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いきなりですが仕事との兼ね合いで明日よりデイの相談員をすることになりました(笑)と言ってもうちのデイではありません。私個人としてはあまり興味のない部分でもありますが、あくまで頂いた仕事の案件なのでお引き受けすることにしました。内容は、今ちまたで流行の介護予防特化型デイサービス。午前と午後の分かれてるアレです。まぁ仕事の上でちょっとばかり制度についてや仕組みについてお金をもらいながら学べるわけでして、そう考えるとこういうのも知っておくべきかなと。従来のやってきたものとの比較も具体的な説明の中でもっと根拠を得たものにすることも出来ますし、まぁ、働いている方々自体は一生懸命にやっているのもあって上手にサポート出来たらなと思います。楽しみなのは、相談員としての職務を現場サイドで出来ること。対事業所との話や受けも出来ること。そして、本当の所の利用者さんの思いってのをじっくり確認する事が出来ることですね。今の状態を見ている限り、やっぱりイマイチかなと正直思うのですけど、やり方によって多少は良くなるものなのか?という試験的な取り組みもできるのでなんにも知らないよりはいいでしょう。そういった訳でこのデイへ週に何度か伺うことになったのですが・・・・問題は、更に遠方であること片道ほぼ100キロくらいあるのです。ちなみに高速で行けば1時間少しが最速。渋滞あれば2時間少し。ちょっとばかり長い旅行が続きそうです。ちなみにこれからの季節、神戸の須磨海岸はピークを迎えるのですが、それを横目に相談員をするわけでしてちょっと損したような気分。私は室内で利用者さんと快適な空調の中、過ごしていることでしょう。(あえて空間とは書かない)とはいえ、名刺もこれから、説明書等も一応口頭で聞きましたが覚えれるわけもなく、明日からはしばらくその理解に苦しむ日々となるのでしょうね~でも、色々な案件を踏まえての今回の仕事ですから頑張ってやっていこうと思います。遠く横浜ではもっと過酷な環境下でデイの改善をしていってる最中です。現状はまだ、膿出しの状態ですが、かなりの膿が出ました。まだしぶとい奴が2人ほどいるので、これは今週に行ったときに対応しようかなと(笑)直接言うのが一番誤解や誤認がなくて良いどっちの場所もそうですが、介護の現場ってのはなかなか問題多きものです。一番やっかいなのは、当の問題児である本人がまったく気づいてないことですね。きづいてないって事は注意をしても自分だと当然思わないわけでしてその辺りの差に気づかずに注意をし続けるとお互いに訳が分からなくなります。面白いくらいにこじれますよね・・・ホント。それと介護に限らずですが、役職という肩書きに対してはやたらと弱いということもありますね。逆を言えばパート雇用の方等に対してはやたらと強いのです。かぜあたりと言うか八つ当たりというか(笑)いわゆる、弱い物いじめ的な匂いがプンプンしてますねケアに自信や根拠がない上からは押さえ込まれる文句ばかりが出る人の揚げ足をとる派閥を作る変な色に染まる結果終わってる(笑)いやいや・・・こうならないように色々と策を練って実践してかないと大変なことになりますよ(テレビネタ)この大変さを楽しみに変換していけばどんな仕事もやっていける!!と思います(笑)
2011年06月05日
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以前より進めている老健全体の改革編です。先週に伺ってさっそく前回までの工程の出来をチェック。すると・・・何も出来てないやないかい!!って予想はしていましたけど(笑)ではどういう事を言われたかと言うと、理由その1:職員が慣れなくて・・・理由その2:する時間がなかなか・・理由その3:命令系統がはっきりしなくて・・・理由その4:事前に言っとかないと勝手には・・とまぁ後いくつかあったのですけど、書いてもバカみたいな内容でありまして省きます。これらの理由に共通している事は、他人事、人のせい、上のせいやっぱりめんどくせーって感じでしょうか(笑)この地点でやはりこういう長期間厭戦モードの職員には最初の一歩を踏み出す理由と形を目の前に突き出さないとあかんのやろと思いまして、居宅兼相談員室になる予定の物置き場(ただ単に押しこみ倉庫)の中のものをぜ~んぶ出して、なおかつ要らないものはすべてその場で破棄。連絡を取らないといけないんですと、今更ながらに引き延ばそうとする職員の言い訳には、連絡の取る先を言っていただきまして、即連絡、即説明、即同意を得て処分(笑)この間約5分・・・さっさとやっていきましたね。だって、時間の無駄ですから(笑)変えるという答えの元に動きだしている事態を未だに把握せずに挑んでくる連中には、その挑みが無駄であり、すべきことは利用者さんへ向ける事であると分かって頂けるように説明をしました。こういう感じで、一階の施設を入口から隅々に至るまで、ほぼ制圧をして、変更後の所在地や目的を決めて、手伝ってくれている事務の方々へは伝達してますので来週の訪問時にはほぼ出来上がっていると思います。これだけ一気に動かすと自然とその改革の波紋は広がるみたいで、まず声が来たのが、運転手さんの御一行(笑)色々思うところをいった後に、なんでも手伝うから言ってよ!っていう会話から始まって、事務所の人達はこの機を逃さんとばかりにいろんな事を・・・・・話をまとめて聞いて、事務所が効率化すると言って落ち着いてもらいました。ここでも、その形を絵で描いて説明をしてあげて要するに楽になるんですから!という事で、こちらも、よろしくおねがいしますね!という結果となりました。デイについては、出来る部分を説明後、脱衣場の改善については、一から自分たちでやってもらいまして、その後、職員役と利用者さん役を演じてもらい実際の動きのシュミレーションを体験させてます。そうするとさすがに動きやすさと、気持ちに余裕が生まれること、一日浴の利点が体感できたようでして、モチベーションはアップしてました。今までの無駄で無理な動きがなくなるのですから、自然と気分上々↑↑(古い選択肢・・・)になりますよね(笑)トイレの視角についても実演をさせて、その効果を感じていただきました。で、このデイはデイルームからいきなり入ってくるのが普通に行われているので、それも変更し、玄関よりゆっくりとある程度の距離をもって来てもらう方向にしてます。そのために玄関先から改善を行って、間の通路とその環境も改善、照明の見直しも行ってます。今までずっと止まっていたこの施設のエンジンをかける時がきたようです。まだまだ始まったばかりのことですが、利用者さんが希望を持てる施設、職員がケアにこだわりをもてる施設、それを目指して今後も経過を書こうと思います。施設は変わります、必ずね(笑)
2011年05月14日
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介護の現場って・・・毎日毎日同じものを見ているように感じると思いますが、そうでないのですよね(笑)利用者さんも職員もその雰囲気も、いつも違う気がします。時には、「おいおい。。。」って思う事もあるのですが、殆どは良い意味での気づきによるものでして、そういうデイを見れると言うのはちょっとばかりこだわってやって来た事が上手く職員らに連鎖して、それが利用者さんに効果的に表れているのかなと思います。じゃあなんでこの変化が出るのかとよくよく考えてまして・・・出てきた言葉が、継続は力なりでした。アイデアが絶え間なく出ることも、色々と悩み考えることもその変化の原因であると思いますが一番はこの継続だと思うのです。自分が言い続けてどうこうって事よりも、この取り組みや目標に向かって日々頑張ってくれている職員さんらのたまものなのです。そういう意味で、いつ訪れても、まったりのんびりとした施設にならないようにしてほしいものです。刺激と活性、がやがや感と静けさメリハリのある環境だからこそ、適度な刺激を利用者さんは感じ、その環境に良さも悪さも覚えて、いろいろな事を考えるのだと思います。職員にはいつも言うのですが、「利用者さんのすべてに可能性がある」「だから無理だという発言は否定だよ」「そういう否定から生まれるのは退化だけ」3つ目はたまにしか言わないかな(笑)しつこいって言われそうですから。でも、言いだすと色々と言いたくなるんですよね。悪いなぁって思うのですけど、言いたくなるときには共通の理由があるわけです。その理由は・・・皆さん、考えて下さい☆彡こうやって考える事って立派なケア?なのかな?でも、こういう機会がないと考えないでしょうから、やっぱり、良いケアになるのかも。私もこういう事を常に考えながらいろんな仕事に取り組んでます。継続は力なり・・・いい言葉ですね
2011年05月09日
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前回の続きから始めます。改善や改革を施設等で進める時に一番面倒な職員ってのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう延ばせないって(笑)答えは、前施設の経験が長い職員もしくはそれなりの位置でやってた職員です。よく聞きませんか?「前の施設では立ち上げからやってまして・・・」「前施設ではフロアー主任でした」なんて言う内容です。もちろん、すべてのこれに該当する人がやっかいだとは言いませんが、見てきた中では、こういった類の人ほどある程度の期間が経つにつれて、「前の施設ではこうやっていたんだ」「ここのやり方はおかしい」「前の施設の部長は凄く良い人だった」こういう事を言い出すわけですね。これって、よ~~~~~く考えると・・・「前の施設は凄く良い場所だった」という事になるのですね。だったら前の施設に戻れば?(笑)って 思いますよね。ホントに。で、そうなると現場では分裂状態が始まります。つまり、今の施設の方針をもっとやっていくぞ~派と今の施設の方針に反発してやりやすいようにする派。だいたいこの2つに分かれるのですね。いわゆる、派閥誕生~♪ です。ここまで病気が侵攻すると後は、皆さまのご推測通り(笑)出勤前から腹痛や頭痛が発生するような職場になってしまいますね。そしてこういう場合、不思議と 悪の方が強い ので、今の施設の方針に反発してやりやすいようにする派が圧倒的に施設を制圧していくのです。ちなみにこれは経営者、施設長レベルが現場に無関心な場合におこる事例でもあります。過程をご理解いただいた上ですすめますが、こういった状態の所に大体は改善改革の旗印を掲げて参上するのですから普通にいけば、一番目に打ち取られますね(笑)だからまずトップレベルを 謀略 で 落とし込んでおく必要があります(笑)そうしないと、これから発言する内容が個人的な指摘ととられがちなのですね。まして部外者であるわけですから、その反発も凄まじい(笑)謀略で上を攻略しておいて私の発言は役職という高性能フィルターをとおして発生させるのですね。いわゆる、施設としての業務命令的な扱いです。これを施設の方針や理念と言われるものと上手く挟み込んで発生させていきます。相手が気づいてても、この2重のフィルターがある限りはやらざるえません。かわいそうかなと思うのですが、改善の時間も期間もあるわけですから、素直になって疑わずにやっていけば良いのです。で、この段階でフィルターをとおして発生したものを受けつけない職員は、当然のごとくその行き場を失いご自身の今後を考えていただくことになります。キツイと思う方もいるでしょうけど、こういう人らに、第二の人生を任せている利用者さんからすれば、現在の問題である風評被害よりも深刻な問題なのです。日々そのダメージをくらい続けるのですから。そう考えるとこれくらいの事をキツイとは言えないはず(笑)こういった感じで現場を組織ごと変更していくのが一番やりやすいのです。現場だけを変える事は出来ますが、当然それを認可してくれないと継続が出来ませんよね?自分が関わる一番の理由は良いものを広げたいということですお金もありますが、それを2番目にしても良いものを広げたいと思います。評価は後からついてくるなんて言いますが、正直、どっちでも良いのです。その場所で良いものが継続されていたら。そういう思いで改善と改革はやってます。私がこうしてやっていけるのは結局、同じようにタダ同然でいろんな事を教えてもらったり、話を聞いたり、または聞いてもらったり、そういう事があってのことですから、私はその学びで得たものを落としているだけにすぎないのです。だから、改革に入ったとこの職員さんと話す機会があって、その時に良く言われるのですね。「そんな値段で成り立つもんなんですか?」「なんでそこまでして他人の施設に思いを持てるのですか?」とか・・・成り立たなければ最初から来ないし、私はコンサルを最優先にしたくてやってるわけでもない。先ほどの通り、良いものを広げたい、知ってほしいそれだけなのです。事業は施設を運営する事で賄うのです。コンサルでは自分の思いを完全に反映させる取り組みを実施する事は無理ですので。そこにはそこの施設の考え方が生まれないといけません。私がしている事はその手助け(笑)基本的な事は教えて言ってますが、それを自分たちの色に染めるのはそこの職員らです。その自主性と考え方を修得してくれたら、私の出番は終了です。とまぁ・・・・最後は仕事論になってますが(笑)やってほしくないことってのは、人員が足りない、不足気味だからといって安易に矛盾を見過ごしてまで、その職員との職務をすべきではなく、そういう職員は早急に対処していくことです。でないと、マトモな職員がストレスが蓄積して、日々の介護に集中できずに良い人材の流出につながるからです。状況は変えようと本気で思わないと変わりません。本気で変えるってことは、理念や方針に従って正しい取り組みを何事にも恐れずに実施していくことなのです。誰かに変化を期待しているうちは必ず変わりませんよ。他の人も誰かに変化を期待しているのですから(笑)よって環境を変えたいと思う人は、他力本願ではなくて自力本願 でいきましょうね。
2011年05月08日
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皆さんは環境や慣習等が変わる事について素直に変化に対応する事が出来るでしょうか?まぁ例によって施設に例えますが・・・この手の仕事をしていると嫌でもこの変化をするというのが宿命のようにまず降りかかってくるわけです。多分、変化を求められる側にとってはそういう事を ズケズケと言う私 は、まさに江戸時代の日本における黒船来航!!そのもののようです。要するに敵扱いです(笑)どーんと来るなり、「港を開放しろ」「食料、水等を補給して」「困ったらすぐに助けて」と、改善や都合のよい要求をマシンガンのごとく言うわけです。普通、こういう要求を一方的に言われた場合って、誰でも、「おいおいちょっとちょっと」って感じになるのだと思います。ましてや、相手がだれかよく分からなかったり、これまでと流れが違ったりするわけですから、素直に言う事を聞くわけがないのです。なんでこういう事を例えに出したかと言うと、施設における改善や改革を行っていく時は必ずその計画や方法を説明をしていくのですが、この説明の時に、まず殆どが、「すぐにやってくれない」という現象が発生します。嘘じゃあないですよ(笑)嘘だと思うならば、職員の派閥みたいな連中らに言ってみて下さい・・・以下のように。「明日から自分でのむ飲み物は自分でしてもらえるように 利用者に説明をして自主的にやるように勧めて下さい」ってくらいが妥当でしょうか(笑)嘘じゃないでしょ?ぜ~~ったい、口が出ますよね・・・「そんなのいきなり出来ません」「Tさんは自分で飲むのは無理ですよ」「とろみのある方はどうやるんですか?」ってな感じで、ぜったいにやりたくない光線をシュパシュパと出してきますね(笑)だって、これまで通りにやっている方が、頭も使わなくてもいいし、決まった事を決まった時間にやっておけばそれなりの評価もある。なんで、文句を言われるであろう、「ドリンクのすすめ」をあえてやらなきゃいけないの?めんどくさいやん・・・って会話の終着駅まで予想出来ますね。このように、変化には反発、反抗 がつきものである事を分かっていただけたかと思います。これが理由の一つと言う事ですね。でも、仕事の場合は、このピキピキな空気の中で改善改革をすすめていかないとダメですから、初期の段階ではかなりの燃料とパワーを消費します。精神的にも疲れますね。ある意味・・・この環境と緊張感を仕掛けるくらいの意地悪さがないとやっていけない取り組みなのかも?って最近は思います。よって改善改革に取り組む際に一番面倒なタイプの職員ってのは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時間切れ(>_<)というわけでさすがに眠たいので続きは後日に(笑)中途半端な考え方ほど・・・・・なのです。
2011年05月06日
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久々に更新すると何書こうかと迷いますね。今日は久々に他のお気に入りの方の日記を全部読みまして・・・ちょっとだけコメント入れたのもありますが。入れなかった人・・すみません。最近コメントをする前に次々読んでいって後から書こうかと思ったやつ一つか二つくらいにしか書かないという横着をしております。書きだすときりがなく時間が足りないのでそういうルールを勝手に決めておりますのでご了承を。さて、介護技術の捉え方・・・というか、考え方ですかね。世間にはそれはもうセラピストの方も数知れず、△▼介護技術、古●●介護、な・・・介護・・・色々(笑)沢山の手法と言うか先生と言われる方々も多いですよね。習いたいなぁと思うこっちが迷うくらいにあります。きっと、どれを習ってもそれなりに身になり役に立つものだと思いますが、いくつかの介護技術の説明を聞いていて少し引っかかる言動がちらほら。起き上がりや立ちあがりなんかの時に、「自然な動きで・・・」 「自然と楽に・・・」この自然っていう意味ってご理解ある方、いるでしょうか?セラピストさんなんかだと分かって下さる方もいるのですけど、この場合、自然な動きっておかしいんですよね。その人にとっての自然な動き・・・介護ってこういう言葉に弱い。普段過ごす中での自然な動きってのはいいのですよ。生活に対して出ている言葉でしょ?ただこの起き上がり等の場合はね、自然な動きでは根拠がないのですよね。自然な動きでは、きちんとした目的をもった起き上がりは出来ないと言う事です。目的がない起き上がりって???介護者の技術に満足、「それ見ろ!!俺様介護ですね。」起き上がりにだって、ちゃんと目的が無いとダメなのです。なぜ、この人は足を自主的に動かさせて、肘や手首がああしてこうして・・・なのか?それはその人が持つ身体的な動きにおいてその能力を最大限に引き出すから、そういった動きで介助をしないといけない。ってなふうに(笑)その方をきちんと見てないと、何故、手を出し、なぜ手を出さないか?この理由も分からないままに介助をする。下手をすると技術の出来に頭がいってしまい、肝心の利用者さんにとってその介護技術を使った起こし方が、自立を促す方法かどうか?判断する事も出来ない。これが一番怖いのですね。自分で出来る可能性をも摘んでしまうのです。最近色々な場で学ぶ機会が多くて、様々な方との講義、議論、意見交換をやってますが、この技術においては、面白い議論が出来ますね。だって、どの先生と言われる方のやり方ってね、「言い回しや細かな位置は若干違えど、その形になるものは、ほぼ一緒(笑)」なんですよ。テレビ中継みたいに一斉に放映したら、そのそっくりさにきっとびっくりしますよ。そうなると・・・・そのセミナー受けるのに、値段がバラバラってのもまた何で??? となるんでしょうね(笑)個人の考え方なのか? たまたまなのか?一度、そういった方々の座談会ってのを見て見たいなぁと思います(笑)ホントに。とまぁそれはさておき、うちの職員に言っている事は、「技術バカにならないでね」「無理な時は2人でやってね」「細切れに考えて下さいね」ってことくらいかなぁ。上の二つは、予想出来るかと思いますので、説明は省略を。一番下のやつね。これは大事ですよ。本当に。人ってのはついつい、一気にやってしまおうみたいな考え方が多く、どれだけスムーズに手短に楽にやるか?って所に、介護技術を求めるでしょう?これは間違ってないのだけれども、落とし穴におちてしまう結果にもなるのです。現に、先月の技術練習の時にもろに落ちてしまって、そのせいで、「技術に難しさと高度さを感じてしまっている」のでした(笑)こうなると、まず技術の練習に不足がある方や自信のない方は、この練習の空気を嫌がるか日和見を決め込むようになりまして。。。これはボチボチって思って、先ほどの「細切れにやったらいいんよ・・・」と言っちゃったわけです。録画をコマ送りで見るようにね。そうすると、無理なく誰でも出来るようになったわけです。と、練習に参加する積極性が出てくる出てくる(笑)こういった事を予測しながら見ているのは、悪いなぁって思いながらも、ついつい・・・(笑)というわけで、この技術も見事細切れにやっていく事で解決したわけです。介護技術を極めるって方ほどにこの傾向に落ち込む場合が多いので、私は???って思った方は、一度その介助がしんどいならば細切れに介助をしてみましょう。光が見えるかも知れないですよ(笑)一つ一つの介助を確実にね~
2011年05月01日
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みなさまこんばんは。 というかおはようございますか・・・ 気が付けばこんな時間です。 そんな事はどうでもいいとして、 2日間、仕事で横浜へいってました。 老健の方はいよいよレイアウト変更というところまで、 来てますが、スタッフのカンファをこそっと聞いてまして(笑) はっきり言うと、 しないほうがマシ という内容というか何を話したいのかすら分からん。 答えも出ないまま途中で1人スタッフが帰り、 また一人・・・おいおい・・・何の会だ?と。 これから異動の方が2名いたのでまぁいいかと思いながら しかし、酷いもんです。こんなに違うと怒る気もなくなる。 ので、怒るのはやめました。 つまり、ジ・エンドになってもらうことにしました。 と、 答えは出たので、レイアウトを簡単に 説明をして今月末までに変えてもらうことに。 お風呂場と通路は新提案として追加。 新規で来た職員がおかしくならないうちにやっておかないと ぬるま湯にどっぷり行くと必ず抜けれなくなるのでね。 後は、ここも一からやり直しです。 会議の仕方、書面の作成方法、ルールの定着。 どうせ1からなんで思いきってやっていこうと思います。 ここはきちんとした形でのモデル化にするので、 あらゆる要素をきちんと入れ込んで最終的には 上の入居者階も改革しないといけない。 まずは一階からやっていきます。 で、 タイトルの方に話題を(前節長いですね・・・) 介護技術を裸王の部屋ことTさんにお願いして 実演を兼ねての講義を配信していたのですが、 ここで見ているとおもうことがあります。 共通していることとして、 いろんな介護技術を提唱する方々の中で 理論や根拠がある技術の形の大元は同じであると いうことですね。 もらった資料や学んできた事を照らし合わせると ほぼ同じ(笑) ということは間違った事はやってないと いうことですね。 そんな配信の中で前後を流していたわけですが、 私も言ってしまったのが、 技術におぼれる 技術バカ という言葉。なんでもかんでも技術が 出来る自分に酔ってるというか 自己満足型介助の典型ですね。 廃用症候群に向かってまっしぐらなんで こういった方が技術を学ぶことは恐怖でもあります。 自施設で見つけたら末梢ですが(笑) でも、こういった技術を学ぶ際はやはり、 どういった方に有効でどういった場合は危険であることを 同時に学び、その理由をきちんと知っておかないと エライ事になりますね。 その重要性を再認識した講義でありました。 その後は、例のごとく懇親会というなの呑み会ですが(笑) この時に会の話がよく出てきます。 こういった話が前向きであることが救いでもあります。 これが単なる愚痴大会なら・・・ お酒がまずくなるのです。 しかし、 関係ないが、 未だに横浜中華街とかいったことがない。 この間食べたラーメン、関西とかにはあんましない感じだったけど おいしかったなぁ。 でも、刺身やお肉でここがうまい!!ってとこはあるのかな? お酒もしかり。 学びとお酒。 私の中でのバランスは非常に重要です(笑) また話が脱線してますが、 次回はおむつについての事、施設の見える化についてですね。 これもまた現場必見のものとなるでしょうか? こうご期待を。 追伸:来月は大改革の月にする・・・
2011年04月19日
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みなさまこんばんは。横浜よりようやく帰宅し(3日間)、家での仕事を終えました。 今週は休みがないです。そんな中、一つのメールがありました。出先であったので返答は今日書いたのですが、お相手は昨年7月から取り組みをしている老健の施設長(院長)からでした。その内容は、デイの様子を始め、利用者さんの表情、職員の動きや言動、環境など・・・以前と比べてあきらかにと思うほどです。理事長である私は施設の中身にそれほど興味をもっていたわけではなく、職員に任せきりであったこともあり今月の契約終了の話を職員から言われた時もさほど気にもしなかったのですが。(失礼とは思いますが)職員がもうしばらくの継続をと言うので、ちゃんと現場を見た時に、まず窓があり外が見えることに驚き、患者さんがあちらこちらにいる事に驚きました。蛍光灯や周囲の環境も以前とまったく変わっていて・・・という感じの内容でした。返答にはこう書いてます。これらを最初から現在に至るまで、変化をさせたのは職員そのものです。私はそのきっかけと変えることの楽しさ、変えた後どうなるか? を教えてきただけです。職員の頑張りと踏ん張りをしっかりと評価して上げて下さい・・・・・と長々(笑)と続くのでこれくらいにしておきます。正直、何の返事もなかったので今月も行かなくていいのかな?とあきらめ半分、でも変化があるのでもう少しと思っていた矢先の事。やってきて良かったと思えた瞬間でした。施設の希望でもうしばらくの継続と今後は定期的な指導のお話もいただけました。入所に至っては講義もすることになりました。これで施設全体にもこの改革の波が伝わればいいなと思います。これまで自分のデイをはじめとして、いくつかの施設の改善に取り組んで来ましたが、共通して思う事は、「必ずやろうとしてくれたら変化する」と言う事です。それは、利用者さんも職員もです。私が色々と施設におじゃまする機会が多くなっていますが、そんなとこでも、ブログやツイッターでもそうですが、一様に「自分達には変える事が出来ない」と言っているのをよく見ます。でも思うのですよ。経営者や管理者のせいにするのは別にいいのです。皆とは言いませんが、だいたい変わろうと思えば変われる業界なのが残念ですが今の介護業界です。ただ、変わり身が出来るのだから、ちゃんとした介護に対する思いがあるならばその思いが形になる施設を探すか、自らのスキルをアップして、その形がつける位置に上がることです。転職で上がってもいいと思います。愚痴るリンクには愚痴る環境しかまわってきません。求めるものがあってそれに向かってアクションを起こすから自分の軌道が変わっていくのです。ネガティブ発言を全否定はしないですが、繰り返して沈むくらいなら、一回ぐらいは明るく元気よく根気よく勝負してみて下さい。アクションが無い限り、求める環境なんて絶対にこないので。わかってくれるかなぁ~・・・
2011年04月10日
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みなさまこんばんは。さて今日は久々に施設での事を書きたいと思います。先日、施設に研修の形でボランティアみたいな方を受け入れしてます。本人さんは一度見学へ来て、ボランティアで来たいといってくれたのですが、どうもこのボランティアってのが施設にあっているのかどうか自分の中でイマイチ理解に苦しむ部分があってですね・・・よって研修という形で実践的に学んでもらう事にしたわけです。決して戦力として見ているわけではないのですよ(笑)研修です、研修。正直にいうと・・・ボランティアではもったいない(笑)ので、実践的にお願いしてます。だって、利用者さんからしたらきっと「お!!新しい職員さんだ~」「ここんとこ、入れ替わりがずっと無くて新鮮さが(笑)」というようなコメントが予測できたので。初めてであったので過度には求めず、参加したいもの、入りたい部分から自主的にお願いしました。そういう光景を見るに・・・「学ぶ気がある人は見ていて安心」ということに気づきます。反対に正職員であれ、事業所の人であっても学ぶ気が無い人などは、それはもう・・・酷いものですね。利用者さんにとってはいい迷惑なわけです。そんなこんなで一日を過ごしてもらったわけですが、利用者さんは本当に「努力家である」と思いますね。だって本当に見て来てて変化をしていく人があるのですから。気持ちのいいくらいそれが分かりやすい方もいて、こういったものが職員にとっては本当にやる気につながっているわけです。研修として来てくれている方には明日言おうとしている事があります。それは、「利用者さんはこちらが思うほど弱くない」ということです。私もエラそうに言ってますが、仕事を何度か変わるたびに(福祉の仕事だけ)今、かかわっている利用者さんの事を気にしていて最後まで色々と言っていた記憶があります。それ自体を否定するつもりはないのです。人間だもの(笑)情もあり情けもあるし。でもね、職員は所詮他人なのです。だから、学校で生徒を送り出す先生の立場(この場合の上下関係は無し)にいないといけないわけです。いずれ離れていくものであることです。ということは、そばにいるのは家族です。独居の方は介護保険の場合、近隣の方かケアマネになるのかも知れませんが。ただ、勘違いしてはいけないのは、自分が見てないと利用者さんは大変なことになるという思いこみです。人間、そんなに弱いものでないし、自分(職員)にそんな力があるとは思えません。そんな思いこみや勘違いで関わりを持ち続けると、きっと、精神的に追い込まれて、弱い方は病んでしまいます。そういうプレッシャーってのは半端なもんじゃない。利用者本人からだけならまだいいが、かかわる人すべてに言われるのである。で、その呼びかけに来れないって返答をしたらあんたしかいないんだよ!!言う事を聞いてくれるのは!!なんて感じで重圧がかかるのです。人が良い人ほど、この重圧に耐えれなくなります。だって達成しようと叶えてあげようとするからです。うちのデイで利用者さんを見るようになって特にそう思います。同じ人として見るということ、接するということ。その本当の意味が少し分かってきたように思います。利用者さんも職員も同じ一番であることの理由でもあります。人ってのはそんなに弱いものでない。病気になってもそれなりに懸命に生きようとします。病気でなくともそれなりに生きていけます。人は強い生き物です。だから、そういう考え方をもって仕事をしてくれたらと思います。そうしたらきっと何だって出来るようになる。そう考える事が出来るようになる。そうしたらちょっとは明るい未来が見えるようになるのです。本当の意味でのモチベーションアップなんてのは、自分自身の気持ちの持ち方と考え方、その視点であるのだと思います。もちろん万人に当てはまるなんていうおこがましい事は言いませんよ。人それぞれですから。でも、色々愚痴やら文句を言う人に対してはこうやってはっきりと言います。「選択できるだけマシ!!」であると(笑)その一番の贅沢を行使出来るんですからね。幸せであるとしかいいようがありませんね。というわけで、利用者さんに負けずに、自分の心配をして頑張ってほしいものです。ちなみに、この文面の中ぐらいからは、研修に来る人に対してではなく、すぐに弱音を吐く方々に対してですのでご理解下さい。研修の方には、「利用者さんは案外強いものですよ」とだけ言う事にします。介護業界の方は口を揃えて不具合や不満を言う方が多いように思いますが、聞いてる側からするとですね・・・「好きな人がいるんだけど告白する方がいいかな?それとも黙って見ている方がいいかな?」こういう、答えは決まってるのにいちいち聞くな!!みたいな内容に思えるわけでして・・・だから聞いているうちにどっと疲れが出てくるのです。いつもまでもダラダラと悩んで言ってることってのは、結局、何にも解決に結びつかない。だから好きな人とは縁がなくなる。思い切って言えば、上手くいけばお付き合いが始まるし、ダメであっても一旦あきらめれたら、新しい出会いに向かってまたスタートが切れるわけです。ようするに、「思う事があるなら行動で示せ!」という結論です。分かり切ったような内容で、実施がほぼされない案件でした。明日は久々の一日中、デイとデイ会議と技術研修です。介護にどっぷりつかって楽しんでこようと思います。やはり現場が一番であるってことですよね(笑)
2011年02月20日
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みなさまこんばんは。ブログも最近はコメントを少しするくらいです。申し訳ない・・・いろいろとあってなかなか落ち着かずです。良い事も悪い事もありますが、その内容によって気分もこんなに違うものかと驚いてます。悪い事はもうちょっとで解決すると思うので気持ちは楽になってます。そんなに長い期間をもってなかったつもりではありますが、いろんな出来事に隠れていてようやく明るみに出たかなと。一つの結論が出ている事を願ってますが。良い事。今週末の6日の分科会について。ウィリング上大岡(横浜)の会場の一部を貸し切っての朝から晩までの本格的なものでして、そこで分科会の講師をするわけですが。先ほどから、パワーポイントでの資料作りに四苦八苦してます。せっかくなので、30分の講義と30分のディスカッションを予定しているのですが、内容をどれにするかな~って感じですね。これを配信でもおこなうので、余計に展開の構成が・・・配信している分、ディスカッション中も簡単な講義をユースト向けにやりながらと考えているんですけどね・・・そこまでやってる余裕がないかも。前日には前夜祭という名の懇親会(笑)があって、そこでも色々とお会いしたい人もいて、楽しみは沢山ありますね。最終日は老健の教育の仕事ですので、充実した3日間となります。しかし、休みがない・・・・翌週の土曜日も見学があるので出ないといけませんね。仕事が休めるのは13日の日曜日となりそうです。でも、介護の仕事を通じて出会う方というのは、この仕事ならではなのかもしれませんね。 そういった意味では本当に面白い。場所が違っても、目指すものは一緒であること。やはり、思います。自らが目的をもって動く事で、その環境とかかわる人も動くものである。動いた結果、未知の期待がまた見え隠れする。だから、また動きたくなる。自分が出来る事を精一杯やってみたいと思いますね。今週からは自施設(訪問介護と居宅とタクシー)のテコ入れに週一回、はるかかなたの彦根市まで行かないといけません。京都での運営支援もあります(エステってどうからめる???)神戸と大阪のデイは共にポイント制を導入します。山口の通貨以上に使いがいのあるポイント。ためる楽しみと使う楽しみが両立するもの。これは面白いと思います。このポイントが生み出す生産性には、沢山の可能性があります。目標は、ずばり!!職員の給与ベースアップです!データを出して、効果を確認して、一年以内には何らかの形にしたいなぁと思います。これくらいの目標は立てておかないと、ちょっとした事で妥協してしまう可能性があるのでね。職員にも言っちゃたし・・・・改善処遇金にかかわりのない看護職には熱い期待があるようです・・・・怖・・・・という事で、当施設では、再度、仕事部会を復活させることにします。ポイントに見合った仕事をしっかりと考えてもらわないと。楽しみですね~で、明日はひこにゃんの彦根に行くのですが、問題は雪。車で動く人なので、雪が・・・・行けなかったらどうしようかな・・・電車は嫌だなぁ。でもいかないと。さてどうするかな?
2011年01月31日
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みなさまこんばんは。自社ホームページの資料を作成し終わってホッとしてます。この三日間、一応休みではありましたが、自宅での仕事が多くあんまり実感はありません。先ほどまで仕事でしたから(笑)とまぁ愚痴はこれくらいで。今日は介護の専門性って?で書きたいと思います。介護職をしていてその専門性をって聞かれた時にみなさんは何と答えるでしょう?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・色々考えが浮かんだでしょうか。もちろん答えは一つではないし、働く環境によってその答えの取り方も違うことと思います。ただ、キーになる言葉はあります。それは、「利用者さん」 です。これが重要性をもつということは理解してもらえると嬉しく思います。あえて難しくは言いませんが、万人共通の理由としては、利用者さんの状態をあらゆる意味で良くするための介護保険制度であるからです。 家族が楽になる等の理由もありますが、利用者さん自身が元気になれば、希望も持てるわけです。 よってこれが根拠となります。専門性というのは、このおおざっぱな目標を達成するために、介護職として何をしていけば良いか、の質の部分なわけです。もちろんこれは、肉体的にだけでなく、精神的な事も含まれます。介護職の普段の仕事というのは、仕事の内容だけで見ると専門性は少ないはずです。 が、その方法やアプローチで専門性が出るということは以前のブログでも書いてます。 他の方のブログにはもっと書いてますが・・・ただ思うんですね。例えば、その人がいて話を黙って聞くだけで、その方の気持ちが安らげばこれもまた専門性となるわけです。ただこれには多少の環境と条件が必要なのですけど。今、うちの職員や教えに行く施設では、こういう内容を考える時間を設けています。本当は、いつも考えてほしいのですが、そうそう上手い事いくものではないので、あえて設けてます。設ける事で、時間に限定して真剣に考えるらしいので。集中力の持続性との兼ね合いがあるもので、長々とおこなうと結果は良くないと思います。専門性って言われても困るものです。だって、その専門性を考えるほどの十分な教育を受けている人は本当に少ないでしょうし、専門性を定義づける程、歴史の長い職種でもない。まだまだフワフワとしている状態であると思います。よって、介護技術同様に、様々な人達から様々な方法論が発信されてますね。はっきりいって・・・選べるものではない。だって、選べるほどの知識は私にはございません。悪く言うと、どれもなかなか立派なものでもあるから迷うのです。関係はないのですが、学歴、職歴なんて見ていると、逆立ちしてもかなわない人達ばかりです。 こういう人らが考えるんだなって思うくらいですから。でも学んで行かないといけないわけですので、頭の悪い私に出来ることって言うのは、チョイスすることですね。これは、自分の介護に対する考え方や取り組み姿勢が際立つものですので、可能です。今のデイの場合は、まさに夢のみずうみ村をチョイスしたわけです。実際にそれを形にするのはチョイスでは無理なので、苦労はしましたけど(笑)しかし、チョイスだけではそこそこ出来る方もされるので、自分にだけ出来ることってないかなぁってよく考えたものです。で、答えはすぐに出ました。それは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・秘密です(笑)でも大したことではありません。皆がそれぞれに持っているものを具体化しただけですので。あえていうならば、その具体化したものを、実在のものにするか?だけですね。これだけなのですが、この差が非常に大きいのだと思います。実在しない事ってのは、学者レベルにはかないませんし。そういう意味で、いつも形にする事にこだわるのですね。だから、介護の専門性っていうのも、様々な答えがある(最初に書きましたが)のですけど、結局は、その答えを形にする。実施する。としないと、議論や評論レベルでは何の意味も持たないということです。だから、良いと思った事はまず実施しましょう。失敗したらその原因を知り改善策を実施しましょう。その繰り返しがあれば、現場も環境も変わります。要は、自らが動くこと。で、すべては始まるということですね。自分が関わる人には、ちゃんと伝えていきたいなぁと思います。本日は中身のある内容でした(多分)
2011年01月10日
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みなさまこんばんは。今日は色々な〆切があって、USTREAM STUDIO CAFE OSAKA にて居残りで仕事をしています。あまりに入力作業が多くて、息抜きのブログになってます。さて、今日は久々に施設のこと、介護だけのことで書きたいと思います。本日は、遠く和歌山県海草郡紀美野町にある老健の作業療法士の方と介護福祉士の方が当施設へ見学に来られました。色々と施設で取り組みを行っているものの、関わる利用者さん単体では作業を行ってくれるものの、他の利用者さんは知らんふりだとのこと。要するに、それを手伝おうともしないし、感心も持たない。だから、時間だけが過ぎてしまっている状態だそうです。今回は先にどういった内容の事を学びたいかを明確にきちんとレジメをあげてきてくれていて、私の暴走的な施設の説明に上手く歯止めをかけてくれてます。おかげで、余計な事は言わないで済みました。最近施設の説明でよく言うことというのは、「他の施設は沢山見た方がいい」「ただし、チョイスが必要」「山口のやり方がベースである」「しかし、利用者さんへの目的、施設のビジョンは違う」こういう感じで、良いようにいうと施設の特色が出せてきています。先日の事があってから、まだ数日ではありますが、職員の意識に変化はあって、いい感じで張りが出来てますね。おかげで、今日の見学者に対する対応等は、今までで一番良い結果と感じました。施設長以下、主任も職員さんもご苦労様でした。多分、読んでないと思いますがこの場を借りてお礼を・・・。で、話を戻します。さすがに専門職だけあって質問等はいいところをついてくれてます。答えがいがありました。結局、当施設の場合、介護職と看護職だけであるので、専門職(理学療法士や作業療法士等)がいません。よって、純粋に、施設の取り組み方と職員の質で勝負をする形なのです。ここ最近は良い刺激を受けた事もあって、介護職だからこそ出来る介護事業所、介護職が一番の事業所を目指してます。だって、デイサービスってのは介護事業なのですから。本当に単純な理由ではありますが、そう思うのです。こういう事を作業療法士さんの前で、一応断りをいれてから話をしているのですけど、これは別に専門職の否定ではないのです(笑)問題はその位置づけ。介護職って、結局、普通にやっているとその位置が一番下になるわけです。自分もなんだかんだ言っても介護職。そういう位置関係は介護を専門とする職種においては問題です。上であれば良いというわけではなくて、もっといい位置で世間に認めてもらうためには、その努力が必要になるわけであり、その努力は施設運営と利用者さんの結果によって判断されます(外部では)。よって、専門職をいれずに勝負をすることは大変意義のある事です。ただ、本当の形は、お互いの職種に関係なく、イコールで繋がり連携をする関係というのが一番である事はお察しの通りですね。ようするに、職種に関係なく、その施設を左右するのは本当に「人材」そのものだということですね。今日、施設に来て下さった方々なら、一緒にデイをする事できっと今以上の専門性を取り入れた施設へ、バージョンアップ出来るだろうなぁと思いました。と、その方々にも言いましたけど。今、私は施設へ職員教育をしに行く機会が増えてます。デイのやり方以上に、介護職というものの不安定さがよくわかります。低賃金、悪循環な環境の中でやってられない!!と息巻く方々もおられますね。間違っているとは言いませんが、そういうものを愚痴ったところで自身を取り巻く環境に変化はありません。そのうち反乱分子扱いをされて追い出されるのがオチです。自分たちがその環境に不満であるならば、出来る事から自分のために行動を起こさないといけませんよ。だって、どうせ文句を言いながら辞めるんだったら、その内に秘めている自身の介護の形を押し切るくらいの根性か覚悟くらいはないものかと思います。利用者さんのためって理由でもいいですが、自分のためという方が良いと感じます。その場を去るわけですから、残された利用者さんのためって言うのでは、イマイチ行動に覇気が生まれないでしょうから。利用者さんは確かに、弱い立場にあるのは事実ですが、この年代の方々は、職員が考えるほど弱い方ばかりではないのです。しっかりと自分なりに生きていく手段を構築出来る方もいます。だから、その現場を変える事が出来なくても卑屈にならずに、次の職場でその思いを形にすべきなのです。ようは、嫌々施設の方針に従い、自分の介護感に妥協しながら日々の業務を行う事がお互いにとって一番無駄で効果の無い事である。と言う結論です。だから、変えたいと思った時に、しっかりと行動に形に表しましょう。介護職員なんてのは、文句をいって辞めて、また転職して・・・って感じで、選択肢も沢山あるし、その場から逃げだす事も簡単ですよね?利用者さんはそうはいかないのです。だからそういう事を踏まえると、選択が出来る自由が豊富にある側は恵まれています。その事をしっかりと把握した上で、色々な愚痴を考えると何にも言えなくなると思うのですがいかがでしょうか???
