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鑑賞日:2017年10月28日(日)14:00開演入場料:¥3,000 (D席:5階1列) 【主催】(財)愛知県文化振興事業団、(財)東京二期会、(財)名古屋フィル他平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業《グラインドボーン音楽祭との提携公演》歌劇「ばらの騎士」リヒャルト・シュトラウス作曲 全3幕(ドイツ語上演/字幕付)会場:愛知県芸術劇場大ホール指 揮 :ラルフ・ワイケルト演 出 :リチャード・ジョーンズ 装 置 :ポール・スタインバーグ 演出補・振付:サラ・フェイ 衣 裳 :ニッキー・ギリブランド 照 明 :ミミ・ジョーダン・シェリン 音楽アシスタント:森内 剛 合唱指揮:大島義彰 演出助手:エレイン・キッド、家田 淳、太田麻衣子 舞台監督:幸泉浩司 公演監督:多田羅迪夫 合 唱 :二期会合唱団 児童合唱:NHK東京児童合唱団 管弦楽 :名古屋フィルハーモニー交響楽団 出演:元帥夫人 :林 正子オックス男爵 :狩野賢一 オクタヴィアン:小林由佳 ファーニナル :加賀清孝 ゾフィー :幸田浩子 マリアンネ :岩下晶子 ヴァルツァッキ:升島唯博 アンニーナ :増田弥生 警 部 :斉木健詞 元帥夫人家執事:土師雅人公証人 :松井永太郎料理屋の主人 :加茂下 稔テノール歌手 :中島康晴3人の孤児 :田崎美香、舟橋千尋、金澤桃子帽子屋 :本田ゆりこ動物売り :加藤太朗ファーニナル家執事:新津耕平 感想: 7月東京文化会館で観た東京二期会「ばらの騎士」が名古屋でもあるとのことで、台風が近づく中、栄まで出掛けた。 予想通りプログラムが無料配布され、公演情報、出演者は名古屋公演に合わせてあるが、その他中身は東京公演と同じもの。 出演者は東京公演と同じメンバーが多く、指揮者とオケが代わっている。時間となり、暗転、オケピット内下手から指揮者登場。オーストリア人のベテラン指揮者。 序曲ではホルン始め素晴らしい演奏。本編でもダイナミックも大きいが、良くコントロールされた音色で演奏され、名フィルは首都圏オケと勝るとも劣らないレベルであることを再認識。 歌手は元帥夫人、オクタヴィアン、ゾフィーは東京公演の1日目のメンバー。2幕ゾフィーの声が不安定だったが、3幕フィナーレの3重唱はバランスが良かった。 舞台装置は東京公演と同じだが照明は名古屋の方明るく感じ、肝心の音楽も5階席までバランス良く聞こえ、オペラ用劇場である愛知県芸術劇場大ホールの良さを実感できた。 このホールで唯一残念なのは、飲食の提供が3階のビッフェのみで、毎回休憩時間に2、4階までの階段が長蛇の列になってしまうこと。来年4月から1年間大規模改修工事に入るようなので、ぜひ改善を期待したい。 客席は満席とはならず7割程度の入り。名古屋でのクラシック鑑賞は、客席での紙袋や鈴の雑音、携帯の呼び出し音は常で、はたまた喋り声まで聞こえることが多いが、本日の公演は珍しく静か。 周囲の観客も舞台上へ惹きつけられるように鑑賞されている方が多く、3幕3重唱で元帥夫人が立ち去る場面ではすすり泣きも聞かれた。 シュトラウスの贅沢な音楽に浸ることが出来、4時間があっという間に過ぎた印象。来年2月には藤原歌劇団「ナヴァラの娘/道化師」の名古屋公演も予定されており、 ぜひ東京二期会も名古屋公演が継続されることを期待。End
2017.10.28
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鑑賞日:2017年10月15日(日)18:30開演入場料:¥3,000 (B席:2階BR列) 【主催】(財)日本オペラ振興会日本オペラ協会公演室内オペラシリーズNo.1オペラ「ミスターシンデレラ」作曲:伊藤康英 台本:高木達全2幕(日本語上演/字幕なし)会場:新国立劇場小劇場 指 揮 :坂本 和彦演 出 :松本 重孝美 術 :荒田 良衣 裳 :前岡 直子照 明 :成瀬 一裕舞台監督:大仁田 雅彦 総監督 :郡 愛子演 奏 :G.Dream21アンサンブル合 唱 :日本オペラ協会アンサンブル出演伊集院正男:所谷 直生伊集院薫 :大貫 裕子垣内教授 :村松 恒矢伊集院忠義:田中 大揮伊集院ハナ:牧野 真由美赤毛の女 :東城 弥恵卓 也 :千葉 祐輔美穂子 :加藤 美帆マルちゃんのママ:吉田 郁恵マ ミ :山邊 聖美 ル ミ :小林 教代ユ ミ :佐藤 みほ感想: 珍しい日本オペラの公演があるとのことで、夜の部を観に初台まで出掛けた。 