おじん0523のヒロ散歩

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2023.01.09
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カテゴリ: 続 日本100名城
雨上がりの樺崎八幡宮の散策を続ける。

11月15日(火) 12:30
足利氏御廟跡から復原された樺崎寺浄土庭園を見下ろす。


史跡 樺崎寺跡 (かばさきでらあと)
現在地は左下の赤丸。


樺崎寺の発掘調査
史跡樺崎寺跡の 遺構配置図


こちらにも観光案内板
奥の院街道 三十四町

北の郷物語  
  その六話「樺崎八幡宮」
国道二九三号線沿いにある樺崎工業団地北側の山麓に鑁阿寺の奥の院である樺崎八幡
宮があります。鎌倉時代に鑁阿寺開基の源姓足利氏二代義兼が、奥州藤原氏○○の戦
勝祈願のため・・・・・。写真がピンボケの為。


足利氏御廟跡から南へ進むと石碑が立っていた。
石面には字が刻まれていたが苔むして読めなかった。


石碑には「○○三橋蹟〇〇碑」。


南側の、樺崎八幡宮入口。


関東ふれあいの道
⇐ 足利駅 7.6km  樺崎八幡宮 0.1km ⇒





樺崎寺浄土庭園の由来
足利義兼(よしかね)によって創建。鎌倉時代初期の浄土庭園をもつ寺院として貴重なことより
平成13年に国史跡に指定。昭和59年より発掘調査が行われ、2005年より室町時代の姿へ向け
た復元工事が着手された。池泉庭園で庭園面積は4,000坪。


平成30年(2018)には池岸の復元が完了。引き続き復元作業が行われている。



左上には、多宝塔跡、供養塔覆屋跡、足利氏御廟跡がある。


樺崎寺の廃寺後は水田になっていたが、復元工事により池を取り戻したと。


広場にはクローバーが雨に濡れ。


樺崎寺浄土庭園から八幡山方向を望む、幟の廻りは樺崎八幡宮への階段。
左の階段を登ると多宝塔跡へ。


樺崎八幡宮をズームアップ。
石の上に無造作に石祠が置かれていたが。


樺崎八幡宮の東側へ廻る。


樺崎川に架かる石橋の辻橋。


正面に樺崎八幡宮
一の鳥居から八幡宮へと参道が進む。参道の右側に広い駐車場がある。


参道北側の広い駐車場を望む。


社号標石の「郷社 八幡宮」


参道から、樺崎寺浄土庭園を望む。
足利義兼が平泉の中尊寺や毛越寺の華麗な浄土庭園を模して造られた庭園であり、池の中央に
ある中島は江戸時代に造成された姿に復元されている。


参道にあるこの橋は「神橋」であろうか。


参道脇に掲示されていた雑誌のページ。
東日本旅客鉄道(株)が発行している「大人の休日俱楽部」の2021年12月号に記載された。
源氏の名門 足利一族の選択
   鎌倉幕府から室町幕府への軌跡


名門! 源氏の系譜
かつては中学の歴史教科書で、鎌倉幕府成立の年号を「いい国(1192)作ろう」という語呂合わ
せで覚えたものだろう。だが、これは源頼朝が征夷大将軍に就いた年で、現在では、実質的に
幕府が成立した1185 (文治元) 年が有力だ。
それから150年ほど下って、足利尊氏による室町幕府が開かれる。この二つの幕府が、400年
近くにわたる、中世日本の武家社会を形づくっていく。
その中心人物となった頼朝と尊氏。二人のルーツをたどっていくと、一人の「源氏の棟梁」に
行き着く。「八幡太郎」の通称で知られる、源義家である。・・・中略・・・
義家によって名声を高めた源氏は、東国で着実に版図を広げていく。義家の次男・義親の系統
は鎌倉幕府へとつながり、その弟・義国の方は室町幕府を生むことになる。・・・後略。


2代義兼、源頼朝と義兄弟になる。
足利2代義兼は、鎌倉幕府の公式記録である『吾妻鏡』にその名がたびたび登場している。つま
り幕府にとって義兼は有力な存在だったことがうかがえる。
治承4 (1180) 年に源頼朝が平氏打倒に決起すると、義兼はすぐにその許へと駆け付けた。以後、
側近として合戦に従い、頼朝から絶大な信頼を得て、幕府内でも一目置かれる存在となる。その
背景には「血縁」の絆があった。
義兼の母は、頼朝の母の姪に当たる。また妻は鎌倉幕府の初代執権・北条時政の娘・時子で、そ
の姉・政子は頼朝の妻となっている。つまり、頼朝と義兼は義兄弟なのだ。一説には、時子との
結婚は、義兼との関係をより強固にしたいと考えた頼朝が仲立ちしたともいわれている。
・・・・・後略
昨年放送されたNHK大河「鎌倉殿の13人」には名がなかったが。


3代義氏、北条氏の信頼を勝ち取る。
頼朝の死後に、北条時政・義時親子が頼朝以来の有力御家人を粛清していく中で、義氏は幕府
内で高位の官職を歴任し、存在感を強めていく。その理由の一つは戦場での勇猛果敢な働きに
もあったが、出自の良さを見逃すことはできない。・・・後略
承久の乱で活躍 幕府のナンバー2に。
北条方の信頼を得た義氏は、3代執権北条泰時の娘を妻に迎えた。そして承久3 (1221) 年、
かねて反幕府的な後鳥羽上皇が鎌倉幕府を倒すために挙兵する。世にいう「承久の乱」であ
る。このとき義氏は、大将・北条泰時の次将として幕府の大軍を率いて都に進撃し、筏を組
んで宇治川を渡り、武功を立てている。・・・後略


時代の覇者、8代尊氏。そして一族の行方。
8代尊氏は征夷大将軍となり、室町幕府を開く。義昭までの15代、約240年に及ぶ時代は公家
と武家、僧侶らの文化が融合した独自の室町文化が花開く。
尊氏は儀礼などを通じて将軍家の貴種性を高め、「足利一門は別格」との認識が確立。江戸時代
にも引き継がれ、その例が「5000石の大名」として明治維新を迎えた喜連川足利氏だ。


樺崎八幡宮の北側に廻り、小高い所に「菅原道真公碑」があった。


鳥居の先に石碑が二つ。


健康学問祈願
駆け出し百人一首 (11)「東風ふかばにほひおこせよ梅の花
             主なしとて春なわすれそ        菅原道真」
訳:わが家の梅の花よ。 東風が吹いたら、私のいる大宰府まで匂いを届けておくれ。
    主人がいないからと言って、春を忘れてはならないよ。


石碑には「菅○○」。


奥の院街道 三十七町
鑁阿寺から樺崎八幡宮までの街道案内     北郷観光協会
北の郷物語  
  その百二十話「樺崎官公廟と飛梅」
菅公こと菅原道真は、荒魂の雷神格の一方、和魂の文神格も勧請されました。明治十
四年 (1881) に地元有志が第十四区樺崎小学校に天神講の祀廟、菅公廟を建立、合併
で北郷第三尋常小学校に移り、変遷を経て昭和三十八年、足利市立大月小学校に改称、
移転した際、裏山に放置されました。平成十八年 (2006)、住民の尽力で天神信仰を
重んじた源氏の氏神社の樺崎八幡宮境内に遷座し、菅公を慕い京から大宰府に飛来し
た梅花の飛梅伝説に因み献梅されました。  (中島太郎 著)。


黄葉が始まったイチョウ。


12:45
樺崎八幡宮下の駐車場に戻り次の目的地「桐生川ダム」へ行くことに。


Googleマップで、桐生川ダムまで23.4km、所要時間31分と。


12:55
ここを右折して県道208号線 (飛駒足利線) へ進む。


正面は北関東自動車道(群馬栃木区間)で右側に足利インタ。


13:00
この先を右折し、県道208号線 (飛駒足利線) へ進む。
交差点脇に「足利カントリークラブ 10km」の案内、足利インタからの案内であろう。


県道208号線は県道66号線 (桐生田沼線 佐野市下彦間) と合流。
田舎道で道路も空いており順調に山間部へと進む。


県道208号線・県道66号線を進み、カーナビの案内でここを左折。
ここは飛駒町辺りでここから県道66号線 (桐生田沼線) へ。


13:22
県道66号線 (桐生田沼線) を進み梅田湖に架かる梅田大橋の手前を右折。
道路脇に石碑が2個あり停車。


碑をズームアップ。
左側には「県境変更桐生市合併記念碑」
右側には「この合併記念碑は水没のため旧入飛駒小学校から移設する
             昭和五十八年七月
                桐生市長 小山利雄」


こちらにも石碑


梅田湖第二駐車場に車を停め、梅田湖に架かる梅田大橋を望む。


梅田大橋をズームアップ、後方に桐生川ダム。


対岸にある「梅田台緑地公園」
梅田台緑地公園は、市民のレクリエーションや憩いの広場となるよう、整備されました。
梅田湖の右岸に位置し、園路を散策すれば四季折々に豊かな表情を見せる景色を楽しめます。
例年、2月にはロウバイ祭り、5月には清流コンサートが開催されていると。


13:30
梅田大橋を渡り、ここを左折して県道66号線へと進む。


13:30
桐生川ダム
所在地:群馬県桐生市梅田町4丁目1781
ダムの堤高 60.5m、堤頂長 264mの重力式コンクリートダム。ダム湖(梅田湖)周辺は野外セン
ターやふるさとセンターがあり、釣り人やボート遊びの人達で賑わっている。



                                     ー 続く ー





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最終更新日  2023.01.09 03:00:07
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