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カテゴリ: 介護のこと

みなさまこんばんは。 久々の更新となります。

知ってる人もいると思いますが、ためしてガッテンの番組で

取り上げられた、青山幸弘さんという方が経験から考えられた

介護技術でその研修を受けてました。

私はこの方と3年程前にあったことがあって、少しだけ話を

したことを覚えています。 その考え方に共感を持てて、

この技術を覚えたいと思い、施設で許されてはなかったけれども、

本を買って、それを見ながら1人で、老健の主任時代に、

ひとり浴ややさしい移乗などに取り組んでました。

なんで1人なのかというと、

老健は、理事を含めてほぼ反対だったからです。

その当時はまだ、一部でしか知っている方がいなくて(私も知らなかった)、

そんなどこの誰だか分からないような人に高いお金を払ってまで

教えを請う必要はないというワンマンなもの。

当然、良さを説明しても分かってくれるわけはなく、逆に私は

その日から、何かにつけては反乱分子扱いでした(笑)

でも・・・

あきらめるわけはないのが私の性格でして・・・

当然、理事なんか風呂介助なんてするわけがないので、チクリ魔のいる

入所階の一部がいるとき以外は、入浴時に練習をしてその技術の

理解に切磋琢磨してました。

その話の中で、改めてというか、一番共感出来たこと、自分と同じ思いで

あると思ったのは、

技術だ知識だと言う前にまずすることは、目の前の利用者さんと向き合うこと。

その人を知り、その人に受け入れられ、自分もさらけ出すこと。

その信頼関係があっての技術や知識だよね。 

と、いわれて、思わず出た言葉が、

「こういうことを分かってくれる人っているんですね!!利用者本位!!」

と自分で言ったのを思い出します。

そんな話を聞けて、 やっぱり、自分の思いや意志は

貫きとおすべきと思い直せた日でも あります。

1人でそんな入れ方を目の前でやりながら、個浴で歌を一緒にうたいながら、

大きなお風呂で泳ぎながら(これはやりすぎ)、時間をゆったり取りながら、

その人が出来るだけ可能な時間に合わせて様々な人とかかわり、

発見や話をしながら、そのお風呂を楽しんでいたものです。

一度、ストレッチャー浴に私と利用者さんと三角座りで並んで泡風呂にして、

「いやぁ~やっぱり健康ランドは泡風呂に限るわ」って感じで入って

いたら、入所の職員に驚かれて、理事に言われて、呼び出されて言ったの が、

「利用者さんがお金を払って入るお風呂をこちらが決める権利なんて

ないでしょう? ああやって入ることで安心して泡風呂に入れるって

話して決めたんだから問題ないですよね。なんだったら利用者さんに

聞いてみたらどうですか?」

と、言いきっちゃってしまいました。 反乱分子に怖いものはなしですので。

寝て入るのが怖いというのですよ・・・身体は不安定だし。

ベルトをすると痛い。 それよりもとより、お風呂って普通どうやって入るか???

そうです。  座って

だから寝て入る機械浴は怖いのです。

操作ミスがあった時、自分の意志で危険を回避出来ないのですから。

おむつを 取られたストレッチャーの上で便を流されて洗われて、

そのストレッチャーでお湯につけられるのですよ・・・逃げれないように

ベルトをがっちりされて・・・ ゾッとしますよね。 そのストレッチャーの上の人が自分なのです。

そんな事が利用者さんとの話であって、洗いは座位の取れる椅子に

座って洗い、ストレッチャーへ移乗・・・これくらいはやろうと思いました。

その後、自分なりですが個浴を安心して入ってもらうために数人のスタッフと

共に、技術とその人を知ることから始めて、一か月後には希望者には個浴を

ゆっくりと楽しんでもらえるようにしました。

「やっぱりお風呂ってこれやなぁ」

と、言われた時は、本当にやってきて良かったと思えましたね。

機械浴が悪いとは思いません。

ただ、私は在宅のサービス(デイ)をしているという考え方と、

家での介護を考えたら、やっぱり個浴(家のお風呂)にいれる事が

出来たら、本当の介護予防の一つになるんじゃないかなって

思うので、この個浴にこだわった経緯があります。

今回の介護技術の研修もパート、社員に関係なく、行きたい方と

行ける方は、全員参加します。 私がいつも職員らにいうことがあります。

「介護職はどこの施設でやっても同じ経験になります。給料や時給も

そう変わりはないと思います。 どうせやるなら、自分のためになる介護を

やってください。 仕事と思ってやるのではなくて、自分の今後に時間を

投資してると思ってください。 研修や見学も自分の中では、ここの施設は

ある意味変わったところばかりをピックアップしてます。

でも、その共通点は利用者本位で実際にやっているところです。

でも、そのやり方だけ知って、もし他の施設へ転職して、業務についていけなかったり

身体に無理があっては困るでしょう。 だから、ここでしっかりとどこででも通用する

技術と知識はもちろん、介護の考え方を学んでほしいとだけ思います。」

と、長いですがだいたいこんな内容の事をよく言います。

介護職に一番必要なのは、人格、思いです。 それに技術や知識がついてくるのです。 

人格が出来てない人で技術は出来る場合、その技術に溺れて

作業が流れになって、利用者とのかかわりが出来なくなり、

職員本位の心ない自己満足介護職員になってしまいます。

うちの職員には、いつも利用者さんの声を聞きなさいといいます。

やり方が分からないなら、その人にまず聞きなさいと。

お湯は本人が納得できる温度、身体は頭からと言えば頭、足からなら、

支障がなければ足からでいいんじゃないかなと。

それが、普通だと思いますがいかがなものでしょうか?

そういったことをうちの職員には一番にどんな技術や知識よりも

知ってほしいのです。

でないと、いくらやり方が良くてもそれは100パーセントいかされて

いないばかりか、自己満足のものになり果てますね。

ということで、やっぱり堅苦しい話になりましたがお許しを。






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最終更新日  2010年01月12日 02時03分08秒 コメント(6) | コメントを書く
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