おじん0523のヒロ散歩

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2024.04.08
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3月21日(木) 14:10
足柄神社社殿は平成二十年に調査が行われ、いくつか特徴的なことが分かった。現在の社殿は、
本殿と拝殿、幣殿とを廊下でつないでいるが、もとは独立して建っていたと。


また、本殿は県内でも数少ない大型社殿であるとのことで、時計回りに廻ることに。


拝殿から廊下でつながる本殿。
本殿は三間社入母屋造で、桁行十五・五尺、梁行十一・七尺あり、県内でも数少ない大型社殿。
材質は欅の素木仕上げで、堅固さと優美さを備えています。
本殿の建築年代は、境内の由緒碑によれば、慶応二(1866)年三月と記されてる。





各所には、獅子や龍など良質で細部にわたる彫刻や陽刻による装飾が施されている。


本殿の海老虹梁 4本を見上げる。


本殿左側の脇障子には、松・唐獅子・2匹の子獅子。


本殿、幣殿、拝殿と繋がる立派な社殿である。


スギの木を見上げる。


ネームプレートには「 南足柄の、古木、名木、ゆかりの木 スギ  スギ科」 と。


本殿の裏側も唐破風の形状に。


本殿の座の木組みも匠の技。


本殿右側の脇障子には、松・唐獅子・子獅子。


右側からの社殿。





拝殿右側から境内、鳥居を望む。


足柄神社から右下にある、「苅野観音堂」へ向かう。
この道は足柄古道。


階段を下り、 「苅野観音堂 (本地堂)」 へ。

観音堂は足柄神社の参道左側にあり、本地堂という名前で呼ばれている。昔の神仏混淆がその
まま残っている状態です。お堂の前には、幾つかの石造物が並んでおり、その一つには高遠石
工の銘が刻まれていると。


観音堂 (本地堂)
足柄明神の本地仏聖観世音菩薩像を祀った堂です。平安時代末期から鎌倉時代にかけて盛んだ
った本地垂迹(すいじゃく)説 (仏が人々を救うために神に姿を変えて現われたとする神仏同体
の考え)によって建てられたお堂なので、昔は矢倉明神の別当寺弘斉寺が管理していました。
現在は旧苅野岩村57軒で管理しています。縁日は、8月9日で、昔は苅野岩村地区の念仏講中
が念仏を催し、若者講中が燈籠をつけるなどして賑わったそうです。境内には300年もの庶民
信仰を語ってくれる庚申塔などの石仏、石祠群があります。


入口右側に並ぶ庚申塔群。


庚申塔群が並び中央に笠付庚申塔。
後方の階段を上ると足柄古道、足柄神社へ。


左から「寶暦八戌寅年 南無阿弥陀佛」、中央に「三界萬霊」、「笠付庚申塔」。


入口左側に並ぶ、笠付庚申塔、石碑。


一番右側が、高遠石工の銘が刻まれている「読誦塔」。
石塔には「法華経四千託供養塔」。裏面に「石工 信ノ有光 文政四年十二月」と。


現在も旧苅野岩村地区で管理されているので、境内は綺麗に整備されていた。


観音堂の扁額「聖観世音」。


外陣は板の間に。


外陣の奥に内陣。
扉には注連縄、折り鶴が飾られており定期的に開放されているのか。


観音堂の南側。


聳える樹々も枝が下ろされ管理が行き届いていた。


昔は苅野岩村地区の念仏講中が念仏を催し、若者講中が燈籠をつけるなどして賑わったようだ
が。現在はどうなのかと気になるが・・・。
この雰囲気で巫女さんが踊る姿も見てみたいものだが、又神楽も。


境内は苔むして絨毯の如くにふんわりと。


入口左右に、南無阿弥陀佛、念仏供養塔、三界萬霊搭、笠付庚申塔等が祀られている。


観音堂入口から南側の参道を見下ろす。
鳥居前の道路は県道78号線 (御殿場大井線:足柄街道) 。


参道を少し下り鳥居をズームアップ。


途中で折り返し足柄神社境内へ上る。


足柄古道の京都側。
由緒にも書かれていたがかつてはここが馬場であったと。
(この後参拝した ”弘済寺” の住職の奥様からも)。


足柄神社の拝殿、神輿庫。


神輿庫の左奥に 「足柄神社石祠群 十二基」 が並ぶ。


この後、次の目的地「弘済寺」へ向けて足柄古道を下る。


14:20
地元の氏子の皆さんの手で整備された足柄神社を後にする。



                                    ー 続く ー





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最終更新日  2024.04.08 03:00:08
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