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8月発売予定のヤツを予約してるんで買う予定はなかったんだけど、ミニカーサイトでかなり評価が高いし、んじゃここはいっちょ買ってみるかいってなもんで。会員ポイント使って実費800円だったしね(笑)好評価ってゆー割には未だに売れ残ってるって。。。hpiレーシング1/43 トヨタGT-One#27 片山右京 / 鈴木利男 / 土屋圭市 超Aランク霜降り和牛肉の如き「サシ」の入ったカラーリングがイヤハヤなんともすげーセンスなトヨタGT-One(別名TS020)は1998年のルマン挑戦者。3台体制のトップナンバーなれど、そこはそれ日本のクルマなんだぜってアピールしたいがための処置で、現実エース車輌は?といえばマーチン・ブランドル/エマニュエル・コラール/エリック・エラリーの実力者を揃えた#28号車だろ。 どっから見てもスポーツプロトタイプなれど「ちゃんと市販してんだからGTカーだよん」とかヘ理屈こねて強引にGT1クラスにねじ込んだGT-Oneは、当然バカッ速。あまりの速さにミッションがついていけず(お粗末!)、壊れちゃあピットで修理して、その遅れはコース上をかっ飛んで取り戻すっちゅーまったく非効率なレースを展開するも速さに足をすくわれて自爆、あえなくリタイア。その後バックアップの#29号車が、その存在意義どおりにトップへ浮上。残り80分まで首位を死守するもアキレス腱のミッションが遂に壊れてコース上にストップ。結局バックアップのバックアップとして淡々とレースを消化していた#27号車が9位に入って事実上の惨敗。 その「惜しい!あとちょっとだったのにぃ~」な#29号車がコレ。(コイツがあったから、hpi購入にはさほど積極的ではなかったんよね)ミニチャンプス1/43 トヨタGT-One#29 ティエリー・ブーツェン / ラルフ・ケレナーズ / ジェフ・リース 「サシ」はオールデカール再現なれど破綻もなく高品質なミニチャンプスGT-One。ある意味「生産」とゆー観点からすれば、商品レベルの維持はhpiよか断然高みに位置する。結局hpiの評価が高いのは、要はミニチャンプス品がプレミア価格でおいそれと手が出ないからってことなんじゃないだろか。 こうやってふたつ並べてみると、デカールか否かの違いはあれど、相対的にあんま差がない。ちょっとパーツの合いが(特にノーズのあたりの隙間)が絶望的だけれども、特徴的なボディサイドのエアスクープ表現方法としてはミニチャンプスが上。 こんな感じでカーボンケブラー感をうまく表現してる。実車はこんなにカーボン目が見えてるのかイマイチ検証してないが、模型的な付加価値としては百点満点つけちゃうよ。とはいえ、もう一般市場じゃあ入手困難だから、その意味でhpiの存在意義は高いよね。
2010.07.21
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「出会い頭」第3弾(3回も続きゃもはや出会い頭じゃねぇな)は、つい先日のプチウォッチフィーバーに絡んで、がっつりと溜まったヨドバシポイントで手にした一台。京商1/43 フェラーリ250GTO#22 レオン・デルニエ/ジャン・ブラトン 1962年のルマン、サルテ・サーキットを駆け抜けたフェラーリ250GTOは、本家スクーデリア・フェラーリからではなく、エキップ・ナショナル・ベルギーからのエントリーでGT3リッタークラス2位(総合3位)プライベーターが「吊るし」のクルマを買って、ちょいちょいっと細工を施しただけで表彰台。ルマンが偉大なる草レースと呼ばれていた古き良き時代の出来事。今のプロトもグループCもいいけれど、こんな時代、今一度「吊るし」オンリーのレースに戻してもいいんじゃねーかと思うよ。っても、すぐにハイエンドなレースカーを市販して「これは吊るしのクルマだから大丈夫」な~んて屁理屈言い出すのは目に見えてっけど(^^ゞ さて、京商の250GTOだが、なんかねビミョーにユルいミニカーなんだな。塗りやタンポ印刷の具合、インテリアやシャシー下面・スポークホイールの出来なんかは価格相応。あちこちに散りばめられたエッチングもいい雰囲気。けど、そもそもエンジンフードやリアトランクの開閉機構って必要?しかもそれがパチピタじゃないんで、せっかくのヌメっとしたボディフォルムがスポイルされてる。更に言えばリアウィンドの組みつけに個体差があって、おかげで第一希望の63年クラス優勝の#24号車をあきらめた(-_-;)エキゾーストパイプも質感云々いう以前に、ゲート処理がお粗末極まりない。ってな具合に、ハイエンドとローエンドが混在したヘンテコな商品。これで1万円弱ってんだから、まったくもう、開いた口が塞がらないやね。ま、すべてにやる気のない京商製品だっちゃあそれまでのハナシなんだけどさ。ボディフォルムが実車イメージバッチシなだけに勿体ないよなー。
2010.07.09
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「出会い頭の一撃」第2弾はネットショップで。マテル1/43 フェラーリ512BB/LM#72 アラン・クディーニ/ジョン・モートン/ジョン・ポール・Jr 1982年のルマンを走ったフェラーリ512BB/LM。この年から始まり時代を席巻することになるグループCポルシェ956と違い、あくまで市販GTをベースとした参戦方法を貫いたフェラーリはIMSA-GTXクラスからのエントリー。#70~73の4台体制で、#70号車に続きクラス4位(総合9位)フィニッシュの#72号車は北米最大のフェラーリディーラーであるNART(ノースアメリカンレーシングチーム)のマシン。正直言って、実車には、特に時代の名機ポルシェ956の陰に隠れてというイメージもあって、大した思い入れもなく、単にバーゲン投げ売りだったからって(^^ゞただ、NARTのクルマはレース史の1ピースという意味あいで一台欲しかったところだし、ドライバーがジョン・モートンというのも購入動機にはあった。 日本車がまだ欧米の粗悪コピーと言われていた1970年代、そんな大勢にあって唯一日本車にダイヤの原石を見、自らのノウハウをつぎ込んで超一級のレースカーに仕上げる工房があった。フェラーリ250GTOと激闘を繰り返しこれを破ったシェルビーデイトナクーペのデザインを手がけたピート・ブロック率いるBRE(ブロックレーシングエンタープライズ)である。紆余曲折からトヨタ2000GTによるSCCA(スポーツカークラブオブアメリカ)参戦が頓挫し打倒2000GTの旗の元に、日産と契約を果たしここに栄光のBRE DATSUNが誕生、いきなり2000GTを追い落としてSCCAクラスチャンピオンを連覇。(逆にシェルビーと組んだ2000GTはシーズン半ばで完全撤退)更に70年代前半、BRE DATSUN240は無敵の強さで5連覇!なかでも日産トリコロールの#46号車はその強さにより未だに彼の地でファンが多く、その46号車のドライバー、1970、71年のチャンピオンがジョン・モートンその人だ。(なんか、ちっとも512BBにカンケーないじゃん)笑ま、そんな名前を台座に見つけて、値段も超破格だし買っとくか的な「出会い頭」だったんでミニカーの出来自体にはまったくノータッチで、他実店舗での現物確認もせずにネット購入。マテルのわりには塗装やデカール貼りには及第点。エンジンも板チョコモールドなりに頑張ってはいる。ただ、あとであれこれ調べると、512BB/LMはイタリアのBESTモデルに行き着くようで確かにBESTのに比べると、リアフェンダーから後ろが妙に薄っぺらいんだよね、コイツは。実車がそこらへんどうなのかよく判らんのだが、個人的な好みからするとBESTに軍配。けど別にレジンハンドメイドでもない量販ダイキャストモデルに1万近く出すか?といわれればまず無理なんで、思い入れの度合いからして現実的な選択肢としちゃあマテルで限界かな。つか正価だったらマテルでも無理かも(笑)
2010.07.06
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あ痛(-_-;)なんかすげー久々なんだけど、階段踏み外してすっ転んだ。転んだっつっても、路面にベタ!じゃなく、バランス崩して片手つく程度のことで。そんなピンチの後にはチャンスあり!とか思って最近ご無沙汰のヨドバシに行ってみたらば、あったあった、しかもラスイチ(ま、さほど人気商品じゃないからどこでもまだ売ってるけど。。。)やっぱピンチの後には~云々、正しいねえとか思ってウホウホで手にして、他にめぼしい物は?とかウロチョロ物色してたら、段々と手が痛くなってきてさー。もうピンチの後には大ピンチよ。見ればさっきついた手の薬指が結構腫れてきててな、ホビー物色どころの騒ぎじゃないわ。あれこれパパッ!と選んで大至急帰路に着いたんだが(買い物自体をさっさとやめろよってハナシだが)もうどーにも痛くてさあ(-_-;) 駅前に大昔からあるけど、あんま流行ってないつか人が出入りしたの見た事ない接骨院で滑り込み。関節をあれこれグキグキやられてテーピングに湿布で、いま指が動かん(ぐえ)閑話休題。hpiレーシング1/43 ニスモGT-R LM#22 福山英朗 / 近藤真彦 / 粕谷俊二 クラリオンカラーの#23号車に続いて、1995年のルマン出場の#22号車。エースカーたる#23号車がイケイケドンドンな攻め方をする一方、リザルトも欲しい日産としては信頼性重視のセッティングを施し、たとえ他車に抜かれようともアツくならず、エンジンや駆動系等各部を労わって淡々とルーチンをこなして完走狙い、という使命を#22号車に課す。はたしてレースを支配した雨のおかげもあってか、#22号車は至上命令どおり完走。しかも総合10位というオマケつき。これが翌年まで続いた、たった2年のスカイライン(とは名乗ってないが)のルマン挑戦の最高位。 エースカーが潰れ、メーカーの威信を一身に背負ったドライバーの重圧は、あの時のインカメ映像が全てを物語ってたね(また地上波放送してくれよ、テレ朝)まさにキープ・ザ・ドリーム・アライブ。うまくまとまったところ?で、お後がよろしいようで。。。ちゃんちゃん♪
2010.06.02
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いや~のったくらしてたらば、アッちゅー間に5月も末でエヴァ週間に突入しちまうよ。破2.22関連であれやこれやが送られてくるし、その後にゃ今月の大本命ブラックビューティが送られてくわで、他にもMSモデルズやらモデルアートやらR’onとか、ま~てんやわんや。その前に今月分のミニカーを終わらせておかないとね。っつーわけで、さっそく。hpiレーシング1/43 ニスモGT-R LM#23 星野一義/鈴木利男/影山正彦 ご存知、日本だけで有名なスポーツブランド、日産スカイラインGT-R。グループCが崩壊して数年ののち、時代はGTカーによるルマン即ち本来の姿であるルマンを求め多くのクルマたちがサルテに集合した1995年(もう15年も前なんやねー)ところがシリーズに4ドアをもつ車種は、GT1クラスにエントリー出来ない。そりゃやべーじゃんか!どうすんべ?とアタマを捻った答えが、日産の外郭企業であるニスモが量産車を売り出したことにして規定をクリアする、要はでっち上げ作戦。「ニスモGT-R LM」という2ドアクーペオンリーのラインナップで、その実R33GT-Rを切った貼ったして作り上げたたった1台のクルマ。(規定上、量産イコール1台でもホモロゲは取得可能がった)それをさらにレース用にブラッシュアップした「クライオン・ニスモGT-R LM」はしかしチェッカーフラッグを見ること叶わず、レース半ばの157周に無念のリタイア。(そういや時の人、必殺仕分人蓮舫、クラリオンガールだったっけなー)チームセカンダリーの#22号車が望外の10位フィニッシュを迎えるファイナルラップを当時はまだモタスポに熱心だったテレ朝が生中継してたのを思い出すなあ。。。 期待を一身に受けたエース級があえなくリタイアし、誰も注目してなかったセカンダリーや伏兵が関係者もびっくりの大活躍するのがルマンの定番であり、その歴史にはからずも連座することになってしまった#23号車を、天下のhpiが待望の商品化。ダイキャストとは思えないくらいエッジの効いたボディラインを再現していて、なにやら名作の雰囲気を発信しまくり。ちなみに、じゃあ通常のダイキャストってどんな感じよ?って引っ張り出してきたのが同エブロ製。どこがどうっつーわけじゃなく、なんとなく全体がモサ~っとしてるのが感じられるだろか?つか、R33とゆークルマからすれば、実はモサ~ってえのが正解なのかも知れんが。。。(笑)ただ、エンジンフードのエアアウトレット形状は、エブロで正解っつー気もするね。側面から見てみると、上:hpi、下:エブロhpiのほうがカチっと出来ている感じおわかりか?まあ、ミニカーとはいえそこは工業製品の端くれであり、十余年あまり前の時代の技術と最新技術を比較してどうだこのヤロー!っつーのは、ちょっと大人げなかったね(^^ゞ 十数年の時を越えて邂逅。
2010.05.25
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ウチの社は、上の人間が事あるごとに口にする「一部上場の・・・」って割には、実のところパートとアルバイトの戦力で成り立ってたりする。ゆえに特にウィークエンドは、彼等彼女等の出勤具合によって正社員のシフトが決まるとゆーまったくヘンテコなところで、ここんところずっと金曜休み・土曜出・日曜休みってなシフトで休んでんだが何だか身体的にちっとも楽にならない状況でやってる。唯一の利点は、ウィークデイ休みはどこにいっても空いてるよっつーくらいだもんでその利点を久々に活かして、馴染みのショップに予約取り置き品を受け取りに行ってきた。とはいえメインデュッシュはまだまだ後で、現場でブツみて売れ具合在庫具合を確認して仕入れたイレギュラー品でまたまた引っ張る。イクソ1/43 ローラ・アストンマーチン#007 ヤン・シュロース/トーマス・エンゲ/シュテファン・ミュッケ ヒット作DBR9でGT1クラスを連覇したデビッド・リチャーズ率いるプロドライブの次なる戦場は当然ルマンプロトクラスとなるわけだが、市販車大改造で済むGT1クラスと違いあれこれ下準備が必要なプロトに、GT卒業したからってエスカレーター式に参戦出来るほど世の中甘くはない。そんなことは百も承知なプロドライブは、前年にルマンを走った既存のマシン(ローラB08/60アストンマーチン)を買い込んで自社モディファイを加えて新作マシンとして参戦する作戦に出る。そーゆー作戦はこの世界にゃよくあることだが、お披露目会でよせばいいのにリチャーズのおっさん「ウチで大幅に改善改良して、いわばまったくの新型車として再生」とか言っちゃったもんだから元のマシンを作ったローラは「あんな程度の改造でなにを偉そうに」と大反発。実際、フロントセクションと流行の吊り下げ式リアウィングくらいの違いしか(見た目には)なくてローラの憤りもさもありなんっつー気がするが。で、すったもんだの末に、どっかの誰かが間に入ってオトナの解決が出来て、ようやく正式にローラ・アストンマーチンとしてルマンに参戦。 強力無比なディーゼルエンジンこの世の春な状況に一矢報いる唯一の牙城とゆー期待を一身に受け3台のローラ・アストンはサルテに挑むことになる。#008、009は英国アストンマーチンレーシングから、そして#007は吸収した前年チームシュロース・レーシングのメンツそのままトルコ国籍の「AMRイースタンヨーロッパ」として。予選で周囲の期待に違わずガソリン車最速タイムを叩き出し7番手スタートの#007号車はプジョー・アウディのディーゼル勢の後退にも助けられ順位を上げての4位フィニッシュ。 そんな#007号車をルマンといえば、のイクソが商品化。とっくの昔にスパークがレジンで出してる素材ではあるけれど、ローラ・アストンにそこまでの思い入れのない身にはイクソで充分。プラ素材ゆえウィングステーが分厚かったりするけど、最近お得意のカーボン肌再現も奢られてワイパーも極薄仕様でちょっとお得感あり。しかもちゃんとACOの版権取ってるし。ライト(カバーじゃなくて中身)がクリアパーツじゃなくてクロムメッキなのは、賛否両論あると思うが、私的には全然オッケー大丈夫。ま、イクソらしくオレンジ部のデカール(フロントウィンドのとこ)が浮いてる上にひん曲がっててマークソフターで押しつけて、黒フチラインを面相筆で手書修正って手間はかかってるけど、逆に愛着が湧くってもんよ。かなり売れ足が速いらしくて、見つけたらとにかくカートに突っ込もう(笑)通常貶し対象のイクソをここまで褒めるのは多分空前絶後だな。
2010.05.21
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世に数多存在するミニカーサイトじゃ、5月のキラーコンテンツである33RやらST165が発売と同時に待ってましたとばかりにアップされてる。基本カラバリの165はともかくも、33R(LM)は期待に違わぬ出来らしい。ならば早々にショップに取りに行って、時流に乗ったまさに旬なネタに相乗りせねば!と思う一方元来、堂々スピード真っ向ストレート勝負が嫌いなタチなもんで、メジャータイトルの影に隠れて多分だーれもアップしないようなネタでいってみよう。エブロ1/43 ポルシェ908#33 ヨッヘン・ニーアパッシュ/ロルフ・シュトメレン ポルシェといえば、同じ素材をとことん使いまくってその性能を極限まで引き出す、911しかり956/962Cしかり、なメーカーとして世間一般に知られているんだろうがそんなポルシェにもいけいけドンドンな時代もあったというのはあんまメジャーじゃなかろう。市販911のヒットで会社的にかなり潤っていた60年代後半、市販車ながらレースでも勝てる904の後継は、たまたま市販車でもレースに勝っちゃったじゃなくて純粋にレースで勝つことを目的としたいわば純レーシングの906が登場、1966年のことだ。そこからコツコツと熟成を進めて複数年カテゴリーの頂点を極めるとゆー近年のイメージとは全く正反対に矢継ぎ早にマシンを開発していく。翌67年には910に発展するもその活動時期はわずか半年で907に取って代わり、1968年には3リッター規定にあわせた908が登場。延々と911を作り続けるメーカーとしては異例のモデルチェンジ回数だ。もちろんレース統括側のレギュレーション変更など外的要因もあったろうが、資金もあることだしメーカーとして設計・技術的にやりたいことが山積みで、その消化のために規定変更を利用したというところだろうかね。 さてその908、68年のルマンにワークス参戦した4台(#31~34)の1台。ルマン参戦車らしくラングヘックに当時流行の可変ウィング搭載。しかしこんなチャチなウィング、ユーノディエール全開でかっ飛ばしたらもぎ取れないんだろか?そんな908、ノーズとウィングが色違いでうっかり4台揃えたくなるんだが(ユニクロなんか行ってもポロがグラデーション式に並んでるとみんな欲しくならない?)前述33Rも165もあるんでそこは自重してな(^^ゞ4台のうち最上位、総合3位フィニッシュ(クラス優勝)した#33号車をチョイス。オレンジカラーだし(笑)それもそうだがホントの決め手はドライバー、ヨッヘン・ニーアパッシュ、これに尽きる。 時代は下って80年代末、燃費とスピードという消費者に自社技術を一番アピール出来るトピックスをベースとした耐久(グループC)レースに、1955年のルマン大惨事以降メーカーとしてレースを避けてきたメルセデスも、ついに参戦を始める。ドイツのナショナルカラーであるジャーマンシルバーを纏う以上、それを操るのが自国のドライバーであることを望むのは洋の東西を問わず、誰もが考えること。しかもそれが既にエスタブリッシュされたドライバーを外から雇うのでなく、メーカー自らが育てたドライバーとすれば、人材育成にも優れた優良企業の称号を得たのも同然。そうメルセデスの上層部を説得し、ニーアパッシュが選んだ素材が、当時ドイツF3で激戦を繰り広げていた3人の若者たち。その名をカール・ヴェンドリンガー、ハインツ=ハラルド・フレンツェンそして云わずと知れたミハエル・シューマッハ。ニーアパッシュの青写真には、耐久レース復帰の先には当然F1復帰があり、その世界最高峰で覇を競い選手権を奪い合うのがすべてドイツ人であったら、とゆー非常に判りやすい目論見があったことは確実で、結果的に実現してしまう育成力はさすがのひと言。惜しむらくはそれがポルシェではなくてメルセデスであったこと、かね。。。。って、ほぼ908には触れてないねぇ(^^ゞ
2010.05.20
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五月もあっっちゅー間に半分過ぎて、月末にゃあhpiのアレやらタミヤのアレやらヱヴァ破アレとか発売ラッシュなんで、その前にGWセールの獲物を出し切っとかないと。。。ってなわけで、ティレルやマクラーレンに続くはいにしえのスポーツカー。スパーク1/43 ポルシェ917K#20 ヨー・シフェール/ブライアン・レッドマン 1970年のルマン24hにジョン・ワイヤー率いるガルフ・レーシングは#20~#22の3台のポルシェ917Kで参戦。ペドロ・ロドリゲス(#21)マイク・ヘイルウッド(#22)など腕も人気も一流のドライバーを擁してワークスの沽券に賭けて必勝を期すも、次々とリタイア。最後まで残った#20号車も雨がひどくなった20時過ぎの156周目、周回遅れをパスする際にヨー・シフェールがシフトミスしてエンジンブロー(ださっ)笑この瞬間に1968年から続くJWRの連勝記録もサルテの露と消えた。 てな具合に、ルマンの顔であるガルフカラーを纏った割には超期待はずれのワークスポルシェは本来なら長きに渡る歴史の中に埋もれてもしかるべきマシンであるが、捨てる神あれば拾う神あり。この年のルマンを舞台とした映画の主役機として扱われ、レース映画の最高峰と言われる作品と共にその存在は現代まで燦然と語り継がれることになる。その映画のタイトルは「栄光のル・マン」製作主役のスティーブ・マックィーンの情熱が克ち過ぎて、一般層にはまったくアピール出来ずに興行的には大失敗した「栄光のル・マン」はしかし、レースバカにはまさにバイブル。たとえ、映画ではカウルを吹っ飛ばすほどの大クラッシュで華々しく散るマシンが、実際にはドライバーのシフトミスでしょぼく終わってることを知っていてもね(笑) 今回スパークから発売されたこの#20号車、以前にマックィーンコレクションの第一弾としてプレ込み価格(マックィーンの写真使ってっからね)で売られてたもののいわばセルフカバー商品。写真がついただけで値段が倍なんて、何の冗談なんだか。いかにマックィーンだろうと、せいぜいプラス1000円くらいがいいところじゃねーの?と思って完璧スルーだったが、結果的に大正解。しかもセールで20%オフに加えてポイント使って結局1000円ちょっとで購入(^^)(今回も2匹目のドジョウを狙って#21号車を出してるが当然パスよ) ただ一ヶ所、マックィーン仕様とはテールエンドのフラップの色が違うのよ。マックィーン仕様はガルフカラーに塗られてて、今回の通常品は無塗装地肌むき出し。これはマックィーン#21号車もそうなってるところから、塗り忘れや仕様違いの差別化じゃなく最新の考証に基づいての変更(とゆーか訂正)と考えられる。そこんとこ気になるんでDVD引っ張りだして見てみよっと。 ちなみにワークス総崩れの後を受けて優勝を飾ったのは、慎重の上にも慎重を期したポルシェが用意した影のワークスであるザルツブルグチームの#23号車。オートアート1/43 ポルシェ917K#23 ハンス・ヘルマン/リチャード・アトウッド パワー重視の4・9リッターフラット12を積んだ#20号車と違い、耐久性重視の4.5リッターエンジンが効を奏したか、スルスルと24時間走りぬいて優勝。全ての目がJWRの3連覇に目が向く中でのある意味KYな勝利(笑) 前にも一度ネタにしたが、近所で開かれたプチポルシェ博みたいなのに展示されてて、失礼にもぺしぺしと叩いてまわったのがこの#23号車(^^ゞ多分917を目の前にすることも、ぺしぺしすることもまずねーだろ。今を去ることン十年前の懐かしい思い出。こう並べると、ノーズの処理が#23のほうが若干ロングで、イメージ的にはガルフが適正解だな。
2010.05.16
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グループC崩壊後の1996年、耐久王たるポルシェが意気揚々と、かどうかは甚だ疑問だが、とにもかくにも流行の「なんちゃってGT1」としてルマンデビューした911GT1だが、ワークスマシンがサテライトプライベーター・ヨーストの「なんちゃって」も極めつけの中古車WSC95にまったく歯が立たない完敗劇。といっても、WSC95は「Cカーの皮を被ったF1マシン」と呼ばれたロス・ブラウン設計のXJR14シャシーにポルシェ962Cの心臓とゆー勝って当たり前のマシンだったわけだが。だからってワークスがプライベーターに負けていい理由にはならないわけで、96年型のネガティブファクターを対策改良し、ラップタイムで4~5秒も速くなり最速マシンの呼び声高く優勝戦線大本命の下馬評も得た97年型で捲土重来を期すも好事魔多し、クラッシュしーの火災出しーので、まさかの全滅(゚o゚)ふたたび「捨て駒」WSC95に優勝を掻っ攫われてしまう。 ことここに至って、ワークスポルシェは形振り構わず、ロードカーのフロアパンにレースカーの内容物と外装とゆー「なんちゃってGT1」の基本すらも逸脱して、フルカーボンモノコックにホイールベースやトレッドまで大幅変更。911とはホントに名ばかりのマシンに変貌。ライバル(トヨタ、メルセデス)の後退にも後押しされて、ついに念願のトップチェッカー。 ミニチャンプス1/43 ポルシェ911GT1/98#26 アラン・マクニッシュ/ローレン・アイエロ/ステファン・オルテリ 911GT1といえども、過去2年のマシンとは一線を画す末弟。もうキャノピー前縁の丸みからして全然違う。割とフラット気味だったボディワークもグラマラスでエモーショナルなものに変貌。おかげで、それまでそこはかとなく漂っていた市販911の香りが殆んど感じられなくなり実際市販車からの部品流用は前後のライト周りくらいじゃね?って感じに。(アニキは、少なくとも993型911のフロントセクションからコックピットまでは流用)これで勝てなきゃもうどうしょーもないってプレッシャーの中でちゃんと結果を残せるのはやはり継続はチカラなり、なのだろーかね。 hpiとゆー超絶モデルに果敢に挑んだミニチャンプス。つか実際は、ミニチャンプスをベンチマークに作り出したのがhpi製であり、その経緯を含めて今回再販してきたわけだから、まったく逆だな。しかも、なんのヒネリもなくまったくストレートに過去のモデルを再販(笑)それでも、選択肢がある中でもミニチャンプスを買ってしまう買わせてしまうマーケティングの妙。有利な価格設定に、ルマン承認下の車検証デカール。ルマン仕様ともいえる、フェンダー埋め込み(フォグ?)ライトもオミットされてて勝てる要素はそこだけなのに、とゆーかそこが全てだったか。もしhpiがエンジンレスでもっと安ければ、ミニチャンプスなど選択肢に入らなかったろう。それと、横展開が得意つかそれしかしないhpiと縦展開するミニチャンプスの差。このご時世に参入したhpiに縦展開を望むのは酷なのかも知れんがね。。。 3兄弟揃い踏み!(こーゆー展開をhpiにも求めてしまうのだよ、個々の出来がバツグンなだけに)
2010.02.03
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歴史のおベンキョを少々。 FIAの強権発動による唐突な規定変更(燃費制限撤廃)によって、12年にわたって恐竜的に進化したモンスターマシン、グループCカーによる耐久レースは、その終焉も恐竜的でありたった一年でなんの痕跡も残さず絶滅してしまう。 次代の耐久レースを担ったのは、スポーツプロトタイプたるグループCカーよりも身近なGTカーとなるのだがしかし、いつの時代にも重箱の隅を突くような輩はいるもので、市販されていれば参加可能という生産台数に理のなかった規定を逆手にとって、耐久王たるポルシェ962Cのモノコックに962Cに酷似したカウルを被せた市販車をでっち上げてルマン24h参戦規定をクリアし、他車をまったく寄せ付けず圧倒的な強さで勝利してしまう(1994年、ダウア-ポルシェ962)に至って、GTカーとは名ばかりでその実スポーツプロトタイプなマシン(なんちゃってGT)がまかり通ることになる。 ルマンで勝利するには、この流れに旧世代のルマン王者であるポルシェも乗らざるを得ず1996年のルマンに間に合わせるべく突貫工事でマシンを製作する。ポルシェの代名詞である911の面影をフロントマスクやリアビューのごく一部に残したGTマシンである。 ミニチャンプス1/43 ポルシェ911GT1#25 ティエリー・ブーツェン/ハンス・ヨアヒム・シュトック/ボブ・ウォレク 1996年のルマン24hを走破、2位に滑り込んだ911GT1。僚機#26号車も3位フィニッシュし、たったの半年で急造したマシンとしては上出来だったといえないこともないが、それまでレギュレーションを熟考し完璧なマシンを送り出してきたポルシェらしからぬ戦績であったともいえる。しかも、どうしても抜けなかった優勝マシンが、ポルシェが次世代マシンとして不相応としてプライベーターに払い下げたWSC95(実際はエンジンがポルシェ、ボディがジャガー)ポルシェの思惑としては、あくまで911GT1が優勝争いをし、後詰めにWSC95というパターンを思い描いていたはずが、フタを開ければWSC95の一人舞台。いかなポルシェといえどもそうそう思う通りには事は運ばない、とゆーことなんだが、これに懲りず、翌年も同じ轍を踏んでしまうことになるとは。。。笑 ポルシェ的にはなんとも中途半端な911GT1だが、じゃあ嫌いなのかと問われればまったくさにあらず。性能はともかくも、911とプロトカー(思想)が高次元でハイブリッドしたカッチョいい外装デザインだと思うわけよ。さらに紺と金の吹流し風のペイントもサーキット映えするしね。 そんな911GT1を、パッケージ変えはしてあるとはいえ、唐突に再販したミニチャンプス。おたくの社は、商品価値を下げないように再販はやらん!って豪語してたんじゃなかったっけか?っつーツッコミはこの際無視。素直に買い逃し回避できたことを喜ぼうじゃあないかい(^^)
2010.02.01
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昨日は、今年一番って底冷えなのに出張(滅多にない出張その日に限って悪天候だぜ)で朝もはよから県外に出たついでに、つーか方角的には全然ついでじゃあないんだけど、昨日発売のクルマを押さえるんで、かなり強引に足を伸ばしてイケダに行った。ふと思い起こすとイケダに寄るときはいっつも雨だな。前回なんて、夏の超スコールで電車止まるくらい降ってた(笑)日暮里は母方の菩提寺があって、法事のときは雨なんざ一度たりとも降られたことがないのに何故イケダに行くときは雨?ま、そのおかげで客の出足が鈍くて目的のもんが手に入れられたからいーや、と思おう。(なんて、そんな大人気商品じゃあねえって)イクソ1/43 マルティニランチアLC2#4 アレッサンドロ・ナニーニ/ボブ・ウォレク/ルイス・チェザリオ 世の中にはマクラーレンにマルボロとかロータスにJPSとか鉄板コラボが数多くあるが、ランチアにマルティニも鉄板間違いなしだろう。耐久選手権が「グループ数字」から「グループアルファベット」で争われるようになった1980年代、世界はポルシェ956一色に染まっていくことになる中で、唯一ポルシェの牙城を崩せると期待されたランチアLC2のワークスルマン車をイクソが商品化。同じくルマン走行#5号車をリリースしてからはや1年半(゚o゚)後続もすぐに出るだろうって5号車をスルーした身には、もうすっかり諦めてたわけよ。 モデルは、まだFIAとACOが仲良しこよしで、ルマン24hがWECに組み込まれていた1985年のワークス2台のうちの1台。予選3位からスタートしての6位フィニッシュした4号車を駆るは、若武者ナニーニ!やっぱ、5号車アンリ・ペスカローロvsナニーニだったら確実にナニーニっしょ?956を見慣れた目には、なんとも理解しがたいボディワークなんだが、これはこれで実は結構速くて予選番長。この年はル・マンとシュテファン・ベロフがファステスト記録を樹立したホッケンハイム以外は全てポールポジション獲得(すげー)それがまあ、この時代のイタ車の常で信頼性がまるっきしねーの(笑)ほとんどのレースでポールからスタートして0勝。なんかね、やりがいをなくす戦績だよね。事実、翌年の中盤までWECに参戦するも、最後は投げ出すような形で活動中止だもんな。以降ランチアはサーキットには戻ってきていない。 まぁこのクルマ、ワークスつったって実情はダラーラのシャシーにフェラーリエンジンをくっつけて、いったいどこにランチアを名乗る資格がある?的な借り物競走マシンだから結果を残せなくても、ランチアとしてはなんとも思っちゃいないのかもしれんね(^^ゞ
2010.01.13
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レーシングポルシェといえば、911GT1もいいけど我ら昭和世代にゃやっぱコレでしょ。燃費制限以外なんでもありのグループC。そのCカーの頂点を極めた、祖にして完のポルシェ956。それゆえに様々なメーカーからミニカーが発売されている中で、最後発のhpiは差別化として後部駆動系再現を選択し、コレクターの話題をさらった。手の平1/43サイズのマスプロダクツでここまでやれるのか!という感嘆と、ミニカーにここまでは必要ねーよ、もっと安くしろや、とゆー拒絶と(笑)確かに数を集めるフリークなコレクターからすれば1台9000円弱のコストは、例えカラーデザインとスポンサーロゴの全てがタンポ印刷であっても(これはこれでエポック)おいそれと換え揃えられる額ではないね。が、やはり一家に1台くらいは置いておきたいもの、であることも事実。hpiレーシング1/43 ポルシェ956LH#21 マリオ・アンドレッティ/マイケル・アンドレッティ/フィリップ・アリオー組 1983年のルマンで、ワークス・ロスマンズの2台に続いて3位に滑り込んだ#21号車はF1チャンプのマリオとその息子マイケルのアンドレッティ親子が操り話題に。サポートのフィリップ・アリオーもF1組でなかなかに豪華(?)ぶっちゃけマリオ以外はF1では大成したとはいえず、否、はっきりいってF1やんないほうがよかったんでねーの?な戦績。マイケルはベルガーの代わりにセナと組んだ93年、毎回毎回スタート直後の1コーナーまでもたないドヘタな運転で、当時のエンジンサプライヤーであるフォードのゴリ押しがなきゃとくの昔にクビ確定の体たらく。もひとりのフィリップ・アリオーも生涯ポイント7点(ポイント取れてるだけマシか)のテールエンダーだが、プジョーとの結びつきが強く、あのミカ・ハッキネンをはじき出してエンジン供給先だったマクラーレンのシートに座ったこともある(たった一戦だけど)カネの力に負けたロン・デニスの苦虫噛み潰しきった顔が目に浮かぶね。ま、いずれもこのルマンからは10年を経た後のオハナシではあるが。。。 全身タンポ印刷の嵐、なhpi956は文句ない出来映え。賛否両論のメカ再現も、始めにミニカーありきじゃなくプラモから乗り入れ組の身としては肯定派。かねてから狙ってはいたものの、なかなかフンギリがつかなかったhpi956、ついにとゆーかようやくショップのニューイヤーバーゲンに背中押されて購入。3000円叩き売りなら、お財布にも優しいエコ設定(^^)しかし、通常販売としてはやはり厳しいものがあったのか(実際かなり売れ残ってるもんな)、次回作トヨタTS020からは、ついにとゆーか待望のとゆーかエンジンレス。それをウリにせにゃあかんのは、hpiとしたら痛恨の極みだな。ご愁傷様(^^ゞ
2009.12.29
