1883年、米国の首都ワシントンDCのレストラン・バー「シューメイカー」(Shoomaker’s Bar)のバーテンダー、ジョージ・ウィリアムソン(George Williamson)が、店のオーナーだったジョー・リッキー氏(Colonel Joe Rickey)の協力を得ながら考案した(ジョー・リッキー氏は、オーナーではなく、常連客の一人であるジョー・リッキー議員だったという説も)と伝わります。カクテル名はもちろん、リッキー氏にちなんで名付けられたとか(出典:Wikipedia英語版、欧米の専門サイトほか)。
欧米のカクテルブックに「ジン・リッキー」が初めて登場するのは、現時点で確認した限りでは、1895年に出版された「Modern American Drinks」(Goerge J. Kappeler著)です。上記の誕生逸話からそう間もない時期に活字になっていることからも、1890年頃には米国内ではかなり認知されていたカクテルだったと考えられます。ちなみに同著でのレシピは「ジン1ジガー、ライム・ジュース半個分、薄いミディアムサイズのグラスに氷を入れて、炭酸水で満たす」とあり、現代のものとそう変わりません。