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2018.06.05
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テーマ: ニュース(97064)
カテゴリ:

森友文書 廃棄、首相答弁が契機 佐川氏停職、20人処分


東京新聞 2018年6月5日 07時07分
引用元:http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018060590070746.html

 学校法人「森友学園」の国有地売却に関する決裁文書の改ざん問題で、財務省は四日、佐川宣寿(のぶひさ)・前国税庁長官が主導したと認定し、当時の理財局職員ら計二十人の処分を発表した。首相夫人の安倍昭恵氏らの名前を削除するなど改ざんした理由については、国会での追及を免れるためと総括。現場職員の反対を抑え込むなど、暴走ぶりが浮き彫りになった。
・・・


記事を要約すると


  • 財務省は決裁文書改ざん問題に関する調査報告書を公表

  • 佐川宣寿氏をはじめとする関係者20人の処分を下した

  • 麻生財務大臣は閣僚の給与1年分の170万円を自主返納


ごますり官僚が超ごますり報告書作成


財務省は4日、学校法人森友学園をめぐる決裁文書改ざん問題に関する調査報告書を公表し、この中で当時、理財局長を務めていた佐川宣寿前国税庁長官が改ざんや交渉記録の廃棄の方向性を決定づけたと認定した。財務省は関係者あわせて20人を処分し、佐川氏はもっとも重い「定職3カ月相当」で退職金から513万円が差し引かれる。
麻生財務大事は決裁文書の改ざんは誠に遺憾と陳謝し、閣僚の給与1年分170万円を自主返納すると表明した。
改ざんはなぜ必要だったのかと問われた麻生財務大臣は「それが分かれば苦労せんのですよ」と答え、自らの進退については考えていないと改めて強調した。


役人だけの責任で幕引きを図る


財務省の調査報告書の発表があったが、非常にあまい内容になった。
身内による調査にすべが語り尽くされているかなといった結論だ。そんなことだから、新聞各紙も非常に厳しく、「幕引き狙う罪深さ」「政治責任なぜ果たさぬ」、「財務省というより『罪務省』」・・・(笑) といった言葉が並ぶ。メディアも危機感をもっており社会部長や編集局の幹部などがわざわざ主張を載せているのを見ると相当深刻であるというメッセージが伝わってくる。

結局、財務省の幹部も20人が処分されたといっても、これだけ大きなことを起こした佐川氏が、改ざんや交渉記録の廃棄を事実上進めたリーダーだったと結論付けているにも関わらず、「定職3カ月相当」で退職金から513万円減額といった軽い処分ですまされている。退職金5000万円ありますので世間一般からしたら非常に軽い処分である。
麻生氏も閣僚給与1年分自主返納というが、閣僚給与はわずか170万円しかない、議員報酬とは別ですからそれで済ませるのかよって感じ。


不愉快極まりない態度へ怒り


麻生財務大臣の会見を見ても非常に態度が横柄で、居丈高で、非常に不愉快な態度である。
調査報告書以上にその後の政権2トップの態度、特に麻生氏は会見したのはわずか15分、内容としては「決済を終えた行政文書を改ざんし、それを国会等に提出したことは、あってはならないことではなはだ遺憾」としているが、特に頭を下げるわけでもなく、さらに本音がのぞかしたのが、記者から「なぜ改ざんがあったのか」と質問されると、にやけながら「それが分かれば苦労せんのですよ」という不真面目な返答をしている始末だ。
民主政治の根幹を揺るがす前代未聞の事態なのだから、もっと真摯に記者会見に臨むべきではないのか。あのような態度は、国民に対して非常に不遜である。


改ざん動機解明不十分の調査報告書


安倍総理の国会答弁をきっかけに財務省が改ざんしたとしている、そうなると安倍総理の答弁が改ざんしなければ非常に危ない話だったということになる。
この報告書でわかったことは、なぜ文書を改ざんしたのか、廃棄したのかということが、去年の2月17日の衆議院予算委員会で安倍総理が「私や妻が関係していたということになれば、首相も国会議員も辞める」と明言した。この答弁に対して慌てたのがまさに佐川氏とそれを遂行した財務省の職員だったわけだ。なぜかといえば、昭恵夫人の名前が入った文書が存在していたら関与したことになるのではないかという考えに至ったわけだ。現実に、昭恵夫人付の政府職員が理財局に問い合わせしていることがわかったため、佐川氏は1年未満に文書は廃棄すべきだというルールに従って廃棄を指示したとした。

ですから、改ざんも廃棄もしなければ安倍総理の発言が命取りになったという内容であった。そのことがあるが、調査報告書ではそこまで言及はしていないことにも問題がある。しかし、言及はせずとも改ざんが行われた理由を考えれば、やばいことがあったから改ざんしたのであって、そうでなければ改ざんする必要はなかった。

そもそも、佐川氏がなぜ虚偽の答弁をせざるを得なかったのかを考えても、もともとこういった安倍総理の発言があり、昭恵夫人の関与を疑わせるようなことがあったから虚偽の答弁になったのではないかと誰もが思っている。
ですから、麻生氏の「それがわかれば苦労しない」などといった発言は実に国民をバカにした不真面目なものの言いようだ。

それ以外にも、政治家の秘書の関与といった話も実は全然書かれてないし、昭恵夫人の影響についても書かれていない。
結局、この文書は何?
何かの圧力、もしくは忖度によって財務省の中で行われたある一部の事実が開示されたということだけだ。

ですから、昭恵夫人などを国会に呼んできちんと聞くべきだろう。
本来は検察庁がしっかり捜査するかと思っていれば不発で終わったわけで、あとは国会しかないという情けない状況にある。


関連サイト


・森友決裁文書改ざん 財務省調査報告書(要旨) - 朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASL64571BL64UTIL03B.html

・麻生財務相、「返納わずか170万円」の"軽さ" - 東洋経済
https://toyokeizai.net/articles/-/223777

・社説 森友文書改ざんの調査結果 居座った財務相の不実さ - 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20180605/ddm/005/070/131000c

・社説 「森友」財務省報告 疑惑の根幹が解明されていない - 愛媛新聞
https://www.ehime-np.co.jp/article/news201806050016












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Last updated  2018.06.05 19:27:08
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