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2005年02月17日
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カテゴリ: ジェリーに夢中
モノクロームの映像、

かつてオペラ座が華やかし頃のポスターや小道具が次々と
オークションにかけられてゆく中
たいそう精巧な作りのサルがシンバルを叩くオルゴール

「何か意味ありげ?」
と思いながらも、引き込まれていく私

いわくありげな老紳士と老婦人
どちらが競り落とすかと観ていると


そしていよいよオペラ座のシャンデリアが競りに掛かけられようと
そのシャンデリアにかけられた布がサーッとはずされたその時
モノクロームの世界から解き放たれ
美しい総天然色の世界によみがえる・・・19世紀パリのオペラ座

そこはこれから初日を迎える舞台裏
出番に備えて誰もが興奮と緊張に胸膨らませ
目ま苦しいほど人々が楽屋裏を走り回り
グイグイ観ているものたちをその中に引き込んで行く
カメラワークに自分までものめり込んで行く興奮

音楽がもの凄くいいっ!

怪人ことファントムがクリスティーヌを洞窟に導いていくシーンにかかるあの有名な曲が


何ゆえおぞましいはずのファントムが
このようにセクシーなのか
右半分を覆うマスク姿が返ってそのセクシーさを際立たせている

これは代の女性方のハートを打ち抜くのは当たり前!
わが友人は私に秘密で5回も映画館に通う始末

すっかりファントムにやられちゃっている

オペラ座や巨大なシャンデリア、そのセットは見事なもので
19世紀のパリの香りを伝える衣裳もうっとりするほど好みの設定!

特にマスカレード(仮面舞踏会)のシーンは
その仮面のもつ西洋的エキゾチックさに加え衣装の豪華さと
そこに集う貴婦人貴公子姿の群舞がとにかくいいっ!
歌と踊りが最高潮に達した時
そこへ赤い衣装に赤いマント、そして顔には骸骨の仮面のファントム
キャーーー、カッコ良すぎ!!!

分かるわ~、通いつめる方々がいる訳
アカデミー賞で賞にノミネートされるのがどうのじゃなくて
観て良いものは良いと判断出来る作品

確かに批評で間延びするというシーンについては
なるほど、セリフで言えばスグ済むものを
ミュージカルだから歌っているから長いのであって、
でもこれはカメラワークが退屈なのかもしれないと思いました。
ファンムをじっくり見たい方々にはたまらぬシーンでも
そうでなければバストアップで映る主人公二人の歌っているだけのシーンで、ちと長いのではと思われるのはやもうえぬと思いました。
でもいいの!そんなこと
クリスティーヌが恋に落ちていくシーンなのだから、
クリスティーヌのうっとりする気持ちが分かるわぁ~


と言うことで長くなるので続きはまたと言うことで、
まだまだ書きつくせない「オペラ座の怪人」
さらに一回では理解できないままもう一回観なくてはと
再び友人とともにオペラ座へ通う日がくるであろう。
ヨロシクわが友よ!
今度はキングも誘いましょうか?


つきうささんが「ネバーランド」を超えたわけ分かったわぁ~。
ファントムセクシー過ぎる!
(でも、私はジャック船長!つきうささまご安心あれ)
内容が重厚、観ごたえあり!
最後は切ない、泣けまする。







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最終更新日  2005年02月17日 23時21分31秒
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