2010年12月06日
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みなさまこんばんは。昨日にブログをアップしようと思いましたが、書類作成の仕事に追われてコメントのみでした。で、今日もそうなるのですが、先にアップしたいと思います。さて、思わぬ事態といってもその内容とは自分の身体。昨日に介護技術の勉強をしていたのですが、その際に、元々痛みかけていた筋肉にとどめを刺したようで結局、昨日の晩と今日の朝はちょっと立つのもきつかった。で、整形外科へ行く事にして朝からいったのです。しかし、連休後で天気が良いということで、病院は満員御礼でして・・・・おかげで、10時にいったが見てもらったのは12時半を超えていて会社へいけたのは14時という状態。違和感を持ちつつ、本社にて人との面談。で、スタジオ開設の打ち合わせ兼契約。で、ビルオーナーさんとの契約準備と打ち合わせ。この地点で終了時間がすでに21時でした・・・予定は19時だったのに。で、新規事業についての打ち合わせ。とっくに23時は過ぎてました。昼から出勤になってもきっちり8時間勤務をする状態です。腰はイマイチ。 診断はいわゆる、ぎっくり腰らしいです。しかし、怖いと思ったのは、これが昨日の練習の途中で痛い!!って思いながら、普通に風呂技術をこなして、その後普通に車を運転して帰ってきたんですけど、家に着く前くらいから、とても立てる状態ではなくなっていて、昨日は歩行もしゃがみも勘弁してください~ってくらいでした。人って本当に気持ちの生き物。気の張りがなくなった瞬間にその身体の負担がのしかかってきましたから。おかげさまで仕事は沢山ありまして、来週はいよいよ関東へ初仕事です。一応横浜へ伺う事になりました。今回は施設の方からの招待という事で状態の確認と今後の事を話してきます。遠いとは思いますが、自分の可能性とやり方を広めるという自分の思いを達成するために頑張ってこようかなと思います。会社はまだまだ小さく日々苦しい状況が続きますが、今はそういった事も試練だと思います。仕事があること、依頼があること。それで十分だと思いますから。しっかりと自分流を貫いて今後のために努力をします。身体が資本だという事も痛感した今回の事。ちゃんと治して、またフル回転で働きたいと思います。
2010年10月12日
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みなさまこんばんは。今日は一日走りっぱなし。熊本~奈良まで寄り道3カ所しながらも先ほど到着。さすがに、これだけ走ったのは久方ぶり。パリダカールラリーもびっくりの一日 1000キロ走行でした。さて、先日の分が二日目となります。昨日は、大牟田市で小規模多機能型と訪問、薬局をされているミュッチの母さんの事業所へ立ち寄り、事務所で色々と話をすることが出来ました。ミュッチの母さん、とてつもなくパワフルかつ経営センスがピカイチ。しっかりと見習うべき点等、自分の弱点等も理解が出来て、今後に繋がると思います。生い立ちや今までの経験等、貴重な話を聞いていく中で感じた事。それは、「あれこれ迷わず、感覚でとにかく進むこと」 です。もちろんその裏には失敗のリスクを計算した周到な動きもあるのです。この辺りはまだ今の私には足りない部分。 しっかりと考えないと・・・後は訓練の話等は共通の内容でしたね。 高齢者住宅等の展望も良かった。本当に、何らかの形で提携した事業化を一つくらいはやりたいですね。ぜひ、検討してください。 お待ちしております。スタッフの事では、色々と話をする側になりましたが、本日朝より、色々な意見は言ってます。 結構手厳しく言ってるかも知れませんが、特徴を出すと言うのは、同じ部分での背比べよりは、近隣、もしくは周辺以上の施設ができていない事をきっちりとやれば、それだけで自施設の評価は内外共にあがると言う事の話をしています。要はそれはどういった事をするのか???ってことですね。その内容はきちっと事務の方に説明をしてますのでご安心くださいね。多分、これから理解をしていくことと思います。その後、おいしい料理屋さんで、ご馳走してもらって宿泊先まで手配していただき、感謝しても足りないくらいです。 本当にありがとうございました。ところで、・・・・とうとう会えましたね。 ミュッチ。ちゃっと出てきてくれて、床でくつろいでたミュッチ。いつまでもお母さんの支えで元気でいてくださいね。今後の事業の方向性や展開も含めてまたじっくりと話をする機会があることを願っています。 またいい元気をください。よろしくお願いします。そして、本日。今日はちゃんと最初からぴーなさんのデイを見にいかせてもらいました。最初は主任さんと色々とお話をさせていただき、いろんな意見や当社のデイの様子を見てもらってました。その中の話で、お風呂等の大変さの話が出て、うちのデイで取り組んでいる介護技術の話になりました。自分の性格もあって、そういう話をしていると、めんどくさいから、とりあえずやりましょう!!ってなるのです。 だからやりましたよ。途中からはぴーなさんも入っての勉強会となりました。きっと、施設長さんは、「こいつ何もの???」って思っておられたでしょうね。よくお話をしておいてくださいね、ぴーなさん。よろしくお願いします。看護師マスター?みたいな方に、途中で「そんなの出来ない!」と遠くからの否定の言葉を受けながらやっておりました。が、こういう言葉って逆にやる気をそそられますね~。だって、こういう人ほど案外この技術のやりやすさにはまるので。機会があれば、納得させてあげたいなぁ・・・・この看護師マスターさん。お仕事中にも関わらずに、嫌な顔一つせず、お付き合いしてくださり、主任さん、ぴーなさん、ご苦労様でした。 更なる技術の向上を目指して思考錯誤をお願いしますね。私のその後は・・・・あと一つの用件が山口の防府の施設の訪問です。でも、夢むらではありません。 個人的な知り合いの施設です。施設自体もなかなか・・・・山口を見習って取り組んだ形跡が随所に見られる特徴のあるもので、これもしっかりと参考に。で、話をきちんとして、今後につなげる事が出来ました。後は結果を出してつないであげる事が出来るように頑張りますね。当の私は、明日は昼から一泊での東京出張です。目的は、もちろんユーストリームの開設に関わる契約とスタジオの見学。一見介護になんて関係ないって思われる方・・・・・あまい!!!!!これが、非常に関係あるようになるのです。というかするのです。この技術や仕組みをきちんと介護に取り込んで形にしますよ。来年に結果が出ます。 上手くいく事を願っています。早く100%事業計画が進んでほしいものです。社運をかけた内容で、自分のアイデアがどれくらい通用するか?も見る機会です。利用者さんの喜ぶ顔をみたい。こちらが何かをして笑う笑顔ではなくて、自分の意志で自分が笑いたいときに笑うような自然な笑顔。 それを引き出すのがこのコラボの目的。それを安全。 転倒とかと違いますよ~ 食事に関してです。これらをクリアする事で実現できるのです。 簡単ですね。だから、もうしばらく老体にムチ打ち頑張ります。明日は大事な案件の交渉、最終です。上手くまとめてはずみをつけたいです。今回の訪問で本当に色々な方にお世話になりました。ぜひ、大阪の施設へ訪問の際はしっかりと職員一同でもてなしたいと思います。 ありがとうございました。
2010年08月02日
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みなさまこんばんは。その1となってますので、昨日の内容をアップしたいと思います。朝6時、門司港へ到着。その後、一・路目的地の黒川温泉の宿へ。別会社の依頼で、温泉旅館で現地状況を見てきてってお願いがあって、向かいました。はっきりいって。。。。。遠い。山の中で電波悪い、道がグネグネ。ただ、環境は抜群。静かでのどかで気持ちがいい空間と景色です。で、問題の旅館。 趣があって離れがある形の森の中の隠れ宿です。個人的には大好きな感じの場所。 縁があれば来たいと思いますね。次にそこから40キロ走り、目的の豊後大野市へ。所定の住所をもとにナビとiphoneからのグーグルで調べると、ちゃんと一致している・・・・が、しかしちょっと予想外の展開。まず、所在地に公的な建物が建ってる。で、主たる事業所の住所は木工所?みたいなものがある。一応周辺を見てみるも・・・・・やはりその位置が目的地。困った・・・・やはり県の担当者らとの話し合いが必要と判断しました。後日、日程を検討します。その後、熊本へ向かいました。施設の見学と、お気に入りの登録をしている、びーなさんと少し話をしました。どちらかというと私が一方的に話してばかりですみません(>_<)ただ、個人でも出来ることはあるので、その事はご自身の思いや考えが間違ってないことの証明にもなるので、やって下さいね。人間、そういった意味では心に正直なのが一番ですので。で、時間を少しオーバーして、いきいきリハビリケアさんの施設へ。唯一見れていなかった「いきいき野中」もむくの木さんともお会い出来ました。ここでも私がしゃべってばかりで・・・すみません。 ほんとに。で、施設を一通り見させていただきまして、集まって下さった方々との食事会をセットしてくださっていた会場へ。その前に8月より居宅を開所される方の事務所へ案内をしてもらい、そこでまた介護に熱い方々との話が出来ました。そんな中でお酒に熱い方もおられて、半分くらいは、そのお酒のうんちくで盛り上がってしまいましたが、私はめったにない機会であったのでうれしくて仕方なかったです。ぜひ、次回はセッティング期待してます。 くまっくすさん。 場を移して、お酒の場となりました。 翔太さん、ざぁーまさん、Jさん。皆さんらが来てくれてました。 本当に月末の忙しい時期に集まってくださり、感謝してます。 本当に時間がまだまだ足りなかったですが、いろんな事を熱く語ることができ、また熱き思いを聞くことができ、こういった会が定期的に行われていることがうらやましく思います。何気ない話でお酒を飲みながらもいいのですが、こうやってお互いの考え方や取り組みをお酒の中で話すこともやはりいいものです。堅苦しくはない。でも、中身は真剣。笑いもあり。(まさみつ?たけみつ?)皆がいろんな呼び名で呼んでたんで結局本名が分からないのですが、はじけていた彼も、普段はおとなしい感じでおられるとのこと。 きっといろんな現場でのフラストレーションがこういった場で解放されて、それを笑いで受け入れる仲間がいるんですね。彼もきっと安心してお酒を楽しむことができるんでしょう。いいものです。いきいきさんの完璧な司会の中で、皆の事も聞くことができ、自分の考えも伝える事ができ、ぜひ、時間などの都合が合えば、てっぺん会へ参加したいです。場を離れて、締めのラーメンを食べにいきました。久留米がとんこつラーメンの発祥だということで、、ある屋台へ出かけました。そこで食べたとんこつラーメン。今までのとあきらかに違うんです。 あっさりで、白濁してないスープ。お酒の後のラーメンってのは、これだ!!って感じのおいしいものでした。本当に、こういった心遣いには頭が下がります。どこへいっても皆が仲良く笑いながら語り合えることっていうのは本当に大切。そんな仲間と組織を構築し続けるいきいきさんからはまだまだ学ぶ事がありますね。今後とも、いいお付き合いをスタッフの方共々よろしくお願いします。遠い場所であっても、その介護に対する思いや考え方に距離はないこと。やり方や取り組みの形が違えど、その目指す方向は同じ。その2つだけで、十分であるという事が今回の訪問で知ることができました。パート職員の立場で取り組みの矛盾に悩むも見ているものは明るい介護に対する思いであり、ひたむきな、びーなさん。熱い思いが交差する組織でお互いが研磨して立派にたくましくなっていくであろうと思われる、翔太さん、ざぁーまさん、Jさん。むくの木さんやあおぞらの主任さん、施設長さん、部長さん。居宅のJさん、くまっくすさん。今回は本当にありがとうございました。 自分のこれからやっていく施設と組織も介護の質同様に、皆が介護に直視し、思いや夢を真剣に話し合いの出来る組織作りに取り組んで行きます。 公言した3年後、5年後。言ったこと以上の結果が出せるようにしますね。その際は一度で良いのでぜひ見学と食事をしに来てくださいね。その行動に見合う以上のものを作ってお待ちしております。翔太さん・・・社長を説得してでも通したいような自分の介護感の形を実施して下さいね。ざぁーまさん・・・理念やビジョンは、彼女とのデートに例えると、行き先や目的地です。楽しいなって思えるため、彼女と仲良くなりたいために考えるその気持ちを介護に活かしていけると、悩まなくてすみますよ!Jの日記さん…ブログ更新、私的にはアドバイスした通り(笑) ただ継続は大事です。 今回はその修業と思い、テーマを見つけて書いて下さいね。いきいきさん、M部長、野中のセンター長さん、新しく入社したIさん。お互いが良い関係であることが何より財産ですね。お二人の訪問時はいろいろとまたご意見下さい。 センター長さん、何事も裁量と判断で(笑)Iさん、若い管理者役職者のフォローをその熱い考えで包んであげて下さいね。明日は、大牟田での出来事を話したいと思います。 こうご期待を!!
2010年08月01日
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みなさまこんばんは。岡山から先ほど帰宅。いやいや長距離の移動には慣れているんですが、ここ二日間の寝不足がたたってます。ちょっと背中が痛いですね。でもそれを一掃するくらいに良い事も学べて本人は満足です。このブログでも何度もいってるんですが、挨拶、声かけ等のコミュニケーションにおけるケアが生み出すものはしょうもないレクや中身の無い会話の無駄さを更に感じさせるもの。今まで見てきた施設の多くは、本当に言葉遣いがなってない。ため口、慣れ口、無愛想、笑顔なし等等。。。利用者さんを見て、見事にその口調を使い分けている辺りが本当に腹立たしい。こういう普通の事を出来るのに、なんで言葉遣いが乱れるのか?要は、相手を見下しているから。表面的にそうでなくても、心のどこかで、内面の一部で、自分は懸命に介護しているんだから、利用者さんからありがとうって感謝してほしいもの。という気持ちが深層心理である場合が多い。普通に介護の仕事をしていると自然とこうなってしまうのもでもあるんだけれども、介護の仕事をする醍醐味をこの利用者さんに感謝されたいという部分に求める限り、きっと施設における職場環境が改善される可能性は極めて低いと言える。職員にいくら上辺で敬語を使いなさいと言っても、その業務は継続されないことが多い。 要するに心底、利用者さんに対して尊重するという職員の考え方の部分で出来ていないからである。だって、自分より下だと思っている人に対して、敬語使って話すと言うことは多分苦痛の一言に尽きるはずです、。自分ももちろんんそうです。 幼稚園の子供らに対して敬語は使いませんよ。だってある意味自分が先輩で大人であるから。ただ、職員は敬語が使えないってわけではないのです。どちらかというときちんと使えます。正確に書くと、使い分けれます。分かりやすい事例を書くと・・・・や○ざ(刺青の入っている方)に対しては、多分ため口という選択肢はないでしょう。自分の恩師に対してもそう。いちいち、教えなくても自然と丁寧な言葉になっているんです。ところが、施設に入るとこれが変わるんです。相手が物を言わぬ弱者であるからですね。職員が本気になったら、利用者さんなんてどうとでも出来るでしょ?その気になれば自分で自由に出来るんです。だから、施設では虐待が起きる。酷いものもある。しかし、ドコモショップでお客さんが虐待にあいました。なんてことは聞くことすらないはずですよね。人の本質があって敬語を使えないって事も理由の一つですが、環境が人を変えるという事もまた事実です。職場全体がそういう言葉遣いで考え方も浸透している施設では新しい職員さんが入ってきても、その施設の空気に染まるのです。環境がそうさせるんですね。だから、施設全体が変わらない限り、こういった問題は改善されにくいとも言えますね。この問題は非常に根深いものなのですね。上辺だけで変えれたとしても、なかなかその取り組みが改善されないのは、この人の根深さにあるのです。よって、この根深い部分さえ、初期教育で叩き直して根絶しておけばある程度、その後の教育は浸透します。よって、改善を試みようと熱き思いで今後の施設で働く人々は、ここらあたりを把握したうえで、取り組みを行っていくとやっていくことに結果がついてくる可能性が高まります。時には、バッサリと根を切って、新しい種をまいて、芽が出る期間だけ、いろんな手で耐えしのげば、思い描く施設に変化することと思います。以上、本日は真面目な内容でした。みなさまのご意見、ご感想お待ちしてます!!!
2010年07月28日
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みなさまこんばんは。今日は久々に他の方のブログをゆっくりと読んでます。来週からの施設の業務改革での資料作りをしながらですが、それを作っていてついでにここに何度か書いたこともあるのですが、今一度書いてみたいと思います。教えていく中で、常識という言葉によくよく引っかかります。ここでも以前に何度か書いているのですが、「そんなの常識でしょ」「普通そんなこと常識的に考えてあり得ない」などなど・・・・こういった言葉は今の世の中ではあまり通用しません。職員が職員へ教える時にこういった言葉がついつい出るのですが、本当に通用しないのです。それは・・・人によって常識と思える内容が違うからです。たとえば、職員がお互いに朝に会って、「おはよう~」って挨拶があると思います。これっていわゆる常識なのですね。しかし・・・これを常識だと考えることが間違っているということです。よって、現実にこういった朝の状態において、挨拶をしない職員も実際にいますし、下手すると、避けてとおるような職員もいます。しかし、こういった職員からすれば、これがこの職員なりの常識であったりするわけです。だから、こういった職員にいくら、「会ったら挨拶をするのなんて当たり前よ!」などといっても、理解されないのです。だから、自分がきちんと相手にやってほしいことは、相手が分かっているだろうなんて甘い考えを持たずに、はっきりと教えていかないといけません。出ないと、いつまでもやってくれないのです。ただし・・・・その際はきちんと説明はしないといけません。なんですれ違った時には挨拶が必要なのか?なんで落ちているゴミは拾わないといけないのか?丁寧な言葉はなぜ使うのか? などなど。教える際にはこれらの理由と根拠をしっかりと言えないとせっかくの常識も相手は分かってくれません。ただの押しつけになります・・・というかそう思われます。だから、教える側もしっかりと理論武装をしておきましょう。今の時代、「常識を常識と教えないとダメ」ということですね。もちろんこれは年齢に関係なくです。介護業界以外でもそうなのでしょうけど、介護は特に人と人が接する仕事であるので、これが最優先課題となります。ちなみにこれと並行して、丁寧な言葉を使うことが重要になってくるということもいつぞやに書きましたね。ため口で話すことを、利用者さんとの関係が出来ているからなんて言う理由を平気でいっている職員がいたら多分、その施設は大したことは出来ていません。目上の人にため口で話すことなんていうのは、慣れ親しみに関係なくすることではないのですから。目上の人にはどんな時も基本は敬語なのですよ。これが理解できない方は、自らがファミリーレストランで働くウエイターやウェイトレスと思ってください。で、いつもランチで来てくれる常連さんに対して、周囲のお客さんを気にせずに堂々と、「なあなあ今日のランチ、チキン南蛮やけどさあ・・・どうする?」って感じで、いらっしゃいませも挨拶も言う前から言って見てください。これを言ってお店をクビにならないならば大丈夫だと思います。周りの視線・・・・店長への苦情・・・・想定出来ますね。結果、想定出来ますね。言葉使いの大切さが理解できないことは致命傷ということです。介護の仕事をしないことが事前のトラブルを防ぐ最善の策になります。こういった方は家族さんらの前では、利用者さんに丁寧に話しているものですから。家族=ファミレスの一般客の方程式が成り立ちますよ。こう考えると、施設の中の状態がいかにすさまじいケースが日常的に多いかが理解されると思います。ついでにいうと、この2点を徹底出来ている施設は、利用者さんに真摯に向き合っていて施設も職員も質の高さが維持されているということになります。いい施設選びの参考にでもしていただけたらと思います。来週はこんな講義の連続ですが、めげずに頑張ります。
2010年06月18日
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みなさまこんばんは。本日は、午前中にデイ、昼からは有料老人ホームへ改善業務指導へ行ってます。ビデオ撮影(参考資料作成用)のかたわら、職員さんに聞かれました。「メニューのマグネットの数はそれぞれいくつくらいがいいですか?」「いっぱいになってきて量を調整したい」こんな感じでです。単純に言えば、メニューボードを追加すればいいのですが、せっかくなのでメニューについて話すこととなりました。「人気のないメニューってどうすれば光を見れますか?」見やすい場所へ移動する、数を増やす、色を変える等等・・・意見はいろいろ聞けましたが・・・ベストの答えではないのです。それは、沢山あるメニューの中で位置を変えたりしたくらいでは、メニューの種類まで見れている方は案外少ないからです。よって答えとしては、別に表記することです。ファミレスでいうならば、季節限定メニューは別にちゃんとメニューが作られていますよね。あれと同じ感覚で、そのメニューだけのポスター等を作って利用者さんが確実に見る場所へ貼り付けるのです。そうすると、嫌でもその目には、情報が入ってくるわけです。それが気にかかったり、やってみたいと思えば、サジェストしなくてもメニューを選択してくれますし、表記をしたうえで、職員がひと声かけてあげると、その内容に気づいて、利用者さんに選択するという時間が出来るわけです。こうやって書いてみると、簡単やんって思いますが、実際の現場で果たしてここまで考えてするのかというと案外出来ない・・・していないものなのです。だから、結果としてメニューに偏りが生まれたり、同じものしかしていないように見えてきてマンネリ化してきます。そういった状態を回避するために今日はわざわざこの話題にもっていって職員に考える時間をもってもらったわけです。介護職は、そういった意味では肉体労働よりも頭脳で勝負していかないとその専門性はいかされることは無いと思います。そして・・・・・昼からは改革の仕事でした。ここでは、会議、記録、伝える、学ぶという事を自然とやっていけるようにその取り組みを踏まえて実践している最中です。たとえば、会議が13時からならば、きちんと13時には全員が指定の場所へ揃ってすぐに会議が出来るように時間を厳守すること。遅れるときは事前連絡をする。来れないときは代わりのものを手配する。こういった基本的なことや、会議をするにあたり、きちんとレジメを数日前には作成し、リーダー間では最低限共有をしておくこと。会議当日には各々の意見を携えたうえで参加する。話し合いの結果は議事録として残して、議事録を渡して口頭で説明をして、グループへ落とし込む。こういった普通の事を習慣化する訓練をしています。案外、介護業界はこれが出来ないのです。期限や時間を守ることは特にです。一日8時間の勤務を超えないように業務を終えなさいといつも私は言います。そうできる方法をきちんと考えてやりなさいとも言います。ここの段階で考えることが出来ない人は、最初からなんだかんだと理由をつけては8時間で終わろうとしません。 最初から時間内で終わろうとして業務をしないのだから、終われるはずがありませんね。じゃあ、その人が8時間をフル回転で動いて仕事をやっているのかと見てみると当然そうではないのです。ボーっと利用者さんとテレビを見ていることをコミュニケ―ションを取っていると言いきったりします。本当にこういう言い訳には閉口しますね。利用者さんが「一緒にテレビ見てよ~」なんてまず言わないでしょうし。仮に言ったとして、それがないと利用者さんがテレビを見ないのかと言えばそうではないですよね。きっと1人でも見ます。だって、テレビを見てる時って基本1人ですから。人の顔を見ながらテレビを見ている人はそうそういません。時間内で終われない本当の理由はだいたいこんなつまらないことがいろいろと積み重なる結果なのです。トイレにいった利用者さんを外でボーって立って待っている職員。本当にそこに立っていないとあかんの???って言いたくなるでしょ?そばにいないといけない人もいるでしょうけど、いなくてもいい人だっているでしょう!!ようするに、利用者さん1人1人をきちんと見れない、見ようとしてないから、同じような介護しか出来なくなるのです。本来なら、利用者さんを知ることに手間暇をかけないといけないのに、こういうめんどくさいことに至っては効率良く自ら進んで業務から省けるのですから不思議ですね。こういう部分を納得せざる得ないように理論で説明して、屁理屈を粉砕していくことから意識の改革は始まります。こういう人ばかりではないのですが、こういう人は必ずいます。間違いなくいます。しばらくは、こういった方を親切丁寧に論破して自らの不足部分を理解していただき、何を学んで、何をするのかということを一つずつ刷りこんでいくこととなります。すべてを習慣化することで120%の仕事を100%の力で気づかずにやれるようにするのが大事です。これに気づかれると、サボりどころが分かってしますので、要注意です。これが出来ると8時間の仕事が7時間半で出来るようになり、時間に余裕が出来るので、より多くの業務が無理なくこなせます。ここまで持っていくのは、半年くらいはかかるとは思いますが、きちんと環境を作れば利用者さんにとって住みよい家になるでしょう。だから、これからもしっかりと効率良く教える方法を自分も考えたいと思います。利用者さんの立場が一番になると、介護業界は自然と良い方向へ向くのですけどね・・・こればかりはなかなか難しい課題です。
2010年06月08日
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みなさまこんばんは。今日は介護職の方なら多分分かっていただける事を一つ書いてみます。デイサービスでも老健でも特養でも何でもいいのですが、その施設においても嚥下や口腔に関するケアなどはされていると思います。ただその内容は施設によってバラバラだと思うので良いか悪いかは今回はあえて言いません。一番簡単なものに嚥下体操なるものがありますね。ちなみにうちのデイではやってません。嚥下体操としては・・・です。その代わりになりような事はやってますよ。その方がよほど効果的でかつ自然であるからです。というのが理由です。知りたい方はメッセージにご質問ください。さて、それはさておき・・・・この嚥下体操。決して悪いとは言いません。中にはこれをするから、本当に嚥下が良くなる場合もあるでしょうし、これをしたい人もいるでしょうから。ただし・・・・・これをやっている職員はそういったレベルの理解をしているのか・・・と考えると非常に怪しいです。ヘキ○ゴンに出てくるおバカキャラくらいにです。嚥下体操はいつやるのか?何度するのか?昼だけやってどんだけの効果があるのか?三食ともやってるのか?おやつの時間の前にもやってるの?等等・・・・・こういって書いてみると、あれ??そう言えばこの時はやってるけど、あの時はしてないなぁ・・・とか言われるからお昼前はやるけど、他は考えた事もないとか・・・・こういった方が結構多いと思うのです。実際にデイに例えると、昼食前は必ずやるのですが、おやつ前にはしない。で、何でおやつ前にしないの?って問いかけると、きちんとした理由が言えない。では、なぜお昼前にするの?って言っても、「ご飯前にはいろいろ食べるから」とか、「それまで口をあんまし動かしてないから」とか、つわもの職員だと、「決まっているから」なんて事を言いますよね。これでは嚥下がどうこうってことは頭にはないし、本当に利用者さんの食事の状況を考えてやっているとは言い難いものです。そういった事をやるからには、その理由と効果をきちんと理解しておくことが大前提です。でないと、ロト6を一枚だけ買って一等が当たるのを待つのと同じくらいに何の効果も当たりもないのですね。入所施設であっても嚥下体操の意味を理解したうえで、一日3回でも2回でもやっているのならそれなりの効果を期間でよむことは出来るはずです。利用者さんの状態を理解しているとなお一層、その期間は正確によめるようになってきます。結果出来ていないから、無駄な体操は永遠と続きます。利用者さんも職員も、その体操にやる気が出ませんし、マンネリ化します。それで、おいしくご飯をいただきましょう!!なんて言われてもおいしく食べれるわけがないと思います。う~~~ん・・・・・久々に辛口介護トークを書きました。皆さんのご意見お待ちしています。
2010年06月07日
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みなさまこんばんは。最近、外部見学の方が連続で入られて、ここ何日かは同じような事を説明している状態が続いております。うちの施設に来る方の層が少し変わってきているのが最近よく感じます。今までの見学に多いのは、いわゆる、方式に興味があるという点が主であって、自分たちの施設を変えていきたいとか、どうにかしたいなどの変革や改革に積極的な事業所さんは少なかったのです。最近の見学の方を見ると、多くの見学の方が、何とか変えていきたい、自分たちもやってみたい、学びたい・・・というそういった思いや考えを前面に出してこられます。当然、こちらとしても、両方のタイプを比較した場合、説明にも伝え方にも後者の方についつい熱が入りますね。だって、ひょっとしたら、本当に改革を目指してくれるかもしれないと思うと、余分に話もするものですね。 性分ですので。ちなみに、今日の事業所さんは、最終まで残ってくれていて、うちが今実施している、介護技術の練習やほぐしの技術確認の時間まで参加したいとのことで、積極的な姿勢をかって技術講習の初歩はやりました。少しでも興味をもってくれればとの配慮からです。明日は、こちらから2カ所の施設へ研修に出ます。どちらも愛知県の施設です。午前と午後で2カ所。そのうち一カ所は今日来てくれた施設への研修です。細かな現地でのアドバイスは出来ませんが、おおまかなものはフォローしてくるつもりでいます。新会社ではこの部分を仕事にしているので、会社の人からもほどほどに・・・と言われるのです・・・・が、やっぱり、アドバイスはある程度必要です。仕事につながらなくても、現場を変えていきたいというその気持ちには答えてあげたいと思うのが、現場からあがってきた私の心境です。上手く伝わるといいなと思います。環境を変えることで様々な変化が見れるのですから。職員も利用者さんも、環境にある程度影響を受けます。環境を変えると同時に、意識の問題にも手をつけます。なぜ、この環境が必要か? どういった部分に変化が見られるか?だれのための環境なのか? というような事を柔らかくして話をしていくのが本当のやり方です。ここまではさすがに時間的にも無理ではあるので、環境を変える意味を伝えることが出来ればと思います。これは、皆にそれぞれやり方があって、人によっては柔軟に変化をさせることが出来るからですね。少しの余裕と少しの思いやりと少しのこだわり。これがあれば良いものになる可能性があります。今日来られた方はまだお若いながらも、責任者であり、経営陣を説得しますと頑張っておられたので、もし、良い結果が聞ければ、何ヶ月間は、愛知へ行くことになるのかも知れません。上手く出来ればいいなと思います。一つでも多く、やり方を広めるという自分の思いがつながっていけばと思うので。そうやって実際に変化を間近で見ることで、自分たちもやってみたい、こんなデイで働きたい・・という思いが生まれてくれれば、そこに展開する意味はあるのです。やってやれないことはない。皆、同じ介護職です。上も下もありません。アイデアは、その人次第、実施をするのもしたいと思うのも真剣に介護に向き合って仕事にやりがいを見つける気持ちがあればこそです。自分が出来ることは2つ。自分でこれからも事業を展開すること。考え方ややり方を伝授して方式を展開すること。一つでも多く、1人でも多く、このやり方で生まれるものの楽しさを知ってもらえたらと思います。明日は、6時起きです。頑張ってこようと思います。
2010年05月17日
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みなさまこんばんは。今週もあと二日です。一応休みになってますが、一日は新規事業所へ物品を運びに出掛けますので、休みは一日ですね・・・・仕方ないです。さて、今日は久々に介護現場にかかわる話です。介護の現場でいろいろな技術を使って日々奮闘しますね。その中でも片まひの方の介護。経験のない方は、どちらに立てばよいかなど迷いますね。ベテランの方は、まひ側に立つと思います。間違ってはいません。私もそう習ってきました。つまり、一般的にはそういうことです。ただし、この場合、まひ側からの転倒は防ぎやすいですが、この方の自立度はまったく良くなりません。実践では役に立たないという言い方でもいいかと思います。起き上がりなどでもそうですね。まひ側に職員が入っての介護と健側に職員が入っての介護。さてどちらがどういう目的の介護になるのでしょう?普通(多く)はまひ側に入って起き上がりや立ちあがりの介護をする光景が思い浮かぶと思うのですが、いかがでしょうか?この場合、寝返りは利用者がある程度出来ると思います。しかしそこから立ち上がりにかけては不可能です。よって介護職が介護をしますね。寝ている人を起こすのは、容易ではないのは一番よくご存じだと思います。 多少の技術を使っても相手が重ければ重いほどやってられなくなりますね。では健側だとどうなるでしょうか?健側の場合、寝返りは出来ないのです。つまり、この部分は介護を必要とします。が、そこから健側の手で手すりを持ち、肘立ちを介助するような介護をおこなうと、大した力を使うことなくすんなりと座位まで持っていくことが出来ます。ここらあたりの説明で気づいている方・・・・・自立型介護の考え方に対応出来る可能性が高いですね。続けると・・・・大した力を使わないということは、起きあがる本人がその分の力を使っているということなのですね。こういう介護方法を続けると、利用者本人に自然と体力がついて、最後には自立に近い起き上がり、もしくは自立して起き上がることが出来るようになるのです。そんなに上手いこといくわけないじゃんって思ったあなた。実際にやってみると良くわかりますから、学んでくださいね。世間は広いのです。ちなみに・・・・立ちあがりや起き上がりには原則があります。それを実際に布団の上でやってみれば、このブログに書いてあることは大方間違っていないということが理解できます。自分である程度やってもらえると、介護する側も楽になりますし、利用者さん本人が何より元気になりますよ。だって、人の手を借りずとも迷惑をかけずに自分の事を自分でやるのですから。どうせ目指すのならば、こういった介護技術と知識を使って介護保険の適用者を正しく少なくして自立を目指してほしいものですね。(結論) いつもニッコリほほ笑んで~~やってみますの介護です! よりどり △ドリ!! (懐かしいコマーシャル・・・)
2010年04月23日
