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2011.07.14
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カテゴリ: カテゴリ未分類
先日放送されたパリオペラ座の三作品を観たのでその感想。


ドガの小さな踊り子 パリオペラ座にぴったりの作品。
絵画から抜け出してきたという言葉がこれほどぴったりくる作品も
ないのではないかと思う。

衣装。
オペラ座のバレエ学校の生徒や元生徒。
バレリーナならではの何気ないしぐさ。

ドガの絵画、彫刻そのもののようで、本当にきれいだった。

バレエ全体の雰囲気は、ヌレエフの作ったシンデレラに似ていると思った。


今回の特集で放映された3つとも、おとぎばなしやメロドラマではなく、
みるひとに考えさせるようなテーマを扱っていたと思う。
特にこの「小さな踊り子」は、窃盗、刑務所暮らしまで描かれて
およそきれいな世界とはいえない。
でも、洗濯のシーンに至るまでひとつひとつのシーンやステップが
何かを訴えかけるために必要であることが伝わった。

とても良い作品だと思った。

エトワール役のドロテは美しくて、希望に満ちていた。
クレールマリはひざ下の感じがまさにドガの踊り子という感じで、
役柄にぴったりだった。ドロテより年上なのにとっても
自然な配役だった。







これもまず元になる作品が素晴しく、音楽や美術も素晴しい。
さらにニコラ ル リッシュも適役。
とてもフランスらしい作品だと思った。
プティの作品も今後ずっと上映し続けられていくのでしょう。



オルフェウスとエウリディケ
ピナ バウシュ

晩年の作品だった。
たまたまその作品がほとんど踊りのないもので、演劇の要素が強いもの
だったことから、音楽と踊りを楽しみたい自分には合わないのかも
しれないと思いそれから敬遠していた振付家だった。

でも、グルックの美しい旋律と流れるような動きをみて
これまで鑑賞してこなかったことを後悔するほど、素晴しかった。
なんだか最近は感想を文章にすることがなかったから
うまく表現する語彙を持たないけれど、これからは
機会があればぜひピナバウシュの作品を観てみたいと思います。


ここ数年はドラマ的なバレエが好みだったけれど、
今はあまりそういう個人的な何か、というモチーフは
あまり惹かれない。
特に感情移入したい何かもないからかもしれない。

何かを追求するエネルギー・雰囲気のあった今回の三作品には
とても心動かされた。





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最終更新日  2011.07.14 22:12:55


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