社寺の設計が得意な設計事務所

社寺の設計が得意な設計事務所

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

設計星人

設計星人

Freepage List

Comments

設計星人 @ 今週発送するそうです こちらこそお世話になっています。 来週…
副住職@ Re:お寺の書院の欄間をデザイン(05/27) お世話になっております。 欄間できた…
farr@ 相互リンク 突然のコメント、失礼いたします。 私は…
設計星人 @ Re:三角妻壁の名称の質問(07/31) 田中新一さん >切り妻、入母屋の三角形…
田中新一@ 三角妻壁の名称の質問 切り妻、入母屋の三角形妻壁の名称を教え…
Jul 3, 2025
XML
カテゴリ: 木造本堂新築
東京都の真言宗寺院から本堂の耐震改修のご相談を受け、早速、関東事務所の植松と訪ねました。

本堂は間口6間、寄棟屋根の瓦葺きです。
「今より大きな本堂を新築しようと思っていたんですが・・・最近はお参りの方が減りましてねえ。この本堂を耐震改修しようと考えを変えました。でも、屋根は入母屋造りに変えたいんです」と住職。

本堂の中と外周部を見せてもらいました。

すると・・・本堂の裏手には3m以上の擁壁がそびえ、お墓が立ち並んでいます。
「この擁壁は都の許可を受けていますか」
「いえ。でも、頑丈に造ってありますよ」

お気の毒ですが・・・安全であるということと許可を受けているかどうかは違います。

「屋根の形状を変えるとなると建築確認申請が必要なので・・・崖条例への合法性が問題になります。多分、本堂の擁壁側の壁を鉄筋コンクリート造に変えなくてはいけないでしょうね」



「残念ですが・・・この本堂の耐震改修には、文化財並みの工事費が必要です。また、材の質もよくありません。今後長く使うことを考えると、改修工事はお勧めできません」と率直に申し上げ、総桧造りで建て直した場合の概算工事費をお伝えしました。


△現況調査の結果、耐震改修から新築に変わった​ 龍登院本堂

「工事費の差がその程度なら建て直したほうがいいと思いますが・・・総代に相談してみます」


菅野企画設計】は、寺院建築・和風住宅・古民家再生を得意とする設計事務所です。
≫≫ ​​ 寺院完成ギャラリー
≫≫ ​​ Instagram(寺院)
≫≫ ​​ Instagram(住宅)
≫≫ ​​ Pinterest

◆本社◆
 愛知県一宮市木曽川町黒田往還南60-3
 TEL 0586-84-2003
◇関東事務所◇
 横浜市中区太田町6-79アブソルート横濱馬車道ビル4階
 TEL 045-264-9160





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Jul 3, 2025 08:00:06 AM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: