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多治見市の臨済宗 永保寺の本堂・大玄関再建工事が進んでいます。
現在は、大工が木材を刻んでいるので、現場の工事はこれといって進んでいません。ただ、現場の定例会議だけは1ヶ月に1回のペースで開かれています。
いつもは山内寺院、事務局、工事監督そして私たち設計士が参加して行っていますが、昨日は老師、棟梁にも参加してもらいました。
大玄関の唐破風屋根下の天井に何を張るのか?
「格天井になりますが、設計図では鏡板がヒノキの板になっています。ただ、ちょっと木目が単調になってしまう恐れがあるので・・・杉の根杢板を貼ったらどうでしょうか?」と、現場監督が提案しました。
「値段は変わらないの?」と老師。「同じ値段で結構です」
「この板は杉の根元ですねえ。木目が荒々しくていいですよねえ」と私。
「根杢板は割れないのでお薦めですよ」は棟梁。・・・全員一致で根杢板を貼ることになりました。
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