メキシカン・アメリカンな暮らし
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沖縄に住んでいた時は、暑い夏には夏バテ予防にと毎日のようにゴーヤーチャンプルーばかりを食べたりしていたものだが、それでも余りの暑さに食欲がいまいち出ない時には、冷やし中華や冷やしそうめんなどの、のどごし爽やかな食べ物がやはり美味しく感じられたものだ。私が今住んでいる南テキサス州の町は、ここのところ平均華氏101度(摂氏38.3度)を記録し、普段食べ慣れているご飯を食べるにしてもかなり気合がいるような暑さであるが、冷やし中華や冷やしそうめんの材料が身近で手に入らない場合には、我が家ではimitation crab ceviche[イミテーションクラブ セビチェ]が食卓に登場する。そもそも、ceviche(セビチェ)とは、中南米に広く見かけられる料理で、特に、レモンやライムなどの柑橘類で調理された(またはマリネードされた)魚介類と色々な野菜などを混ぜ合わせた料理のことである。かに、えび、たこ、いか、牡蠣、ハマグリ、白身魚などが主に使われる中、イミテーションクラブ(かにかま)なども良く使われたりするが、いずれにしても、予め冷やしてから頂くので、特に夏場にはもってこいの料理だ。我が家では、私が甲殻類アレルギーを持っているせいもあって、もっぱらimitation crab ceviche(イミテーションクラブ セビチェ)なのだが、私が一番気に入っている食べ方は、トスターダ(コーントルティーヤを揚げたもの、または、コーントルティーヤをオーブン焼きにしたもの)にサワークリームを塗って、その上にimitation crab ceviche(イミテーションクラブ セビチェ)をのせ、お気に入りのホットソース(ちなみに、私のお勧めはTapatioという名のホットソース)をかけるという食べ方である。これは、カリフォルニア州に住む義理の伯母直伝の食べ方だが、伯母の場合は、サワークリームの代わりにマヨネーズを塗るのがオツだそうで、時には、簡単にコーントルティーヤチップスでimitation crab ceviche(イミテーションクラブ セビチェ)をすくって食べることもあるそうだ。また、色も鮮やかで、しかも、胃にも軽い料理なので、ちょっとしたパーティーの前菜にももってこいだと思う。伯母も私もいつも目分量で作るので、分量は書き出すことは出来ないが、以下にimitation crab ceviche(イミテーションクラブ セビチェ)のレシピを紹介したい。・細かく裂いたイミテーションクラブ(かにかま)・細かく刻んだセロリ・小さめに切ったトマト・細かく切ったレタス・細かく刻んだレッドオニオン・細かく刻んだシラントロ・粉末チキンブイヨン・ライムの絞り果汁 少々(オプション)トスターダス、サワークリームかマヨネーズ、ホットソース 〔作り方〕1、ボウルにイミテーションクラブと野菜を全て入れ、混ぜ合わせる。2、チキンブイヨンを好きなだけ入れる。3、ライムの絞り果汁を少々加え、ラップをして冷蔵庫へ、、、。少なくとも30分くらいはマリネードした方が良い。4、トスターダスにサワークリームかマヨネーズを塗る。(*この過程はスキップしてもよく、そのままセビチェをのせても良いし、アボカドを潰してペースト状にしたものを代わりに塗っても美味。)5、セビチェをのせて出来上がり。
2009.06.14
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