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2010.06.16
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 <龍安寺方丈の庭は相阿弥の作で、一樹一草も使わぬ石だけの庭である。

大小十四の石が五十余坪の平地に五つのかたまりに置かれてあるだけの庭である。

・・・奇抜で思ひつきのやうであるが、吾々はそれから微塵も奇抜とか思ひつきとかいふ感じを受けない。

それは相阿弥の作する動機の深さから来る。・・・吾々は広々とした海に点在する島々を観、島々には鬱蒼たる森林の茂るのを観る。

(ここが一番主張したい部分でしょう)<自分は桂の庭が(小堀)遠州の長編傑作であるとすれば、

これはそれ以上に立派な短編小説であると思ふ。・・・相阿弥が石だけの庭を残して置いて呉れた事は後世の者には幸だった。>

直哉の考えは、他の名園がその時代のまま現在に受け継がれているのか不詳であるけれど、

龍安寺の庭では<吾々は当時のままでそれを(=相阿弥の思い)感ずる事が出来る。>と述べています。

受験浪人時代の私は川端康成の「新文章読本」を片手に、漱石から潤一郎、そして短文の名手・志賀直哉をも手本にしていました。

俳句と言い、簡潔な構成の中に、自分の思いを読者に伝える事は技術を伴いますので、

飽きる事のない修行の世界のように思えるのです。





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Last updated  2010.06.16 07:17:57
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