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2005/07/23
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カテゴリ: 酒
 モルト・ウイスキーを飲み始めた頃、アイラ系、シェリー系以外で一番飲むことの多かったのは、「プルトニー」(Pulteney、「オールド・プルトニー」とも言う)という銘柄( 写真左上 Old Pulteney

 スコットランド本土では最北の、北海に面したウィックという港町にある蒸留所。ウィックはニシン漁で栄えた町だが、あの「宝島」を書いた作家、スチーブンソンの故郷としても有名だ。プルトニーという名前は、漁業の町としての発展に尽くした国会議員の名前にちなむという。

 プルトニーの特徴は、スパイシーな潮の香りとともに、「オイリー」ともしばしば表現される、バターのような不思議な味わい。舌ざわりも、実際ねっとりとしている。それに加えて、ナッツやハチミツのような香りも感じられる複雑さが魅力だ。Pulteny Sherry Cask

 複雑な味と香りの理由は、海岸のそばという地理的な条件、ひょうたん型の蒸留釜、ヤーロー湖という湖水から引いている仕込み水など、さまざまな理由があるようだが、ブレンダーではない僕には、ほとんど謎の領域である( 写真右 =プルトニー18年もののシェリー・カスク。昨今のシェリーカスクばやりの流行を追うことには賛否両論があるけれど…)

 蒸留所が出来たのは、1826年。当初は、ブレンディド・ウイスキーの「バランタイン」や「インバーハウス」のキー・モルト用にのみ生産されていたが、オーナーが変わった1995年になってからは、モルト・ウイスキーとしても発売されるようになった。Pulteney 26 years

 プルトニーは、その味だけでなくボトルの形も、蒸留釜(ポットスチル)のような独特の丸み、ふくらみを帯びていてユニークだ。こんな形をしているスコッチ・モルトは、おそらくプルトニーだけだろう( 写真左下 =プルトニーの26年もの。飲んだことないけど、きっとまろやかで、旨いだろうなぁ…)。



 確かに、それもそうだ。一度だけしかない人生なのに、自分から「出合いのチャンス」を放棄してしまうのは、なんともったいないことだろうか。僕は、これからもプルトニーをきっと飲み続けるだろうが、それ以外のいろんなモルトも、きちんと味わってあげよう。どんなモルトだって、職人の愛情と汗が一杯こもっているのだから…。





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Last updated  2005/07/23 01:16:36 AM コメント(6) | コメントを書く


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汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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