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みなさまおはようございます。今日は休みなのに久々早くに目が覚めてしまって・・・・せっかくなので更新をしてます。まだ他の方のブログには訪問出来てません・・・すみません。きちんと後日に伺いますので。さて・・・土曜日は、京都へ介護技術の研修へいってます。うちの職員も一名参加してます。今回のは自費参加。既定の研修は年二回までが限度なので。ただ、この技術研修は、何度かかよって習得するほうが正しく覚える事が出来ると考えてのものなので、これでも良いと思います。私自身はこの技術を一つの考え方として、施設に定着をさせつつあります。それは、・基本が1人ですべて出来る事・覚えると自信がつく・覚えた事を教える事が出来る(利用者さんの家族などへ)・おもしろいだいたいこんな理由です。以前のブログでこの部分の練習についてだいぶ愚痴を連ねてましたが、あれからもしつこく言い続けて、やり続けて、今は、職員が自らが皆で、あーだこーだと言いながら、頑張って練習をしている光景があります。何事も根気よく、必要性を感じてもらうことなので。で、研修は自分自身のおさらいもあるし、また、初心に戻ることもあります。様々な施設から来ているので、交流ももてます。ちなみに・・・今回の研修では、私の自宅から数十分の施設の方が来ておられて、さっそく施設見学をお願いしてきました。うちの職員が他の施設もみたいというのもあって、丁度良かったので。近くにいたら、練習なんかもこっそりお願いしてやろうかなと思いますね。事業所間で交流をもつのもいいですね。やはり、自らが学んで身体を動かして現場に入ることって楽しいです。いつか事業が上手くいって少し余裕が出来たら、自分のこだわる現場で現場に入って職員で働きたいですね。利用者さん1人1人をじっくりゆっくりと見ながら見てもらいながら。そんなこの先30年を目指したいです。
2010年04月04日
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みなさまこんばんは。今日はお疲れ様だったので、ブログも早くに更新して寝る事とします。さて・・・みなさんはそれぞれ仕事にどんな目標をもってますか?私の場合、介護なのでそれについての内容になるのですが、デイのビジョンでもある、元気作り がその目標です。もちろん、利用者も家族も職員も元気なってもらうことが大切ですね。ある友人に、仕事の依頼の話をしました。次に行うデイでの参加をお願いしたのです。彼はPTです。 以前の職場で一緒であり私の元で頑張ってくれた人です。でも、私は実は声をかけるときにはあまり期待はしてなかったのですね・・・それは、彼が学生を終えてPTとして就職活動をしていて、自分のしたいことがその時に上手くいかなかった。 生活もあるかもしれないが、結局その職場にPTとして就職を決めました。 自分の目標をあっさりあきらめて・・・私が思ったのは、この友人は何を目標にしてこの仕事に就いたのだろうか? という疑問です。批判をしているのではなくて、就職の選択は出来ただろうになぜ?ここ? と思ったのですね。その時にそれを感じていたので期待はしてなかったのですが、やはり返ってきた答えは予想通りのものでした。「4月から新しいOTが入って施設が介護点数を取るその仕組みに 取り組んでいかないといけないから、今は転職は・・・」という内容でした。施設の点数のために・・・っていう理由には正直、予想以上の失望はありましたけど。つまり、自分が見ている何十人の方の変化よりも、介護点数を取るにはどういう取り組みをしないといけないか?というところが目標になっているわけですね。友人であるので、きついことは言ってませんが、でも、やはり言わずにいられないことがあってそれは言いました。「点数をしっかりとって、その分専門職としてもちろん利用者も 元気になるように今まで以上にPTとしての視点からリハビリに 取り組んでくれたら、何点取ってもいいと思う。 ただ、それで、 今まで以上に悪くなっているんだったら、専門職としては、 失格だと思うよ。 PTとしての目標をしっかりと見つめ直す時間を 出来るなら持った方がいい。」多分、彼にはきつい一言だと思います。嫌味に聞こえる方もいるでしょう。でも、介護保険の使い方を根本的に間違っている良い例であるということです。介護度は悪化する。 利用者も家族もネガティブになる。施設は点数ががっちり入る。経営者はウハウハ。悪化するから、リハビリのメニューも簡単になる。 時間もかけない。リハの職員はますますサボる。利用者の状態はますます悪くなる。 手に負えないから違う施設をすすめる。利用者の行き先が変わる・・・・・こうなるのに時間はかかりません。被害者は利用者です。前のブログにも書きましたが、施設ってリハビリや介護の プロの集団 ですね。プロが見るんだから、悪くてもゆったりと悪化が最低ラインです。悪化することを加速することなんていうのはあり得ないことですね。いろいろな意味で今日は少しがっかりとしました。転職しないのは、それぞれの人生だから仕方ないですが、せめてその断る理由に、「今見ている じーちゃん がすごく回復してきてて、その取り組みを しっかりと研究して今後に活かしたいし、他の人にもためしてみたいから 今はもう少しここで頑張ってみるわ」くらいのしっかりとしたビジョンをもった理由なら、逆に「頑張ってくれ、また声かけるわ~」 ってなるんですがね。現実はなかなか・・・そう上手くはいかないようです。これはこれ。自分の目標には変わりないので、気を改めて頑張ります。きっと、そんな介護をしたいと思う人がいると信じて。夢はおおきく心はひろく想いはふかく気持ちはまあるくすべてはまっすぐという感じですね。ではでは・・・
2010年02月15日
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みなさまこんばんは。さて、今日は介護技術についてです。といっても、今回は一般的なものではなく、うちのメニューにあるほぐし についての事を書きます(後半は技術で)。これは、夢のみずうみ村のプログラムの売りの一つになっています。もちろん、指導をしていくにあたっては、その講習をきちんと学び合格証をいただかないと出来ないのですが。それを今、一般的な介護技術とともに、職員に直接指導をしています。今日も1時間弱程、型とその効果を説明しながら、実際にまず手技を体感させます。そののち、職員を使っての練習をしていきます。手の位置、足の位置、力の入れ方などなど・・・細かく細かく教えて、身体にしっかりとしみつけないといけません。ちなみに研修は、デイの時間内に普通にします。利用者公開型です。だから、利用者さんはそれを見ながら、いろんな声をかけてきます。「しっかり覚えてね」「私が練習台になってあげるよ」「早く覚えて私にもやってね」などなど・・・特にほぐしを選んでくれる人は、「ちゃんと出来たらすごく気持ちいいからきちんと覚えてね」「1人でも多く出来るようになったら先生も楽やね」先生ではないですが、こういった事を言われるとすごく励みになるし、職員もやる気がアップしますね。良いことをするのですから。少なくとも、これを待ち望んでいる人はいるし、これは利用者さんも望んでいることだということは明確ですね。職員同士で練習をさせるのは、この効果は誰にでも基本きくからですね。単純に気持ちがいいのです。 身体が軽くなる感じで。だから、練習を兼ねて、お互いの身体をほぐすのですね。こういった感じでうちの研修は殆どが時間内に行います。介護技術に関してもです。今教えているのは、ある方が考案したものです(結構有名だったりする)それを先月より職員全員を研修で学ばせています。そして、帰ってきて練習をしています。自主的に、追加参加される職員もいます(頼もしい限りです)それくらい魅力があって、実感できるものです。職員にはよく冗談がてら言うのですが、「めざすはスーパー介護職ですよ」と言います。 介護に関する考え方、展開手段、介護技術、知識、常識、接遇。これがすべて出来るようになると、本当に怖いものなしですので。すべてのものに関連づけて使えるようになれば更に良くなります。私が、職員に対して出来る事、目指すことです。座学より、やはり技術研修時は皆必死ですし、目が輝きます。練習して出来た時の表情は本当にうれしそうですからね。こういった満足感、達成感をしっかりと感じてもらって、その感覚を日々の業務に活かしてほしいですね。そうです・・・・利用者さんがその感覚を体感出来ればデイサービスに来ることが楽しくなる。自分に自信を取り戻して、自尊心が復活しますね。そうすると、自立へ大きく前進です。職員も家族もきっとそんな様子をみると自分らも元気になれます。利用者さんも元気になります。そうすると施設も元気になります。自分が運営する事業所くらいは、世間でいう理想を現実にしたいと思うので、今後も頑張っていきます。更なる上を目指してです。
2010年02月03日
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みなさまこんばんは。今日は研修一日目。すっかりと鈍った手技を改めて教えてもらってます。しかし、やっぱりきびしいものですね。 日ごろの練習不足を感じた次第です。悔しいですが、今後の研修にむけて日々練習するしかないですね。今日はその研修の前に、少し寄り道をしました。いきいきリハビリケアさん が開設されるデイケアの内覧会にいきました。 立派な建物、コンセプトがしっかりとしていて、本当に感心します。 考え方や方針もきちんとされていて、見習うことが本当に多い。 すごいなって思います。私にない経営感覚を持たれていて、今後も良いお付き合いをしましょうと言ってその場を後にしました。研修がなければずっと話をしていたかも・・・くらい参考になりました。今度はうちの事業所でお会いできること楽しみにしています。明日も研修が続きます。限られた時間の中で、さらなる手技を磨くために努力します。先生方とも懇親会でたくさん話ができて、今後の指導もお願いできたことだし、ホッと一息です。行き詰ったら遠慮なく教えを請いに、伺いたいと思います。この3日間は本当に今後の自分の糧になる日々です。いろいろな方との出会いは本当にいい刺激です。明日も早いので今日のブログはこの辺で。明日は福岡の古賀市から奈良まで車で帰宅です。昼からなんで着くのは何時になることやら・・・サービスエリアめぐりとお土産ツアーを楽しんで帰ります。
2010年01月30日
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みなさまこんばんは。今日は研修先のホテルからの更新です。ちなみに福岡の小倉にいてます。夕食はもちろんラーメンっていいたいのですが、なぜか駅前の王将です。理由はありません。と、今日あったことは次回に書きます。本日は、介護職、常識、質についてです。そもそも介護職って仕事ですが、その仕事内容について考えたことがあるでしょうか?入所であれ、通所であれ、在宅であれ・・・・共通して言えることは、持っている資格を生かした仕事内容っていったいどれくらいしているのだろうか? ということです。在宅はともかく、施設は基本、無資格でも働くことができるし、その仕事内容も資格がある方と何ら変わることはないでしょう。誰でも働けるわけです。だから介護の質が下がると言えるでしょうか?答えは、おおむね下がるとは言えません。介護保険が始まってから、その職務内容が変化した事業所は全体のほんの少しくらいでしょうから。つまり、質の低下にそういったことだけが理由ではないのはお分かりかと思います。では、なぜ??でしょう。それは、質を左右するのは、資格の有無よりも、働く人間の本質によるからです。分かりやすい例をあげると、「もう本当にあの人常識ないわ」「こんなの常識でしょ!」って、言ったことがある方いませんか?もうおわかりですね。つまり、介護の仕事の内容は、ほとんどが一般常識が占めているということです。だから、資格に関係なくできるのです。掃除や洗濯、炊事や準備、話をすること、レクリエーション、あいさつ、気遣い、言葉かけ、声かけ、送迎、記録、ノート書き、雑用全般などなど・・・・・その内容に介護の専門性を必要としていることはほとんどありませんね。入浴介助だって、下手をすると家族がやるのですから素人でもできます。身内であるかないか?ができる出来ないの基準ですから。そうなると、介護職ってのも一歩あやまると大変です。掃除は、ダスキン。家事は、家政婦。話やレクは、内容によって特異な方をボランティアで。送迎は、タクシーの運ちゃん。書き物は、事務の人。雑用はシルバーさん。書いていくとますます追い込まれていくのです。決まった通りにやるならこれで十分です。その質だって、ある程度回数を重ねたら仕事を覚えるので、対して変わらなくなります。まして、その道の専門職がそれぞれするのですから、素人同然の介護職では太刀打ちできません。だったら介護職なんていらないやん~ってなるのですが、やり方によっては、ちょっと待ったぁ~!になります。介護職の本来の見るものをよく考えてください。・・・・。・・・・。答え。人を相手にする仕事です。つまり、その人が望んでいる方法や形で、それぞれの業務をこなすことができたら、その場所や仕事内容に強い他業種に勝つことができるかも知れません。その人にあったやり方でするということで、信頼、親しみ というものが生まれます。これは、ただ決まったことを正確にきちんとするだけでは生まれるものではありません。信頼はされますが、親しみを感じることはなかなかです。仕事人が仕事人のやり方で業務をおこなうからです。だから、介護職がその方にやり方等を確認したうえで同じことをしたら、当然、利用者側は、自分の意思を反映してくれる方に信頼を寄せますね。そして親しみをもってくれるので、次からの仕事は格段にやりやすくなるし、信用度もアップですね。こうやって書くと簡単なことって思うでしょうけど、皆さんの職場の光景を思い浮かべてください。利用者さんの部屋を掃除するとき・・・・どう映ってますか?何をするときでも、どうしているでしょう?人が足りない足りないってエンドレステープを口にセットしているロボット施設ほど、完全施設思考オートルーチンワークが完璧にこなされていると思います。「ハナさん、部屋掃除するよ~」「窓開けますね~」「掃除機かけるから避けてくださいね~」ハナさんが言葉を発する間もないくらいにテキパキと作業は行われているはずですね。こういったことが普通に行われている限り、質なんてあがるはずがないのです。レストランにいくなり、席を決められ、食べ物を決められ、ものの5分で運ばれてきて、「お食事はこれでお願いしますね」と、言い放たれるのと同じです。よって、介護職が世間から高い評価を得て仕事に特色をもたせるためには、こういった問題を解決する必要があります。利用者さんと話し、みて、その表情、話し方などをじっくりと普段から知ることです。そうすることで、「せか~いに、ひ~とぉつだけ~の、はーなぁあ・・・・」の歌のように介護職が、利用者さんのオンリーワンになることができたら、介護職の未来も安泰と言えるでしょうね。 追伸 : 自分自身をとにかく磨けば、おのずと道は開けるかも・・・・・
2010年01月29日
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みなさまこんばんは。久々の更新となります。知ってる人もいると思いますが、ためしてガッテンの番組で取り上げられた、青山幸弘さんという方が経験から考えられた介護技術でその研修を受けてました。私はこの方と3年程前にあったことがあって、少しだけ話をしたことを覚えています。 その考え方に共感を持てて、この技術を覚えたいと思い、施設で許されてはなかったけれども、本を買って、それを見ながら1人で、老健の主任時代に、ひとり浴ややさしい移乗などに取り組んでました。なんで1人なのかというと、老健は、理事を含めてほぼ反対だったからです。その当時はまだ、一部でしか知っている方がいなくて(私も知らなかった)、そんなどこの誰だか分からないような人に高いお金を払ってまで教えを請う必要はないというワンマンなもの。当然、良さを説明しても分かってくれるわけはなく、逆に私はその日から、何かにつけては反乱分子扱いでした(笑)でも・・・あきらめるわけはないのが私の性格でして・・・当然、理事なんか風呂介助なんてするわけがないので、チクリ魔のいる入所階の一部がいるとき以外は、入浴時に練習をしてその技術の理解に切磋琢磨してました。その話の中で、改めてというか、一番共感出来たこと、自分と同じ思いであると思ったのは、技術だ知識だと言う前にまずすることは、目の前の利用者さんと向き合うこと。その人を知り、その人に受け入れられ、自分もさらけ出すこと。その信頼関係があっての技術や知識だよね。 と、いわれて、思わず出た言葉が、「こういうことを分かってくれる人っているんですね!!利用者本位!!」と自分で言ったのを思い出します。そんな話を聞けて、やっぱり、自分の思いや意志は貫きとおすべきと思い直せた日でもあります。1人でそんな入れ方を目の前でやりながら、個浴で歌を一緒にうたいながら、大きなお風呂で泳ぎながら(これはやりすぎ)、時間をゆったり取りながら、その人が出来るだけ可能な時間に合わせて様々な人とかかわり、発見や話をしながら、そのお風呂を楽しんでいたものです。一度、ストレッチャー浴に私と利用者さんと三角座りで並んで泡風呂にして、「いやぁ~やっぱり健康ランドは泡風呂に限るわ」って感じで入っていたら、入所の職員に驚かれて、理事に言われて、呼び出されて言ったのが、「利用者さんがお金を払って入るお風呂をこちらが決める権利なんてないでしょう? ああやって入ることで安心して泡風呂に入れるって話して決めたんだから問題ないですよね。なんだったら利用者さんに聞いてみたらどうですか?」と、言いきっちゃってしまいました。 反乱分子に怖いものはなしですので。寝て入るのが怖いというのですよ・・・身体は不安定だし。ベルトをすると痛い。それよりもとより、お風呂って普通どうやって入るか???そうです。 座って入りますよね。だから寝て入る機械浴は怖いのです。操作ミスがあった時、自分の意志で危険を回避出来ないのですから。おむつを取られたストレッチャーの上で便を流されて洗われて、そのストレッチャーでお湯につけられるのですよ・・・逃げれないようにベルトをがっちりされて・・・ゾッとしますよね。そのストレッチャーの上の人が自分なのです。そんな事が利用者さんとの話であって、洗いは座位の取れる椅子に座って洗い、ストレッチャーへ移乗・・・これくらいはやろうと思いました。その後、自分なりですが個浴を安心して入ってもらうために数人のスタッフと共に、技術とその人を知ることから始めて、一か月後には希望者には個浴をゆっくりと楽しんでもらえるようにしました。「やっぱりお風呂ってこれやなぁ」 と、言われた時は、本当にやってきて良かったと思えましたね。機械浴が悪いとは思いません。ただ、私は在宅のサービス(デイ)をしているという考え方と、家での介護を考えたら、やっぱり個浴(家のお風呂)にいれる事が出来たら、本当の介護予防の一つになるんじゃないかなって思うので、この個浴にこだわった経緯があります。今回の介護技術の研修もパート、社員に関係なく、行きたい方と行ける方は、全員参加します。私がいつも職員らにいうことがあります。「介護職はどこの施設でやっても同じ経験になります。給料や時給もそう変わりはないと思います。 どうせやるなら、自分のためになる介護をやってください。 仕事と思ってやるのではなくて、自分の今後に時間を投資してると思ってください。 研修や見学も自分の中では、ここの施設はある意味変わったところばかりをピックアップしてます。でも、その共通点は利用者本位で実際にやっているところです。でも、そのやり方だけ知って、もし他の施設へ転職して、業務についていけなかったり身体に無理があっては困るでしょう。 だから、ここでしっかりとどこででも通用する技術と知識はもちろん、介護の考え方を学んでほしいとだけ思います。」と、長いですがだいたいこんな内容の事をよく言います。介護職に一番必要なのは、人格、思いです。それに技術や知識がついてくるのです。 人格が出来てない人で技術は出来る場合、その技術に溺れて作業が流れになって、利用者とのかかわりが出来なくなり、職員本位の心ない自己満足介護職員になってしまいます。うちの職員には、いつも利用者さんの声を聞きなさいといいます。やり方が分からないなら、その人にまず聞きなさいと。お湯は本人が納得できる温度、身体は頭からと言えば頭、足からなら、支障がなければ足からでいいんじゃないかなと。それが、普通だと思いますがいかがなものでしょうか?そういったことをうちの職員には一番にどんな技術や知識よりも知ってほしいのです。でないと、いくらやり方が良くてもそれは100パーセントいかされていないばかりか、自己満足のものになり果てますね。ということで、やっぱり堅苦しい話になりましたがお許しを。
