クッチーより愛をこめて

クッチーより愛をこめて

2008年02月16日
XML
カテゴリ: ちりとてちん
今日のドラマで師匠の旅立ちを見て、
大阪のおじいちゃまや実家のバアチャンの最期を思い出してしまいました。
二人とも病院での臨終でした。
大阪のおじいちゃまの危篤の報を受けた時には、
間に合わないのではないかと覚悟しながら、新幹線を乗り継いで行きました。
まだ小さなコタロウとうちたち夫婦が病室についた時には、
もう親族があらかた揃い、静かに見守っていました。
ただあの機械から聞こえる心拍音だけが、規則正しく聞こえていて。
でもその音が、すぐに弱まって、ものの数分とたたないうちに・・・・
あの音は本当に無情で、悲しいものです・・・。
間一髪で間に合った、おじいちゃまの死に目。
きっと、おじいちゃまは、うちたちが来るのを待っていてくれたのだと思います。 
大勢の親族が見守っていたことを、悟ってくれたのだと信じています。
おじいちゃまもバアチャンも、今は、師匠が行ったような楽しいあの世にいるのかな。
それとも、また現世に戻って、だれかの赤ちゃんとして生まれ変わっているのかな。
二人をはじめ、これまで死に別れた人々の死後の幸せを、切に願うクッチーです。
今日のちりとてちん。
「やかましゅうてやってまいります、その道中の陽気なこと!」
(草若)

ついに別れの時来たれり・・・・
地獄八景と共に、師匠は黄泉路へ旅立っていきました。笑いながら・・・

地獄八景亡者の戯れ
新境地の創作落語で会場の客の心を掴んだ前座の若狭に続き、
四草、小草若、草々、草原が、草若直伝の地獄八景を高座にかける。
その面白さと見事さに、会場には大きな笑い声が渦巻くのだった・・・

兄さんたちみんなを元気付ける素晴らしい枕だった若狭の創作落語。
そのあとを、さすがの兄さんたちが引き継ぎました。
それぞれが師匠から受けた稽古での言葉を思い出しながらの、全力投球の高座でした。
それはあたかも病室の師匠が、すぐ傍でその晴れ舞台を見聞きし、
激励しているかのような演出で・・・もう泣けてしまいました号泣
「そんな気どった地獄行きたないで」(草若)。
かっこつけしいの四草くんは、ぶっちゃけて弾けていたし。
アホらしいお姐さんの髪飾りのしぐさ、前に草々さんがしてましたね~
「エンリョせんと思いっきりやったらええねん」(草若)
ふみとどまった小草若ちゃんは、底抜け~!を炸裂させるし。
「落語と同じように若狭も大事にしたらなアカンで」(草若)
喜代美ちゃんが創作落語作ってた時に、草々さんが妙に優しく辛抱強く聞いてたのは、
師匠のこのセリフのせいか!?
「お前という一番弟子がいてへんかったら、あんなバラバラな連中、
俺一人ではどうにもならへんかった。後はお前に任せたで」(草若)

そしてトリの草原さん。さすがは一番弟子、貫禄の高座は素晴らしいものでした。
舞台の袖で、みんな泣きながら笑っていました。
そして師匠も、一緒に笑っていました・・・。

病室の5人
「みんなもはよ、ちょうど五人おるんやで。五人の弟子の代りに」(糸子)
師匠のベッドの傍には糸子母さん、小次郎さん、磯七さん、菊江さん、お咲さんの5人がいて。
みんなで一緒に、泣きながら師匠の手を握りしめて名前を呼んでいました・・・(涙)
涙じわじわで見ているうちも、糸子母さんたちと一緒に、師匠の手を握り締めている気分でした。
「まだ早いで!」(磯七)
ああ、うちもそんな風にバアチャンに必死に呼びかけたっけ・・・。
師匠の心停止は、草原さんの高座が終わったのとほぼ同時。
笑顔とともに・・・師匠はついに旅立ってしまいました・・・。