開演前の作品解説に、総監督の郡愛子氏と作曲者の伊藤康英氏が登場し、本作品の生い立ちから本日の公演内容の紹介有り。 鹿児島オペラからの依頼で創作され2001年に初演された日本オペラだが、歴史物や民話でなく、現代の鹿児島のとある大学が舞台。 ミジンコ研究者の主人公が、妻が冷蔵庫に保管していたミツバチからのホルモン剤を飲んで満潮時に女性に赤毛の女性に変身。 その妻がイケメン蜂研究教授に浮気心、蜂教授の学部長就任パーティーで赤毛の女が登場し、海辺のホテルへの逢引の手紙を渡し、妻へも同じホテルへの偽りの伝言があり、そのホテルへ主人公の両親も登場し、午前0時主人公が男に戻り最後は大フィナーレ。 フィガロの結婚とシンデレラを混ぜた様なストーリーで面白い。 音楽はおはら節等入り、一部ポップス風な所もあるがオーソドックスなもの。フルオーケストラを今回11人編成の室内アンサンブル(管楽器+電子ピアノ+パーカッション)に編曲され、音量的にピッタリ。電子ピアノは進化して、時にチェンバロ、時に弦楽に聞こえて違和感無し。 歌手は皆さんよく歌え、演技も良かった。ただ無理にfで声を張り上げるため、日本語の歌詞が聞き取れない人がいたのが残念。 せっかく300人の小ホールで室内アンサンブルなのだから、もっとメロディーと言葉を大切に歌っても良いのでは。 日本オペラ協会の総監督が代わり今回公演は室内オペラシリーズ初回とのことで、聞く機会の殆ど無い日本オペラ作品の上演を期待したい。 End
2017.10.15
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鑑賞日:2017年10月1日(日)14:00開演入場料:¥4,860 (D席:4階2列) 【主催】新国立劇場2017/2018シーズン楽劇「ニーベルングの指環」第3夜『神々の黄昏』R.ワーグナー作曲3幕(ドイツ語/字幕付)会場:新国立劇場オペラ劇場指 揮 :飯守泰次郎演 出 :ゲッツ・フリードリヒ美術・衣裳:ゴットフリート・ピルツ照 明 :キンモ・ルスケラ演出監修 :アンナ・ケロ舞台監督 :村田健輔管弦楽 :読売日本交響楽団合唱指揮 :三澤洋史合 唱 :新国立劇場合唱団出演:ジークフリート:ステファン・グールドブリュンヒルデ:ペトラ・ラングアルベリヒ :島村武男グンター :アントン・ケレミチェフハーゲン :アルベルト・ペーゼンドルファーグートルーネ :安藤赴美子ヴァルトラウテ:ヴァルトラウト・マイヤーヴォークリンデ:増田のり子ヴェルグンデ :加納悦子フロスヒルデ :田村由貴絵第一のノルン :竹本節子第二のノルン :池田香織第三のノルン :橋爪ゆか感想: フィンランド国立歌劇場プロダクションをベースにしたゲッツ・フリードリヒ演出で2015年から3シーズンにわたる新国立劇場リングの最終章を観に初台まで出掛けた。 本日は皇太子殿下ご鑑賞とのことで2階席後ろの通路は通行止になっていたが、その他上演中の制限は無し。 歌手陣はジークフリート以外は代わっているが、皆さん声が安定しており、4階天井桟敷でもよく聞こえる。 ジークフリート役のステファン・グールド、ハーゲン役のアルベルト・ペーゼンドルファーが良かった。 グートルーネ役の安藤赴美子は、外国女性キャストと比較し大声ではないものの、美しく響く歌声で、良く聞こえて来た。 リング4部作初めての合唱登場だが、迫力ある男声合唱とスピーディーな動きで、第2、3幕を盛り上げていた。 演出は、抽象的な設定であるものの、、読み替え等無く、原作通りの設定で解りやすい演出だが、3幕炎上の場面では表現に古さを感じた。ラインの乙女達の衣装は・・・。 オケは東京フィル→東京交響楽団→今回:読響に変わり、初日のためかホルンなど若干気になる所あり。これまで同様にテンポを大きく変えることなく、ワーグナーの音楽世界を表現出来ていたのは指揮者の功績でしょう。 新国立劇場2017/2018シーズンは再演が多くあまり興味をそそる公演がないが、コルチャック主演の「ホフマン物語」と新制作「フィデリオ」を鑑賞予定。 End
2017.10.01
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