とそれでもかなり色っぽいのですが、ライブで(特に最近)は「やめはぁ〜」と言っても過言じゃないほど凄い歌唱法になってます。ジョンロードのようにオルガンのグリッサンドから始まるイントロはめちゃくちゃカッコいい!ブラスロックと言ってもいいほどにブラスセクションも効いてて最高です。ベースラインも低音を上げてじっくり聴くとベースだけでもゾクゾクできます。ライブ盤はこの曲が新曲の時のようで本編ラストにスタジオ盤よりも少しテンポアップして演奏されてます。(ライブ イン ベラミ)演奏も完璧です!北野タダオとアロー・ジャズ・オーケストラです!もちろんベースラインもスタジオ盤のラインを崩しながらもカッコよく弾いてます。テンポが速いのでスタジオ盤のまま弾くのは厳しいんだと思う。たしか、この曲は海原千里・万里さんの漫才のネタでも有名です。「♪何があなたをかえた 今はすてないで あぁ〜」の所の「♪今はすて 今はすて 今はすて 今はすて・・・」とレコード盤に傷が入って繰り返してしまうってネタだったか?そんな感じで千里さんが大ハリキリで歌ってるのを思い出します。B面「水色の夜明け」作詞 橋本淳さん 作曲 筒美京平さん 編曲 筒美京平さん欧陽菲菲さんのシングルはB面にも名曲が多い事で有名です。中でも2枚目「雨のエアポート」のB面「あなたは再び帰らない」が特に好きです。「水色の夜明け」はややメロウにアレンジされた上質な歌謡曲です。欧陽菲菲さんの事を書くのは始めてかも知れないけど、好きな曲は山ほどあるのでいろいろ書こうと思います。この次のシングルの「夜汽車」と6枚目「恋の十字路」は特に最高です。欧陽菲菲さんの「菲菲」をどう読むかで悩んだ人も多いと思う^^;今では「オーヤン・フィーフィー」と呼んでる人が多いと思うけど、最初のローマ字表記は「OYAN HUI HUI」(オーヤン・フイフイ)で6枚目のシングルでは「O'YUNG FEIFEI」(オーヤン・フェイフェイ)に変わってます。本人は「フェイフェイ」に近い発音で自分の事を言ってるように思う。ま、どうでもいいけど。フィーフィーで浸透してるからフィーフィーでいい^^;
2015年06月09日
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マイケルシェンカーグループの1984年2月27日アメリカ、オハイオでのライブのブート。1983年10月ロンドンでのライブ映像から久しぶりに1984年10月のハマースミスオデオンでのライブのDVDを観てたら、最近このブートを買ったことを思い出して聴いてた。1984年2月USAツアーの途中でベースのChris Glenが脱退して、そこからベースレスでツアーを続行。その時のベースレスのライブのブートです。1984年1月は大規模な日本公演を大成功に終えて、すぐのアメリカツアーでした。日本公演の時は仲良さそうに見えたんだけど。オーディエンス物なのでイマイチ、ベース抜きになってる感覚は伝わりにくいかも知れないけど、Keyが低音を白玉で弾いてたりして低音のバランスを取ろうとしてるのがわかる。観客の叫び声が多すぎてライブを楽しむにはちょっとしんどいかも。ギターの音はよく録れてます。ボーカルは聞こえにくい。セットリストも日本公演や1983年10月のセットリストよりも短縮してるようです。1曲目「Captain Nemo」2曲目「Rock My Nights Away」3曲目「Are You Ready To Rock」4曲目「Cry For The Nations」5曲目「On And On」6曲目「Attack Of The Mad Axeman」7曲目「Into The Arena」8曲目「Courvoisier Concert 」9曲目「Lost Horizons」10曲目「Rock Will Never Die」11曲目「I'm Gonna Make You Mine」12曲目「Systems Falling」13曲目「Still Love That Little Devil」14曲目「Armed And Ready」映像作品にもなってる1983年10月ロンドンのセットリストとはかなり選曲が違ってる。「Rock You To The Ground」「Desert Song」「Red Sky」「Looking For Love」がセットリストから外れて、「Systems Falling」「Still Love That Little Devil」「Lost Horizons」になってる。何気に「Still Love That Little Devil」は貴重なような気がする。この時の「Systems Falling」のアレンジは結構好きかも。ヴァース部分をピアノのアルペジオやコード弾きで補ってるのは凄くいい。この曲、自体が凄く好きな曲だったのもあるけど。アルバム「Built To Destroy」の中ならこの「Systems Falling」や「The Dogs Of War」「Red Sky」「I'm Gonna Make You Mine」はやっぱりいつ聴いてもカッコいい。MSGは1stから「Built To Destroy」しか聴いていないけど「Assault Attack」と「Built To Destroy」は最近またよく聴いてたりする^^;これがサウンドボード物なら、ベースがない違和感がもっと感じたと思う。このオーディエンス物でもKeyが左手でかなり頑張ってるのがわかる。「On And On」は特にボーカルがほとんど聞こえない^^;観客にほとんど歌わせてるのか?サビはよく観客に歌わせてたけど、Aメロも観客が歌ってる…1984年1月ジャパンツアーのパンフその時のチラシとチケット公演日程1983年ハマースミスのライブこの頃のMSGが一番好きです。
2017年03月06日
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わかめ高校セクシーコマンドー部の部長「花中島 マサル」がこの世で最も尊敬する男がマサルさんの町にやってくるということで、その日の部活は見学に行く事になった。その男は「酉友(とりゆう)」にやってくると言う・・・『コマンドー18話 マサルと真ヒーロー』ヨロシク仮面とは「あいさつ仮面シリーズ」の最後の特撮ヒーロー。ヨロシク仮面のテーマー曲もマサルさんの主題歌に負けないほどおもしろい曲です。「酉友」に着くとマサルさんはしゃがみ込んで何かの紙を読んでいる。まちゃひこ達が覗き込むと「ヨロシク仮面のテーマ」の歌詞カードの復習をしていた。開演のアナウンスが流れ焦るマサルさんいきなりの関西弁「君達もはよせな!」屋上の催し物会場に行くと「さかな柔道着」が戦闘員たちを使って、ただの小麦粉をホレグスリだと言って若者に売っている。そこにヨロシク仮面登場!そして戦闘シーン。このピンチから脱出して「さかな柔道着」を退治するはずが、「さかな柔道着」の歯がヨロシク仮面のブリーフに引っ掛かり切り裂いてしまった。丸出しになってるお尻を見せるわけにもいかず、咄嗟の判断でヨロシク仮面は「と、いうわけで後編をお楽しみに!」と上手幕袖にはけていった。マサルさんは「前後編だったとはやってくれるぜ!」と納得。慌てて楽屋に戻ったために途中で転けて将棋倒しになってヨロシク仮面のスーツアクターの大木は大けがをしてしまう。そこへ催し物担当の小林がやってきて、仕方ないからショーは中止にしようと話す。その上、スーツアクターの大木は換えのブリーフを持ってくるのを忘れていた。小林は優しくそろそろあいさつ仮面シリーズを終らせようと話す。そう話してるのを後ろでマサルさんが聞いていて激怒する。そこにヨロシク仮面がいるのを見つけると怒りも吹っ飛び大騒ぎ。サインを大木にしてもらう。マサルさんのあまりの熱の入れように、大木は「この後やってみないか?」と話す。大木は仮面をはずしマサルさんに手渡す。しかし屋上に出てみると大雨で観客は全て帰ってしまっていた。この回だけ観たくなってDVD第二巻を観てたら、そのまま第三巻の最後まで観てしまった^^;テレビマンガは子供の頃から基本観る事はなかったけど、数作だけテレビマンガでも好きな物がある。そのうちの一つが「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」です。あとはパプワ君とかサザエさんとか数作好きなマンガがあります。マサルさんは何回観てもおもしろい。すごいよ!マサルさんはミュージカルのように挿入歌も多く、どれも名曲だらけです。この「体育すわりの歌」も名曲これはたしかセクシーコマンドーの技の一つ凄いよ!!マサルさんのDVDは全3巻あります。観た事ない人は安いのでおすすめ。
2014年11月14日
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雪組新人公演観て来ました。今回、新人公演で初めて主演する月城かなとさんに興味津々で楽しみにしてました。月城さんは最後の挨拶では話始めから泣き出してしまい、会場ももらい泣き状態に。最近、ここまで感激する新人公演主演の人を観るのはかなり久しぶり。月城さんの場合はかなりの好印象でした。全体的なクオリティも高く主要人物全て安心して楽しめるメンバーでした。月城かなとさん・・・壮一帆さんの役。初主演なのに落着いてて芝居も歌も安定感があって感動でした。見た目も華があって美しかった。プロローグのコスチュームも凄く似合ってたしダンスも優雅でした。少し前から注目しはじめてたので、今回の初主演はうれしかった。星乃あんりさん・・・早霧せいなさんの役。大人っぽさを全面に出してるのも無理なく観られた。あの役を星乃さんがどう演じるのか、想像出来なかったけど、予想を遥かに上回る芝居で素晴らしかった!歌声も品があってかなり高印象。帆風成海さん・・・夢乃聖夏さんの役。ある程度、凄い事になるのは想像出来てたけど、これまた予想を裏切る凄さでした。帆風さんは雪組の秘密兵器のようで、何でもこなす。コメディのおもしろさだけじゃなく、ダンスも歌も魅力的でした。夢華あみさん・・・愛加あゆさんの役、セリフの声も歌声も全て美しかった。芝居もベテランのような安定っぷりでひたすら感心してた。芝居も歌もダンスも凄いなと感動したけど、今回の公演で退団してしまうようです。永久輝せあさん・・・彩風咲奈さんの役。チャラいホスト役をカッコ良くコミカルに演じ切ってました。永久輝さんも舞台での立ち姿に華があるので、これからメキメキ来そうな予感。彩風咲奈さん・・・彩凪翔さんの役。もう新人公演メンバーとは思えない安定感と存在感。どんどんカッコ良さも増し、人柄の良さそうな雰囲気も弱まる事なく、感じのいい男役さんです。かなり前から注目してるけど、確実にステップアップしてるのを感じられて頼もしさすら感じさせるようになってきてます。4月4日に100周年のイベントに古城都さんが出演するので並んでほしかったような…^^; 古城さんが出るから4月4日のイベントは何とか行きたい・・・。4月4日に特に観たい人が多く出演してて、眞帆志ぶきさん、甲にしきさん、八汐路まりさん、郷ちぐささん、加茂さくらさん、花總まりさん・・・そしてもちろん古城都さん。タイムマップ歌ってほしい。甲にしきさんにはジョイを歌ってほしい。4月6日には安奈淳さん、南原美沙緒さん、一路真輝さん、若葉ひろみさん、水夏希さんが出てるからこっちも観たいけど・・・。たぶん、どの日もチケットが取れる事はないと思うので要らぬ心配ですが…順みつきさんも出るのか・・・観たいな。でもやっぱり、眞帆志ぶきさん、甲にしきさん、古城都さんが揃ってる4月4日が貴重かな・・・。那智わたるさんも出てほしかった。・・・・新人公演と関係ない話になってしまった。久城あすさん・・・鳳翔大さんの役。久城さんはコメディも上手いし間が良い。芝居の安定感は前からずっと感じてたけど、公演ごとに確実に成長してるのが分かる。今回の役は極端な役だけど通常の芝居でも魅力的です。愛すみれさん・・・大湖せしるさんの役。強烈なインパクトとダイナミックな芝居でおもしろかった!大湖さんとはまた違うバーバラで楽しめました。これからどんな感じに成長していくのかかなり楽しみな1人です。花瑛ちほさん・・・透水さらささんの役。これまでほぼノーマークだったけど今回かなり気に入った娘役さんのうちの一人。これまでの作品のDVDとかでチェックしてみようと舞台を観ながら思ってました^^;舞台は爆笑の連続で最後の挨拶では大感動。かなり充実した新人公演でした。
2013年11月26日
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フランスのDeath/Groove Metal「Gojira」の3枚目。昨年、4枚目も発売されてる。GodzillaじゃなくてGojira^^;Godzillaってバンドもフランスにあるからわざと変えたのか?たしかにサウンドはゴジラを彷彿させる所がある・・・。1曲目「Ocean Planet」ジャケットにクジラが載ってるようにクジラの声から始まる。ゴジラはゴリラとクジラから名前を取って付けたらしいのでそれを知っていたのか・・。楽曲はミディアムスローで重めな曲。ゴジラをイメージできなくもない。2曲目「Backbone」ミディアムアップでHEAVYなナンバー。ボーカルは中高音の絶叫系が中心。間奏でラドンのテーマにそっくりな部分が出てきたりする。3曲目「From The Sky」この曲はゴジラファイナルウォーズを思い出すような感じの曲。4曲目「Unicorn」静かなインスト5曲目「Where Dragons Dwell」この曲はキングギドラをイメージしてるのか?それともマンダ?楽曲自体はかなりカッコイイ。ボーカルもなかなか良い!6曲目「The Heaviest Matter Of The Universe」プログレチックな激しい曲。ガイガンとかメガロって感じ。7曲目「Flying Whales」ゴジラ対へドラでゴジラが尻尾を巻き込んでバックに飛んでる事を歌ってるわけではないと思う^^;展開でかなり凶暴になるんだけど、ゴジラの逆襲のゴジラっぽい。8曲目「In The Wilderness」この曲はゴジラが品川上陸のイメージ^^;ミディアムアップで激しくプログレな曲。9曲目「World To Come」ロッカバラード。ファイナルウォーズでミニラを引き連れて帰って行く感じ。それかゴジラVSビオランテのラストシーンのイメージ。10曲目「From Mars」少し不気味な静かなナンバー。X星人のテーマか?^^11曲目「To Sirius」この曲はめちゃカッコイイ!まさにゴジラ。ゴジラがエビラを投げてヘドラに突き刺すような感じ^^;ミュータントVSエビラって感じもする。12曲目「Global Warming」ラスト曲は轟天号出発!てな感じ。バンド名がゴジラなのでどの曲もゴジラの何処かの場面を思い出してしまう。次はヘドラが駿河湾に現れる感じの曲を作ってほしい^^;ヘドラおたまじゃくしが大きくなる感じとか・・。キングシーサーが目覚める感じとか、メガギラスの幼虫の大群がゴジラに襲いかかる感じとか・・・。今日は甲南山手にあるドイツ料理レストランに行ってました。ドイツ人クォーターの友人に連れて行ってもらったので本格的なドイツレストランでした。ドイツビールの生樽も飲めたし温かいザウワークラウトや骨付き子羊や鴨のソテーとかいっぱい食べてきた。ビール飲み過ぎたかな・・・。
2009年04月23日
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正司敏江・玲児さんの1987年11月発売のシングルですが、片面「とんぼり人生」のみボーカルクオリティを高めるために、1988年2月に敏江ちゃんの歌だけを新たにレコーディングし直しました。1987年11月版はA面が「さすらい港町」でしたが、新たに歌を吹き込み直したバージョンではA面が「とんぼり人生」に変更されました。ジャケットの表は同じですが、歌詞カードは上部にA面「とんぼり人生」が掲載されてます。多くのシングル盤をリリースしていますが、その中でも一番知られている曲だと思う。玲児さんの歌唱力はプロ歌手並みの実力ですが、敏江さんの歌は決して上手くはなく、かなり不安定な歌唱なのに、何枚もレコードをリリース出来たのは、不思議な魅力のある素朴な歌唱だからだと思う。A面「とんぼり人生」正司敏江さん作詞 正司玲児さん、竜鉄也さん 作曲 竜鉄也さん 編曲 京建輔さんA面は敏江ちゃんのソロです。A面、B面で各自がソロ曲として歌ってる事が多かった。「結婚・離婚(くっついたり はなれたり)」なんかは、完全なデュエット曲でしたが・・・。二人でユニゾンとかで歌うと玲児さんはかなり歌いにくそうです^^;この「とんぼり人生」は敏江ちゃんの半生をそのまま歌詞にしたような曲です。リレコーディングされたバージョンは、歌で出しがより「どづかれ」って歌ってるように思う。歌詞カードは「どつかれ」ですが・・・^^;「♪ どつかれけられ 笑わせて 今日も終わった 舞台のかげで そっと押さえた目頭に 女の涙 だれが知る」この後のセリフが凄く良い。敏江ちゃんはどの曲もセリフはいつも抜群に良い!セリフ「そらぁ〜つらかった そやけど漫才やめたら生きて行かれへん 泣いたらあかん 負けたらあかん さぁ 今日も思い直してがんばろう!がんばるで〜」メロディーもさすが!竜鉄也さんです!歌詞が胸に沁みこむように作られた歌メロは素晴らしい。B面「さすらい港町」作詞 正司玲児さん、竜鉄也さん 作曲 竜鉄也さん 編曲 京建輔さん歌手としての玲児さんはいつも二の線です。漫才の時も崩す事なくほぼ二の線でしたが・・・。この曲も良い曲ですが、自分は「花かげろう」の方が好きです。
2019年07月09日
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アロージャズオーケストラのコンサートに行ってきました。何年か前からビッグバンドを生で久しぶりに聴きたいと思ってた所にこの公演のチラシを見つけて、チケット購入。アロージャズオーケストラと3人のアーティストがコラボする企画のコンサートでした。今日のセットリスト開場時に配られた冊子に、この日のセットリストが掲載されててスタンダードなジャズばかり聴けるのかと思ってたのに曲目を見て正直、少しガッカリした。しかし、どの曲もビッグバンドで演奏する良さを十二分に発揮してて予想以上に感動した。特に圧巻だったのは、ヴァイオリニストの川井郁子さんとのコラボのコーナー!このセクションで演奏された6曲は最高でした。ダントツに感動したのは「リベルタンゴ」です。ありがちな選曲で曲目を見た時は、演奏が想像出来た気がしてたのですが、想像を遥かに上回るクオリティーで鳥肌の嵐だった。セットリストに掲載されていないフランク永井さんの「君恋し」も、めちゃくちゃカッコ良かった。憂歌団の木村充揮さんとのコーナーは一転、お笑いコーナーに化してて楽しめた。でも、一旦曲が始まるとシブシブのブルースの世界。淡谷のり子さんのカバーの「別れのブルース」が特に素晴らしかった。これを機に、最近まったく行かなくなってたJAZZ系のライブにも行こうと思う。このチラシをたまたま見つけて、今回のライブに行こうと思った。自分にとってアロージャズオーケストラは、天地真理さんの関西でのコンサートのバンドのイメージが強い。子供の頃に1974年・1975年・1976年と3年連続で天地真理さんの梅田コマ公演に行った。この時のバンドも北野タダオとアロージャズオーケストラでした。1974年 天地真理 梅田コマ公演パンフより1974年セットリストこの時は天地真理さんのコンサートでは超レアな「もの想う季節」を演奏している。この曲が生で聴けたのは奇跡。イントロはスタジオ盤では、チェンバロ風のKeyのソロなのですが、トランペットに変えてイメージをかなり変えてアレンジされていました。スタジオ盤ではホーンセクションは一切入ってませんが、歌中のチェンバロのオブリも全てトランペットに変えて演奏されています。SAXも良い感じ入ってます。ホーンを多用した「もの想う季節」のライブバージョンは最高です!「もの想う季節」に続いて演奏された「夏を忘れた海」の演奏も素晴らしかった。★「もの想う季節」はシングル「空いっぱいの幸せ」のB面曲です。★「夏を忘れた海」は、アルバム「明日へのメロディー」に収録されてる人気曲。1975年 天地真理 梅田コマ公演パンフより1975年セットリストこの時のセットリストには、今回も演奏してた「虹の彼方に」を演奏。天地真理さんの透明感のある美しい声とアロージャズオーケストラの演奏で最高のコラボになっています。発売前のシングル曲「さよならこんにちは」のアロージャズオーケストラの演奏もアレンジも良い!1976年パンフの北野タダオとアロージャズオーケストラの写真は1975年と同じ。1976年セットリスト「恋する夏の日」「恋と海とTシャツと」は特にイントロからホーンセクション大活躍の曲なのでバンドがアロージャズオーケストラのようなビッグバンドだと楽曲の良さが引き立つ。その他、トランペットソロが重要な「矢車草」もフルコーラス演奏された。梅田コマ公演は8月7日〜9日の昼夜6公演でしたが、9月から始まった全国ツアーでの「矢車草」はSAXとフルートのみだったので「矢車草」の良さが半減したように思う。イントロのトランペットソロをアルトサックスソロに変えてるのは少しガッカリだった。アロージャズオーケストラの演奏で慣れてた分、寂しい演奏に感じた。
2019年09月22日
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美樹克彦さんの1970年8月発売のシングル。この次のシングル「赤い外車の女」を最後に日本クラウンからキャニオンに移籍。「大巨獣ガッパ」の主題歌を歌ってから3年経っているので、あの独特な歌唱法から変わってきてまた新しいクセをつけた感じで違う個性に変化しています。1968年11月「海は青かった」の頃からすでに歌い方も楽曲も変わってきて、1969年12月「貴方がえらんだ僕だから」の頃には青春歌謡ロックの頃の歌唱よりも演歌色を強めてきた感じです。A面「女が男を棄てるとき」作詞 橋本淳さん 作曲・編曲 筒美京平さんこの曲はヒットしそうな良い曲だけど、プロモーションが弱かったのか,ヒットにはならなかったようです。「♪あいつは〜 あいつは〜 冷たい女だったよ〜」と出だしだけフリーテンポっぽいスローなヴァースが入ります。筒美京平さんのアレンジが最高です。不思議なジャンルの曲です。B面「泣くまで待つよ」作詞 橋本淳さん 作曲・編曲 筒美京平さんミディアムテンポで明るいノリの軽快な曲です。美樹克彦さんも軽く歌ってる感じが最高です。B面にしておくのは勿体無いような楽曲です。自分はA面よりもこっちの方がさらに良いと思うのだけど。
2020年10月09日
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堀内孝雄さん6枚目のソロアルバム「DAY BREAK」のA面1曲目に収録されている曲。堀内孝雄さんのファンクラブから会報としてのDVDが届いた。最近は年に数回DVDが届く。内容も濃く毎回、年会費だけじゃ申し訳ないほど満足させてくれる内容です。今回の内容は座って出来る筋トレ講座と弾き語りライブ。その弾き語りの中で「海を見ていた少年」をフルで歌ってくれた。『海を見ていた少年」作詞 徳永章さん 作曲 堀内孝雄さん 編曲 徳武弘文さん1982年4月5日発売6枚目のソロアルバム「DAY BREAK」の1曲目に収録。リードトラックでシングル発売された「Don't Stop My Love」はHARDなミディアム3連ナンバー。テレビで「Don't Stop My Love」を観た人は「べーやん…ロックの人になっちゃった」って思った人も多いと思う。色の濃いサングラスにエレキギターを弾きまくりシャウトしまくりで熱唱です。自分はそんなHARDなべーやんもめちゃ気に入ってて、ロック色のかなり強かった「DAY BREAK」ツアーにはかなり本数観にいった。1982年3月9日札幌市民会館から始まった「DAY BREAK」ツアーで「海を見ていた少年」が歌われたのはコンサートの終盤でした。レコードよりも何倍もパワフルに「Don't Stop My Love」を歌い終えると、すぐに波の音が流れ出す。すぐさっきまでのHEAVYな音の渦から、波の音とローズピアノの音色が少し聞こえると、波の音と静かなストロークのアコギのみでポツリポツリとこの曲を歌い出すべーやん。これがかっこよくて、前の曲とのコントラストの幅が広すぎてゾクゾクものでした。レコードではノーエフェクトのべーやんの声が凄い前で聞こえてきます。波の音とウクレレの演奏のみです。アリス活動停止後の初アルバムにしては逆に凄く斬新に感じた。ちょっとだけ「DAY BREAK」ツアーの事を・・・自分が最初に観たのは3月13日中野サンプラザ公演。次に観たのが3月20日神戸文化ホール公演。その次が3月28日大阪厚生年金会館公演。その後、奈良、倉敷、追加公演の大阪と6公演観に行った。この6公演ともセットリストはかなり違っています。「Don't Stop My Love」〜「海を見ていた少年」の流れはどこの公演でも変わることはなかった。そのあとに「ページ99」が入る時もあれば、すぐに「故郷に帰りたくない」を歌う時もあった。「トラベリングマン」がラスト曲「DAY BREAK」の前に入る日もあった。何を今日は弾き語りで歌ってくれるのか楽しみだった。べーやんは自由にその日の気分で弾き語りを加えたりする自由な形を選んだんだと思った。逆にちんぺいさんは、アリスの時以上に計算し尽くしたステージで、1分すら違う事のないショーを作り上げはじめた。1982年ツアー 日程チラシそして、今回のファンクラブDVDでの弾き語りライブ。ウクレレ風のストロークじゃなく、分散和音での演奏でオリジナルより半音高いキーで歌った。なんかむちゃくちゃ鳥肌立った。この弾き語り1曲だけで1年分の会費払っても安いと思えた。今、ファンクラブに入れば弾き語りライブDVDに間に合うと思う。全5曲ライブとその曲にまつわる話もたっぷり聞ける。作詞の徳永章さんの話も少ししてくれたのもうれしかった。自分も前からこの曲の歌詞はファンタジーの世界が混ざり込んでるようで不思議な世界で大好きです。電車の中で本を読んでいる自分がいて、その本には海を見つめて夕日の横顔を赤く染めている少年が登場している。電車の中で本を読んでいる自分に本の中から無言の言葉を投げつける少年。この少年はいつかの自分なのだろうか・・・。アルバム1曲目がこんな感じで始まり、超名曲「DAY BREAK」で締めくくられる。この「DAY BREAK」も作詞は徳永章さんで、なにかこの「海を見ていた少年」とどこかリンクしているように思えてしまう。「疲れて立ち止まる人」に少年は「DAY BREAK」の言葉を投げつけているようにも思える。できれば全曲、徳永章さんの作詞でコンセプトアルバムのように作ってほしかったようにも思う。現在、6枚目のアルバム「DAY BREAK」は廃盤になってて手に入りにくい。CDはオークションなどで高価でやり取りされている。LPなら盤質の良いもので1500円前後で買えると思う。
2021年08月18日
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久しぶりに「ドグラ・マグラ」をじっくり集中して観てました。夢野久作さんの有名な小説の映画化。監督は松本俊夫さんで1988年に撮られました。前にもこの映画の事って書いてると思うけど、観る度に毎回、感じ方が大きく変わるので観終わった後に今回はどんな印象になるのか、も楽しみです。この映画を1回通して観てから、もう一度観たい場面を飛ばしつつ観てたらこんな時間・・・久しぶりに観たら主演の一人の松田洋治さんの芝居の素晴らしさに感動でした。桂枝雀さんは精神病科教授の正木 敬之役室田日出男さんは法医学教授の若林 鏡太郎役松田洋治さんは・・・呉 一郎役?これは観た人が決めるのかな。映画はこの言葉から始まります。時代は大正15年(なのか?)、精神病院の独房に閉じ込めらている一人の少年。彼は記憶喪失らしく何も思い出せないでいる。推理小説の映画化だと思って入り込んで観て行くと更に分からなくなると思う。精神病科教授と法医学教授の二人が彼に代わるがわる彼の近くで起きた事件の事などを話し記憶を呼び戻そうとする。呉青秀という中国の唐時代の画家の話が元になっている事件で彼と呉青秀との関わりや謎を解いて行く。しかし彼の頭の中だけで起きてる夢の中なのか、うつつの出来事なのか・・・精神病院の独房の中で何度も目覚め、夢かうつつを何度も繰り返す。桂枝雀さんの妖しく不気味な存在感で映画をより不可思議なものにしてます。松田洋治さんは毎日、眠りから醒めると同じ事を繰り返すが、記憶の中の欠片を少し思い出したかのようになったり、脳髄について語り始めたりと・・・。時間や時空が夢の中かのような世界で観る側も頭を切り替えても観る度に印象が変わる。室田日出男さんの存在感も凄くて芝居に引込まれます。この場面が凄く好きです。窓の下には彼の幻覚の世界が広がっている。誰が実在してるのやら、彼の幻覚の中だけにいる人物なのか彼は呉 一郎なのか?^^どう書いていいのやら・・・好きな映画である事は自信をもって言えるけど…。一般的にタブーとされてる事の応酬なので気分が悪くなる人もいるかも知れないけど、自分がどう感じるのかがお楽しみです。このDVDは手に入りにくくなってるようです。再発やブルーレイ化された時はすぐに買う事をおすすめ。現在はAmazonでも15000円以上になってるようです。
2013年05月22日
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1994年雪組本公演の「風と共に去りぬ」を観てから、その新人公演を少し観てました。その後、月組公演も少し観て「風と共に去りぬ」に染まってました^^;一番、観たいのは安奈淳さん主演のスカーレット編。これは劇団資料以外の映像は残ってないのかな? LPでは昔、よく聴いてたけど映像は残ってなさそう。レットに今までの自分の愚かさを必死に話すが、レットの決心は固く耳を貸してはくれない。ここの場面の一路さんの芝居は本当に素晴らしくクオリティの非常に高い場面になった。そしてタラの土地を想い浮かべ「明日になれば」を歌う。フィナーレ花總まりさんのフィナーレ出演場面。高嶺ふぶきさんとのダンスもあり、ほぼ娘役トップの扱いでした。一路さんはDREAM A DREAMの前にビルボード大阪でライブがあります!名古屋と東京も開催されます。このライブが今から凄く楽しみです。年明けには「シャーロック ホームズ」に出演。この演出ではワトソンは女性で一路さんの役!ボーイッシュな役は珍しいので楽しみです。新人公演で主演をした花總まりさん。既に安定した歌唱力と観客を惹き付ける芝居に客席は圧倒された。同期の安蘭けいさんとの場面。レット役の高倉京さんとカーテンコールの主演の挨拶も娘役がするのは珍しい事。
2013年08月02日
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この公演の再演が発表された時はかなり喜んでました。1993年初演宝塚バージョンの「グランドホテル」はホントに素晴らしく感動しっぱなしでした。大劇場で何度も観劇した上、東京まで観に行くほど演出も構成もキャストも大満足の公演でした。涼風真世さんのファンだった事もあるけど、あの時代の月組にハマってました。主演のオットー・クリンゲライン役の涼風真世さん、 主演娘役フリーダフラムシェン役の麻乃佳世さん 2番手の天海祐希さんはラファエラ役 3番手の久世星佳さんはフェリックス男爵役そして!!汝鳥伶さんがオッテルン・シュラーグ医師会会長。幕が開くとスモークの中、後ろ姿の汝鳥伶さんが左手を上げて右手で杖をついて立っている。「♪ベルベットの椅子に香しい香水〜」のコーラスの中、汝鳥さんが正面を向いて前に出てから下手に歩いていく。そしてキャストが順に回転ドアから登場してくる。最後にオットーが回転ドアから登場。これだけで観劇2回目以降は鳥肌もんの感動でした。登場順などが違うけど、オープニングだけでもあの時の舞台をいろいろ更に思い出せた。今回の宝塚バージョンの再演は男爵を中心にした演出になってました。出来れば、前のままで観たかったのが本音だけど、懐かしく楽しめたので良かった。それから汝鳥伶さんは今でも劇団に在籍してくれてるから医師会会長の役は汝鳥さんで観たかった。今の汝鳥伶さんなら、あの役をどう作るのか凄く観てみたかった。美弥るりかさん(オットー役)想像してた以上に素晴しい出来だった!男爵とチャールストンを踊る場面も感動でした。鉄棒のようにバーで前回りするのはなかったけど。(涼風さんの前回りが凄く印象に強かったので少し期待してしまった)棒高跳びのように飛び越えるのは初演とそっくりな動きでうれしかった。そして最後のクライマックス場面。エリックに子供が出来た知らせからの流れは初演に負けないほどの感動でした。オットーが両手にボストンバッグを持ってヨタヨタと歩いて行く所に汝鳥さんが「出て行くのか?」と声を掛ける所で毎回、泣きそうになってたのを思い出す。エリックに男爵の形見の煙草ケースをプレゼントしてからの流れも初演のままで鳥肌でした。「クリンゲライン閣下にお車を!」の後に歌い出すオットーの歌が最高のクライマックス!「♪こ〜の〜ロビー 金色の壁・・・」と涼風さんの大熱唱でオットーとフラムシェンが回転ドアから出て行く。そして汝鳥さんが下手から中央に向かって歩きながら「相変わらずです。何ひとつ起こりはしないのです」と語り上手に去ると銀橋下手からオットーが「♪ベルベットの椅子にかぐわしい香水〜」と歌いながら登場!銀橋の上手側ではフラムシェンが笑顔で待っていて、オットーがフラムシェンに飛び込むこように抱きつくのも頭の中にずっと鮮やかに残ってる。抱き合って回転してから腕を組んで上手花道を二人で走り去っていく最高のエンディングでした。今回の演出ではそれはさすがになかった・・・。でも、美弥さんのオットーはイメージを崩される事なく新鮮で感動的なオットーでした。早乙女わかばさん(フラムシェン役)美弥さんとのコンビがめちゃくちゃ可愛く似合ってた!涼風さんと麻乃さんコンビに引けを取らない胸が熱くなる感動のコンビでした。「あなたとならだれでも踊れるわ」のダンスも凄く良かった!自分にとって神格化してるほどの涼風さんのオットーと麻乃さんのフラムシェンの初演のトップコンビのイメージをまったく崩す事なく感動させてくれた。チャールストンの場面の可愛さも強烈でした!やっぱり早乙女さんは神的な美人だ。朝美絢さん(ラファエラ役)この役も初演時、大好きな役で天海さんの表情に毎回、引き込まれてた。朝美さんの歌い回しが天海さんっぽい所が何度かあって、その度に見入ってしまった。朝美さんのラファエラも良かった!ラファエラのソロ曲「彼女に必要なのは」も素晴しかった!この曲は凄く難しいと思う。男爵が殺された後に歌う「どう話せばいいの?」も凄く難しい曲だと思うけど、見事に歌いこなしてて感動でした。珠城りょうさん(男爵役)この公演から月組のトップスターです!男爵の役は宝塚バージョンでは3番手のイメージが強いので、トップになった感じが少し薄いように感じたけど、その分、ショーではトップとしての存在感を発揮してました。初演よりも男爵の出る場面を少し増やしてたので、出番はそれなりに多くなってたと思う。ラストもオットーが銀橋を渡って歌う所が男爵に変わってた。男爵が死んでからも亡霊的な感じで登場場面があったように思う。どうしてもオットーとフラムシェンを中心に観てしまうので仕方ないけど・・・。暁千星さん(フロントデスクのエリック役)この役も作品の感動をより大きくする大事な役。初演の感動を越えたかも知れないと思えるほどのエリックでした。暁さんは芝居も良いし、歌も良いので、どんな作品でも暁さんの演じる役が楽しみになる。宇月颯さん(運転手の役)この役も大好きな役です。初演の嘉月絵理さんの冷酷でハードな芝居も最高でしたが、今回の宇月さんも凄く良かった!登場する度に舞台の空気に緊張が走るのも初演に感じたまま。宇月さんと言えば、今回のショーでのソロ歌が最高だった!宝塚版「グランドホテル」は思い入れが強すぎて、静かな心ではなかなか観れなかった。変えて欲しくないと思ってしまう部分もいろいろあったけど、予想以上に感動できた。汝鳥伶さんが出演しないと分かって、観劇は1回だけにしてしまったけど、あと数回観たかったかも知れない。「グランドホテル」の再演が決まっただけで、かなりテンションが上がってたけど、汝鳥さんが出ないと分かって一気に冷めてしまった・・・いつかまた汝鳥さんの「ひとりでワルツを」を聴いてみたい。あの時の演出は男爵が酔ったオットーを抱えるようにして歩かせると汝鳥さんが下手で「♪夜のグランドホテル〜」と歌いながら椅子から立ち上がり、ゆっくりと舞台中央へ歩き、「クリンゲラインの部屋をあけてくれ!」のセリフの後あたりで舞台センターに立って歌ってたと思う。初演のここの場面は汝鳥さんばかり観ていたから表情とか去っていく時の笑い方とか鮮明に覚えてる。オットーが財布をなくした事に気づき、うろたえる芝居も横目で観ながら汝鳥さんの動きを追ってた。「カルーセル輪舞曲」はモン・パリ誕生90周年の作品。昭和の宝塚を感じさせる懐かしいような場面と今の華やかな世界を感じられるレビューでした。「TAKARAZUKA・オーレ!」を思い出すような各国を回っていく感じでした。「TAKARAZUKA・オーレ!」も好きでしたが、やっぱり「エールの残照」は名作中の名作!あの2本立ては最強だった。終演後は友人と待ちあわせして宝塚の居酒屋へ行ってから、よく行くバーで終電ギリギリまで飲んでた。チェリーブランデーをベースにしたカクテルばかりいろいろ作ってもらった。「ワイルド・レッドヘッド」「チェリー・ブロッサム」「ハンター」など・・・お決まりの「シンガポール・スリング」は今日は注文しなかった。ゴルゴンゾーラに少しハチミツかけて、それをアテに飲んでました。その前の居酒屋では日本酒とビール飲んでたので少し甘めのカクテルがおいしく感じた。涼風真世さんの退団公演
2017年01月30日
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2008年3月18日発売の谷村新司さんのニューアルバム。ファンからのリクエストで収録曲を決めスタジオライブ形式でレコーディングされたもの。このアルバムの一つの目玉は「明日への讃歌」1曲のためにALICEが再結成した事!他にも名曲の「愛」をリレコーディングしている事もファンにとってはうれしい事です。どうしてもリクエストでの上位は有名曲になってしまうから仕方ないけど何度もリレコーディングされた曲が多いのが残念。あと2,3曲マニアックな曲が欲しかった。自分もこのリクエストは出したけど自分の選曲はアルバム「引き潮」のラスト曲の『青空』って曲でした。もちろん上位に入る訳もなく却下・・・。「22歳」とか「サライ」とか「いい日旅立ち」なんかは何度も唄ってたりしてるから新鮮な感じはないしなぁ。「昴」「群青」「陽はまた昇る」等は仕方ないとしても・・・。1曲目「チャンピオン」このアレンジはかなり気に入ってる。2日前のライブでこのアレンジで聴いた時はゾクゾクした。2曲目「22歳」前から特別好きな曲でもないのでそんなに感動はないかも。3曲目「今ありて」高校野球の大会歌。4曲目「心の駅」この曲が入っててちょっとホッとする。有名曲ばかりだとアルバムを聴く回数は少なくなってしまうから、こんなシブメの曲が入ってるとうれしい。5曲目「いい日旅立ち」この曲もライブで聴くには良いけどCDでは飛ばしてしまう事が多い。6曲目「遠くで汽笛を聞きながら」落ち着いたアレンジで余計に歌詞が胸に入ってくる。この曲は飛ばす事もなく飽きる事もない。7曲目「陽はまた昇る 」この曲もライブで聴くと大きな感動になるけどCDでは飛ばしがち。8曲目「愛 」ライブでの感動も大きかったけどCDでも負けないくらい感動できます。9曲目「群青 」宝塚宙組公演「黎明の風」の中でこの曲が歌われ、それを聴いてからこの曲への想いはより深くなった。正直、この曲もアルバムを聴くときは飛ばしてる事が多かったけど、また新鮮な気持ちで聴けるようになった。10曲目「昴 -すばる- 」この曲は入っても仕方ないな。11曲目「サライ」またこの曲か・・・って正直思ってしまうけどライブで聴くと毎回感動する。12曲目「明日への讃歌」チンペイさん、べーやん、キンちゃんの3人だけの演奏。やっぱりALICEはいいなぁ。13曲目「忘れないで」この曲はめちゃくちゃ好きな曲なので収録されててうれしい。売る事を考えればヒット曲集みたいになってしまうのは仕方ないのは分かるんだけどベスト盤にしてもいつも同じ曲が連なってたら少しガッカリしてしまう。だから全新曲のアルバムの方がずっとうれしい。個人的に入れて欲しかった曲は・・・「面影」「ひまわり」「サンセット」「煙草のけむり」「青空」「熱い吐息」「引き潮」「暗い桟橋」「スナイパー」「真夜中のカーニバル」「終着駅」「この世が散るとき(When The World Ends)」「残照」「序曲 海を渡る蝶」「RESISTANCE-ピアニストは撃たないで-」「心の痛み-NOBODY IN MY HEART-」「JADE/翡翠」「冬の扉」「サテンの薔薇」「伽羅」「インディゴ・ブルー」「シンガポール・スリング」「最終フライト」「獅子の時代」「神のマリオネット」「冬のメリーゴーランド」「家路 -私が死んだ日-」「THE NAME」「約束の"パレット"」「家族 -FAMILY-」「DREAMS COME TRUE」「I・T・A・N」「刹那愛」「ジュピター」「東京綺譚」「流星」「クリムゾン」「魂のゆりかご」「半空 Nakazora」谷村さんのソロ曲で特に好きな曲がこんな感じです。この曲以外にもまだまだ好きな曲は山ほどあるけど・・・。アルバムで一番好きなのは「半空」と「引き潮」と「獅子と薔薇」が同じくらい好きです。ジャケットは北斗の剣ってマンガを書いた原哲夫さん。原てつおって聴くとやっぱりまず思う浮かぶのは「だれがカバやねん」の原哲夫さんです。関西の人はみんなやっぱりオリバーソース、「だれがカバやねん」の原てつおさんが真っ先に頭に浮かぶんじゃないかな。マンガってまったく知らないから・・北斗の剣って有名なのかも知れないけど・・・。名前だけは聴いた事あったけど。パチンコの台とか。
2008年03月21日
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宝塚グランドショー『ジョイ!』を聴いてました。ipodでもかなりヘヴィーローテーションで頻繁に聴いてるショーです。メリハリの凄くあるショーで映像は知らなくても音だけで楽しめるショーです。1曲目「ジョイ!」甲にしきさんのソロから元気よく始まるのですが、娘役コーラスのパートなども素晴らしく良い主題歌だといつも聴いてて思う。この曲の後半はタップの音がよく聞こえるので、この主題歌に合わせてのタップダンス場面だったのかな。プロローグはこの曲だけで約6分続きます。2曲目「時の流れ」 甲にしきさん・諏訪みどりさん前の曲の「ジョイ!」が終って一瞬の静けさの中に「コォ~~~~~チャ~~ン」って強烈な掛け声が凄い。凄い高音での掛け声なので鳥の泣き声みたいです^^;この日の掛け声はややタイミングが悪い感じもするけど熱いなぁって感じ。この曲はかなりシブシブのジャジーナンバー。3曲目「甘い生活」水はやみさん歌詞の最初が「♪あの Deep Purple Dream~」って歌い出す。ちょうどディープパープルが「Fireball 」を発売した頃か・・・。まったくハードロックではない曲だけど大人なスタンダードナンバー的な曲。4曲目「紫の夢」水はやみさん水さんが2曲続けて歌唱。またまた紫ですが。安奈淳さんの歌い方に似てる瞬間があったりするので、水さんの歌唱はお気に入りです。水はやみさんのファンの掛け声も熱が入ってます^^5曲目「心の痛み」 薫邦子さん迫力のある男臭い歌唱です。ガナリ系の歌唱もカッコ良く取り入れてます。薫さんのファンの掛け声も凄い。6曲目「この素晴らしい朝」 銀あけみさんこの曲はアレンジがカッコ良くて前半のスローでしっとり歌うパートも良いし、後半のテンポアップしてからのノリのいい雰囲気も素晴らしい。歌唱も美しい。7曲目「貴女は野次馬」甲にしきさん 水穂葉子さん「コォ~チャン~ちょっと待ってよコォ~~チャ~~ン」って感じで水穂さんが甲にしきさんを追いかけてきてるようです^^;二人で歌うコミカルなナンバー。8曲目「ハロー・ヤング・ラバース」 亜矢ゆたかさん・八汐みちるさん「王様と私」からのナンバー。9曲目「もし貴方と別れる時は」 瀬戸内美八さん「キャメロット」からのナンバー。まだまだ若手なのにしっかりとソロを与えられている。上手い!10曲目「愛こそ魔法のようだ」 甲にしきさん甲にしきさんの歌声は元気をもらえる感じで好きです。声の張りも気持ち良い。11曲目「恋は魔法」 水はやみさんルー・クリスティの「She Sold Me Magic」大ヒット曲。明るく楽しく娘役たちと歌ってます。12曲目「通夜の挽歌」 水はやみさんこのショーでのもう一つのクライマックス的な場面。ここの歌とアレンジ、演奏は圧巻です!約7分のソロナンバー!プログレ的な構成のナンバーで、こんな楽曲を宝塚のショーで使ってる事にも驚かされる。13曲目「アンダー・ザ・サン」 甲にしきさんミュージカル「バイバイバーデイ」より14曲目「私の願い」 甲にしきさん展開での4ビートのジャジーな部分もいいし、ラスト間近かに歌い上げるナンバーとしては最高かも。15曲目「ジョイ!」 例の男性コーラス登場。ここまで男性コーラスは入ってなかったような気がするけど・・。この時だけのための男性コーラスなのか?芝居の「花は散る散る」で男性コーラスが多用されていたのか・・・?LPをCDに入れる時にまだまだ入るので余った所にシングル曲とかを入れてます。16曲目「霧深きエルベのほとり」 古城都さん名作「霧深きエルベのほとり」の主題歌。EP盤スタジオ録音バージョンです。17曲目「うたかたの恋」 初風諄さんこっちはB面のビール祭の歌。当然ですが、美しい歌声です。18曲目「愛・それは…」 古城都さん「さらばマドレーヌ」の主題歌。柴田侑宏さん作詩、寺田瀧雄さん作曲です。19曲目「さよならマドレーヌ」 古城都さん・初風諄さんA面の「愛・それは…」のサビから始まるのでA面、B面とも主題歌みたいです。こっちは二人ではもって歌い上げてます。またまた自作のCDジャケット昔のプログラムを見てたら、こんな紙が挟まってました。掛け声についてのお願いを、あの菊田一夫さんが書いてます^^;1967年3月公演「龍凰夢」での甲にしきさん。
2010年12月04日
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この前、一路真輝さん主演の舞台「スワン」を観劇している時に、頭の中にこの映画のシーンがよぎったのでどうしても観たくなり久々に観ていました。ちょうど2.3日前に友人と電話で長話してた時に京マチ子さんの話になって京マチ子さんの作品の事とかいろいろ話してました。それもあって「スワン」を観劇してる時に映画版「雨月物語」が浮かんだのかも知れない。「地獄門」「赤線地帯」「女の勲章」などのDVDを買って観てるけど、京マチ子さんの芝居の凄さ、おもしろさを改めて再認識してます。「雨月物語」監督 溝口健二さん「雨月物語」の「蛇性の婬」「浅茅が宿」の二篇を映画にしたものです。タイトルと同時に雅楽が流れ自分の部屋の雰囲気が一気に変わって行く琵琶湖の北岸で畑のかたわら焼き物に精を出す源十郎(森雅之さん)は妻の宮木(田中絹代さん)と、まだ小さい息子と3人で暮らしている。隣に住む義弟の藤兵衛(小沢栄さん)は侍に憧れている。焼き物を荷車に積んで源十郎と藤兵衛は長浜へ売りに出かけた。予想以上の売れ行きに喜び大金を持って村へと帰ってきた源十郎。藤兵衛は長浜で一人、町で見かけた侍に付いて行き家来にしてほしいと頼む。しかしバカにされ軽くあしらわれる。槍と具足を揃えてから来いと笑い者にされる。源十郎は大金を稼いで帰ってきてから金の亡者のように焼き物を作っていく。宮木はお金はもうじゅうぶんだと、金に執着する源十郎を咎めるが聞く耳をもたない。藤兵衛も村に帰って来て焼き物を作るのを手伝う。戦国時代の真っただ中、この村にも軍勢が近づいていた。焼き物を窯に入れ、あと一晩で焼き上がるという時に柴田勝家の軍勢が村を襲う。窯をそのままに山奥へと逃げる。軍勢が去ったあと、窯へ戻ると焼き物はきれいに焼けていた。それを今度は舟に乗せ琵琶湖を渡り長浜へ向う源十朗、宮木、子供の3人と藤兵衛とその妻阿浜(水戸光子さん)の5人。阿浜は船頭の娘で舟を漕ぐ事ができる。途中、海賊に襲われ瀕死の男が乗る舟とすれ違う。元の浜へ戻り宮木と子供を降ろし再び湖へ。町に着いた源十郎は焼き物を売っていく。そこへ二人の女性が・・・源十郎はこの女若狭(京マチ子さん)と出逢う事で人生が狂い始め、藤兵衛は焼き物を売って稼いだ金で具足と槍を買い、人生が狂い始める。若狭とそのお付きの右近は、源十郎から買った多くの焼き物を自分の住む朽木屋敷へ届けてくれと頼み去っていく。朽木屋敷に上がると次第に心奪われていく一方、藤兵衛は止める阿浜を振り切り侍になるために逃げ出す。一人、残された阿浜は男たちに捕まり弄ばれてしまう。阿浜は遊女に落ちてしまっていた。そこへ卑怯な事をして手柄を立てて馬と家来を与えられ出世した藤兵衛は意気揚々と阿浜が遊女として働いている宿場町に泊まり、そこで遊女に落ちた阿浜と再会する。源十郎は若狭の美しさに翻弄され朽木屋敷に居着いてしまっている。ある時、一人の老人に源十郎は呼び止められ、死相が出ていると言われる。魔物に取り憑かれてると全身に魔物から身を守る呪文を書いてもらう。源十郎は家族の元へ戻る決心をして、それを若狭に告げる。悲しみ怒る若狭は引き止めようとするが、身体に書かれている経文によって源十郎に触れる事ができない。命からがら自分の村へと戻る。あばら屋の中に妻の宮木と息子がいる、温かい炊ぐの煙と炎が上がっている。しかしそれは・・・・京マチ子さんの他の作品ももっと観たくなって来た。とりあえず持ってるDVDを久しぶりに観る事にしよう^^女の勲章と地獄門から。
2014年12月08日
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天地真理さんの6枚目のシングル。この曲が発売された時、子供だった自分は少しガッカリしたのを思い出した。子供には楽曲自体の良さや美しいアレンジや天地さんの豊かな歌唱の素晴らしさがまだよく分からなかった。後に、天地さんのシングルの中でも凄く好きな曲になったけど。「ひとりじゃないの」→「虹をわたって」→「ふたりの日曜日」と明るく軽快な子供がイメージする天地さんの世界だったのですが、この「若葉のささやき」はジャケット写真も笑っていない天地さんが少し淋しそうな顔をしている物でした。1ヶ月後に発売された5枚目のアルバム「若葉のささやき/さよならだけ残して」のジャケットはいつも通りの微笑んでる天地さんで安心したのも何となく覚えてる。予約特典のパネルはアルバム裏ジャケットの、これも少し淋しそうな物でしたが…。でも、この曲を「ふたりの日曜日」と「恋する夏の日」の間に挟んでリリースしたのは、プロデューサー、スタッフの戦略は凄いと今では思える。できれば「恋する夏の日」の次のシングルも少し大人びたような物の方が良かったと今では思ってしまう。「空いっぱいの幸せ」はもちろん名曲ですが、B面の「もの想う季節」の方がA面よりもさらに良い曲だと今となっては思うので勿体なかったような気もする。B面の「もの想う季節」が、もしA面になっててテレビなどで何度も歌ったとしたら、その後の状況は大きく変わってたような気もする。天地さんのコンサートでB面曲を歌う事はあまりなかったのですが、この曲は1974年の梅田コマでのコンサートでも歌われてます。オリジナルアレンジそのままで、最後のサビの繰り返しだけカットして歌われました。このB面曲「もの想う季節」に続いて歌われたのは「夏を忘れた海」でした。この曲はシングルにもなっていないにも関わらずコンサートでも定番になってた名曲です。「もの想う季節」も歌い続けてたら「夏を忘れた海」のような存在になれたかも知れない。子供だった自分はそんな風にはまったく思ってなくて、「空いっぱいの幸せ」のそれまでで一番派手なアクションに目を輝かせて喜びテレビに釘付けだった。A面「若葉のささやき」作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さんまず、この曲の音の良さ、MIXの素晴らしさに感動する。ヘッドフォンで聴くとステレオ感も素晴らしいし、アレンジがとにかくめちゃくちゃ良い。ストリングスアレンジとアコギのバランスも絶妙です。やや特殊なオルガンの音も良いスパイスになってます。どの楽器も天地さんのボーカルを邪魔する事なく歌メロに寄り添ってるようなサビの裏メロとか鳥肌立つほど美しい。豪華で贅沢なアレンジのフォークソングって感じの音作りのように思う。ライブ音源で聴くには、公式に発売されてる2枚のライブ盤の両方に収録されてます。天地さんのライブ盤はオリジナルのシングルヒット曲の収録率はかなり低いように感じる。いろんなジャンルの曲を歌って収録したいと思う本人の意向だと思うけど。2枚組のライブアルバム「天地真理オン・ステージ」での「若葉のささやき」はイントロもまったく変えてしまい、バッキングアレンジも違う物になっています。たまに聴くにはいいのですが、少しガッカリしてしまう。それに引き換え、1976年発売のライブ盤「私は天地真理」のバージョンには大満足です。ド頭のギターイントロはアコギからエレキになってるものの、そこから再現してくれててその後のストリングアレンジがオリジナルバージョンそのままで感動です。マリンバっぽい音をブラスに変えてたりするけど、リズムの感じもオリジナルとほぼ同じ、ヒット曲の中でも天地さんの豊かなボーカルを実感できる曲です。1974年梅田コマではブラスセクションをかなり前に出したアレンジでストリングスが引っ込んでしまってます。1975年梅田コマはメドレーの中に組み込まれてて1コーラスだけをかなり早いテンポで歌ってたのでちょっとまた違う。1976年梅田コマはほぼオリジナルと同じアレンジ。テンポはやや早くブラスも入ってますが・・。コンサートアレンジはオリジナルよりも少し派手にするのが通常かな。大ヒット曲の中なら「若葉のささやき」と「恋人たちの港」を生のコンサートで聴いた事がある人は天地さんの歌唱の素晴らしさを実感できたと思う。「想い出のセレナーデ」「木枯らしの舗道」「愛のアルバム」「初めての涙」の4曲も生のコンサートで聴くと天地さんの本当の歌声の豊かさが体感できた。 B面「海にたくした願い」作詞 山上路夫さん 作曲 森田公一さん 編曲 竜崎孝路さんこの曲がA面だったとしても何の不思議もない名曲です。この曲も音がめちゃくちゃ良い。ミュートトランペットの音質やドラムの音とAメロバックのエレキギターのエフェクトを掛けて刻んでる音も凄く好きです。そして、この曲での天地さんの個性溢れる心地よい歌唱も最高です。この曲をライブで歌ったのは聴いた事がないので、聴いてみたかった。歌ったのかどうかもわからないけど・・・。天地さんの事を書き出すと止まらなくなる^^;アルバム「若葉のささやき/さよならだけ残して」の裏ジャケアルバムに封入されてた応募ハガキ天地真理さんは武道館と大阪と福岡公演に出演したようです。これで当てて行った人もいるんだろうな。天地さんはどんなセットリストだったんだろ?出演者も多いから5曲くらいか。名古屋だけフォークコンサートになってる。吉田拓郎さん、猫、バンバン、あかてんの出演。バンバンは「永すぎた春」も出ていない頃で「こころの花」が出た頃。応募ハガキの欄に「あなたの一ヶ月の自由になる小遣いは?」がある^^;1973年で自由になるお金が5万円以上の人って凄い。
2016年04月18日
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天地真理さんの1976年4/21発売のシングル。この曲もファンの間では人気曲の一つです。前にも書いてると思うけど、今日スタジオバージョンをじっくりレコードで聴いて感動したので。A面「矢車草」作詞 岩谷時子さん 作曲 筒美京平さん 編曲 森岡賢一郎さん1976年6/1発売のライブ盤「私は天地真理」収録のライブバージョンの方が、スタジオバージョンよりも更に好きなので、ライブでばかり聴いてしまう。そのライブ盤には2回「矢車草」が歌われています。アンコールでの演奏は完全ギター弾き語りバージョンです。スタジオバージョンは良質な歌謡曲としてライブとはまた違う趣があります。そして天地真理さんの歌唱力が実感できる楽曲の一つでもあります。生でコンサート会場で聴いた人は特にわかると思うけど、サビの歌い上げはもちろん、歌い出しから感動ものでした。自分は1976年8月梅田コマ×2と1976年10/30京都会館で聴いたと記憶してます。オフィシャルライブ盤で「矢車草」のライブバージョンを残してもらえたのは奇跡です。あれだけヒット曲が多くてもライブ盤にオリジナル曲が入る曲数が極端に少なくて、カバー曲がほとんどになってるライブ盤ばかりです。オフィシャルライブ盤でライブバージョンが存在するシングルA面曲は「水色の恋」「ひとりじゃないの」「ふたりの日曜日」「若葉のささやき」「恋する夏の日」「想い出のセレナーデ」「矢車草」のみ。ここに「矢車草」が入った事はほんと奇跡です。「ちいさな恋」「虹をわたって」「空いっぱいの幸せ」「恋人たちの港」「恋と海とTシャツと」「木枯らしの舗道」「愛のアルバム」などのヒット曲はライブバージョンはオフィシャルでは存在しません。オリジナル曲でB面曲、アルバム曲は「夏を忘れた海」「青春」の2曲のみライブバージョンが存在します。2種類のライブ盤とも全編収録してるはずので、ノーカットで編集しなおしてほしいと昔からずっと思ってる。「初めての涙」「君よ知るや南の国」が収録されてる実況録音風のアルバムはスタジオ録りだけどアレンジも違うので一応、ライブっぽい感じはしますが・・・「恋人たちの港」「木枯らしの舗道」「愛のアルバム」「夕陽のスケッチ」などのシングル曲はライブで、より楽曲の素晴らしさと歌唱の素晴らしさを実感できた曲です。残っていないのが勿体無い。(テレビでの歌唱は残ってる物もありますが、やっぱりコンサートでの歌唱は違った)1976年8月梅田コマでのライブバージョンは、1コーラス目からフルバンドでの演奏でした。スタジオ盤のアレンジをほぼ忠実に演奏してる感じでした。2ハーフ、フルでの歌唱でした。この時のセットリストでは「恋する夏の日」を歌って間髪入れずに「矢車草」のイントロが流れ出し、息も乱れずに完璧な歌唱を聴かせてくれました。1975年梅田コマ公演に比べてオリジナル曲が少なくなった不満はあったけど、1976年梅田コマ公演も2幕のショーは素晴らしかった。1976年10/30京都会館での「矢車草」は「虹をわたって」を歌い終わりMC挟んでの歌唱。この時も梅コマアレンジとほぼ同じのスタジオ盤を忠実に演奏した感じでした。「矢車草」は音域も広く強弱も大きいナンバーです。それもあってかセットリストの前半に歌われる事が多かった。B面「一杯のレモンティー」作詞 岩谷時子さん 作曲 筒美京平さん 編曲 森岡賢一郎さんこのB面曲も強力な作家陣が創り上げた作品なので、悪いわけがない。メロディの美しさと柔らかい言葉が心に残る名曲です。歌い上げるタイプの「矢車草」とは反対に軽くおしゃれに歌う天地さんの歌唱が楽しめます。この曲なんかもライブで歌ったらどんな風になってたのかと考えてしまう。ライブで本領発揮するタイプの天地真理さんなので、いろんなオリジナル曲をライブで聴きたかった。どうしていつもカバー曲ばかりセットリストに入れてたのだろ・・・?全曲、シングルとアルバムのオリジナル曲のみでライブを一度でいいからやってほしかった。小学生の頃からずーっと天地真理さんの歌を聴いてるけど、不思議なほどにまったく飽きない。でも、もっと多くオリジナル曲を残しておいてほしかった。ファンクラブの1976年会報にこんなテストが載ってたので・・・^^;答えは一番下に載せます。小学生ながら「何じゃそりゃ?」ってつっこみそうになる答えが・・・。でも、会報に文字を書き込まずに大切にずっと持ってた。
2017年08月04日
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1979年7月28日(土)静岡県掛川市 つま恋多目的広場で開催された音楽イベント。出演アーティストは、「アリス」「ツイスト」「南こうせつ」「大久保一久」「大友裕子」「海援隊」「桑名正博&Tear Drops」の7組でした。このイベントはNHKがテレビ収録しましたが、かなり短縮した形で放映され、NHK-FMでも何度か特集され放送されましたが、完全ノーカットでの放送はありませんでした。<この日の事を詳しく初めて書くけど、かなり長くなりそうなので、これまで書かなかった^^; ツアーとツアーの狭間でセットリスト入れ替えギリギリのライブです。>開場10時、開演13時、終演19時の本番6時間のライブに7バンドは当時、多すぎると思ってましたが、今では普通なのかも。チケット大阪イベンター企画のバスツアーで行ったのですが、朝6時半神戸駅集合でバスが発車したのは確か7時前だったと思う。関西からはサモン・ミュージックファクトリーと音楽舎の2つのイベンターがバスツアーを企画してました。普通に考えて7時に神戸から高速乗って開場時間の10時に掛川に着くのなんて完全無理。当日、道が混んでたのかどうか覚えてないけど、会場に着くと13時過ぎてた。1バンド目の「桑名正博&Tear Drops」が最後の曲「セクシャルバイオレットNo.1」を歌い始め、それを聴きながら自分たちが観る場所をウロウロ歩きながら決めたように思う。もう、前方には絶対行けないほどにかなりギッシリと詰まっていた。チラシのイラストほどではないにしろ、かなり後ろから観てた。少しずつじわじわと前に行って、アリスが始まる前には真ん中辺りまで前進できてた^^;チラシアリスは、1979年8月1日北海道真駒内アイスアリーナを初日に新しいツアーが始まる4日前にこのイベントがあったので、セットリストは8/1からの「限りなき挑戦ツアー」の中からの短縮版になるのか、4月30日までのツアーのセットリストの短縮版でやるのか、まったく読めなかった。(5月〜7月は、アリスとしてのライブはなく、べーやん初の大規模全国ソロツアーとちんぺいさんは アダモとのジョイントコンサートツアー。あとはラジオ番組関係のイベントのみ。)新しいセットリストに期待してましたが、結局、4月30日兵庫県滝野ローンステージでの大規模野外コンサートの短縮版でした。その時すでに発売されてた「ALICE VII」のアルバム曲は1曲も聴けなかった。その4日後の北海道真駒内アイスアリーナからは「WILD WIND」「逃亡者」「12゜30'」「未青年」「ゴールは見えない」「秋止符」「美しき絆 -Hand in Hand-」と一気に7曲の新しい曲がセットリスト入りした。7/28つま恋の時点で、新しい曲は演奏できるはずだったと思うけど、あえて新しい曲を1曲も入れなかったのは不思議。「スナイパー〜つむじ風」という大人気メドレーは、この「HOT JAM '79」以降は演奏される事はなかった。メドレーは「スナイパー〜最後のアンコール」「スナイパー〜南回帰線」となり、1978年武道館ライブ「栄光への脱出」から演奏された「スナイパー〜つむじ風」のメドレーは、この日が最後でした。イントロダクション Over The Rainbow1曲目「今はもうだれも」2曲目「ジョニーの子守唄」3曲目「夢去りし街角」4曲目「誰もいない」5曲目「スナイパー〜つむじ風」6曲目「砂塵の彼方」7曲目「この空の下」8曲目「遠くで汽笛を聞きながら」9曲目「チャンピオン」イントロダクションの「Over The Rainbow」は、ティンパニー連打からアリさんのブルースハープの演奏。このイントロダクションは1979年2月10日中野サンプラザからスタートした「ALICE HAND in HAND CONCERT」のオープニングそのまま。「ALICE HAND in HAND CONCERT」は中野サンプラザ、大阪府立体育館、広島県体育館、札幌スポーツセンター、横浜市文化体育館、宮城県民会館、愛知県体育館、福岡九電記念体育館で開催された大規模ツアー。(東京、大阪、横浜、宮城は昼夜2回公演でした。)1曲目「今はもうだれも」ライブの1曲目が「今はもうだれも」になったのは、1978年12月武道館、大阪、横浜市文化体育館でのクリスマススペシャルから。ホーンセクションが入ったのは1979年2月「ALICE HAND in HAND CONCERT」から。「♪今はもうだれも〜〜(踊ってええで〜) 愛したくないの〜(もっと踊って〜)」とバリバリの関西弁でちんぺいさんが叫ぶのもかなり珍しい^^;2曲目「ジョニーの子守唄」「今はもうだれも」からこの曲の繋ぎできんちゃんのドラムのみでちんぺいさんの煽りが入る。演奏はホーンセクションをかなり多用したバージョン。3曲目「夢去りし街角」この曲を歌う前にちんぺいさんのMCは「ちょっと古い曲になりますけど、一応、今一番新しい曲なんで、新曲という事で始めたいと思います。もう聞き飽きてうんざりしてる人も多いと思いますが、一応、新曲!っていう雰囲気で聴いていただきたいと思います。夢去りし街角」テレビやFMではこの曲はほとんどカットになってる。一度だけFMで流れたけど。この時の「夢去りし街角」がほぼ封印されてる理由は・・・歌詞をかなり間違ってて、それも二人でハモる所ばかりなので、二ヶ国語放送みたいでした^^;べーやん 「♪ もう泣かないで 悲しまないで 傷ついて涙も枯れて」 (正しくは「折れるほど抱きしめてみても」)ちんぺいさん「♪ もう泣かないで 悲しまないで 折れ…・・・・・・」べーやん 「♪・・・・らない あの日あの時 かけがえのない季節だった」ちんぺいさん「♪… 戻らない 」べーやん 「♪ 街には〜〜ゆうぐ… じを急ぐ人が」(正しくは「街には家路を急ぐ人が」)ちんぺいさん「♪ 街には〜〜 家路を 急ぐ人が」2番も・・・べーやん 「♪ 愛の喜び 夢に描いて 涙も涙も」(正しくは「傷ついて 涙も枯れて)ちんぺいさん「♪ 愛の喜び 夢に描いて き… 涙も枯れて〜」8月からの新ツアーでもこの曲セットリストに入ってるけど、ここまでグダッたのは珍しかった。新ツアーのリハーサルと、このイベント用に組んだセットリストの練習で頭がゴチャゴチャになってたのかもと、友人たちと話したのを思い出す^^;4曲目「誰もいない」この曲を歌う前のちんぺいさんのMCは、凄い人数が入っている事の話と、前日の出演者全員でミーティングした話、そして初期の客席に人がほとんどいなかった頃の話から、「誰もいない」に繋げる。この日はPAがかなり不安定で急に大きくなったりと変だった。演奏は、いつも通りのアコギ2本、ボンゴでの演奏に3番頭からオルガンが入って、3番のサビ後半から派手にドラムとベースが入ってくる少し珍しいアレンジ。5曲目「スナイパー〜つむじ風」「こんな曲でフィーバーしてみようかな」と当時らしいMCで派手に始まった。イントロのきんちゃんのティンバレスのソロ演奏はかなり長め。この時の「スナイパー〜つむじ風」が、一番カッコよかったかも。会場の盛り上がりも強烈でした!アリスはこの次の月には武道館7日連続+横浜スタジアムでのチケットを完売させ、チケット買えなかった人が続出するほど、アリスのライブを求める観客の数は凄い時期でした。「つむじ風」の間奏ではきんちゃんのティンバレスのソロがかなり長い時間ありました。そして、その次にベースの富倉安生さんのスラップ奏法入れまくりのベースソロが約2分間。ベースソロにしたらかなり長い演奏だと思う。次のブラスセクションソロ前で何かブラスにアクシデントがあってベースソロを伸ばすサインが出てたのかも知れないと思ってしまうほどでした。この時の「つむじ風」のブラスセクションアレンジは8月からの「限りなき挑戦」ツアーのアレンジそのままでした。このアレンジ出来てたのなら「WILD WIND」〜「つむじ風」でも問題なく出来たと思う。6曲目「砂塵の彼方」この曲の前のちんぺいさんのMCは、凄い関西弁でした「おおきに きのう、夜おそぉから えー並んでくれやった人がずいぶんたくさんいてはって 僕らも途中で見に行ったんですけど、雑魚寝でみんな蚊に刺されたり虫に刺されたりで みんな大変やったと思いますけど、その分、頑張るし・・。次の曲、あのーこういう野外で 歌ったことがない曲なんですけど、1回やってみようかなと思います。 つま恋、こうやってこうせつとか、ツイストとか桑名とか大友さんとか大久保くんとか、海援隊 とか、一緒にやろうって言い始めた時に凄くナンセンスとか、いろんな声が上がりました。 やってから後で失敗やったら間違いやったと、そんなんもえーんちゃうんかなと思います。 えー、砂塵の彼方って曲を」うーん、「砂塵の彼方」は野外ステージの兵庫県滝野ローンステージで25000人の前で演奏してる。(1979年4月30日)この曲は人気曲なので、曲紹介でも、歌い始めでも拍手が凄く起きてた。滝野の時は「武道館ライブ」と同じ演出で演奏されました。この日は、アリさんのブルースハープをそれまで以上にフィーチャーした形でアレンジされました。7曲目「この空の下」この曲の前のちんぺいさんのMCも関西弁多め。「おおきに たまにこうやって歌うと 空があるのがびっくりするね。 今まで天井あるとこばっかりやったから… 良かったら次の歌… 1曲くらい前、見やんと聴いてもええんちゃうんかなと思うんやけど、どやろ? 上、見て聴けるかな? 雨降ってるかも分からへんけど、 よっしゃ、ほんなら、空見て聴いてください。 あのーこの空が全部、東京とか大阪とか、果てはフランスとかアメリカまで繋がっています。 そんな感じで歌います。この空の下って曲を」このMCは、これも4月30日滝野での野外コンサートの時の物とほぼ同じです。滝野の時の方が関西弁少なかった不思議^^;「前、見やんと」の「見やんと」は奈良弁だったような気がする。ちんぺいさんは、大阪の河内長野出身なので、比較的、奈良の近いから「見やんと」なのだろうか?「ほんなら」もかなりベタベタな関西弁です。「ほなら」と「ほんだら」と「ほんなら」の3種類あって、どれも同じ意味です。最近は「ほな」って短くしてるのが一番多いかも。「さよなら」とか「バイバイ」の代わりに「ほなな」とか「ほなね」とかよく聞くし、自分も自然と使ってるのかも知れない。ちんぺいさんは、これまでの言動を聞くと「ほんなら派」のような気がする。「ほんだら」と言ってるのは聞いた事ないかも。べーやんは「ほんだら」って言ってたような。きんちゃんは「ほんだらって何なのよ〜」って大笑いしそう。8曲目「遠くで汽笛を聞きながら」この日のアレンジはちょっと不思議なアレンジです。この日の4日後から始まる「限りなき挑戦ツアー」でのアレンジにかなり近いけど、微妙に違っています。イントロは「限りなき挑戦」のアレンジですが、2番と3番の間の間奏に関しては、この日しか聞いた事ないようなメロディのギターソロアレンジって感じでした。4日後からの「限りなき挑戦」では、ここはノスタルジックなメロディのブルースハープソロになっています。そのアレンジは1980年夏のツアーまでの長期間使用されました。1980年9月3日大阪から、その部分のソロはPad系キーボードのソロに変わりました。1980年12月からまたアレンジが変わり、その部分のソロはグリッサンドを多用したハモンドオルガンのソロになりました。9曲目「チャンピオン」最後のMCは、このイベントスタッフに向けての感謝の言葉。ちんぺいさんのガナリ度は、レベル10うち、MAXの10でした^^;まだ、この頃のテンポはスタジオ版の少し早いくらいでした。1979年秋のツアーの頃から、口回らないんじゃないかと思うほど、物凄いアップテンポになってました。自分はあまり速過ぎない方が好きでした。二人のギターストロークが聞こえないほど速いのは好きじゃない。「木枯らしの街」のストロークよりも、もっともっと速い事になってた。そういえば「木枯らしの街」・・・次のツアーでやってほしい。ギターもコンガもかなり大変だと思うけど・・・。まだまだ書いておきたい、アリスのコンサートはあるのですが、もの凄く長くなるのが分かるので、先延ばしにしてしまう。チラシ裏バスツアーのチラシ往復のバス代とチケット代合わせて7600円。この頃でもかなり安い設定だったような気がする。開演前にちゃんと着いてくれるのなら・・・^^;帰りは自分たちが乗るバスを探すのが大変で、バスツアーの客はパニクってた人も多かった。霧雨のような弱い雨が何度か降ったりしてたので、かんかん照りでの暑さの心配はそれほどなかったけど、帰りのバスではグッタリとすぐに熟睡したように思う。HOT JAMの前日が吉田拓郎さんの篠島でのライブで、2つのイベント抱き合わせのツアーもありました。これもかなり安い設定。バス往復、ホテルで一泊二食付きで、さらに2つのライブのチケット代込みで25000円。
2019年02月26日
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少し前に書いたLP「ロンパールーム10周年」の楽曲は、マニアックな曲の方が多く自分も記憶にない曲の方が多かったのですが、このソノシートに収録されてる曲は、有名な楽曲がほとんどです。初代のみどり先生「並木翠」さん時代の物です。並木翠さんは、初回放送の1963年10月7日〜1966年3月30日までを担当。そして2代目は、うつみみどりさんが引き継ぎます。初代のにこちゃんは、ベルゼブブにしか見えないような怖さ。ソノシート2枚組Disc 11曲目「にこちゃんのうた」「にこちゃんのうた」の前に並木翠さんが登場して番組さながらの挨拶があります。そのバックで流れてる曲が、インストの「ロンパールームのテーマ」。ダリオ・アルジェントの名作「Profondo Rosso」(サスペリアPART2)の中で殺人鬼が殺人を起こす前に流す古い童謡を思い出すような雰囲気の曲。にこちゃんもこまったちゃんも、ほぼベルゼブブ。「♪ニコニコにこちゃん いつもよいこ お返事ハイ! 元気でハイ!ニコちゃんでハイ!」これの繰り返しの楽曲。途中で先生のセリフが入ります。「今日もにこちゃんでしたか?手を洗いましたか?けんかはしませんか?好き嫌いはしませんか? テレビでのお約束はいつも守ってくださいね」・・・・・^^:2曲目「まげてのばして」体操しながら歌う曲。この曲もかなり有名曲。「♪まげてのばして お星様をつかもう まげて背伸びして お空に届こう」3曲目「ギャロップ」これも超有名な曲。馬の首が先端に付いてる棒にまたがって走り回って歌う歌。「♪さあ みんなでギャロップギャロップギャロップ さ、みんなでギャロップ行きましょう ほら おんまさんがパカッパカッパカッ ほら おんまさんになって 飛びましょう」Disc 21曲目「かごのせ」「ギャロップ」も有名だけど、これが一番有名かも。籠を頭に乗せて歩きながら歌う歌。「♪ かごかごかごを 頭にのせて 前をよく見て さあ歩きましょう かごかごかごが 落ちないように お背中伸ばして さあ歩きましょう」2曲目「パンチボール」この曲はインスト。幼稚園の頃にやらされてたような記憶がある。3曲目「せんとうさんをまねよう」この曲は後々、歌い継がれなかった曲だと思う。まったく知らなかったし・・・。先頭の人を真似て一列になって歩く遊びのようです。4曲目「ボールつき」この曲も微かに記憶はあるけど、それほど頭の中に残っていない曲。「♪ ついてとって ついてポン ついてとって ついてポン いちにのさんでポ〜ン」5曲目「ニコちゃんふうせん」この曲も後々、すっと歌い継がれてたと思う曲。「♪ にこちゃん こんにちは ご機嫌いかがです? あなたをブ〜〜〜〜ンと飛ばします お空に飛んでゆけ」「ブ〜〜〜〜〜ン」の部分は強烈なフェルマータなのか、変拍子なのか、やや不気味です。最後はまた「Profondo Rosso」の古い童謡のような曲とともに先生の挨拶。
2019年08月22日
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ちゃっきり娘の1975年発売のシングル。「ちゃっきり娘」は昭和を代表する音曲漫才グループのひとつです。松原夏美さん・松原春美さん・松原秋美さんのトリオです。姉妹ではありません。女性トリオ音曲漫才は「フラワーショウ」「かしまし娘」「ジョウサンズ」と、この「ちゃっきり娘」が代表的な女性トリオ。自分は完全にフラワーショウ派でしたが、ちゃっきりも角座や浪花座、神戸松竹座などで何度も観ました。フラワーショウ派と言いながらも、ちゃっきりも同じくらい好きなトリオでした。幼稚園の頃から寄席で音曲漫才を観に連れて行ってもらってたので、フラワーもちゃっきりも年々、少しずつ変わっていく様子なども子供ながらに感じていました。テーマ曲を歌ってる所。「♪ハァ〜〜アッ ちゃっきりちゃっきりちゃっきりな〜 ちゃっきり娘が とびだ〜しぃぃぃたぁ〜」「フラワーショウ」「ちゃっきり娘」「宮川左近ショー」「正司敏江・玲児」「若井はんじ・けんじ」「夢路いとし・喜味こいし」「かしまし娘」「京唄子・啓助」「海原お浜・小浜」「中田ダイマル・ラケット」この10組が、現在も含めて自分が好きな漫才師ベスト10です。「Wヤング」「オール阪神・巨人」「あした順子ひろし」「中田カウス・ボタン」「海原千里・万里」「ダウン・タウン」「横山やすし・西川きよし」が、ベスト20の中の漫才師。最近なら「千鳥」「中川家」「アキナ」「野性爆弾」「ミキ」が声出して笑ってしまう。自分にとってはおもしろさだけじゃなく、キャラクターや人柄もかなり重要です。A面「わがまま」作詞 木下竜太郎さん 作曲・編曲 桜田誠一さんこの曲のリードボーカルは秋美ちゃん。漫才でも秋美ちゃんがリードボーカルで歌う事が多かった。この曲はオーソドックスなド演歌ですが、意外と秋美ちゃんの歌唱はドギツクなく、悪いクセのない好感の持てる歌唱です。歌ってるのは秋美ちゃんだけだと思うけど、バックのユニゾンスキャットがひょっとして春美さんと夏美さんなのかも知れない。詳しいクレジットがないのでハッキリした事はわからないけど。B面「ネオン街小唄」作詞 木下竜太郎さん 作曲・編曲 桜田誠一さんご陽気ソング。この曲は春美さんがメインボーカルです。2番は春美さんと夏美さん。春美さんの声は美しく細い声です。この曲にバッチリ合っています。やはり女性3人の音曲漫才は華やかで最高です!着物も綺麗。秋美ちゃんは歌だけじゃなく、アコーディオンの腕前も素晴らしかった。口を最大限に開けて観客に見せつけ爆笑を取りながら、しっかりと歌い上げる。カッコイイ!忘れてはいけないのが夏美さんの存在。トボけた表情で秋美ちゃんをイラつかせる芸は最高におもしろい。秋美ちゃんから「イノシシ」呼ばわりされていました^^;3人の特徴や役割が一目でわかるショットです^^「へぇ〜ほぉ〜 へぇ〜ほぉ〜」と救急車の真似して二人に迫っていく。そして、この表情。
2019年09月30日
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