エイプリルフール
「さっきここにおいたはずの徳利とお猪口が・・・」(熊五郎)
生暖かい風が寝床の戸口を吹き抜ける。
天狗座では、草若弟子の会の幕が下りようとしていた。
舞台挨拶に出ようとして出遅れた若狭の後ろで、ふいに笑い声がする・・・
「ほんまに、あんたどんくさいんやなぁ」(草若)
「師匠?!なんで?!病院に運ばれたんじゃあ・・・」
うそ やん。びっくりさしたろ思って」(草若)

だから弟子の会は、4月1日に開催だったのですね・・・!(←チラシから判明)
しっかり寝床のお酒を失敬して、しっかり最期にヒロインに会いにきて、
「うそやん」 てうそぶくなんて、やっぱり師匠は最高に粋なお人です。号泣
鏡に映った黒い紋付や、喜代美ちゃんの着物姿といったさりげない演出の妙。
師匠の死を悟った喜代美ちゃんの、見返り姿がものすごく美しかったです・・・

夢ともなく現ともないところで
「お~い草若師匠~~」(正太郎) 夢と現のはざまで、草若は赤い鳥居をくぐる・・・
「その節は、喜代美が弟子にしてもろうてありがとうございます」(正太郎)
「はは・・・あんさんが仕組みはったんでっしゃろ」(草若)
師匠はついにあの世へ・・・。なんと出迎えは正太郎おジイちゃん。
しかもあの世はなんだかとっても楽しげな所のようです。
天国と地獄、自由に行き来できるとか。しかも三代目草若が来るというので、
亡者たちが地獄寄席で師匠の落語を心待ちにしてるとか・・・
霊界なのだから、歴代の名人もぞろぞろ勢ぞろいなのでしょうね。
もしかのもしか、師匠の師匠とも再会したりして・・・。
おかみさんが三味線を構えて待っている地獄の舞台は、まさに師匠が夢見ていた
上方落語の常打ち小屋でした。現世では草若邸のあるところに建っている・・・?
天井に提灯がずらりとぶら下がっていて、舞台には楽の一文字の額がかかっていました。
将来、現世の草若邸の場所に、常打ち小屋が建つ事になる暗示のようにも見えましたが、
この映像はもしかして現実に天満宮の傍にある、繁盛亭なのでしょうか?
師匠の願いがすべて叶った、楽しく笑えるあの世の描写でした。
おかみさんへのタンポポを口にくわえ、よもや踊りだすかという師匠には、
 泣きながら笑ってしまいました・・・。
師匠が笑いながら黄泉路を行けて本当によかった・・・。
そしてうちたちに、最期の最期まで笑いをありがとう・・・。 
「やかましゅうてやってまいります、その道中の陽気なこと!」
地獄寄席、満席で開演でございます。
閻魔大王も席に座ってそう・・・
☆☆☆☆☆ ちりとてちん第115回 地獄寄席 ☆☆☆☆☆
立つ鳥あとを笑わす・了

にほんブログ村 テレビブログへ






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年02月16日 23時14分48秒
コメント(32) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

カレンダー

プロフィール

Almada

Almada

コメント新着

z21Y1X Wow, great blog. Really Cool.@ z21Y1X Wow, great blog. Really Cool. z21Y1X Wow, great blog. Really Cool.
flBg8Z Looking forward to reading more. Great arti@ flBg8Z Looking forward to reading more. Great article post.Thanks Again. Fantast flBg8Z Looking forward to reading more.…
UCr5tn Great article.Much thanks again. Really Coo@ UCr5tn Great article.Much thanks again. Really Cool. UCr5tn Great article.Much thanks again.…
9BkIwY Muchos Gracias for your blog.Thanks Again.@ 9BkIwY Muchos Gracias for your blog.Thanks Again. Fantastic. 9BkIwY Muchos Gracias for your blog.Tha…
scoSbc I value the article. Great.@ scoSbc I value the article. Great. scoSbc I value the article. Great.

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: