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May 12, 2002
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先日、助手席に乗せた人が、トンネルに入ったとき、トンネルのライトを数え始めた。

次の時は、なんとなく 私も上をちらちらと ライトを見てみた。
そこで気付いたこと。
トンネルのライトって、真ん中は少なくて 一つ一つが広い間隔を空けて設置されているのだが、入り口に近づくと 間隔が狭く設置されていて、しかも ライトが大きいのである。
今まで、トンネルのライトなんて気にもとめていなかった。
運転していると 上なんて見てられなかったし。

トンネルのライトなんて、トンネルができあがって 適当に付けているくらいにしか思っていなかったし、それ以前に、トンネルのライト設置についてなんて考えたこともなかった。
そう、トンネルのライト一つ設置するのだって、いろんな工夫がされていて、設計もしているんだ。。ってちょっとした感動であった。そして思った。


私は中学の頃、教師になりたいと思った。
それから いろんな「~になりたい」って夢は いろいろとできて夢多き時代でもあった。その頃、担任の先生を見ても、ただ教科を教えて朝の会や帰りの会に来て諸連絡をして部活の付き添いをして。。。それだけが仕事だと思っていた。その上、生徒が先生に言われたことや宿題なんかで 大変なのに、先生になるといいな~なんて感覚で、まぁそれ以前に先生の仕事について深く考えていなかったのかもしれない。

とにかく、実際に教える側に立ってみて、感じたことは、教えるということはこんなにもプレッシャーのあることで、こんなにも教材研究や下準備をしなければ成り立たないものであったのか、と あの頃の考えが甘いことに気付いたものである。自分が分かっていることと人に分からせることは全くの別問題である。それは分かっているつもりでも、実際に様々な生徒に遭遇してみると、難しさを実感するのであった。

そして、自分が中学の頃、毎日毎日楽しく学校生活を過ごせたのは、教えるだけ居るだけの先生だと思っていた先生の 実は影ながらの力があったのだろうなぁ。。。ってことに思いを馳せるのである。
(誤解のないように言っておくと、私は先生を教えるだけ居るだけと非難する気持ちなど全く持ったことはなく、先生は好きだったけれど友達との交遊が楽しすぎてあまり先生の存在を意識したことがない そんな生徒であった)

トンネルのライト設置の工夫に気付いて また改めて思うのであった。
何かに従事している人の行動には、意味のないことはないんだ、
ただ、漫然と作業している訳じゃないんだ、
そう、もっと広い視野で、一人一人の行動を見なきゃならない、ってこと。

つい思いがちなこと。「いいな~誰々は。」いや、誰々だって目に見えない努力をしているから羨ましく見えるんだってことを また自分に言い聞かせるのでありました。






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最終更新日  May 13, 2002 07:32:08 PM
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