Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2017/02/08
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36.ゴッドファーザー(Godfather)

【現代の標準的なレシピ】 【スタイル】 ビルド ※ウイスキー(40)、アマレット(20)というレシピも知られています。

 1972年に公開された映画「ゴッドファーザー」にちなんで米国で生まれたカクテル(出典:Wikipedia日本語版。※英語版には直接的な記述はなし)と伝わっていますが、それを裏付ける資料等が掲載、明示された文献等は(個人的には)まだ見たことはありません。考案者も不詳です。

 Wikipedia英語版は、イタリア系米国人の名優、マーロン・ブランドがもともとウイスキーにアマレットを足して飲むスタイルが好き(※アマレット・メーカー「Disaronno」社の説明)で、ブランドが映画「ゴッドファーザー」で演じたマフィアのボスのイメージもあって、イタリアを代表する国民的リキュール「アマレット」(アーモンド風味のリキュール)を使ったこのカクテルのことが、いつしか「ゴッドファーザー」と呼ばれ、定着していったとしています。

 一方で、すでに存在していた「ラスティ・ネイル」(ウイスキー+ドランブイ)というカクテルにヒントを得て、映画公開に合わせてそのバリエーションとして、バー業界関係の誰かによって考案された(考案者は不詳ですが)という説もあります(アマレットに変えたのは、やはり上記のように、「マフィア=イタリア」というイメージからでしょう)。いずれにしても、この映画がカクテルの誕生に大きく関わっていることは間違いありません。

 なお、誕生当初は、ウイスキーはバーボンを使うことが多かったようですが、現在では、スコッチ・ウイスキーも普通に使われます。

 ちなみに、IBA(国際バーテンダー協会)の標準レシピは、ウイスキー10分の7、アマレット10分の3と、やや甘口のレシピとなっています。ウイスキーをウオッカに替えると「ゴッドマザー」に、ブランデーに替えると「フレンチ・コネクション」というカクテルになることは、プロのバーテンダーなら常識でしょうね。

 欧米のカクテルブックで掲載している本は、なぜか、非常に少ないカクテルです(この理由もいまいちよく分かりません。今後の宿題です)。確認できた限りでは1980年代以降の「Mr Boston Bartender's Guide」のほか、「New York Bartender's Guide」(Sally Ann Berk著、1995年刊)、「The Craft of the Cocktails」(Dale DeGroff著、2002年刊)、「The Classic Cocktail Bible」(Hachette UK Company編、2012年刊)くらいです。

【確認できる日本初出資料】 「サントリー・カクテルブック」(1984年刊)。レシピは冒頭に掲げたものと同じです。



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うらんかんろ

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Comments

kopn0822 @ 1929年当時のカポネの年収 (1929年当時) 1ドル=2.5円 10ドル=25円 10…
汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

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