おしゃれ手紙

2025.07.26
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カテゴリ: 父の麦わら帽子


岡山県で生まれて家に時計がなく、〇時〇分という言い方をしなかった。
小学校に入って時計の授業があったが、よく分からなかった。
テレビもなかったので、分単位の必要がなかったのだ。

太陽が出ると暑いので、大人は太陽が昇る前に起きて働いた。
夏休みの間、子どもは、大人に起こされてラジオ体操に行った。

そして、夜が来る。
夜のいい方にはいろいろあって、その時間帯は、言い方で現した。
夕焼けの海
まず、夕方。

●終バスが帰ってきた。
●終バスが出た。




●夕飯時(よーめしどき)
花火 ●宵の口

夕方になってすぐ。
夜の入り口といった使い方をしていた。
満月 ●宵
●夜さり(よーさり)
●夜さ(よーさ)


いずれも意味は夜。
 亥の子の行事の時の歌に「亥の子の 夜さ(よーさ) ボーテボテ」というのがある。
半月 ●夜更け
今の使い方と同じ。
下駄 晩御飯のあと、まだ宵の口。
人々は、涼を求めて橋の上に夕涼みに出た。

昔は、夜になるといっきに温度が下がって過ごしやすかった。
橋の上は特に涼しかった。
 大人も子供も、暗闇に中、蛍がゆらゆら飛ぶのを見たあの頃の夏の夜は、豊かだった。

土橋より見ゆる蛍のゆらぎかな 

夏は、夜。月の頃はさらなり。
闇もなほ。螢の多く飛び違ひたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。
雨など降るもをかし。

「枕草子」 清少納言
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Last updated  2025.08.04 13:23:50
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