おじん0523のヒロ散歩

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2023.08.06
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カテゴリ: 茅ヶ崎市歴史散策



昭和53年に神奈川県の無形民俗文化財に指定され、57年には『かながわのまつり50選』にも選
ばれています。

浜降祭のはじまり
今から170年ほど前の天保9年(1838)、寒川神社の神輿が例年春に行われる国府祭(こうのまち)
(大磯町国府本郷)に渡御した帰途、相模川の渡し場で寒川の氏子が争いを起こし、川に落ちて行
方不明になってしまいました。
その数日後、南湖の網元である孫七さんが漁の最中にこのご神体を発見し、寒川神社に届けたこ
とを契機に、毎年同神社の神輿が、そのお礼のため南湖の浜に赴き、「禊(みそぎ)」をするよう
になったと言い伝えられています。

神社のお礼参りよりずっと古い時代から、心身の罪や穢れを清める「みそぎ」の神事を行うため
毎年、浜辺への渡御が行われていたとあります。
このように両神社の伝承は、古くから語り継がれ、それが後世になって合体して定着し、その後
明治9年(1876)にこれまで旧暦の6月29日に行われていた「みそぎ」神事を新暦の7月15日と定
め、名称も”浜降祭”と呼ばれるようになりました。
また、平成9年(1997)には、例祭日を7月20日に変更しましたが、祝日の改正に伴い平成16年か
らは7月海の日(第3月曜日)に例祭日が再度変更となりました。

過日、茅ヶ崎市博物館へ出向き、「浜降祭」に関する資料を。


以下は、博物館内のパネルから。
海へのいのり
多くの生命を育む海は、我々に限りない恩恵を与えてくれます。相模湾に面する
茅ヶ崎の自然環境やくらしは、いつの時代も海と深くかかわってきました。人が

ながら、漁は不安定で、時に生命の危険を伴うものでもありました。茅ヶ崎では、
人びとは海の恵みに感謝しつつ、時として脅威となる海に抗うのではなく、畏敬
の念を抱き、共生する知恵や文化を培ってきました。
写真は「浜降祭 ⑤神饌が各社に渡される」。


浜降祭 南湖の浜に入場した神輿 (大正時代)。





浜降祭 昭和50年代頃


禊をする神輿。


浜降祭 神輿道を練り歩く南湖三社の神輿(昭和30年代)。


10基近い神輿が神輿道を練り歩いている。


南湖 八雲神社の蛇飾り (じゃかざり)。


茅ヶ崎の神輿道 (実線)。
この地図はかつての神輿道で現在は違うようだ。
海岸まで担がれる「渡御」の神社は34社の半数17社で、後1社が行き「渡御」復路「車輌」。


御幣参り (ごへいまいり) ~ 南湖だけの浜降祭 ~
地図には、(4)大神宮、(5)御霊神社、(2)金毘羅神社、(1)(9)八雲神社、(7)住吉神社。


御幣参り ~ 南湖だけの浜降祭 ~
金刀比羅神社を出る御幣参りの御幣宮(ごへいぐう)。
早朝、海岸での浜降祭から戻り、八雲神社に納められている白木のお宮の形をした御幣宮(重さ
約50㎏)を担いで、決められたルートを巡り祭事を行います。5つの町内から総勢20名ほどが八
雲神社に集合し、烏帽子、水干(すいかん)の白装束を着て、御幣宮、太鼓、長持などを担ぎ、南
湖を一巡します。


御幣参り ~ 南湖だけの浜降祭 ~


御幣参り ~ 南湖だけの浜降祭 ~


御幣参り ~ 南湖だけの浜降祭 ~



7月17日(月) 6:10
昨夜は旅友の誕生日会で遅くまで飲んだが6時過ぎに起床。
右足の状態が心配であったが朝から暑い中愛車のリンちゃんで海岸へ。
波が穏やかな茅ヶ崎ヘッドランド。沖には烏帽子岩。


サザンビーチの海の家「夏俱楽部」
ここの経営者はサザンの桑田佳祐と小中学の同級生であると。
サザンが7月に発表した『盆ギリ恋歌』に、「サザンビーチでナンパするならヨシオんとこ(夏
俱楽部)でshow!!」と歌われているのが、海の家「夏俱楽部」だ (タウンニュース) から。


海の家の前には「菱沼 八王子神社」の看板。
日陰で休む担ぎ手。


サザンビーチちがさき入口の右側のテントには「本村氏子 八坂会」と。


歩くのが辛いのでできるだけ会場近くへ自転車で移動。


茅ヶ崎漁港駐車場には「浜降祭広報車」が駐車。
駐車場へは交通規制がされているので浜降祭関係者の車であろう。


浜降祭参加神社名。


茅ヶ崎海岸浜降祭 宮出・復路予定順番
神輿が神社を出発する「宮出」は市内では早ければ午前1時から始まり、合同式典は
茅ヶ崎西浜海岸で7時から実施される。式典終了後の8時ごろから御輿が一斉に海へと
向かう「お発ち」(初輿)が行われ、9時に終了。
神輿がみそぎをするのは入場時と式典後の帰路につく前の2回行われる。


茅ヶ崎西浜海岸には各神社の幟旗が立っていた。
多くの露天商も出店。


坂の上は国道134号の西浜小学校入口交差点。
同交差点から北側が神輿道の南湖通り。神輿には「下町 住吉神社」の札。


住吉神社は海岸から一番近い神社で最後に入ったようだ。


茅ヶ崎西浜海岸に作られた竹の鳥居。


茅ヶ崎西浜海岸には多くの露天商が出店いい匂いが漂っていた。

既にそれぞれの幟旗の前に神輿は鎮座していた。
各神輿の前には自由に行けたようだが、足が不自由なため撮影ポイントを探す。


6:35
警備員が通路を確保していたらその後を国会議員の河野太郎氏がいつものスタイルで登場。


少し高い場所を探し、西浜海岸にはまだ数基の神輿が担がれていた。


右側の神輿札には「柳島 八幡宮」。


多くの人が神輿の傍に。


既に鎮座している神輿が並ぶ。


柳島 八幡宮の神輿をズームアップ。


この日の為に神輿の担ぎ方を練習しているようだ。


まだ数台の神輿が担がれ西浜海岸の広場を乱舞。


天気が良いとこの方向に富士が見えるのだが、この日は気温が高く霞がかかる。


左に「柳島 八幡宮」右側に「下町 住吉神社」の神輿。


二社の神輿をズームアップ。


担がれて左右に移動。


34社の神輿が並ぶ。


幟旗が竹に絡みつき見えないのが残念である。
右側に「柳島 八幡宮」の神輿も鎮座。


6:55
各社の神輿が所定の場所に鎮座、いよいよ式典に。



                                      ー 続く ー





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最終更新日  2023.08.11 14:52:03
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