2010年01月11日
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みなさまこんばんは。お題にあるパート2・・・それは、施設見学が明日で2回目(私は3回目)になるからです。さて、この施設はいわゆる特別養護老人ホームですね。これは岡山にあります。 大阪からだとだいたい3時間くらいです。みなさんが思う疑問。なぜ、岡山の特養を見に行くか???ですね。簡単にいうと、そこらの特養を見るよりも数十倍お得だからです。入所の方が朝からそれぞれの役割を仕事として行ってます。換気の管理、清掃、鍵開け、洗面タオル(各部屋)を集めるなどから始まって、ご飯をとぐ、野菜を切る、調理などもこなします。何度も言いますが、特養の入所の方です。老健でもデイでもなく、特養なのです。そして、2ユニットに対して3人~4人の職員です。でも、入所の方はうちのデイのように自由にされてます。従来の施設のように、テーブルを囲んでの最後の晩餐状態ではありません。夢のみずうみの方式を使わなくても、自己決定を最優先にやっているところもあるのです。私が何度となく足を運ぶのは、その取り組み、施設全体の職員のマナー、接遇の徹底です。それと言葉使い。 丁寧、安心感、信頼。この3つを初対面で感じることが出来るのです。明日はうちのグループホームの人も行きます。自分たちの介護としっかり比べて、未熟さに気づいて初心にかえってくれることを願います。スタッフが多い=良い介護が出来ない を目の当たりに感じさせてくれる施設ですね。少人数で良い介護をしているのですから。スタッフが少ないとよい介護が出来ないと考える人。よく考えてください。マンツーマンの職員を揃えたとき、良い介護が提供されていると思いますか?することがない職員は、片隅によって数人固まって私語の応酬。その場から、スッと消えている職員もいるでしょうね。まともに介護をしているのは、三分の一。ようするに、日々の介護業務と言われている内容には専門性を必要とするものが殆どないということになるのですね。介護職のみなさん、よ~く思いだしてみてください。デイに例えるとこんな感じです。利用者さんが来て、歩ける人にも誰でも横に職員がついてます。荷物を預かって、手を洗って、席へ誘導。 お茶が出てきます。机などの配置で一人で歩ける環境があればどうですか? 荷物はいれる場所を決めておけば出来る人は自分でいれますよ。 手だって洗えるし、お茶は自分でいれる方、結構いますよ。次に、職員がお風呂にかかりきりで、利用者はボーっとしてます。テレビを見て、トイレにいって、意味のない集まりで話をする。職員は準備に追われてます。飲み物のコップを洗い、おしぼりを出し、食事のチェック、テーブルを拭いて、手洗いへ誘導など・・・でご飯が始まる。座ってると出てくる・・・つまり職員がすべて運ぶから。で、食べ終わると今度は全部下げる。 利用者は退屈だからうたたねが始まる。今の事柄で、介護の専門性を必要とする業務ってありましたか?せいぜい入浴時の介助(重度の方)、トイレ誘導(自分でいけない方)くらいと思いませんか? 食事の準備、片付け、コップを洗ったりなど・・・って、介護?利用者さんで十分出来ますよね。 食事形態などを注意することくらいが介護の専門性かなと。細かくいけば、嚥下だのとか出ますが、それは当然の仕事ですよね、介護の。昼から、体操が始まります。 参加が基本ですね、なぜか。職員は、見張り役が2人、進行役1人、ノート書く人1人、記録1人。 ノートと記録の人は3時くらいまでは、いないのと同じです。見張り役はトイレ誘導や自分で立ちあがる人を抑制する以外には、原則ヒマです。進行役は、芸人のように頑張ってますね。3時になるとおやつ。 寝ていても起こされておやつ。帰りの車が来るまで、特に何にもすることなく待ってます。そんな中、職員は片隅であれこれ帰りの段取りです。利用者さんがヒマそうなのに知らんふりです。 だって唯一の休憩時間・・・おさぼりタイムですね。で、荷物を準備してあげて、物もきちんと揃えてあげて、玄関で靴だけはけば、安心です。 殿様送迎ですね。進行役の人は司会などに手慣れたシルバーさんで十分代役が可能かと思いますね。トイレ誘導軍団も1人で十分。記録の方々、その内容は、昼からカラオケをされて、大きな声で楽しそうに2曲も熱唱されてました。な文面なんでしょうね・・・これでいったい何が伝わるのでしょうね。一日いてこれだけ???って思います。おやつ・・・食べたくない人は食べないでしょうに。 出てくるのはみんな同じおやつ・・・お金払ってこれではヤッテラレナイですね。職員さん、極楽タイムですね~。公認の休憩時間外の休憩です。おやつの準備を利用者さんとボランティア(有償)でやれば、介護職員さんの存在って?? ですね。こんな実態があるから、介護職の地位ってのは低くみられるのですね。 介護の現場での内容が幼稚で、利用者を人として尊重出来てないところほど、その職場の介護職の立場は低いはずです。 そこの経営レベルの方はいいますよ。「介護職は誰でも出来るし、基本、資格なくてもいいからね~。余所より給料少し高くしたら、いくらでも来るよ。」それくらいの感覚なのです。 これって結構な結構ですよ。こういった暴言をなくすためには、介護職が介護職としての専門性を高めて、自らの質をあげるしかないのですね。こんな感じで今日は、見学のことから脱線して、辛口トークになりましたが、その理由はまた後日にお伝えします。では、また後日に。
2009年12月14日
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みなさまこんにちは。久々の更新となりましたが・・・・前回の答えですが。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・予想通り、利用者さんを戦力とすることです。で、問題は、その方法なんですけどね。これが出来ると、介護業界に革命がおきます(多分)でも、職員が5名で30人の利用者さんを見ている施設ってなると、噂くらいにはなるでしょうね。話を戻します。明後日に控えたケアマネの試験。恥ずかしながらまったくといってよいほど、勉強が出来ず。落ちるのは確実でありますが、一度くらいはどんなもんか知るのも良いことと思いますので、雰囲気だけでも体感してきます。半分くらいの点数が取れたら、来年はちょっと頑張ってみようかな(たぶん)と思います。明日くらいは一日頑張って勉強してみます。
2009年10月23日
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みなさまこんにちは。休みがはいって更新が遅れてます・・・さて、今回は現場で働くスタッフについてです。通常、30人ほど利用者さんが来るデイサービス。職員は6もしくは7名くらいでどこも頑張っていることと思います。もちろん、やり方はともかくとして、これで現場を仕切ることは出来ます。やり方を問わなければ・・・足らないという人もいます。沢山の利用者さんの希望を一つでも聞いてあげたいなど・・・それに時間も人もいるからという理由。両方とも現実的な意見です。が・・・・果たして中身はどうでしょうか?6人でデイをする。 光景が浮かびますね。朝から一斉に気合いを入れて入浴担当、脱衣担当、フロアー担当・・・それぞれがそれぞれを必死で死守する光景です。なんせ2時間半ほどでほぼ全員を入浴するために効率に効率を重ねて、スムーズな流れを意識して、脱衣場は特に戦場状態。そこには温かな会話やふれあいなんて言葉は似合いません。時間との闘いですから。お昼からは、レク担当とサブで30人をまとめないといけません。途中でフッと立とうものなら、「ちょっと待って」「今立たないで」となぜか動きを封じる言葉が飛び交います。一旦座ってからしか意見は聞いてもらえないのです。一体職員は、介護の何を見つける事が出来たのでしょうか?で・・・後半の場合。職員は10人もいます。3対1です。楽勝です。利用者にここぞとばかり、希望していたことをやってあげます。利用者は大喜びです。至れり尽くせりです。しかし・・・ここぞとばかり、さぼる職員も発生です。心ある職員さんが100パーセントで仕事に介護に頑張るので、心ない職員には天下です。 人の動きを見て動いているようにしておけば、何故か要領よく仕事をしていると思われてます。しかも・・・60パーセントほどの動きでそうと思われるのですから、こんなにボロい仕事はありません。きっと、ずっとこの施設から離れる事が出来ないでしょう。会社は儲かりませんけど・・・とまぁこんな感じで二つの例をあげますが、まんざら嘘ではないのがこの業界の怖いところです。何がいいたいのかというと、 「スタッフの数=良い介護 」ではないということですね。逆にスタッフの数は少ないほうがいい。一人一人が、100パーセント以上の力で動き、協力をします。でないと、やってられませんから。もうひとつ欲張るなら、更に職員を少なくします。100パーセントを超える事は出来ないので、それ以外の力を探すことになります。 でないとやってられないのです。でも職員はいないのです・・・・ここで職員は頭を使います。 アイデアを出して、意見を提案するようになります。 でないと無理なのです。さてこの答えはなんでしょう?? 答えは次回のブログに記載することとします。この間、来てくれた方とはこんな押し問答を楽しみながら3時間もやってました。デイに始まって、その他の業種にもからめて、様々な意見とアイデアが出て話が出来ました。結論としては、方法論は問いませんが要するに介護保険を使ってデイサービスという、介護職員という専門職がいる施設へ来る以上は、元気になって帰ればよいのです。手段は何でもよいのです。元気になって帰ればいい。しかし、その元気にならない理由を、年齢のせいや、認知症の進行、病気のせいなどにして、自らの専門職の知識や技術が足りてない事を認めていない人の多き事。専門職がよってたかって介護をして、状態が維持されるならまだしも、悪化していることってどういうこと???って思いませんか?そう考えると介護の世界ってまだまだ変化する可能性があるのです。と・・・力説してしまいましたが、たまにはこんな真剣なブログも良いでしょうから。本日より、また改めて仕事に向き合おうと思います。
2009年10月19日
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みなさまこんにちは。昨日と今日で、介護に関して様々な話ができて、今までの中で久々に満足した内容でしめれたと思います。日本の介護を変えるというくらいの内容をその人と2時間以上も永遠と施設のえんがわで話しておりました。その話は決して無理なことではないのです。普通に話していると多分、何とぼけた事をいっているんだい??と言われるでしょう。利用者が18人来ている・・・デイの職員は3人でいける。という、内容をまじめに話しているのですから。方法はもちろんあって、そんな事を出来ることを前提に話ができる。そして目標になるのはいいことだと思います。今後の自分の課題として、めざす介護の良い指標となります。出来る事が前提ですからね。おもしろいものですね。
2009年10月16日
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みなさまこんばんは。休みの間にすっかりと10月になりました。とうとうケアマネの受験票が来ましたが、まったくというくらい勉強していない(速習講座の本)すら半分も読んでません。時間はないことないのですが、いろいろとやっているとそこまで頭が回らずで・・・・だから、それはもう運に頼るしかない。で、本題の心配事。友人の連絡が取れないこと。いろいろ思うが思いつくことがなくてどうしようもない。おまけに私のとこに連絡きたのが友人の両親というなんとも不可思議なこともあって、心配であります。連絡が来ること祈るしかないのですがね。もうひとつは、明日よりグループ施設からの見学が入ります。心配というのは、今回来る目的をきちんと理解しているのかどうかということです。特にうちはデイ、向こうはグループホーム。デイとグループホームは違うとか何とか・・・っていう安易な考えで来るようならば、がっくりしないといけないのですが、その可能性が高い。 おそらく、向こうの職員は意図を聞いていない・・・来てから説明をするのには時間は少なく、どうしたものかなと思う。せめて、福祉という考えの中でデイもグループホームも関係なく、人をみるということを理解してもらうようにしたい。認知症・・・これは共通のこと。デイの方が多種多彩な分、学ぶことは多いのですが、だからといって、デイが大変とかいうつもりはない。それぞれに大変なことはあるからである。人をみるということに気づいてくれるかどうか・・・今回の見学はここにあることをしっかりと伝えていきます。
2009年10月04日
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みなさまこんばんは。今日は久々、定時に仕事を終えました。施設では職員にひたすら介護技術を講義実践していましたので、体が久々に悲鳴を上げております。日記を書く前にこの方のブログを読んでいました。いきいきリハビリケアさん社長日記です。http://plaza.rakuten.co.jp/iki2riha/この日記の中である言葉。すぐにするということ。介護に限らずこれを実践できる人、この考え方で動く人は本当に少ない。私が今日介護技術を行ったのも振り返れば半年以上も前から職員には言っていたけど、結局、資料をコピーして渡そうが何を言おうが自らが動かない。だから、いつまでたってもそれができない。そして、技術や考え方が必要な利用者さんが来て、ここ最近になりあわてはじめた。当然だと思う。そして、技術の必要性を痛感しているらしいと感じたのがついこの間。だから、再度資料を休憩室においていた。ようやく、重い腰を上げて教えてほしいと声がでたのです。ここまでの道のりの長いこと・・・しかし、自らが動いたことにはほめてあげたい。そして、ようやく本格的に2時間かけて講習を行いました。私は、理論を説明して即実践します。ますは自らがその技術を体感し、技術の良さ、便利さを体で覚えてもらう。そうでないと、なかなかその必要性を感じてくれないからです。そして、今度は教えて、実演させる。当然ではあるが、私は楽に行うが、職員はできない。なんで?? と観察の目が生まれる。職員には、観察することを学んでほしい。自らができない部分を探し、考え、改善を行う思考回路を持ってほしいから。だから最初は要点は教えない。自らがあれこれ試行錯誤していくのを見定めて少しずつコツを教えていく。人ができるのを見ると、その人が出来たことに喜びを感じ表現する。その瞬間の達成感が大切だと思う。自分も考えて努力すれば出来るもの。そう思ってほしい。私が教えるのはある方が行っている介護技術である。私は、本だけを見て、ひたすら1年以上、利用者さんに対して、この介護技術のみを行ってきた。 だから、自己流とはいえ、体が楽になるようになった。前の施設であるが思えば、皆が本を見たものの、ややこしさから誰も行わなくなった。私は、この技術に感銘を受けたから、必死で考え、何度も試して、ひたすら実践の場で行った。 初めてイメージ通りに出来たときの嬉しさは今でも頭に焼き付いている。それくらい、新鮮で斬新であったから。その時は楽しくて楽しくて仕方なかったし、正しく理解して行えることで、利用者さんに安心かつ快適を提供できたと思う。その言葉をもらえた時も本当にうれしかったものです。その感動をようやく、うちのデイで分かち合えるようになりそうです。ホームでも行う予定です。 そう・・・すぐやる、実行するなのです。職員にはやり方も、個人の技術、知識もきちんと習得してほしい。だから、自らも今も学び考えてこの技術講習をやっていこうと思う。久々にいい汗をかいて、皆でいろいろと言いながら勉強が出来たと思います。やっぱり、現場、自らが動くことはいいものです。あすは一日ゆっくり休んで、来週もがんばります。
2009年08月15日
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みなさまおはようございます。私の今後も今週にほぼ決まるとされる中、今日、明日はデイへ行きます。保険が変わり、営業も兼ねた事業展開を行うためです。自身の事は金曜に決まると思います。緊張する部分もあるけれども、今回は自分の意思として話ができるので、これで通らないときは仕方ないと思います。自分のしたいことは、きまっていますがそれを本家に理解されないのならば時期が違うのかも知れません。いずれにせよ、良い形で今後を進めるように良い答えを聞けるように精いっぱいやってみたいと思います。元々はやりたいことを純粋に次につなげたい・・・思いはこれだけなのですから。疑われる方が強くなるのか? 自分を信じてくれている信用が勝つのか?自分の力も問われるものになります。会社の今後もある意味背負う形での話の場になるのですが、したいことは唯一つ。良いものを良い形で広げること。それをよしとするメンバーを集めて良いものを作り上げること。話がうまくいかないこともあるでしょうけど、きっと思いは伝わると思います。そう信じて今週末は動きます。話がきちんとまとまれば、年内にはきちんと構想図が出来上がり、事業としての形が完成です。 うまくいかなければ私の進退も含めて、窮地に立つことになります。しかし、進む価値はあります。立ち止まっていても何も進展することはないし、このご時世においては、仕事もないでしょう。ホントにダメな時は、新しい形で私も在野に下る覚悟です。いずれにせよ、したい事は変わらないのですから。きどやまさんとの約束を守れるかどうか?瀬戸際だけど、チャンスでもある週になりそうです。
2009年04月01日
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みなさまこんばんは。さて、私事から。先日、マイベビーが生まれました(元気な男子です)よって休みは何かと忙しく、仕事もなかなかでした。本日はようやく落ち着いてまして、今日も半分デイ、半分グループホーム。ホームでは今日は見学を予定していて他施設へ職員を連れて見学へ行きました。今日の職員さんらは見込みがある人らで思いもきちんと持っている人。よって飲み込みも早くてよかったと思います。もう少し頑張ればここも立派になっていくのかなと思いますね。デイは安心して任せておけます。ただ、負担をかけているので申し訳ない・・・と思います。今週は忘年会を予定しているので、少しでも恩返しできればと思いますね。本当にデイの職員は立派になってくれました。利用者は順調に増えてます。今のペースでいけば職員にも負担なく事業にも支障なくいけるでしょう。明日はいよいよ、デイ始まって以来の初めての利用者さん主催の俳画教室第一回が始まります。 もちろん、先生である利用者さんは利用日ではなくてボランティアで先生として来てもらいます。 ご飯サービスで良いとのことで何か申し訳ないとは思いますが・・・(お金には困ってないから有償じゃなくてよいといわれて・・・)でも、どんなものになるのか本当に楽しみです。これをきっかけに利用者さんや職員にさらなる良い刺激を与えればいいなと思います。しばらくはすべての時間で忙しいですが頑張りがいがありそうですね。今日はまだ今、洗濯中。子供の準備やら仕事やら、新規利用者のお迎えについてなど、することはたくさん残っておりますので・・・さて、明日も一日がんばりましょう!!
