2008年12月05日
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あたりは、もうすっかり暗い。

聞こえてくるのは波の音だけだ。

ザー・・・ザー・・・

翔平と彰は何かを集めに遠くに行った。

俺は波の音しかきこえない真っ暗闇の中で一人。

色々な事を思い出してみることにした。

中学。
俺と康太は出会った。
部活ではペアを組んでいて。俺がイライラしてるときとかアイツがなんとか抑えてくれたり。


恋の甲子園。
翔平と康太と彰と仲良くなった。
バンドもこれから結成した。

卒業式。卒業後。

たくさんたくさんあそんだ。
くだらないことをたくさんした。

横浜にわざわざ泊まりにいって、ゲーセンしかいかなかったり。
一日中、一週間、一ヶ月、ずっとずっとスカイプしたり。
変なゲームやってはワイワイ騒いだり。

はー、楽しかったなぁ。

今となっては・・・。


それにもう康太はいない。

いない。。

・・・・

ザー・・・ザー・・・

波の音が心地よく、そして虚しく俺の胸に響いている。



翔平と彰が戻ってくる足音が聞こえてきた。

「こんだけあればじゅうぶんだろ」

俺の座っている前に木を置き、

「はじめるか」

という俺にとっては凄く凄く悲しい言葉が響いた。

ザー・・・ザー・・・

波の音はずっと鳴り響いている。





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最終更新日  2008年12月06日 02時50分46秒
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