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2011年9月から3年にわたってお届けしてきた「堤信子の文具びより、ときどき雑貨」。オレンジページnetのリニューアルに伴い、今回が最終回となりました。毎週毎週、ネタを考えるのも写真を撮るのも執筆するのも本当に楽しくて、アナウンサーの仕事や出版本の仕事がどんなに立て込んでも、「文具びより」のお仕事だけはいつも笑顔でこなすことができました。ひとえに、読者の皆様、そして編集担当の清野さんをはじめとするスタッフの方々のおかげで、心より感謝しています。最終回はどんなテーマにしようか、いろいろ考えたのですが、これまで「文具びより」の執筆や撮影をしてきた、わが文具部屋(仕事部屋)の一部を、ご紹介することにします。この文具部屋は、ワンルームマンションなのですが、まず玄関。壁にはフランス雑誌のELLE、1952年のヴィンテージものをパリのアンティーク市でゲット。表紙の色使いが気に入ったので、フレームに入れて。棚には、ポワラーヌのクッキーの空き箱に花をアレンジしたものや、大きなキャンドルに、海外の切手やエアメール封筒、古い絵葉書を貼ったりして遊んだものを飾っています。続いて、ちょっとこだわった扉。リフォームする時にアンティークドアそのものを取り付けようと思ったのですが、プロによると、扉の開け閉めに支障をきたすことが多いとのこと。そこで、アンティーク加工してくれるオーダー家具屋さんに扉そのものを特注しました。次は、扉を開けてすぐ右側の壁にある文具の飾り棚です。アンティーク床材と同じもので作ってもらった棚。海外で調達した細々したものは、見せながら収納したいので、壁収納が最適。他人から見るとガラクタかもしれませんが、わたしにとっては思い出深い宝物ばかり。そしてここに置かれているスタンプもはさみもペン立ても結構使ってます。見た目と実用性両方兼ね備えている一軍文具たちがここに勢揃いです。また、もう一つの壁収納は、インク棚。ここには、奥行きわずか8センチほどの額用のラックを使っています。この奥行きがインクボトルのサイズにピッタリ。レコードもインテリアの一部として壁に。ワンルームなので、壁収納を最大限に活用しています。さあそして、壁収納と並んで、この文具部屋の大きな特徴がトランク収納。アンティークトランクが大好きなので、そのコレクションをそのまま文具の収納に使っています。これは私にとって一石二鳥。トランクを見せながら文具も種類別に収納でき、大きな引き出し家具のようなものもなくて済みます。と言っても、一つだけ文具用の家具があります。それがこちら。輸入ヴィンテージ家具専門店で見つけて一目惚れしたイギリスの棚。もともと金具の部品棚だったようですが、この引き出しの薄さが文具にはピッタリ。切手やスタンプ、シール、マスキングテープ、ペン、消しゴムなどを種類別にきちんとしまえるのがいいところです。引き出し正面に、部品の名前が綺麗な書体で書かれているところもちょっといいでしょう。こういう家具との出会いは本当に一期一会。仕事部屋を購入する少し前に見つけたところに嬉しい縁を感じます。最後に私の仕事デスク周りです。執筆の仕事はいつもこの机です。お部屋のインテリアに合わせて、机もヴィンテージ。インクが染み込んだ跡があちこちに残る味わい深いもので、こぢんまりした大きさが小柄な私にはちょうどよく、ここに座ると本当にペンが進みます。ざっと、こんな感じでしょうか。文具びよりは今回が最終回ですが、今後は、しばらくおやすみしていたアメーバブログ「nonの文具部屋」の方を再開し、そこに文具ネタ雑貨ネタをどんどん投稿していきたいと思っています。これまで文具びよりを応援して下さり、本当に有難うございました。そして、これからも引き続き、文具を通した交流をどうぞよろしくお願いします。そして、最後の最後にお知らせです。新刊本『100人中99人に好かれるありがとう上手の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の出版記念トークショーを、11月6日(水)19:00からリブロ池袋本店上、池袋コミュニティ・カレッジ28番教室で開催の予定です。皆様にお会いできるのを楽しみにしています。詳しくはリブロのホームページへ。
2013/10/22
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先日、「プラチナ万年筆」の本社を訪問しました。プラチナ万年筆といえば、1919年創業、日本の万年筆メーカーの老舗。世界で初めて、インクカートリッジを発売し、世界の万年筆の歴史を変えたとも言われる日本が世界に誇るメーカーの一つです。個人的には、私の父の形見の万年筆が、プラチナ万年筆だったこともあり、以前より、とても親しみを感じていたメーカーでもあります。お若くダンディな中田社長に初めてお会いし(実は同い年)、プラチナ万年筆の現在のモデルを沢山見せていただきながら、万年筆談義に花を咲かせたあと、「プラチナ万年筆」が母体という手作り万年筆の会社、「中屋万年筆」の工房へ案内していただきました。ここは、プラチナ万年筆に長年勤めていた一流の職人さんたちによって一本一本丁寧に作られるオーダー万年筆の工房。パンフレットの中身の一部がこちら。その匠の技は世界中に知れ渡っていて、海外の万年筆ファンからの注文は後を絶ちません。どきどきしながら、職人さんの様子を眺めていたら、中田社長が、「堤さん、調整したい万年筆あったらこの機会にどうぞ」と言ってくださったので、カバンにしのばせていた、昔のモデルっぽいプラチナ万年筆と、今は存在しない英国のブランド、スワン万年筆(1930年モデル)をそっと差し出しました。まず、それを見た瞬間、一人の職人さんが「あ、このプラチナ万年筆は昭和41年発売の人気モデル、PB3000ですね」うーん、さすがです。自分で調べても全然わからなかった正体不明のモデル、一発で謎が解けました。「これを今持っているのは貴重ですよ、大事にしてくださいね」とおっしゃりながら、ペンデザイナーの吉田さんが、見事な手さばきで万年筆をどんどん分解し、ペン先の割れ目の部分まで綺麗にクリーニングし、ペン先を滑らかにやすりで削ってすぐに使えるよう調整してくださいました。ずっと眠っていた万年筆が、眠りから覚め、この上なく快適な書き心地に。スワン万年筆のほうも、ペン先をはずしてクリーニング、、インクを入れられるようにしてくださいました。ただ相当古いものなので、無理せず、つけペンのような使い方をするのもいいのではとのアドバイスも。普段は入ることができない工房で、なんという貴重な体験。世界中の中屋万年筆ファンが憧れる職人さんと話をしながら、自分の万年筆を調整してもらえるなんて、贅沢ですよね。中田社長、本当に有難うございました。そして、この時、私は心に決めました。この素晴らしい職人さんたちに、世界でたった一つの自分の万年筆をオーダーすることを。次の出版本のテーマは、京都とパリ。その取材旅行に連れて行く一本の万年筆を注文するつもりです。どんなものにするか、考えるだけでわくわくが止まりません。万年筆は、美しく奥の深い文房具、あなたも是非、お気に入りの一本探してみてはいかがですか。
2013/10/15
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先日の新刊本出版記念パーティーには、50人以上のお世話になっている方々にお越しいただき、本当に幸せなひと時を過ごさせていただきました。あらためて、心より感謝申し上げます。そのパーティーでのこと。世界でたったひとつという、オリジナリティー溢れるギフトをいろんな方から戴きました。そのサプライズなアイデア一つ一つに、ひたすら脱帽!せっかくなので、ここでご紹介させていただきます。まずはこんなサプライズ。パーティー当日司会も担当してくださった、放送作家の野呂エイシロウさんが、パーティーが始まる前に、「ギリギリ間に合ったーーー!今朝届いたんだよ。参加する皆さんのテーブルを回る時に堤さんから配るといいと思って、、」そう言って差し出してくれたのが、こちら。なんと、新刊本の表紙が印刷されたキャラメルの小箱の詰め合わせ。表紙が箱になってるーーーーいやいやびっくり。手のひらサイズで可愛いのなんのって。これは、お菓子メーカーの、「まいボックス工房」株式会社𠮷松の人気アイデア商品で、箱にオリジナルデザインを印刷できるというもの。最近では、様々な大手有名企業がイベントなどの記念品にこぞって注文するらしく、工場はフル稼働だそうです。詳しくは、会社のホームページをご覧になって下さいね。早速皆さんに配りました。ちょっと珍しくて皆も大喜びでした。贈り物の達人、野呂さんに心より感謝申し上げます。さらに、そのあとに、今度は趣味の文房具仲間たちから、こんなギフトが。表紙写真が入ったストラップと、ミニミニシールブック。パソコンで制作したという手作り。綺麗に本の形をしているミニ本には、140枚のシールが綴じられています。もう大感激!私、iPad miniとガラ携帯なので、早速携帯に付けています。自慢のアクセサリーです。まだまだありますよ。フレンチ「月夕堂」のシェフから、「召し上がって下さいー」と差し出されたのがこちら。なんと本をかたどったボックスに入っているお店オリジナルのプチスイーツ。本の裏表紙には、英語でシェフからのMessageも。ボックスの製作大変だったでしょうね。何より、工夫を凝らして考えて下さったそのお気持ちがたまらなく嬉しくて、、。そして、、、、まだ、終わりません。最後にご紹介するそれは、私には内緒で準備されていた、サプライズケーキ。この大きな箱、全部お菓子で出来ているんです。箱のような覆いも赤いリボンも、全て大好きなホワイトチョコで作られているというのも圧巻でしたが、中から出てきたのは、びっしり小さな赤い薔薇で覆われた、11をかたどったケーキ。主催者のゆりちゃんが、私のラッキーナンバー11と、ラッキーカラー赤とラッキーフラワー薔薇を覚えていてくれてそれをもとに特注!!!!!!!嬉し涙にくれる私に、ゆりちゃん、「のんさんのエッセイの中に、縁起物で感謝の気持ちを表そうってありましたよね」とニッコリ。心優しい有志の友人知人がこんなに素晴らしいギフトを用意してくれるなんて、、、。プレゼントしてくれた有志の友人達に前に出てきてもらって記念撮影。会場はこの独創的なケーキを撮るシャッター音がしばらく鳴り止みませんでした。もちろん会場にお越し下さった皆さん全員にお配りしましたよ。世界でたったひとつの、大切なギフトの数々、とびっきりのセンス溢れる、その温かいお気遣いに私は完全にノックアウト、、その日の晩は、興奮して中々眠れませんでした。オレンジページネットの読者の皆様にも、是非ご紹介したく、、ここにアップさせていただきました。サプライズギフトの参考に!気になる方は、是非お店や会社のサイト、覗いてみて下さいね。●マイボックス工房のサイト●オーダーケーキの店のサイト
2013/10/08
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私の人生を豊かにしてくれるものの一つ、それは珈琲。味も香りも大好き!そして珈琲豆のモチーフがたまらなく好きです。好き過ぎて、数年前ジュエリーデザイナーに特注し、世界で一つの珈琲豆モチーフのペンダントと指輪を作ってもらったほど。これは本物の珈琲豆から型を作って仕上げてもらいました。うふふ、私の宝物です。ということで、豆そのものが大好きな私は、珈琲豆を飲む以外に色々と活用しています。特に、使いきれずに余ってしまった豆は上手に活用したいもの。例えば、、香りがいいのでキャンドルと組み合わせてみるのは如何?コーヒーカップに豆を入れてそこにキャンドルをセットするだけ。見た目も可愛いし、香りもいいし、、普段使うチャンスが少ないコーヒーカップとかは、キャンドルホルダーとして利用するのもありですよね。さらに、無地のハガキに、豆で文字を描く。お皿に置いてさらに豆を散らすとおもてなしテーブルのオブジェにもなります。これは木工用ボンドで豆を貼り付けるだけ。とても簡単です。もう一つ、私はラッピングにも使います。クラフト紙の小袋に、珈琲豆のスタンプを押し、そこに二粒ほどの本物をボンドで貼る。お菓子や珈琲のお裾分けの袋として使ったりすると、ちょっとびっくりされて話のネタにもなりますよ。またまた、タグに貼っても可愛いです。このコロンとした形、本当にたまらない。古くなってしまった珈琲豆があったら、皆さんも色々遊んでみては如何ですか?
2013/10/01
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