2008年12月15日
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みなさまこんばんは。今日は一日中、会議があってまた会議・・・の日々でした。午前中はグループホーム側の会議へ参加。これも教育をし直しなので、会議の趣旨やなぜ行うのか?という話から始めて、今後の会議のやり方まで説明してから、やっと本題へ。業務の会議なので業務に関することのみをあえて議題から選び、カンファに関するものはあえて取り上げないよにした。 こういった事から実践で示さないといけないのはめんどくさい・・・しかし、必要。で、業務について話を始める。議題はあらかじめ提出してもらっているので、まとめた項目にて進行する。いくつかの脱線はあるものの、方向は決まる。 問題はここから。これまでは決定事項について期限を決めないので、きまったことをいつから始めるかが設定できない⇒いつまでもしない⇒放置状態この経路なので、今回からは一つの案件が決まるごとに、それをいつからするか?案を考えるとなったらいつまでに提出か? など、ことごとく期限をきっている。理屈は簡単。出来そうなこと→すぐ始める少し検討が必要→1週間~2週間以内構想のみ決定→次回の会議まで選択肢は3つのみ。 職員間で決定しかねているのが殆どなので、私から「それはいつまでに?」 と、聞いて返答をしてもらう。こうやって自分たちで決めたことは必ず実施すること。期限を守ること。案件がどれくらいで自分は出来るのかを考えること。この3つを身をもって理解してほしいためである。このやり方にほぼ近いものを以前は自分のデイでしていたことを思い出す。思えば4か月前は、デイでこの方式に会議を切り換えた・・・あれからデイは見事に変化してくれている。今日は夕方はデイの会議であったので、比べてみるとその差は歴然。いかに、以前の状態がひどかったかがよくわかる。している職員自身もよく分かってくれているのです。今はデイでは私はほとんど返事をするか、簡単に意見を示すくらいで後はほぼ職員らで話をすすめ決定するようになっている。ホームはまだこれから。 職員の年齢層が若い分、変な反発も多い。でも、可哀そうだとは思うが大体の文句はことごとく完膚なまでに叩き潰している。 利用者の視点、思いに沿った内容の意見ではなく、自分らがやりにくい、個人中傷に近いこと・・・つまり責任転嫁ばかりだからです。困難な内容でもそれが利用者さんに関することであるなら逆に何とかしてそれを形にしたいと自ら動くようにしているのですが、それ以外は一切を受け付けない。それくらい、徹底してやっていかないといけない時期でもあるのでしょう。デイでもここまで厳しくしたことはないのですが、介護に楽しさと魅力を感じてほしい・・・ただそれだけの思いで鬼になってます。ホームでは職員が今まで言うのをためらっていることを言ってもらい、私はそれを即実行しています。 やる前にあきらめるのでなく、思いついたら人の目を気にせず実行へ移す。 やってダメなら考える、見直す。 動かないと何事も変化はないということを身をもって示しつつ、激を飛ばしてます。展開が速すぎて、とまどう職員もいるのですが、余計な事を詮索させないために、止まることなく一気にやってます。 職員にも会議後から変化が見られてます。 そのためか今は忙しいけど楽しく、ホームの人らが介護に楽しさを見つけてくれる事を期待できるのです。 人はきっと変わる。そう思います。話は変わり、会議と会議の間に職員で希望してくれた施設見学を行いました。前日にアポを取り、今日見にいきましたが・・・ここが、まぁ何というか一言で言うと素晴らしい考えの施設。それにハードがいい。 お金をかけているのは分かるのですが、贅沢にしているのではなく、必要な部分にきちんとした理由と考えをのせての物であるからです。グループホームもこだわりをもってしたというだけあってうなずくばかり。でも私が一番気に入ったのは手すりでしたけどね。この手すり一般的な握るものではなく支える手すりなのです。窓のサンをそのまま壁から突き出したようなものです。利用者さんの自立や住環境を考慮したものだと思います。 こんな施設が近くにあったなんて、ついてるなぁって思いながら、ちゃっかり支援ハウスと小規模多機能も見せていただきました。今日は本当に収穫のある日でしたね。デイを次にやる建物の構想として十分に取り込むものがありましたからね。なかなか施設も捨てたものでない・・・というか、近隣にこれがある事でなかなかホームは苦戦するなぁと心配も増えましたけど。やっぱり、経営者の考えかた次第なところが大きいのが現状なのだとつくづく思い知らされましたね。さて・・・明日は、久々のオフです。奥様とゆっくり花でも見に園芸専門店へ行く予定です。十分に休んで木曜日からもうひと頑張りしたいと思います。そう・・・請求が控えていますからね((+_+))
2008年11月26日
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みなさまこんばんは。更新遅れましたが先日の金曜から土曜にかけて山口にある「夢のみずうみ村」へいってまいりました。金曜は行程上よる事は出来なかったので広島の鞆の浦にある「さくらホーム」さんへ立ち寄ってきたのです。ここもまた地域に溶け込んだ素晴らしい施設で独自の形を築いておられます。雰囲気もスタッフも変わっておらず、久々の再開に話の花も咲いた次第です。そして、土曜日。朝9時の利用者さんが来る前に施設内を職員らに見せたくて8時55分に到着。いって施設がバタバタしていたものの理事長さんと1年ぶりにお会いできました。私個人としても会社としても話があったので多くの時間を取っていただき、思う所を話させていただきました。今後はフランチャイズ程にテコ入れは出来ないもののシステム導入の成功例の事業所として、自らが話などもしていきたいとおっしゃって下さいました。本当に頭が下がる思いです。私としては、今後も許される限り定期的に訪問をしより良い形の維持向上ができるように職員研修なども兼ねて行きたいと思います。そして今回の目的の「きどやまboy」さんとの再開も果たせました。職員らもじきじきに案内をしてもらい思う所をしっかりと話してもらえました。私もじっくり話が出来て思いも伝える事も出来て本当にうれしかったですね。このような場面や機会が生まれる事を想定できなかった2年前を思うと本当に、1つの達成感を得る事が出来ました。これからも中身をより山口へ近づける努力は必要ですが、きっと良い物が出来ると確信しています。少しでもこのやり方、方式が全国の心あるデイサービスの経営者や職員に伝わり、広まっていくお手伝いが出来ればと思います。今回はグループホームからも2名を参加させて、ここで得る物の大きさを実感してもらいました。職員の反応も良く、今後の意識改革に早速取り組んでいきたいとのこと。私もそのお手伝いもありここしばらくは、デイとグループホームの指導と営業に専念することになりそうです。デイであってもホームであっても利用者さんを第一に考え、出来る事は楽しくしてもらえるような環境を作ることに変わりはありません。ホームにしても近隣や全国にない、独自のやり方やいい所を取り込んだ夢のあるグループホームにすれば、これもまた自己選択自己決定の形と思います。その素晴らしさを伝える事が出来たらと思いますね。山口も防府も、いつ見てもうなずかされる事ばかり。うちの職員も帰り道でそれぞれを考え、本日より早速それを形にしています。いいことであると思うと同時に職員が自らを楽しみ考え作り上げるデイサービスとしての意識作りは成功したと言えます。よかった・・・・ホントにこの一言につきます。明日からは喫茶店を開きます。匂いを出して美味しく頂くコーヒー。本格的な抹茶。 茶葉よりゆっくり美味しさを出した紅茶。明日の14時から15時の間はマスターとして楽しもうかなと思います。抹茶の立て方、飲み方をあーだこーだと話をしながら笑って楽しみたいですね。そんな毎日が楽しくいろいろな何かがあるデイでありたいと思います。山口に負けず見た目ももっと改良して、入ってきた人がここで何がおこるんだろう?ってワクワクするような、そんなイメージをもった物にして見ます。グループホームは広さを活かして畑や、庭など中だけでなく外の資源を最大限に活かした手作りで温かみのあるもの、園芸療法を意識した方法、収穫の楽しみ、育てる楽しみを感じる事の出来る毎日の生活に密着したものを完成させて、職員よりも利用者さんが管理、運営などが出来るものをやっていけたらと思いますね。やる事に特に決まりがないのですから、思い切った発想をやる事が必要です。営業に行くにもアピールの内容がないとね。よってそれを向こうの職員や利用者を巻き込んで、楽しみながらすすめましょう。皆が笑って楽しくいることの出来る環境、介護を楽しむ環境・・・やり方や考え方ですから。 それを実現したいと思います。
2008年11月17日
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みなさまこんばんは。今日はようやく職務を無理やり閉じて帰る前です。今日の仕事・・・・送迎、面接、面接、保険事務、送迎、事務・・・・現場にはあんまし入れてないというより職員面接などでバタバタ・・・そんな中、利用者の担当者会議や、介護相談なども合間ではさみながら、忙しかったです。そんな中で今日はこの介護相談の事。うちを使ってくれてる利用者さん。要支援2の女性の方。現在、週2回のご利用です。しかし、それ以外は家族が週一回買物に行くときに顔を合わすことくらいで、それ以外は1人で過ごされています。認知症がみられて、行動や言動にもやはり??っと思う事が増えてきて、家族的にはもう一回デイを増やして一人の時間をなくしたいとの事。うちのデイにぴったりはまっている方であり、1人の時間も無くして、刺激や会話はもちろんですが、生きがいを感じること、楽しみを持ってきてもらっていることから、週3回の利用を了承しました。来る事で、利用者さんだけでなく、家族さんも気が楽になることもあるからです。これをケアマネさんにお話したときのこと。そう、世間では殆ど暗黙の了解で支援1は週1回、支援2は週2回みたいなことになっている。 だからこの話をケアマネさん(担当者でなく違う方)が聞いた時は、3回目についての利用は実費扱い?など不思議な事を聞いてくる。もちろん実費扱いではなくて、介護保険上なんら問題ないこと。実費で頂くのはご飯代だけです。ケアマネ「そんなんやって大丈夫(経営的に)なんですか?」って言われたものの、大丈夫も何も・・・私「3回使う事で、利用者、それを支える人などの生活に安定と安心、質があがるなら3回使うべきですよ。 無理に2回にして苦痛を伴なって過ごしているのなら、それは無駄なことですから。」はっきりと言いました。だってそうですよね(^^) そのための介護保険ですから。制度なんて上手く使えばいいのです。そう思います。事業所から見たら採算性で言えば取れないかも知れないけど、仕事ってそれだけじゃないですから。今日は久々、自分が責任者でこういった決断が出来ることに喜びと自信を感じました。 こういった事をしたいからこそ、今の形があるし、これまで、散々、社会福祉法人が運営する事業所を何度と無く飛び出してきたんですから。今、こうして行える事は凄く幸せに感じます。どうか、この思いや考え、信念が、すべてのスタッフに伝わり理解される事を期待しています。これがこの仕事に責任者としてやっているからこその魅力なんでしょう。1人でも多くの利用者さんのために、それを支える人に至るまで、貢献できる施設でありたいと思います。
2008年09月26日
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みなさまこんばんは。今日実際あったことになります。うちのデイに来てくれてるmさん。この方はいろいろと制約があるのですが、管理をケアマネに依頼している方。問題はこのケアマネ・・・というか事業所です。もともと、mさんの対応をめぐってこれまでにゴタゴタはあったのですが、今回とうとうmさんの利用をしばらく休むと言ってきました。その理由はうちの職員の質が悪いという理由。そして、よく話を聞くとこれがまた、嘘や作話のオンパレード。以前にうちの職員と介護について言い合いになったことがあったのですが、それから、何かあればあることないことを言ってくる状態。本当にここのケアマネや事業所ってうさんくさい・・・そういわざる得ません。病院にいって診察をしていないのに診察いったと嘘を言って無理やりデイ利用にこぎつけたり、勝手に診察にいったことにして薬を持参させたり・・・うちの職員が色々と文句をいったなど・・・・実際言ってないのにどうしてこういうことをするのか理解に苦しみます。うちの職員も元々そんな事を思うこともなかったのです。この事業所が、こういった嘘を並べて平気なことや、実際にmさんのことを思って早めの診察をと促しても、それをせず、うそをつく・・・そういった不信感が積もり積もっていたのです。これだと、この事業所を信じろという方が無理な話。極めつけだったのはこの話。私がmさんの送迎に行ったときのことです。「mさんまた利用を追加したいと思ったらいつでもケアマネさんと相談してね」「ヘルパーさんもケアマネさんの事業所の人だから言ってくれると思うよ」という感じでうちはいつでも構いませんということだけをヘルパーがいる前でいってデイへ向かったのです。その夕方、この事業所から電話がありこういわれたのです。「今日、朝の迎えに来た男性職員の方が、うちのヘルパーがいる前で、利用を増やすことを話したらしいんですが、その人、利用を増やすの勝手に決めたら所長(このケアマネのこと)さんに怒られるからねって言ったんです」んん????? おいおいおい・・・私はそんなこといってない・・・そのまま知らんふりして聞き返しました・・・こんなふうに。私「その男性職員は他になにか言ってましたか?」と聞きました。すると、このケアマネこともあろうにこう言います。「まるで私(ケアマネ)が行ったらダメと言っているみたいなことを言われたんですよ・・・そういう風にヘルパーが言ってました」 ここまで聞いてて、もういいかなと思い言いました。私「その男性職員っていうのは私なんですけどね・・・・申し訳ないですが、私はいつでも追加利用してくれて構わないから相談してまた決めてね、以外に何もいってませんよ。 だいたいそれを前で聞いていたヘルパーさんが本当にそういったのなら、すみませんが一度話させていただけますか?はっきりいってなぜ、そういった嘘を平気で言うのか第三者を入れてきちんとさせてもらいたいんですけど」結局、しどろもどろな答えで逃げ答弁を繰り返したバカな事業所だったんですがね。はっきりいってこんなのが憚っているからまじめな介護保険事業所が馬鹿をみるんだと思います。利用者さんが判断しかねるのをいいことに、私情を挟み、あげくのはてに難癖をつけて利用を止める・・・介護をする人間として許されることではありません。今回は本当に市へ苦情を申し立てにいこうと思ったくらいです。この事業所からの以来は今後一切受けるつもりはありません。利用者さんに申し訳ないから、これまでの難癖も受け流して聞いてきましたが、もう限界です。 いずれ、この事業所は廃れていくだろうと思いますが、今はグッと我慢の時でもあります。自分の職員が馬鹿にされたことが悔しくて許せなかったです。こんな質の悪い事業所こそ取り消しになればいいと心底思いました。普段はここまで思うことも言う事もないのですが、今日は本当に腹が立って悔しくて仕方ない。利用者を馬鹿にしているとはこのことです。mさんはこれで入浴もなくなります・・・この時期にお風呂がないこと。いったい何を考えているのか・・・本当に腹立たしいです。怒りのブログになってしまいました・・・しかし、今日はご勘弁を。
2008年06月20日
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みなさまこんにちは。今日は皆が桜の花見の下見に行くとの事で利用者さんも皆いってしまいました。何とも不思議な感じではありますが、こんな感じでいいのかなと思います。自分たちで見に行くところを決めるっていうのも立派なリハビリ?なのかと思います。少なくとも自分たちの意志で行なっている光景は良いものです。話題を戻して・・・先日、うちに疥癬の疑いがある利用者さんが来ました(来てから気づいた)その日はとりあえず利用されたのでいっせいに消毒などを行なって何とか無事過ぎて・・・その後、受診をケアマネにお願いして先週の利用となったのですが。 ところが、どうやら受診してないらしくて。でもケアマネは行ったという。 結局は行ってなくて薬のみもらってきたとのことになり、次回の利用までにお願いしますと言うことで済んだ。ところが今日になって見ると、受診はいった・・・ところが診断書がまだ。金曜にならないと出ないとのこと。しかし、ケアマネは利用させてという。気持ちは分かるがやはり無理である。 他へうつった時にどうも言えない。問題は何を持って利用可と判断したか??なんです。何らかの証明があれば(医師)まだしも、やはりおかしい・・・気持ちは分かるもののその判断は誤っていると思うのです。他の人に感染した時、この人は何ていうのだろうって思います。悪い人ではないだけに残念です。職員は前回に通院したという嘘の事があるので疑心暗鬼になっているし、それは最もだと思います。やっぱり、嘘は良くないですね。 皆が使うサービスだからこそ、ルールは守ってほしいって思います。これから、その調整(方針は曲げず穏便に)にいかないといけません。もっと、きちんとした知識と判断をしてほしいものだと思います。結局困るのは利用者さん自身なんですから・・・
2008年03月31日
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みなさまこんばんは。今日は施設見学に来た方との話の中からと出来事の一部を。今日は知り合いの方とともにはるばる滋賀県長浜市よりもう少し山間部から、大阪のうちの施設へ見学に来られました。知り合いに、うちのデイの事を聞いて一度見てみたいとのことでした。その方は、以前はデイで働いていたのですが、一般的なデイに限界を感じ希望を持てなくて、ミニ特養化?するグループホームをする方向で先日まで奔走されていました。ところが、事業的に厳しいことや今一度自分の考えを整理したいとのことで、うちの話しを聞いてみたいとのこと。駅まで迎えにいったのですが、私は今日は送迎後に昼からの園芸の準備と買出しにいっていて途中で電話があり、急遽戻って駅までいったのです。その時、もちろんトランクには肥料だ土だのプランター10個分を準備して積んでたのですが、見学の方はそれを職員がするものと思っていたみたいで、話しにも特に出なかったのです。施設へ着いて運搬を手伝っていただいた際に、「今日は、なんでも農場、っていうメニュー・・・いわゆる園芸に使うんですよ」とさりげなく話しました。相手さんは「これ全部?今日使うんですか?」私「そうそう。利用者さん次第だけどね」相手「?? 職員さんは?」私「台の上に運んだりくらいはしますが、封を切る、混ぜることや配分などは 利用者さん達でしますよ(^_^)。私はほぼ見学です」相手「出来るんですかね~?」私「その時はその時・・・でも、きっと私より上手くしてくれますよ」そんな会話で午前中を終えました。それから施設を自由に見てもらって、写真やらを参考にって撮っておられました。山口や広島の見学時に言われたとおり、うちも別に隠すものは何にもないので、資料なども全部渡しました。バイキングの光景なども見られてて、不思議な顔をしていましたね。これも職員が、配膳を運んだりすることがないし、がやがや話しながら、これはおいしそうだの、これはイマイチやなとか言いながら自由に盛っている姿が斬新だったそうです。その後、食事を終えていよいよ園芸の時間。予想通り、時間前に集合で置いていた材料などは、どんどんさばかれてました。一時間のメニューで組んでましたが、ほぼ30分で終わり皆でその場でお茶。今日は暖かだったので気持ちよかった(^_^)鉢植えのやつでパンパンだった観葉植物も分離して寄せ植えもしてもらいました。しかしまぁ、予想を裏切る速さで、ひかえていた男性陣には園芸の仕事がない・・明後日の苗植えを約束して、笑い話の中終わりました。明日は、プランターを追加して野菜を作ろうと計画してます。少しでいいからそれに楽しみを、可能性を持ってほしいのでね。これが進めば近隣で畑を借りてもう少し本格的に出来たら、畑仕事のメニューを作れば、半日出っ放しの利用者さんが増えるんだろうなぁって光景を思い浮かべてました。 これも必ず実現しようって思います。話しを戻して、その後いろいろ話しをしてました。この方もこれまでのデイの概念が崩されて、可能性が見えたことを喜んでくれてました。 それを山口だけでなく大阪でやっていってる姿を喜んでくれてました。 この方を見ていてふと思い出したのが、数年前の自分です。自分も2年以上前に、広島のデイとそして、きどやまboyさんが行っているデイのホームページを見て自分の中で革命が起きて興奮冷めない日だったからです。そんな自分を見ている気がして・・・そして、こういった思いをもっている人がいるんだなってことを嬉しく思いました。離れてはいるけれどもこうやって自分を取り巻く環境は繋がってきてます。そしてそんな中、ミュッチの母さんからもお電話をいただいて、来週そちらへ寄れるかも知れないって話でした。 施設はまだまだですが、ぜひお話ししてみたい方ですので、上手くスケジュールが合えばなあって思います。楽しみにしてます。99remiさんからもメールいただいて・・・ありがとうございます。そうそう、フラワーですが一応出来ました(^^ゞ とても、本家にはかないませんが不器用な私が作った割にはまだ良い方だと思います。後ほどアップしますね。今日は利用者さんとも、見学の方とも沢山の話し、発見があって本当に充実した一日になりました。明日は梅を見にいくそうです。 いくそうですって言うのは私は他の事業所へ話をしにいかないといけなくて、「梅を見る+外食」に参加出来ない(T_T)がっかりです。 よって、明日は苗購入と種購入、園芸準備になりそうです。新規の方も明日から・・・いきなり梅と外食・・・どうかなって思ったけど、反応は上々。 外にいけると思ってなかったみたいでした。うちは近隣は自由に歩けるし、外食も外出もあるし、何でもこいです。でもそれが普通ですから。 それが出来ないことの方がおかしいのですから。よって、今後も出来ることは独自で進んでいきます。利用者さんの希望と笑顔がそこには必ず着いてくるので(^_^)v明日も仕事遅くなりそうなんで今日はこの辺で。
2008年03月12日
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みなさまこんばんは。久々の更新になります。ここの所、除くことは出来たんですが書き込む時間が無くて・・すみません。昨日今日と2日間の研修を終了しました。今日の講義は演習でしたが、管理者としての考えや方向性などいろいろとためになる事が多くて寝ることもなく楽しく参加できました。この辺りの研修になるとレベルもモチベーションも高い方が多くて演習などにも意気込みがあっていいもんです。施設の方はと言うと利用者は順調に増えています。無料体験の希望者も今月だけで7名にもなり結びついたものは半分かな?検討中の方もいますがそれは結果次第なんで・・・職員についてもいろいろあれど良い方向には向いて来てます。ただ、最悪の状態も考えてます。管理者ゆえに仕方ないのですが、理念や方針、介護観すらきちんと見て仕事をしてもらえない時は決断をするときと思ってます。迷惑をこうむるのは利用者さんであり、懸命な職員なのですから。そこは決断に迷うことなくしようと思ってます。そうそう。先日は外食(メニューでのランチ)を選んでもらって食べに行きたい方は行かれてます。行き先も当日に利用者さんで決めてもらいました。あくまで自己選択自己決定を尊重したいので。結果は一票差で回転寿司になりました。その様子ですが・・・戦場さながらの食欲でした最高は10皿(20かん)を平らげる方、6皿+うどんの方など、みなさん1時間もたたない間に食べる食べる。見ていて楽しくほほえましい(たくましい?)何より、よく話して笑われて・・・本当に喜んでくれてるんだなって感じました。帰ってきてからも、次はここいくどこいく・・と早くも次の話。本当にたくましい利用者さんです。もっともっと人生を楽しく有意義に過ごしてもらえるように努力していきたいと思います。来月は果実酒作りや漬物などそういったものも「内職リハ」メニューとして組み込んでいきます。まだまだ可能性があるんだからのびのびと職員にもしてほしい。楽しさを感じてくれたらって思いますね。1日10人までもう少しです。 頑張っていきましょう!!
2008年02月21日
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みなさまこんばんは。今日の施設でのことなんですが、カテゴリーは介護についてです。では・・・今、うちにはFさんという方が来られています。少し認知症が出始めてる中でも、いわゆるマダラ状態です。ただ、日々の生活にある程度、ヘルパーなどが入れば何とかやっていけるのですが問題はそれ以前のことからです。この方が介護認定を受けたのが9月。ケアマネがついたのが10月です。結論から言うと、認定者が認知症を見つけることが出来ていない。それと、ケアマネがこの方の認知症がないということ。でも家族(同居ではない)人は認知症がある程度出ていることをそれなりに理解していること。この地点からして疑問でしたが・・・で、なぜこんな話になるかというと、今日電話でケアマネから連絡があり、「Fさんが封筒に入ったお金がないと土曜日に入ったヘルパーさんに言ってて、金曜にうちのデイを使っているからそちらで何かあったんじゃないか?」ということ。 ところが問題のそのお金の入った封筒は冷蔵庫の上にあって、職員はまったく触らず。うちを利用の際も財布は持参するも封筒はないことは、確認済み・・・だから最初はなんの事か分からず。しかし、デイではその認知の片鱗をすこしばかり見ているので、その影響なんかなと思って話をしていると、何かおかしい・・・ケアマネのいうことは、Fさんの言う事に間違いはない!!からデイで何かがあったはずだという事をしきりに言われる。たまりかねて、「家族さんともお話はしているのですが、本人に若干認知症を思わせる行動が何度もあり、今回もそれにからんだことだと家族さんも納得されているのですが、そのなくなった封筒ってどこにあったもの?ですか?」と聞き返しました。すると、「いえFさんは認知症ではないし、言われる事におかしな点は見えないからそんなわけはない」と言う始末・・・おいおい・・・一体何を家族さんたちと話をしてきたのだい??と思う。別にFさんを攻めてるわけでもないし、そういったことはありえることである。認知症もしくは疑いがあれば。でも、現状、デイを使っている中で話のつじつまが微妙にすれていることや、来ない家族のことを来るということ、現実になかったことをいっていることからいろんな記憶の重なりなどがあれど、正常な感じではなく、節々に??と思う。問題はFさんではなく、介護側の視点のずれであり、アセスメント、モニタリングをおこなう側。FさんはFさんなりの解釈で進む以上、状況によっては仕方ないし、今後もこれらを想定した介護プランを組むべきところ、そうでない視点からのプランは無意味。家族の話を聞いていない証拠でもある。当然、ヘルパーも認知症がないと思っているらしい・・・これもおかしい・・・家族さんとはいろんなことがあったことを知ってきているのにもかかわらず、一方的にデイで物を盗った扱いである。おいおい失礼ながらそんなことをする施設ではないと言いたい。なかにはそんな事業所もあるかも知れないがうちではない。もう1ついうと、そのなくなった封筒。家族がデイ宛に電池代を入れたお金で、電池代をうちが立て替えたから、木曜に連絡あって金曜にもっていってくれと言われたもの。ヘルパーはもちろん知ってる。はぁ・・・少し考えたらわかることなのに、どうしてこうなるのか??簡単・・・それはその人をきちんと見れていないし、知っていない。決め付けた先入観で介護をするからそうなるんです!!で、明日は事業所にきてFさんと皆でその辺りをはっきりさせるとのこと。おいおい、Fさんもそんな裁判みたいな場で物も言えないでしょうよ・・・ケアマネ~それくらい考えたら分かるやろ~ま、結果は分かっていて勘違いであるのも見えてるからいいけど、そんな時間があるならもっと担当の人の状態を見てほしい。そして、じっくりといろんな視点から見る目を持ってほしい。本当にうちが物を盗ったりするとこで嫌ならば、Fさんだってうちへ来たいって言わないよ(ー_ー)!!来たいって言うにはそれなりに理由があるんですよ~まったく・・・もう少し勉強してきなさい!!!!!!!
2007年12月04日
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みなさまこんばんは。今日はデイの中での話です。今日は2名の利用者さんでした。いつもどおり、メニューを決めていただきそれぞれ過ごしていただいてます。そんな中、1人の方は気分次第のメニューでお話をする時間がとれていろいろと話をしていました。最初は株式の話(これは利用者さん自体が株をしている)をして、今後の値動きや情勢を予測しあったりしてました。 これがまたきちんと把握できていないと話についていけません・・・そして、今度は施設について。そんな中でおもしろかったのは、どうやって利用者さんを増やすか?と言う事を話してました。いろいろな方法を話しながらひとつの結論に。そう、この住宅内で囲碁をされる方がおられるとのことと、利用者さんが初段の方なので囲碁クラブを毎週水曜日にすることに決まりました(実現には少しの調整が必要)しかし、私自体は習いたいので教室も同時にしてもらうことにしました。うちのデイでは、利用者とこんな話を普通にやってます。たわいのない話もしますが、こういった企画話をすることが大切だと思うし、何より生の声ということからニーズがそのままなのです。こんな楽な事はありません。これを楽しみながら、話し合う。スタッフと同じ内容を真剣に議論すること。ここでも利用者さんは、老人でなく、年上の方であり、よきアドバイザーです。対等な関係を持つことでお互いに良い刺激になってます。一歩一歩進んでいくのを感じる日でもありました。今週はシステム調整の最終月で12月より山口と同じシステムが稼動します。これにより、利用者さんのすべての動きを評価し検討できるようになります。まだまだ出来るんだということを納得してもらえるサービスを提供して、お互いが楽しくやっていけるようになるといいと思いますね。もっともっと良くなるように努力していきますね。
2007年11月07日
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おはようございます?かな?すっかり目が冴えてしまいました・・・というのも、奥様に頼まれてお茶を作ってから寝るんだったのですが、すっかり忘れてました。で、起きたのが2時・・・研修にいく出発時間は5時すぎ・・・寝なきゃ~って思いながらも、こうしてると・・・えっ!! 3時半やん。寝る時間が(T_T)さて少しだけ寝て、今日から一泊の研修です。はぁ介護の仕事は好きだけど、さすがに座学は・・・きっと眠くなるだろうなぁ。朝が早すぎです。でも、今日の講義終了後は研修で同じ班になった人の案内で施設を見学させていただけます。中々お話を聞いてる限りでは箱物ながら、立派に自由さを職員の熱さを感じるものであったのですごく楽しみですね。研修行くとこういう機会があるのがすごく嬉しいです。その後は、土地の料理と少しのお酒を探しに行こうかなと思います。案外、後半が主流だったりして(^^ゞではでは皆様、しっかり勉強してきます~行って来ます(^_^)v
2007年09月10日
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みなさま、こんばんは。最近は雨ばかり・・・通所の送迎も大変で寒いそんな中、今日はある1人の利用者さんの話です。その方は高次脳機能障害の方で、記憶や麻痺があり最初の頃は対応に苦慮しました。というのは、すごくお若い方であり、言葉遣いで悩みました。私が目指すものからは一見かけ離れている利用者・・・でも、何度かの利用と担当者会議の中でヒントを得て、普通に接する(連れのように)ことでかえって話が弾み、笑顔が出ることが分かったからです。今日は、一般的に見て周りはきっとおちょくっていると思うような会話でした。しかし、話から始まり、横でご飯を食べているとおいしそうだから一口頂戴と言われ一口あげて・・・お腹がすいたといったから、持参のパンをあげて、コーヒー飲んで。今まで、どのサービス利用時も人前で食事をしなかった人があっさりと共に食事をし、私なんて箸の持ち方まで指摘され(笑)家族さんもびっくりの楽しい一日でした。私のやり方が決して良いとはいいませんが、人により手をかえ品をかえ・・・で笑いが止まないのは良かったといえます。先日は胃ろうの方で、家族の名前しかいえなかった人が、「何かおくれ~」と手を伸ばし、私の蜜豆をぶん取って平らげて・・・あらためてこの仕事の楽しさを知りました。偶然にもうちのデイケアに来る人は殆ど、状態がよくなってます。車椅子浴だった人が手引きの一般浴へ、ストレッチャー浴の人が方法を考えて個浴で入れたりと。私自身も日々、勉強ですが確実に手ごたえを感じてます。あとは、レクリエーションの中で、もっと体操的なものを組み入れ、やりたい事を自由に出来る環境を設定することが課題です。少しずつですが、独自のものができあがりつつあり、今後の自分の事に反映させるヒントがみつかってます。何より、食事を共にし、笑いがお互いの中に生まれ、空気が柔らかいこの感じがとても利用者やスタッフに好評なのがうれしいです。もっともっと、個別に対応できるものをしていきたいですね。目指すものはまだまだ遠い位置にありますが、皆で楽しくやっていこうと思いました。96歳でも、介護度5でも、上昇はあるのですね。あらためて、感動をした日でした。明日も精一杯頑張ります。
2006年12月15日
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久々の更新です。相変わらずの仕事で今月は4週5休になりそうです・・・タイトルに戻りますが、施設にとって通所ってなんなのかな??って思います。私は、通所は施設の顔であり、今後に繋がる部門であるとおもってます。家族、利用者との関係作り、在宅支援、すべてがそうでなくとも出来ていることもありやっていてやりがいを感じるものです。私の勤める施設は残念ですが、期待むなしく酷い経営陣の考え方がもろに出てきました。建前から本音へと変わってきて、酷さが増してきましたね。通所で言えばまず人員。私1人と半日パート二人。人員換算でいうと2。通所の契約書では3.6+0.4のPTを配置することになっているし、日中も2.6の換算人員をおくと契約しています。なのに、多くて日中は2.5ですから。酷いもんです。 もちろん、お風呂に二人行くと現場は1人。何も出来ないです。当初に期待したかけらもない施設となりました。入所の人からは、牢屋、刑務所と言われる始末ですからね。せめてデイは言われないようにと頑張っていますが、紅葉も見にいけないですから。老健で外出も出来ない、将棋も碁も何もない・・・刑務所より酷いのかも知れない。最近は福祉経営者に不信感があり、仕事に対しても福祉以外がいいのかなって思い始めてます。 好きやけど、来る人が悲惨・・・特に入所。リーダーにすら福祉の思いが無い人がいる自体おかしいです。デイは私がいる間は何とかそういったことだけは言われない中身を継続しますが上がどこまで理解できるか・・・疑問です。こういった施設はやはり、第三者機関か役所に言うべきなのでしょうか??
2006年11月15日
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みなさま、こんばんは。今日は介護のこと・・・仕事のこと・・・だが今のとこではなくて、他です。以前お話しを聞きにいった新設の老健から電話があり、相談員としては採用を出来ないけど、デイケアの主任としてやる気はないですか?といきなり言われました。私の中では一旦は置いた話しであったので、しばらく話しを聞きながら考えていたのですが、奈良の施設の話しも一旦白紙に戻した状態だし、後に役員をしている法人からデイを立ち上げる話しが本格的になり、先はこの地域で仕事する機会もあることも考慮して、お話を受けることに決めました。OT,PTの先生とも関わりを持てるだろうし、職務上、顔を広げることも出来るし、給料もまぁまぁだし、仕事に不満はない。 むしろ最初から出来るのでこれにこしたことはない。 主任であることも大きな理由。 意見が通るので。以前はこれで痛い目にあった(去年の4月ごろ)。だから、やるならまずここで奈良で一番を目指そうと思いました。そして、いい人材を見つけることもね。目標はまだ先ですが、これでまた一歩前進です。気がかりは今の施設の入所者です・・・時間は切られた以上、急いで進めるしかないですね。ますます忙しくなりそうです~。景色が遠のいていく・・・・外出したい。
2006年06月26日
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みなさまこんにちは。今日は、仕事って何を持って頑張れるのか・・・いろいろ他の方のブログを拝見してると、いろいろ悩みがあってわたしもそう思うこともあるし、それはちゃうやろって思うこともある。ただ、福祉にかんして言えば、なぜこの仕事を選んだか?デイや特養など分野にこだわる理由??で悩んでる人もいます。私は思うのですが、ありきたりのことでしょうが難しいこと。それはお互いが楽しんで日々の業務に関わること。これにつきます。デイでも障害者施設でも何でも、そこにいる人のためにすることが基本です。 きれいごとでもなんでもなくそうでないと続かない・・・気持ちが重くなります。人なんて出会いがあって別れがあって・・・それはこの業界では特にあります。亡くなる方、転職に伴う別れ、出会い・・・そこに定着する人が少ない福祉の業界。 特に現場の職員はそうと思います。だからこそ、その日をめいっぱい頑張ってやればいいじゃないでしょうか?それが、自分のスタイルになってくると思い、私はやってます。特に偉いわけでもないし、大学を出たわけでもないし・・・人間性をかわれるこの仕事ですから、自信をもって挑みましょう。楽しくやるのが一番!!!
2006年06月10日
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みなさんこんばんは。今日はある日記から読んだデイサービスについてです。世間でよく聞くものは、レクってどうやって上手くする? リーダーにあたってしまったら仕事もおぼつかない・・などいろいろ聞きます。では、利用者さんは何を望んで来られているのか??皆で童謡を歌う、子供みたいなゲームをする・・・もちろんそれが一概に悪いとはいいません。 それが好きな方もいるでしょう。問題は集団で同じものをすることです。刑務所じゃないんだから同じものをする必要なんてないし、まして、自己負担して受けているサービスなのに、そんなことをしたいと思うほうが不思議なのです。自宅では出来ない、したいけどきっかけがない・・そんな本当のニーズを掴まないといけないと思います。私は運良く、本当に喜ばれている施設、事業所を見る機会があり、自身も研修させてもらいます。 そこでは、90歳を超えた方がこのデイで1からパソコンを学びエクセルなどを使って地図や表を作る、陶芸、園芸はもちろんトランプの大富豪やリコーダー演奏など本当に生きがいや楽しみを味わいに来られているのです。 だからといって介護度が軽いわけではないのですよ。こういった話をすると、たいてい言われるのが「それは介護度が支援~2くらいだから出来るのよ」 なんてことですが、1や2は全体の半分もいません。3や4と均衡なのです。 それでも自分が出来ることを理解し、お互いを助け合って頑張っておられます。 スタッフもそうです。介護に懸命で理念を理解し、それぞれが楽しくされています。誰が、レクリーダーだ、今日のレクはなんだって言葉は出ません。それぞれの場所で皆がしたいことを自らしています。だから、にぎやかで空気も明るく居心地がいい。体操するにしても氷川きよしや坂本冬美の曲に振りをつけて激しく、やさしく踊られてます。 職員の押し付けでないのが一番の理由でしょう。私はここを見てあらためてスタッフの気持ちで中身が変わることを痛感しました。 今は、私がバイトでいくデイの方の希望もあり研修に行って頂いてます。上の方には内緒ですが・・・しかし、本当に求められているもの、スタッフとしての仕事、役割、楽しみなどを知っていただけることが大切です。私が立ち上げることになったなら、きっと理解してもらえると思える人達になるでしょう。 お金をためてそんな準備をしようと言ってくれる方も出てきましたし。右に習えの考え方では物事は進みません。だから、今の施設で何とか変えていきたいといろいろやっているのもそんな夢と、目標があるし、何より利用者さんを何とかしてあげたい・・・そんな思いからです。 私1人が出来ることに限界がある・・・それはそれ。それならば、出来るだけの人を何とかすればいい。最初は学ぶべきところと割り切って入った障害者の施設ではありましたが今は何とか、そこにいる人がせめてここに入所していたいと思ってもらえる中身に変えていくことが自分の役割と決めて仕事をしています。考えに共感を持ってくださる人、助けてくれる人・・・そんな人がいる限り頑張ることは出来ます。デイの中身もいっしょ。 やればできる。その気がなければそこで終わる。だから、最初に言った様なことで悩んでいる方。他所を見て多くを学び、広い視野と柔軟な思考を持つことです。そしたら、夢と葛藤が生まれます。 自所の欠点を把握し改善をすることが出来るならば、自分の働く環境も変わりますよ。さて、明日も遅出。 でも、明日は皆で話をしながらテレビを見ましょう。この前までは19時に各部屋へ戻されていた人達・・・・今は少しながら意見を通して変わった中身。 もっともっと、少しずつながら変えていきます。 本当に楽しんでもらえる利用者さんのために。
2006年03月18日
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