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東海地方や西日本を中心に大きな被害が想定されている南海トラフ巨大地震が起きた場合、二十年に及ぶ経済的被害などが千四百十兆円に上るとの推計を七日、土木学会が公表した。東海、近畿、四国が大打撃を受ける可能性があるとしている。学会は「国難」レベルの災害になるとして、対策の強化や都市機能の分散を進めるべきだとしている。巨大災害の経済被害についての本格的な長期的推計は初めて。
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5年前には国が短期的な被害の公表をした。
今回は20年後まで長期的な被害を考えようとうのも。
阪神大震災や東日本大震災もそうだが、巨大地震の被害は長期的に及ぶとこになる。そこで今回は新しい推定を出してきた。
まず重要な数字を頭に入れておく必要がある。
日本の国内総生産(GDP)は約555兆円。
予算は約100兆円弱。
5年前に国が公表した経済被害の想定で建物や道路の直接の被害が約170兆円という数字が出ている。
今回は長期的にみてどうなのか、20年に渡って起きる経済被害を計算したところ1240兆円という推計を出した。
短期の被害と長期の被害を合わせると1410兆円になるというのが今回の見通しだ。
これは555兆円のGDPに対して3倍近いという数字になる。国の予算の14倍、もちろん、20年という長い期間ではあるが、これは相当身構えないといけない事態のようだ。
例えば1755年のポルトガルの首都を襲ったマグニチュード8を超える「リスボン大地震」があったときなどは、被害総額は当時のポルトガルのGDPの1.5倍にのぼったともいわれ、国内の衰退を促す要因の1つになったと指摘されているということだ。日本の場合は、1.5倍どころではないぞという話になるのでいかに大変かということになる。
報告書では、 道路や港湾、堤防の整備や耐震化、古い建物の耐震化、電線の地中化などを上げて、そうすると経済の長期的な被害1240兆円を3割~4割減らせるという見通しを出している。それをやるには38兆円程度必要だということだ。
38兆円で3~4割も減らせるのであればその方が良いということになるが、38兆円は日本の国の予算からすると相当大きな数字だなということになる。この予算をどう財源確保するかという問題が出てくる。どちらを向いても辛いが、しかし手をこまねいていると大変なことになりますよということだ。
「国難」になるという警告を国はしっかりと受け止める必要がある。
・進化する「大地震予測システム」は日本を守り切れるのか - ダイヤモンド・オンライン
https://diamond.jp/articles/-/171918
・南海トラフ地震 被害1,410兆円 国の予算の14倍 - www.fnn.jp
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00393811.html
・南海トラフ地震、予知前提の防災見直し 不確実な情報を対策にどう活かすか? - Yahoo!ニュース 個人
https://news.yahoo.co.jp/byline/fukuwanobuo/20170927-00076236/
・【緊急警告】夏の終わりまでに南海トラフ巨大地震発生か!? 「ラニーニャ現象」と「黒潮の大蛇行」終息は大地震の“合図”! - TOCANA
http://tocana.jp/2018/06/post_17035_entry.html
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