Bar UK Official HP & Blog(酒とPianoとエトセトラ)since 2004.11.

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2022/01/06
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カテゴリ: ITTETSU GALLERY
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 成田一徹・バー切り絵作品集
『NARITA ITTETSU to the BAR』
完全改訂増補版 発刊記念!
 ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(447)


  餅つき  1990年代前半
 ※お正月シリーズ。本日は「餅つき」(これも自著の切り絵技法書の「作例」から)。きょうも少し受け売りの解説を記す。
 なぜ正月に餅つきをするのか? 日本には古来、稲作信仰があった。稲は「稲魂」や「穀霊」が宿る神聖なものと崇められてきた。なので稲から採れる米は、人々の生命力を強める神聖な食べ物であり、米をついて固める餅や、米から醸造される酒も神聖視されてきた。
 祝い事や特別な日である「ハレの日」には餅つきをするようになり、餅つきは一人ではできないため、地域の連帯感を高め、喜びを分かち合う風習が生まれた。とりわけ年末やお正月の餅つきには特別な行事。古来より、「年神様」という神様が元日にやってきて、新年の魂(年魂)を授けてくれると考えられてきた。この「年魂」の象徴が丸い形をした「鏡餅」である。
 家にやってきた「年神様」は鏡餅に寄り付き、年神様の魂=「年魂」が宿るとされた。その餅を家長が家族に分け与えたのが「お年玉」という言葉のルーツとも言われている。すなわち昔の「お年玉」はお金(現金)ではなく、神棚に供えた(家族分の)小さな丸餅を元日に「お年玉」として分け与えたのである。現代の子どもは「餅よりもお金」の方が有難いだろうが…。



◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします (著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。

※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、 こちらへ

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うらんかんろ

うらんかんろ

Comments

汪(ワン) @ Re:Bar UK写真日記(74)/3月16日(金)(03/16) お久しぶりです。 お身体は引き続き大切に…

Free Space

▼Bar UKでも愛用のBIRDYのグラスタオル。二度拭き不要でピカピカになる優れものです。値段は少々高めですが、値段に見合う価値有りです(Lサイズもありますが、ご家庭ではこのMサイズが使いやすいでしょう)。 ▼切り絵作家・成田一徹氏にとって「バー空間」と並び終生のテーマだったのは「故郷・神戸」。これはその集大成と言える本です(続編「新・神戸の残り香」もぜひ!)。
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神戸の残り香 [ 成田一徹 ]
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▼コロナ禍の家飲みには、Bar UKのハウス・ウイスキーでもあるDewar's White Labelはいかが?ハイボールに最も相性が良いウイスキーですよ。 ▼ワンランク上の家飲みはいかが? Bar UKのおすすめは、”アイラの女王”ボウモア(Bowmore)です。バランスの良さに定評がある、スモーキーなモルト。ぜひストレートかロックでゆっくりと味わってみてください。クールダウンのチェイサー(水)もお忘れなく…。

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