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昨日、ミニカーショップで聞いたら、やっぱりティレル018は年明け確定っつーことで新入荷商品はこれにて打ち止め。。。のつもり。まあ、あと残りほんの数日だから大丈夫だしょ、多分。(その代わり、バーゲン旧品はたっくさんあるけどネ) ミニチャンプス1/43 ポルシェ911 GT1 “1997年ルマン24h DNF”#26 ヤニック・ダルマス/エマニュエル・コラール/ラルフ・ケレナース組 ポルシェの天下だったグループCが終焉を向かえて、時代の趨勢はGTへと向かうんだが、ポルシェ使いのプライベーターチーム(ダウアー)が、小改造した純粋Cカーの962Cを「これはGTカーだ!」と言い張って出場(挙句に優勝)したことによって、GTの枠組みは大きく崩れていくことになり、結果マクラーレンF1GTRがシーンをリードしていくことになる。これを「なんちゃってGTの改進」という(カノッサの屈辱かよっ) ポルシェAGとしては、さんざ文句言われたダウアー962を使い続けるわけにもいかず、かといって現状戦力じゃマクラーレンに対抗することは到底不可能。とゆーことで、96年のルマンに間に合わせるように急造したマシンが911GT1。GTカーって縛りなら911だろってわけで、911の意匠を残すよう必死にデザインした涙ぐましい努力はわかるけど、これを911のエボだっつーのは無理だよ。(だからこその「なんちゃってGT」なんだろうけど)しかもヘンに911を意識するあまり、ショートホイールベースの前後に強烈なオーバーハングでもの凄くピーキーな操縦性のマシンが出来上がり、ルマンでマクラーレンを退けての2位3位はかなりラッキーな戦績だろう。マクラーレンは退けたものの、プライベーターへ払い出した中古マシンのでっち上げWSC95に負けてしまったのはワークスとしちゃ、いかにも情けない。とゆーことで捲土重来を期して作ったモデルチェンジ版がコレ↑。ボディ剛性や前年トラブルをカイゼンするも、外観上はめん玉が涙目型に変わったくらい。もともと97年には、96タイプをプライベーターに売る予定だから、ワークスだけが「今年のマシンは去年とはダンチの性能です!」とか声高にいえるわけもなく、お茶濁しともいえるマイチェンバージョンに始終したのは、まあわからんでもない。が、当然そんなマシンじゃ豊富なノウハウに裏打ちされたプライベーターのWSC95には敵うはずもなく、ワークスなのに完走すら出来ず、プライベーターの前にあえなく2連敗。その事実にようやく本気をだして総合優勝の美酒を浴びるには、さらに1年が必要だった。とゆー背景をもつ97年の#26号車は327周まで走ってリタイアとゆー結果。ミニチャンプスのGT1は、ぶっちゃけ過去商品の箱換え商品だが、それゆえ商品的には安定した出来映えで、その殆んどがデカール再現のグラフィックもまったく破綻がない。ちゃんとACOの車検証もついてるし、万事ソツがない(^^)良い品である。戦績は非常に情けないけど、それと好き嫌いは別次元(笑)出来の悪い子ほどカワイイっつーじゃん。
2009.12.27
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最近は他店に浮気してすっかりご無沙汰なんだが、3のつく日はポイント2倍!ってショップがあって、そこは他店じゃ取り扱ってないサードパーティのタバコデカールを数多く在庫してて結構重宝してたんだが、タバコスポンサーの激減の昨今ではあんま需要がなくなったし、基本なんでも定価販売なんでつい足が遠のくわけなんだがマテルのF60を買ったもんで、ちょっと見に行ってみた。残念ながら、そのうちに確実に出るだろうけど今はまだ時期尚早ってハナシで、目的は達せずだったんだが、代わりに赤札バーゲン品を仕入れてきた。 ブルム1/43 マルティニポルシェ917K#22 ヘルムート・マルコ/ジィズ・ヴァン・レネップ組1971年のルマン24h優勝車の白マルティニ22号車。24時間の総走行距離5335.313kmは、マシン性能や最高速が格段に進化した現代でも破られていない大会記録樹立のクルマ。優勝もさることながら、むしろこっちの記録のほうが尊重されるんじゃねーかいな。とゆーのも、安全性確保のためにコース名物ユーノディエールの6kmストレートにシケインを作ったのがきいてて、今後どんなに性能が引き揚げられたとしても、この記録は破られないだろーってことでね。(つか、むしろCカーを頂点に性能引き下げがトレンドだもんな、絶対ムリだ)917系は、地元(?)ミニチャンプスをはじめ、オートアート、スパーク、果てはエブロまで各社でラインナップされてる定番車種(プラモで冷遇されてるのとはダンチだ)なわけだがそれゆえ完売御礼が当たり前で、こうして売れ残ってるのがあるのが珍しい。ま、B級ブルム品ってことで人気がないとゆーのも当らずとも遠からじってセンではあるがね。なにせB級ゆえに、左フロントの接触跡なんかを再現してるくせして、そーゆー走行状態を再現するには欠かせない右ドアゼッケンが単なる黒地#22で済ませてる。本来ここは銀地のゼッケンサークルであるべきなのに、まったくのリサーチ不足。さすがイタリアンなメーカー、3割引きじゃなきゃ手は出さなかったね。ボディワークなんかは、まあまあな出来なのに画竜点睛を欠くってヤツだわな。しかし、時期でもないのに突然の全品3割引き。しかもそれはミニカー限定。さらに3割引きは現金特価。な~んか、そこはかとなく胡散臭いよねえ、これって。在庫一掃はわかるが、そこへ現金オンリー(初めてのことだ)が加わるってのは、要は資金繰り?大手と違って数量ショートの時は問屋に完全スルーされちまう、吹けば飛ぶよーなショップでそれゆえ予約販売も出来ないやれないって悪循環に陥ってるらしいから、こーゆーことなら、こりゃ早晩にミニカー販売から撤収かけるかも知れねえな。ま、ここがダメになっても、品揃えの豊富な他店を見つけちゃったから、ミニカーに関しちゃ別にいーやとゆー程度の関係しか得られないくらいの熱の低いショップでもあるわけで。なんたって、アレないの?つってもそんなの出てたっけ?って答えしか出てこないもんな。商品に愛情がない店は結局バーゲンハイエナの餌食にしかならんよ。撤収ってことなら、バーゲン最終日あたりに更なるサプライズがありそうでそん時はしっかりハイエナしてくっか!
2009.11.03
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大雨で史上最長の荒れた予選のあとは、思わぬくらいおだやかな天候に恵まれたインテルラゴスは、レース本戦のほうもまったく平和な、王者決定戦につきもののヒリヒリとした緊迫感もなく、ないどころかランクトップ3のひとりとして表彰台に届かない体たらくでローテンションな凡戦の様相を呈した。まったくもって史上最弱の称号に相応しいジェンソン・バトンの戴冠だったな。しかしながらドライバー個人の戦い方がどうあれ、シーズン通してまるっきりマシントラブルに無縁で過ごせたブラウン・メルセデスの底力はすさまじいものがあるのも事実。この基礎体力の高さによって、レッドブル・ベッテルの追撃をかわせたのも同然だ。ゆえに、バトンの戴冠には若干の疑問符をつけるが、ブラウンGPのコンストラクタータイトルはまことに相応しいと評価しちゃうね。困るのは、こいつをいまだにホンダのおかげとか抜かしちゃってるマヌケがいることだ。小汚いバブルマネーを背景に好き勝手やりたい放題、大いなるアマチュアリズム薫るF1サーカスを、カネのねえヤツはツラ洗って出直してきやがれの世界に醜変させた挙句てめえの身かわいさのみで後ろ足で砂かけるように撤退したホンダなど二度と出てくるな、である。その亜流であるトヨタも同様、さっさと消えてなくなれよ。そんなF1サーカス日本不要論者でも、これがルマンとなるとハナシは別になる(^^ゞなんとなれば、ルマンに出る者はルマンに敬意を表し、新参者として土俵に上ることを自覚している謙虚さがあるから、ガンバレ日本となる。ことにそれが巨大ワークスじゃない場合は。エブロ1/43 童夢・ジャッドS102#11 伊藤大輔/立川祐路/片岡龍也 組ディーゼルエンジン全盛の2008年ルマンにあえてガソリンエンジン(懐かしのジャッド)で挑んだ童夢の意欲作。2000年以降、猫の目のように変わるレギュレーションに翻弄され、まともな新車を設計する余裕もなく、悪く言えば秀作S101のマイナーチェンジでお茶を濁してきた童夢が将来を見据え満を持してリリースしたS102はしかし、予選8位スタートも9時間後にはエンジンオイル給油口のバルブトラブルから修理に1時間近くを費やし、勝負する権利を完全に失い、以降はお定まりの「来年以降の布石」として完走ねらいの走行に切り替えて33位フィニッシュとなる。とゆーか、いかに開発ドライバーとはいえ、ドライバーラインナップを見ても勝つ気が希薄なのはミエミエ。もしも、この布陣で本気で勝つあるいはガソリンエンジン最強最速を狙ってたとしたならばちょっと常識を疑っちゃうけどね。先日の全日本模型ホビーショーのエブロブースで叩き売りしてたS102は、エブロとはいえ中身はスパークな外様ゆえか、手造りレジンなのにたったの1500円(^^)フロントフェンダー後ろのシャークルーバーの抜けやリアウィングマウントや翼端板の薄さなどレジン(エッチング)ならではの見せ場充分な逸品。ヒジョーにいい買い物だったね(^^)
2009.10.21
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ゲリラ降雨の日暮里で手に入れた初フジミ。フジミはもちろん静岡のプラモデルメーカーで、ここ最近はレトロF1モデルを精力的に発売していて、ジルの126シリーズやプロストの641/2など、ありそうでなかった1/20スケールマシンをラインナップに、マニア心をくすぐることに成功しているわけだ。最新作はマクラーレンMP4/6で、そこら辺は言い方悪いがタ○ヤのデッドコピーとか(笑)ま、こちとらとしては出してくれりゃあそういう裏方の事情なんざ知ったこっちゃねーだ。そのフジミ、F1プラモ好調の余勢をかってミニカーに進出、なわけでその第2弾だかその次だかにあたるモデル↓フジミ1/43 ポルシェ935K3#71 ボビー・レイホール/ボブ・ギャレットソン/アラン・モファット組1980年のルマンを走ったポルシェ935K3。アメリカはディック・バーバー・レーシングからのエントリー。前年はロルフ・シュトメレンと名優ポール・ニューマンと組んで総合2位!だったがこの年は振るわず134周リタイア。唯一の見せ場は僚機#70のポールポジションといったところか。さてこの935K3。935は言わずと知れたポルシェのグループ5対応車でありポルシェ911(930)ベースのグループ5仕様で935、それをポルシェディーラーでレーシングカーショップでもあるエルヴィン&マンフレッド・クレマー兄弟率いるクレマーレーシングでモディファイされたもの。もともとプライベートで、934ターボをいじくって935に改造(K1)、それをさらにアップデート(K2)これがなかなかいい出来だったため、本家ポルシェがいっそのこと開発まかせちゃったら?ってなわけでワークス935/77を払い下げて、いじらせたのがK3の始まりで、ほぼ水平にまで寝かせたリアウィンドウ、ボディサイドのフィンなど空力的に突き詰めたところが特徴。このボディサイドのフィンなんて、スーパーGTのSC430とR35にも流用されたくらい空力の常套手段となっているわけで、すでに30年も前に確立してるところがさすが欧州、モータースポーツのメッカってなわけだな。そのK3を勢いにのるフジミは3バリエ発売と強気(笑)#71のほかに本家クレマーがエントリーした生沢徹で伊太利亜カラーな#42号車と鹿狩りでオレンジなDRM仕様#2号車。いずれも同程度の戦績だから、そーゆー優劣がない時は見た目勝負で、一時期のベネトンを彷彿とさせるようなアップルのレインボーカラーが私的にお気に入り。ただ。よくよく見てみりゃ、こいつのクルマを斜めに飾るケースって、イクソの得意技だよなあ。と思って比べてみればドンピシャ。なんだぁこれってフジミブランドのイクソじゃん、ネジも三角アタマだし。ただし品質に関しては段違いにイイ。さすが、低品質はフジミが許さなかったか、いやいや逆にOEM品に神経を遣うばっかりに、自社品の品質がめちゃくちゃになったのか?いずれにせよ、新製品といいながらも古い金型流用がやたら多いイクソ、先々危ないんじゃね?そいえば、日暮里の店は問屋なんでそんなことなかったが、末端の店舗でイクソの仕入れやめてるところ多いよねえ?いつまでも時代遅れの307やクサラのカラーバリエじゃ売れないから仕入れないってことも勿論あるだろうけど、どうもアヤシイ。あちこちのミニカーブログでまことしやかに囁かれてるとおり、商品企画やロイヤリティ申請は、フジミなどの大手の供給先にまかせて作り屋に専念なのか?
2009.08.10
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昨日の話。たいした用じゃないんだが、埼玉は浦和まで朝もはよから出掛けた。あまりに早いんで、電車はガラガラ(^^)京浜東北で爆睡、目的地1個前の駅で目覚めたのは奇跡に近かったな(笑)曇り空のおかげで、悪名高き熱波の熊谷へ移動してもさほど苦もなく凌げて助かったが、人が帰ろうかって頃合を見計らって見事なゲリラ降雨だよ。気温が下がって助かるどころの騒ぎじゃなく、下りのJRは運行見合わせ状態。上り線が生きてたのがこれまた奇跡だったな。こんな天気でどーすんべかな?と一瞬迷ったんだが、浦和行きが決まった時から考えてた日暮里で途中下車してミニカーの聖地イケダにやっぱり寄ることにした。日暮里にゃウチの菩提寺があるんでわりと足繁く通うんだが、さすがに礼服黒ネクタイで立寄るのも気が引けるんで、新店舗になってからはまったく行ってなかった。さすが問屋直結ショップ、こっちのリアル店舗やネットショップで即行完売商品も出来映えを選べるくらいに在庫が並んでる。あれもこれも、更に特売品もレアってたりして、選ぶに選べぬ至福の時間(笑)結局、出来映えをあれこれチェックして3つほどテイクアウト。ホントはSX4って選択肢があったんだが、例によってイクソ低レベルスタンダードのため在庫すべてが満足レベルに達せずや~めた。 イクソ1/43 シルクカット・ジャガーXJR-9LM#3 ジョン・ワトソン/ラウル・ボーセル/アンリ・ペスカローロ組1988年のルマンを走ったビッグ・キャットXJR-9LM。7リッターV12を強引に詰め込んだシルエットはまったく破綻がなく、そういうデザインにまとまるマシンてのは、大体成功するんだな。#1から#3まで3台のジャガーを揃えたトム・ウォーキンショーレーシング(TWR)は2号車が総合優勝、ジャガーは31年ぶりの栄冠。元F1ドライバーを集めた3号車は3台のうち最初にリタイア(笑)トップ2号車の4分の1も走らずに129周DNF。というか2号車が奇跡的に残ったものの、1号車もリタイアで実は薄氷の勝利だったかも。とはいえトップ#2の走行距離って未だにレコード破られてなかったんじゃないっけ?まあ戦績はパッとしなったものの、このクルマつかミニカーの意義はそこじゃなくて堂々な「シルクカット」ロゴじゃなかろーか。嫌煙権(賛成派よ、あたしゃ)が大手を振ってまかりとおるワールドスタンダードからは考えられない異端児。これだけタバコロゴがデカデカとついてるのは今どき珍しい。先発hpiだっても隠しデカールにしたのに、このあっけらかんさは一体なんじゃ?ルマン車検証が復活したのはACOとうまいことハナシがついたんだろうけど、タバコはねー、別に日本限定じゃなさそうだしビックリだよ。それでいてhpiの半額以下なんだから、コストパフォーマンス高し!褒めてとらすぞイクソ。とはいえ、サイテーな品質バラツキは許容できるもんじゃあないんだが。hpiもさあ、さっさとエンジンレスに切り替えればいいのに。しかしこの時代、日本じゃレース熱クライマックスの時代でテレ朝でほぼ24時間中継よなあ。今じゃ絶対あり得んよ、24hのレース中継なんて。くだらない演芸会なら27時間もタレ流すくせしてな(-_-;)
2009.08.08
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不作の5月、早くも梅雨入りか?ってくらい興味を惹かれる新作がない昨今。それでも、時期外れの投げ売りセールやってないか?とネットショップをのぞいてるだが、問屋筋に近い、つかまんま問屋なショップの膨大な数の入庫情報の中に、お!と思えるミニカーが混ざってたんで、早速買ってきた。 京商1/43 ニッサンR390GT1#30 ジャン・ニールセン/ミハエル・クルム/フランク・ラゴルス組本来ならば、日本人トリオで3位表彰台にたどり着いた#32号車を狙うのがスジってもんだが敵もさるもの、#32号車は後出しで、まず#30号車と#31号車でひと儲けってハラらしい。その作戦にのるのもシャクなんだが、やっぱ#32号車は競争率高そうだし、縁がなかった時の抑えに#30号車を、というわけだ。#30号車だって5位入賞してんし、ちゃんとデイトナフィニッシュの一翼を担ったんだから前年度惨敗全滅からすりゃ、全然マシなリザルトだ。2年連続のスカイラインGT-R惨敗をうけて、やっぱ付け焼刃じゃだめじゃんと悟ったか1997年の日産はイギリスTWRと組むことにした。(安易にレース屋と組むのが付け焼刃じゃないわけはないんだが)笑TWRのもつルマン制覇車ポルシェWSC95、元をただせばジャガーXJR14のルーフをチョン切って、ポルシェ962Cのエンジンを載せたハイブリッド車だが、このシャシーに今度はCカー最強と謳われたVRH35Zエンジンを載せようとしたわけだが、「出るからには市販車のイメージで」という日産本社の横槍で計画はあえなく頓挫。かわりにスーパーロードゴーイング、ジャガーXJR15をベースにマシンを仕上げた。 京商1/43 ニッサンR390GT1#21 マーチン・ブランドル/ヨルグ・ミューラー/ウェイン・テイラー組ニッサンにしてはブラック&スカーレットのエレガントなカラーのマシンだが、突貫工事のやっつけ仕事じゃ戦績は望むべくもなく、あえなくリタイア。4年連続惨敗は許されないと、アキレス腱のギアボックスはじめ各部を見直し、ルマン仕様の定番改造ロングテールにしてきたのが、先の青色水色チェッカー柄。実車同様に、ショートテールの金型をいじくって出してきたんだろうな、きっと。(となれば、これで黒赤ショートテールは、絶版確実か?)ロングテールは、すでにイクソから発売されてるんだが。。。 イクソ1/43 ニッサンR390GT1#33 黒沢琢也/本山哲/影山正美組このミニカー、どうにも実車に似てなくって食指がまるっきり動かんかった。ワンコイン叩き売りしてたもんで、ようやく買ったような経緯がある。どこがダメかシミジミ見比べてみると、ノーズの入り方が全然違うんだな。おかげで、エンジンが入ってるわけでもないのに、フロントセクションがすごく太って見える。パッと見、タカタドームNSXだよなあ、これ。挙句に、ノーズ下面が意味もなく持ち上がっちゃってるし! 比べると一目瞭然。それでも、これしかなければ買うしかなかったんだが、07年秋のプララジショーの京商ブースで、開発中の試作モデルを見ちゃったんだよね。そのイメージが、まんまドンズバだったから、ロングテールは京商を買おうと決めてたんだな。開発アナウンスが出てから、なにをチンタラやってたんだかしらんが、開発スパンがあまりにも長いもんで、試作モデルを見たことなんてすっかりアタマの中から消え去ってたよ。前半分はショートテールの金型がそのまま使えそうなのに、開発に2年も費やすとは。。。やる気があるんだかないんだか、既得権のあるメーカーってみんなそんな感じだよな~
2009.05.21
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知らん人はホント?って話だが、毎月ン十ン百個と発売されるミニカー。そんだけ出ればアタリもハズレもあるわけで、ボディの傷、塗装ムラ、デカール位置ズレといった個体差から、綺麗に作ってあってもなんだか元のクルマに似てないといった致命的なハズレもあるから、ネットショップで、お!これは!と思ってクリックすると痛い目みたりすることもある。逆に、各メーカーにはひとつやふたつ、この車種なら間違いないって鉄板ミニカーもある。今回はそんなミニカー。(実際には、個体差があるんでノーチェックでの鉄板は在り得ないんだが) イクソ1/43 アルトンマーチンDBR9#009 デビッド・ブラバム/アントニオ・ガルシア/ダレン・ターナー前年まで、ナショナルカラーのブリティッシュグリーンでルマンに参戦していたアストンマーチンが、ルマンを代表するスポンサーカラーであるガルフブルーに衣替えしてサルテを疾駆した2008年を総合13位でクラス優勝した009号車。今年はワークスはローラと組んでLMPクラスに鞍替えするから↓ DBR9のガルフは08年限りってことになるんかな?アストンといえば007号車なんだろうけど、戦績重視が信条なんでそっちはスルー。そのアストンマーチンの「今年はこんな感じで走ります」的プレゼンテーションモデルというふれ込みなんだけどさぁ。アストンHPの写真をみると、ゼッケン後ろのカテゴリーマークが貼られてないしバンパーのミシュランロゴも青地に白文字じゃなくて、ボディ地に紺文字なんだよね。むしろ08年3月2日のポールリカールテストに参加した007号車と同じ感じ。けどこの時は007号車オンリーだったはずだから、結局この009号車って何?みたいな。なんとなく、実在した007号車のゼッケン替えでもう一度売ろう的な安直な企画商品のアヤシイ匂いがする。せっかく、実車のイメージどおりのボディにカーボン地の質感まで再現した意欲作なのに(もちろんデカールずれや塗装ムラっつかツヤがない!とかの個体差はあったが)ヘンなところで躓いたなぁ(-_-;)戦績重視といっても実車にない仕様のマシンじゃしゃあないじゃんなぁ。これだったら素直に007号車にしとくべきだったか。。。鉄板ミニカーをアップしたはずだったんだが、基本的なところでダメだったな。木を見て森を見ないっつーかさ(^^ゞま、そういうことをあとからチマチマ調べるのもミニカー集めの醍醐味ではあるんだが。結果、メーカー都合のインチキ商品だったとしてもね。
2009.05.05
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今週末あたりに今月狙い目のミニカーがドカン!と発売になりそうなんであまり資金を散らしたくないし、引きこもってセリカの内装をやっつけようと決め込んでたんだが、ネットショップの入荷状況を見てたら、見つけちゃったんだよね。雨の日はクルマはお休みなもんで外に出ないのに、おあつらえ向きに晴れてきちゃったし、こりゃ買え買え光線が出てるなと思って(笑) ixo1/43 マクラーレンF1GTR#39 R.ベルム/A.G.スコット/M.セキヤ実は、マクラーレンはショートテールよりもロングテールが好物。しかもルマンの代名詞といってもいいガルフカラーを纏ったマクラーレン!となれば、こりゃ買うしかないっしょ!とゆーことで。1997年のサルテを走ったマクラーレンF1GTR。ドライバーは、鈴鹿1000kmを’95年’96年と連覇して、最近は英国レーシングドライバー倶楽部(GRDC)会長も務めたレイ・ベルムに日本でも活躍し、今は佐藤琢磨のマネージャーのアンドリュー-ギルバート・スコットに2年前マクラーレンでサルテを征した関谷正徳。ガルフ・チーム・ダビドフからのエントリーで2匹目のドジョウを狙うもそうはイカのなんとか(お下劣)、決勝リタイア(19位)。ダビドフは3台体制で、#41が2位表彰台、#40がやはりリタイア(DNS)。となれば、どーして#41号車を商品化しなかったのかねぇ?そしてFINAカラー#42同様、またしてもACOの版権とってないんで「24HEURES DU MANS」のロゴは使えましぇ~ん、だと。ゼッケンの白枠に斜めにロゴが入るんで、そこはデカール勝手に貼ってちょ、だと。その辺がちょっと気に入らんが、なにげにガルフカラーのミニカーってお初だったり。(以前はGT40があったんだが、手放しちゃったんだよぅ)やっぱ空色ボディにオレンジディスクは映えるねぇ!フォトジェニック!
2008.12.15
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早いもんで、アッという間に12月。だが、人様を教導する立場にあるわけじゃない身分では走ることもなく。唯々、己の物欲に邁進するのみ。リアルでもバーチャルでもショップセールが開催される時期。後先考えず、安いもの探してひたすら買う。とゆーわけで、まずは週末ホームグラウンドショップでの戦利品。 hpiレーシング1/43 クーロス・ザウバー・メルセデスC9#62 ダンフリーズ/ガナッシ/サックウェル圧倒的なクォリティで業界を席巻したhpiの出世作ルマンCカーシリーズ。以前から気になってはいたものの、通常ミニカー2台分という価格のため二の足を踏んでいたが、今回なんと65%オフ。そりゃ買うだろ。ってなわけで1987年のルマン、たった37周でリタイアに終わったもののその年のファステストを記録したザウバーC9。マシンがもちそうにないから、せめてファステストを、と頑張ったのか頑張って速く走ったから壊れたのか、そこらへんはよくわからんのだけど。セールには#61号車も出てて迷ったんだが、決め手はドライバー。ファステスト云々はあとで調べてわかったことで。チップ・ガナッシはアメリカじゃあ超有名なチップ・ガナッシ・レーシングのオーナー。ザナルディもモントーヤもこのチームでCARTチャンピオンになってる。マイク・サックウェルはベッテルが破るまでF1史上最年少デビューのタイトルホルダー。(ま、戦績は大したことはなかったが)ジョニー・ダンフリーズはロータス・ルノー時代のセナのチームメイト。つっても、セナはコイツなら自分を脅かす存在たり得ないとして選んだんだけど(笑)そんな連中でも一応こちらに響くネームバリューはあったわけだ。で、2年後には銀一色のつまらないメルセデスカラーになってしまうC9もこの年は、あの天下のイヴ・サンローランがスポンサード。自社製品クーロス(オードトワレ)のイメージカラーである濃紺に白オンリーのカラーリングがシックでハイソな雰囲気を醸し出してる。もしかしたら実車よりもミニカーとしてのほうが似合うカラーリングかも知れんが。 1/43サイズじゃ、エンジン再現なんて無意味だから、そんなことすんならエンジンレスで価格下げろよ!と思っていても、このクォリティがイクソクラスの値段で手に入るんだったら大歓迎。げに人はゲンキンなものよのぉ(^^ゞ
2008.12.02
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前に一度、アップしたと思うが、あん時はレーシングオン表紙とコラボでクルマ単体では出してなかったんで(違ったか?)エブロ1/43 チーム国光ホンダ NSX GT2#84 高橋国光/土屋圭一/飯田彰組グループCから、ルマン本来の姿であるGTカーによる耐久レースに戻った1995年、篠突く雨降るサルテを駆け抜けたNSX。総合8位フィニッシュにしてGT2クラス優勝車をモデル化。実車に比べて赤が濃く沈んでんのがタマにキズ。マシンは改造範囲の狭いGT2クラスのなんで、市販車の雰囲気を色濃く残してる。控え目なブリスターフェンダーと、車体下にエキパイを通すために6センチ持ち上げられてブ厚くなってるボディが、市販車よりもグラマラスでよくね?少なくとも、もとネタがなんだか判らんくらいにやりすぎモディファイされたスーパーGTマシンよかいいね。 そのやりすぎマシン(笑)とても元が一緒とは思えん。
2008.10.31
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F1日本GPも終わって、大した活躍も出来なかったからか、あるいは製造元がマテルだからか、08年モデル一番乗りにもかかわらずいまいち食いつきの悪い赤メタのフェラーリF2008。タイトル争いをしているからか、前戦シンガポールの無様なクラッシュが効いているのかライコネンよりもマッサのほうがまだ売れているようだがいずれにせよ発売即完売ってことにはなってない。F1人気もそろそろ一段落ってことなのかね。ミニチャンプスのモデルも是非ともこうありたいものだ。で、真っ赤なクルマを載せたあとは、口直しに純白のマシンだなってことで、白といったら決してホンダなどではなくて、テキサスロードランナーなのだよ。 ixo1/43 シャパラル2F#8 ブルース・ジェニングス/ボブ・ジョンソン組1967年のルマンを走った2Fだけど、シャパラルとルマンの相性は決してよくなくて、この年も2台参戦で2台ともリタイアの憂き目に。前年2Dより一層純白になって(というよりもixoの2Dの色が違ってる?)フロント搭載が当たり前だったラジエーターを左右分割にしてボディサイドに持ってった最初の車ってことでも有名だけど、それよりなによりやっぱリアにそびえ立つ巨大なウィングだろね。このウィング、可動式でコーナーリング時に角度調節して最適なダウンフォースが得られるようになってるスグレモノ。分割サイドラジエーターにしてもリアウィングにしてもレースの先駆者ヨーロッパのデザイナーが誰も思いつかなかったことを、いとも簡単にやっちゃうのが凄いね。(いや、実際にはトライ&エラーもあったろうけど)さらにこのクルマ、オートマだったりもするんだよねー(^^)時代の革新者なのに、大メジャーじゃないところも好感度大。やっぱMr.クラフトのシャパラル写真集、買っとくんだったなー。
2008.10.15
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いつものとおり、レース関係のサイトをのぞいてたらフィル・ヒル死去のニュースがあった。世間一般にはまったく無名だろうが、1961年のF1チャンピオンである。僚友でチャンピオン争いをしていたウォルフガング・フォン・トリップスが事故死したレースで優勝しチャンピオンに。自身のチャンピオン獲得よりもトリップスの死を嘆いて号泣した人。F1引退後はスポーツカー耐久レースで活躍。てかF1ドライバーだってイメージがなかったよ(^^ゞワークスフェラーリを駆ってルマン3勝。ポルシェ独壇場となる前の種々多様なスポーツカーで大盛り上がりだったルマン黄金時代のワンオブゼムだからね。その訃報にタイミングを合わせたわけじゃ当然ないだろうが、フィル・ヒルの名前とともに歴史に名を刻んだテキサス・ロードランナーがixoからリリースされた。昨日の今日でヒジョーに不安定な天気だったけど、こればっかりはそんなのカンケーねえ状態で買いに出かけた。ヒルの訃報で、メモリアルアイテムとして一気に売れちゃうんじゃないかって焦ったわけよ。ま、嫌な予感は杞憂に終わってこうして手にしたわけだが、そこのショップじゃ最後の1台(まただよ)だったから、土砂降りの中すっ飛んでった甲斐はあったな。 ixo1/43 シャパラル2D#9 フィル・ヒル/ヨアキム・ボニエ組アメリカはテキサス州ミッドランドに居を構えるジム・ホール率いるシャパラル(昔はチャパラルって言ってたけどな)の美しいクーペ。隠れワークスエンジンのシボレー5.4リッターV8をミッドに積んで速いには速いものの、信頼性に難がありなかなか結果に繋がらなかったが1966年の世界選手権第6戦ニュルブルクリング1000kmで優勝。欧州での世界選手権を勝った初めてのアメリカ車となった。その余韻をかってのルマンだったけど、残念ながら111周でリタイアの憂き目に。勝ったのはこれまたド有名なマクラーレン/エイモンの黒フォードGTで、この年からなんと4連覇。ルマンで優勝した初めてのアメ車の称号はフォードの手に。一説によると、ルマン直前のニュルでシャパラルにしてやられたフォードは続くルマンでもシャパラルにやられちゃタマらんってことで、大物量作戦、大挙13台もエントリーしてシャパラル包囲網をひいた、とか(笑)ガキの時分の刷り込みもあって、ずーっと欲しい欲しいと思ってた2D。過去にミニチャンプスからニュルウィナー#7もルマン#9も発売されてて今でも入手可だが、箱はバカでかいわエンジン再現で値段は高いわで(そのせいで売れ残ってるんだが)イマイチ触手が延びんかった。更に決定的なのが、あんま似てない(笑)エンジン再現したためかリアカウルが妙にボテっとしてて、ボディ本体とうまくラインが繋がってない感じで。(エグゾトはその点完璧だけど1/18だしお高いし完売状態だし)イクソはどうかな?と思ってたんだが、カウル一体だから問題もなく。むしろ問題はボディカラー。Mr.クラフトのシャパラル写真集やレーシングオンなんかをみるともっと白くね?いや確かに純白ではないんだけど、こんなアイボリーっつか経年劣化したアーモンドホワイトじゃねーと思うんだけど。。。もちろん実車なんて見たことないからあくまでイメージのハナシ。それと、どうせモデル化するなら何故リタイアのルマン#9号車?ixoのラインナップとしてルマンシリーズに組み込みたかったのかも知れないがやっぱニュル優勝#7号車なんじゃね?ってこと。けどまぁ、些細な突っ込みどころはあるものの、モデラーズのプラモ再販も、タミヤやフジミなどからの新規金型でのキット発売もまず無理であろう現時点では、それよりも今ココに手元に確実にあるってゆー事実が大事なのよ、と思うことにしよう。
2008.08.30
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昨日の前の回のバーゲン戦利品、ちょっと訳あり。それで安くなってるわけじゃないんだけどね。 ixo1/43 フォードMK.II#2 ブルース・マクラーレン/クリス・エイモン組1966年、必勝を期してサルテに乗り込んだフォード。連合軍のノルマンディ上陸もかくやってほどの大物量作戦(ワークス8台、プライベーター旧型5台)で、目論見どおりの1・2・3フィニッシュでトップチェッカーを受けた2号車なんだが、実はゴールぎりぎりまでは2位走行。フォードサイドがPV撮るために編隊走いわゆるデイトナ・フィニッシュを指示したために、お互いが速度調整しながらの走行となり、ゴール前1号車が車速を落とした一瞬に2号車が前に出てしまっての優勝(笑)なんとなれば、1号車のケン・マイルズはその年の「デイトナ」「セブリング」という伝統的な耐久レースで勝っており、ルマンを勝てば3冠の偉業達成のはずだった。。。という有名なオチがある、そのクルマである。車高がわずか40インチ(1メートルそこそこ)しかないことからGT40と呼ばれた眷族の次男坊で、エンジンが4.2リッターから7リッターに変更されてるワイド&ローを絵にかいたようなマシン。モデルはそこらへんをうまく捉えてて及第点。訳ありなのは、このモデル、シャシーとドアの境目に段差があって(実車もそうなのかはたまた、単なるパーツ割りのすり合わせ精度の問題なのかは知らんけど)店頭在庫はいずれもゼッケンサークルデカールに段差から来る切れが生じてた。だもんで、シャシーとドアの段差に重ねてデザインナイフで切り込みを入れて別パーツ感を強調してみた。実車のサイズに戻して考えるとえらくスキマがあく計算にはなるんだがデカールに切れがあるままにしとくのも、なんだかみっともないしどうせ元々バーゲン品だから、失敗してもまぁいっか的な気楽さでやってみた。切った隙間を1/1スケール換算すると、かなりの隙間ってことになるんだがどうしてどうしてなかなかいいんじゃね?ってことで、うまくリカバリー出来た気がするんだけど。
2008.08.22
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こないだのミニカーギャラリー閉店セールの話。一番の狙い目だったのが、これ(^^)ミニカー世界のごく狭いエリアじゃプジョーバブルとかいって908やグループC時代の905がいろいろなメーカーがリリースされて、世界で一番醜いCカーと揶揄された905EVO2が、ネットで超プレミアで取引されたりしてるんだが、日本じゃあそれほどのムーブメントにはならず、しかし欧州での売上げ好調を反映して、数だけは入ってくるからそんなに目の色変えずに見つかるし、だからきっとセール対象になってるってヨミは大正解。 ixo1/43 プジョー908HDI FAP#8 マルク・ジェネ/ニコラ・ミナシアン/ジャック・ビルヌーヴ組プジョーvsアウディ、ディーゼルエンジン搭載車一騎打ちの様相を呈した2007年のルマン24h。最後までトップ争いを繰り広げたが、残り1時間弱ミッショントラブルでリタイア。だもんで、ホントは8号車じゃなくて2位表彰台の7号車がよかったんだけどそっちのほうは訳あり(アンテナ折れ)であきらめた。大体ね、現地じゃ久々の大物ゲストの参戦ってことで盛り上がったけどビルヌーヴ嫌いなんだよね。口ばっかで結果が伴なわず、それでいて自分は一流だって思い込んでるKYだから。それに引き換え7号車のゲストはセバスチャン・ボーデ。仮にどっちもリタイアしてたとしても、キャリアエンドのビッグマウスよりも新進気鋭のボーデを選ぶよねぇ。そんなわけでドライバーラインナップ的には気に入ってないんだけどixoのモデル自体は、黒い部分がカーボン肌をうまくモールドで再現していて好感度高し。リアカウルサイドのTOTALのロゴが小さいようなのがご愛嬌。そんな瑣末なことより、見た目が殆んど変わらないんだからさぁ、早めに08モデルを発売してちょ!
2008.08.19
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本来ならそろそろ発売されてたはずのニスモGT-Rの2台なんだがどーゆーわけか直前になって発売延期。前哨戦のまっ黒けテストバージョンも延期になったんでやべーかな?と思ってたらまさにそのとおり(-_-;)基本的にテストバージョンと同じなはずなんで、金型製作遅れとかって次元の話じゃないはずで、となれば単純に中華労働力の問題か。。。結構、今頃になってスポンサーロゴの版権が降りないとかだったり(笑)そりゃ、景気底這いのご時世だ、ちょっとでも金になるんだったら吊り上げるよねえ、やっぱ。理由はどうあれ出なくなったもんは気長に待つとして(出ないってことはないだろ?)だもんで、そこに投入するはずの資金を横流しして買ってきた。 ixo1/43 マクラーレンF1GTR#42 J.J.レート/N.ピケ/S.ソパー組昨日、何の気なしにミニカーWEBショップを眺めてたら発売アナウンスが出てたんでね、早速リアルのショップに現物確認。本体の出来映えに関してはロードカーのほうで確認済みだからレース仕様にしてボディーカラーやスポンサーのデカールがどうかな?って。前にミニチャンプスから出てたのを買い逃してたからね。あっちと比べるのは、もともと負け戦って気もするんだが、そのわりにはまあまあ審美眼にかなうもんだったんでお買い上げ。1997年のルマンを走った(結果リタイア)マクラーレン。元々FIA-GTを戦っていたメンツに、サプライズゲストとしてピケを引っ張り込んだ、わりかしドリームチーム的扱いだったけど概してそういう急ごしらえのチームは戦績悪いよね(笑)マシンは、時代の趨勢なのかルマンセオリーなのか、リアセクションを大幅改造。ワイドトレッド化にロングテール(LT)化で、こりゃまったく別物の印象を受ける。前年ルマンに出た中期型と比べてみると、 ケツが長えー(笑)以前は、このLT、なんかいかにもって感じで好きじゃなかったんだよね。大体6輪ティレルの例を見るまでもなく、恐竜的進化したマシンって戦績下り坂じゃん。(てか、下り坂だから恐竜的進化すんのか。。。卵とニワトリだな)だからこそミニチャンプスもスルーしたんだけど、ixoのホモロゲVer見たらどういった心境の変化か、なんだかカッチョ良く見えてね、つまり渡りに船状態^^ちなみに中期型ってのは勝手に命名したもんで、95年にデビューしたのを前期型、ロングテール化したのを後期型、前期型のボディに後期型のヘッドライトを装着したのを中期型(なんだかティーガーIのカテゴライズみたいだが)しかしね、このモデル、箱を空けるとなぜか数字とアルファベットのデカールがオマケされてるんだけど、ちっちゃな説明書き読んでみると。。。このモデルはACOの版権とってないんで「24HEURES DU MANS」のロゴは使えません。そこで、追加デカールを用意したんで、お客様が勝手に貼って下さいね(^^)って。。。さすがメイドインチャイナっつか。。。普通、版権取れなきゃそれで終わりなんだけどね、メーカーとしては。セリカのときのマルボロデカールの上に真っ赤なデカール貼ってた時ほどあからさまじゃないけど、それにしたってかなりの力技だろ?こういう戦法をメーカーとしてやっちゃうところが企業倫理ゼロっつか(笑)前科があるから嫌ったのかどうか知れないが、ミニチャンプスには版権だしてixoに出さないACOもどうかと思うが、案外、倫理云々じゃなくて単純に金額的に見合わなかったのかも知れない。レース界、どこもかしこも金、金だからさ。タミヤがF1プラモ出さないのも高額なロイヤリティが原因だし。GT-R発売延期もやっぱ、その辺が原因って気がするよ。やれやれ。。。
2008.07.19
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とっくに終わってしまった今年のルマン。テレビ放映がようやく決まったそうな。CSのG+かなんかだそうなんだが、わざわざそのために高い金払ってCSに入るなんてアホくさいし、そもそもレースなんて実況生ならいざしらず結果がわかってるのを金出してまで見るもんじゃないだろ?こうなった元凶は、なんといってもテレ朝。一時期はスポンサーにまでなってルマンに食いついてたのが今じゃ、そんなの黒歴史さといわんばかりに、完全無視。フジがF1、TBSがCART、テレ東が国内レースを持ってた当時の状況でウチもなんか持っとかなあかん的危機感のみからルマンに食いついたんだろうが日本メーカーが去ったとたんにポイ捨てだ。それだったら、いつまでたっても進歩はしないが、中継続けてるフジの姿勢のほうがなんぼかマシだ。 オニクス1/43 パノススパイダーLMP#22 土屋/飯田/近藤組そんな悪しきテレ朝スポンサードなマシン。2000年のルマンを走って8位完走したマシン。ノーズ、ボディサイド、フロントフェンダー内側なんかにしっかりと「TVAsahi」ってステッカーが貼ってある。そこまでやるなら、とことんやれよ、だ、まったく(-_-;)まあ、勝てないとすぐさま鉾先を変えちゃう国内メーカーにも問題はあるんだろうが。結局、まともなマシンがないからパノスなんかで参戦せざるを得なくなる、イコール勝てないイコール国内の関心も下がるの悪循環だ。まあ、ミニカー的には、こんな風に日本企業テンコ盛りでオリエンタルムード満天なカラーリングは楽しいよね。 だって、日本語(漢字じゃないけど)に龍だよ。すげークールじゃん(笑)
2008.06.27
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実際に観たわけじゃないんで、海外ニュースその他総合したハナシだがどうやらプジョーは自滅に近い形で優勝を逃したくさい(-_-;)元々スピードじゃプジョーに叶わないのはわかってたんで、アウディの戦略は唯一燃料を多めに積んでピット回数を減らしてタイムを稼ぐ作戦だったのはプジョーもご存知のはずだったわけで、相手がそうくるならこっちもルーチンのピットワークをスムースに、なるべくタイムロスをせずにピットで失った時間はコースで縮めるって戦略なのに、毎回ピットがドタバタ!余計なタイムロスして、結果負けるべくして負けた、と。長らくルマンを留守にしている間に、すっかり勝ち方を忘れてしまいました、か。来年908が走るのかわからんが、そこらへんを改善して是非ともクローズドボディに勝利の美酒を、ってか今年の負けでちゃぶ台ひっくり返して撤退なんぞしないでくれよな(-_-;)さて、昨日がマクラーレンF1GTRだったんで、今日はマクラーレン繋がりで1台。 イクソ1/43 フォードMk.IV#2 M.ダナヒュー/B.マクラーレン組1967年のルマンで4位フィニッシュしたMk.IVフォードで何がマクラーレン繋がりかってーと、ドライバーがマクラーレン。F1マシンを含むマクラーレンカーズを興したブルース・マクラーレンその人。前年フォードMk.IIでルマンを制覇し、67年はロングテール化したMk.IVでサルテに臨むが、力及ばす4位。フォードの大資本をバックに、スポンサーステッカーなんてどこ吹く風の2本線のみのシンプルなカラーリングがベリグッ!ちなみに優勝は色違い(赤)の#1。ドライバーはCAN-AMそして後のIMSAのイーグルトヨタでお馴染みのダン・ガーニーとINDYレーサーAJ・フォイトの豪華強力コンビ。(ダナヒューとマクラーレンだって豪華強力コンビだけどね)いずれにせよ、ルマンはポルシェ917とGT40が一番と思ってる身にはオープン2座はやっぱね~テンション下がるわぁ(^^ゞ
2008.06.17
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とゆーことで、ホントに国内まるっきりスルーなまま終わってしまったルマン24hレース。優勝は結局やっぱりアウディR10TDI。速さ以外の全てでプジョーを上回っていたようで。2位以下は、プジョー>プジョー>アウディ>プジョー>アウディと上位6位はすべてディーゼルエンジン車で、両陣営1台も欠けずにゴール(゚o゚)童夢はトップから109周遅れの33位、東海大は残念ながらリタイア。今年こそクローズドボディ(プジョー)と思ったんだけどね~ イクソ1/43 マクラーレンF1GTR 1995年ルマン優勝車#59 ダルマス/レート/関谷組ルマンが市販GTカーの手に戻ってきた90年半ばの代表的マシン。ミッションがアキレス腱といわれてだが、レース中降り続いた雨のおかげでマシンの負担が軽減されて、ノントラブルで走りきって優勝。チームエントリーがどこなのか良くわからんけど、メインスポンサーが上野クリニックってのが泣かせるね。世界にとっては、金だけ出して口は出さない日本企業はとっても優秀なお客さんだったようで(笑) ミニチャンプス1/43 マクラーレンF1GTR #33 ヴェルム/ウェバー/レート組前年優勝した元F1ドライバーJ.J・レートが乗り込んだのがこれ。コントラストが昔と変わってるけど、青にオレンジはルマンの代名詞、古くはフォードGTやポルシェ917が纏って優勝争いを繰り広げた伝統のガルフカラーだが、残念ながらトップ争いに絡めずの9位完走。水色から濃紺に色変えしたのが悪かったかねー。ミニチャンプスとイクソ、図らずも同じマシンのバッティングだがあんま違いはわからんよ。値段が安い分、イクソの勝ちかな(^^ゞしっかし、世界のあちこちの情報がオンタイムで映像つきで手に入るこのご時世に月末のレース雑誌の活字を待たなきゃ何もわからんとは・・・ホント、なんとかしてもらいたいもんだよな(-_-;)しょうがにゃいからCXのFポン第4戦でも見てやろう。
2008.06.16
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日本以外のモータースポーツのある国々で大歓迎されているル・マン24hレース。当然日本のテレビ各局スポーツニュースに無視されようが、そんなローカルで瑣末な問題は知ったことか、と予定どおりにスタート(^^)15時間近く走って、プジョー3台とアウディ3台がピットのタイミングなどで順位を入れ替えながら上位6台を独占状態の、ほぼ下馬評どおりの展開。各チームそろそろアキレス腱が露呈しだす頃だから、ここから先が剣が峰、速さも大事だが、クルマにストレスを与えない走りができるドライバーが勝利を手繰り寄せられるんだろーね。個人的にはね、オープン2座よりもクローズドクーペのほうが好きだから今年こそプジョーに雪辱を果たして貰いたいんだがね、さて、どーなることやら。ほんの一部の日本人が期待の童夢と東海大学は後方に沈んでるが、現時点で生き残ってるだけで充分価値あり(特に東海車はね)ワークスじゃないんだから、レースを楽しんで完走すればそれでよろし。 マテル1/43 BMW V12LMR 1999年ルマン優勝車#15 マルティニ/ダルマス/ヴィンケルホック組前回が去年の優勝車アウディR10だったから、優勝車つながりでダークホースみんなびっくり(笑)の99年優勝車を。実際この年はトヨタTS020にばっか注目が集まって、テレ朝の中継もトヨタ目線で、ほとんど画面に映んなかったよーな。当時は、優勝車なのに華がねえな~カッチョ悪!とか思ってたけどいまのLMP級に比べれば、造形がシンプルな分、意外とイケてるじゃん。こんなカタチでもBMWのアイデンティティたるキドニーグリルがちゃんとデザインされてるのが笑える。
2008.06.15
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梅雨の晴れ間、4日遅れでニュータイプ買いに行った。こないだ行ってみた港湾地区のツタヤ。店は広いし客は少ないし駐車場はタダだし、いいことづくめだ。(客が少ないのがいいのかビミョーだが)前回のレーシングオンと違ってさすが角川書籍、発行部数がダンチだから4日遅れでも全然売ってた(笑)21日に「ひぐらし」2冊と「うみねこ」1冊、23日にホリックか。久々のコミックラッシュね。しかし、いい本屋(深夜までやってるし~)見つけたのはいいけど問題なのはウチから半径3キロ内にデカイ書店が皆無だってこの状況だよ。コミック一冊買うのにみなとまで出かけるんじゃなあ~(-_-;)それに、せっかく出てきたんだからってついつい寄り道しちゃって計画外のもの買っちゃうし・・・なにせルート上にミニカー屋があるからねえ、そりゃどーしても寄るわな(^^ゞするとバーゲン品とかあったりしてさ、ついつい。 イクソ1/43 アウディR10 TDI ’07ルマン優勝車#1 ヴェルナー/ビエラ/ピロ組旬ネタ。だから買った、とも言う。ゼッケン#1からもわかるようにディフェンディングチャンピオン。2006年にディーゼルエンジンで史上初優勝を飾ったアウディR10。それの07仕様車。中身がどー進化したのかよくわからんけど、見た目は赤黒ストライプが増えてんね。銀一色にピンポイントで赤ってのより渋ハデでよろしーが、カタチに関してはもはやカッコいいのか悪いのか、正直ようわからん(爆)どうもオープン2座ってのが好きじゃないんだよね。これでクーペ(クローズドボディ)ならいい感じって思うかも知れないけど、それだとプジョー908と区別つかんね。そのプジョー、今年は予選1-2-3!アウディは4-5と続き、ディフェンディングチャンプの#1は出遅れ7位。その真後ろに童夢が続き、話題の東海大学は41位スタート。まあ、東海は参加することに意義ありチームだから、位置取りはどうでもええ。スタートのどたばたに巻き込まれてクラッシュなんてことにならんことを祈るよ。しかし、今年のルマン。参加ドライバーが豪華絢爛。パッと見で、ポールのペドロ・ラミーはじめ、ブルツ、モンタニー、クリエン、リカルド・ゾンタ、マルク・ジェネ、ジャック・ヴィルヌーヴ、クリステンセン、アラン・マクニッシュ、パニス、フェルスタッペン、H-H・フレンツェン、ヨハンソン、ヴェンドリンガーなどなど。これでなんの中継もない日本って、ホント駄目な国だよな(-_-;)
2008.06.14
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市販車のGT-RLMと来たら、当然お次はレース仕様となるわけで。 エブロ1/43 クラリオンニスモGT-RLM#23 星野一義/鈴木利男/影山正彦1995年のルマンを走った2台のGT-Rのうちの1台。日産党の期待に反して、さほど上位に絡むことなく(最高位7位)(確か)ミッショントラブルでリタイアの憂き目に。翌年も同一カラーで参戦するもやはりリタイア。結局、95年の#22号車の10位完走が最高位だったけど唯一サルテを走ったスカイライン(ってエントリー名じゃなかったが)として記憶に残るクルマ。今はオープン2座タイプのマシンが主流のルマンだが、この95年前後は市販車ベースのフォルムを持つGTカーが主役で、各国各メーカー入り乱れてのレースはマシンのバラエティも豊富でホント楽しかったなあ。もう一度そんな時代が来ないもんかね~。
2008.06.12
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さて、ミニカー温故知新の2回目のお題はトヨタGT-One。つーと、世間一般じゃ99年に日本人トリオを2位表彰台に導いた似非マルボロカラーのほうをイメージすると思うんだが、ミニカー的には単純な赤白直線塗りわけよりも、こっちのほうが精密感溢れてていいね(^^)(ただ、リアっ羽根のカタカナが超ダサッ) ミニチャンプス1/43 トヨタGT-One #29 T.ブーツェン/R.ケレナース/G.リースGT-Oneのデビューイヤー1998ルマンを走った3台のうちの1台。リザルトはGT-Oneのアキレス腱であるミッショントラブルでリタイア。壊してはピットで修理、落とした順位は圧倒的なスピードで取り返す、のパターンを延々繰り返したが、最終的には頼みのピットに戻れず万事休す。トップ走行中、残り時間たったの1時間での出来事だった。たとえ23時間を絶対的な速さで他を圧倒しても、完走しなきゃ単なるリタイア。そこがル・マンの難しさ。ウサギとカメの昔話そのままに、周囲の期待も速さもなく唯一信頼性だけが取り得のニッサンR390GT1に3位表彰台を持ってかれたのはなんとも皮肉な結果だったね。
2008.06.10
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今月は新作モデルの予定はないから、ずっと前に購入したっきりのミニカーをアップする!とか言ってる舌の根も乾かずにニューカマーだ(^^ゞまぁ、メーカー発売日からみれば厳密にはニューカマーじゃあないけど。土曜日にMGインパルス買いにヨドバシ行ったらさあ、ミニカーコーナーのS-GT車両んとこに最新07車の奥にひっそりと一台だけ置いてあったんだよ。普段ならスルーの可能性もあったんだけど、今月のレーシングオンでNSX特集読んだばっかだからさ~ついつい買っちゃったんだよ。記事に引きずられた買い物するなんざ、まるで天馬恭介の手の平で踊る堀部音弥だ。(わからんヤツは古畑見てチョ)てなわけで、せっかくだから購入動機になったレーシングオン今月号とコラボ(^^) エブロ1/43 ホンダNSX GT2 1995ルマンGT2クラス優勝車#84 高橋国光/土屋圭市/飯田彰S-GT車両に比べるとはるかに市販車NSXに近いフォルムのGT2だけど実は、ヘタすりゃ市販車よりも車高(最低地上高)が高い。なんとなればフロア下にエキパイを通すために急場しのぎで車体を6センチ持ち上げてそれをサイドスカートで誤魔化してるから(笑)でも、速いクルマはカッチョいいの格言どおり、95ルマンでクラス優勝したこのNSX、以降の時代のどのNSXよりもいいフォルムに見えるんだな、これが。
2008.06.09
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6月水無月は、なんつってもル・マンだよねぇ。F1カナダGPもあるけど、連戦のうちの1戦とオンリー一発勝負のル・マンじゃ、レース自体の重みがちゃうねん。たとえ「世界選手権」の冠がかかってない、いち地方のお祭イベントだとしても。速さはなくとも、経験と知略でレースを制することが出来る醍醐味がまだ残ってる。そのアタマを使う部分がカーメーカーのレースをやる存在理由であって決して売上げシェア独占の戦略として参戦するもんでないと思うんだが、どうもそこらへんをトヨタ・ホンダは履き違えてるな。真摯にレースに取り組むならF1じゃなくてル・マンだろ?狭い日本じゃ速さの追求じゃなくて耐久性の証明が売上げに繋がると思うけどね。そう思ってた時代もあったわけで。バブルの残滓がまだ残る90年代がまさに日本のル・マン黄金期。帝王ポルシェ956/962Cに果敢に挑み、いつもうっちゃられてたけどね(笑)そんな中で、周囲の期待に反して大金星をあげたのがマツダ。 イクソ1/43 マツダ787B 1991ル・マン24h優勝車#55 バイドラー/ハーバート/ガショー今のところ(そして多分今後も)唯一、ル・マンを制した日本車。しかもレシプロエンジン以外で初、カーボンブレーキ搭載車としても初ってことでいろいろ初づくしな787B。レナウンチャージカラーはぶっ飛んでるが、造形的にはさして目立ったところもなく。ロータリーエンジンなんて大したこっちゃないし、マツダだって大した戦績もないし車両規制を緩めたってどうってことないよね?ってレース委員が考えたかどうかレシプロエンジン搭載車よりも200kgも軽い最低重量を武器に、レース序盤から上位をキープし、先行するメルセデスのトラブルに乗じてトップを奪いそのままゴール。ライバルを実力でねじ伏せたって勝ち方じゃないが、前に何かあったときにすぐにその座を奪える位置に居続けるってのも技のうち。勝てば官軍、とも言うけど(笑)イクソは、緑とオレンジってビビッドなカラー(湘南カラーとも言うね)をデカールでうまく再現してるけど、アンテナがオーバースケールなところが画竜点睛。幼児のパーツ飲み込みクレーム対策だろうけど、元々ゼンマイがついてるわけでもないディスプレイ用ミニカーにそこまでのことが必要なんかねえ(-_-;)昨日、整理してたミニカーは、ここ開設前に買い込んでたもんでほとんど画像アップしてなくて、ニューカマーアイテムもなさそうだからここしばらくはその辺をアップしていく予定。
2008.06.05
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今朝の「とくダネ」でちょこっと特集してたんだが、今年のルマンに東海大学学生チームが参加するって話はレース業界じゃ、とっくの昔に伝わってることなんだがま、狭い領土にバカみたいにカーメーカーが林立していてそれに付随して死ぬほど関連部品メーカーがあるにも関わらず純日本を掲げたF1チームが倒産しようが、そんなの知ったことかってな企業ばっかのこの国だから、関係者が誰も見てないような時間帯の特集でも、特集されること自体が奇蹟みたいなもんだな。純日本チーム倒産が一般社会の話題にもならなかったんだし、さて、それじゃあ学生チームのルマン挑戦は話題になるのかね?現実には大型連休終わって、ルマン本戦まで1ヶ月を切ってるのにいまだタイムを出せず、どころかシェイクダウンテストもままならない進捗状況だから、ルマン参加は許可されても、予選を突破するかどうかはかなりビミョーなところだ。こうしたチャレンジは欧州人の好むところだから、予選結果が悪くても温情措置で本戦へ参加できるようになるかもしれないが、そうでもなければ、本戦出場は危ういんじゃないか。そん時に、メディアがどう取り上げるかがポイントだな。きっと、まったく無視だと思うけど(笑) そんなルマンの話題(一般番組でルマンなんて言葉聞くのは何年ぶりだ?)が出たんで、ルマン繋がりの1台。 ixo1/43 ニッサンR390GT1#33 黒沢/本山/影山組前の前のベイフォートバーゲンで買ったもの。すっかり忘れてたよ(^^ゞこのR390は、98年型のロングテール仕様。だいたいショートテールでルマンデビューして、翌年ロングテールってのはルマンのセオリー見たいな気がするんだけど。917KしかりマクラーレンF1GTRしかりってね。その方法論で前年よりも好成績でレースをまとめた。当然戦績は薄いブルーでまとめたチェッカー柄のワークス勢のほうがよかったんだけど、ミニカー的には、そのチェッカー柄をすべてデカール対応として、ツヤがなくなったのよりもこのJOMOカラーのほうがツヤがあってよろしーな(^^)
2008.05.15
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昼の天気予報で、これから天気が崩れて夜は雨かところによっては雪(゚o゚)みたいなこと言ってたんだが、こんだけ快晴でありかよ?とか笑ってたら帰る段になって、ホントに事務所を一歩でたところでポツポツきたんだが、そっからあっという間にドシャ降りになりやがって、傘を取りに引き返すハメになった。帰り際に電話に出たのが運の尽き。チッ、非常識な時間かけてきやがってよ。モノは考えようで、もうちょっと前に出てたら戻るもままならずコンビニで傘買うハメになったもしれんから、電話は福音だったかも・・・などと考えるほど人間が出来てないんでさ(笑)だもんで、ヨドバシでウサ晴らしの散財よ。 エブロ1/43 デンソー・トヨタ88C#38 星野/鈴木組89年のルマンを走った88Cのうちの1台。トヨタ嫌いのくせに思わず買っちゃったのは、ドライバーがトヨタ車なのに星野/鈴木って組合せだったからさ(笑)もちろん、ニッサンにルマンを戦うクルマがなくて期間限定でトヨタに移籍!とかゆーんじゃなくて、単純に星野は一義じゃなくて薫で、鈴木も利男じゃなくて恵一なだけなんだけどね(笑)ま、シロートをだまくらかすネタになるかな、と思ってサ。
2008.03.04
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先週は、場合によっては徹夜もありのスクランブルだからクルマ通勤だったけどそれも土曜に一応決着して、今日からはまた電車通勤に戻った。ま、健康上は電車に乗って歩いて・・・ってほうがいいに決まってるんだがけど、一週間もクルマ通勤してると電車はかったるいんだよね(^^ゞしかも、あれこれ誘惑が多くてさ。今日もヨドバシに寄ってミニカー買っちったよ。ixo1/43 アストン・マーチンDBR9去年07年のルマンを走った、英国の誉れ(っても今じゃ米国資本だけど)アストン・マーチンだが、地上波TV中継もなくなっちゃったし、ドライバーも戦績もしらないし、正直アストン・マーチンであるってこと以外どーでもいい状態(^^ゞアストン・マーチンは何か1台はコレクションしときたいな、と思ってたしどーせなら市販車よりもド派手なレース仕様のほうがいいじゃん。けど、今回購入の動機はそーいったことじゃなくて、もっといい加減だったりする。なんとなれば外箱とディスプレイ台の意匠が新しくなって、それがなかなかカッコよかったんだよね、ってのが理由(笑)こんな感じ。クルマを少し俯瞰で見れるようになって、それよりなによりディスプレイベースのデザインがカッチョいーじゃん!外箱も黒地に黄色ラインって在りし日のJPSロータスを思い起こさせるデザインで一目お気に入りだったわけよ。だもんで、予定にはなかったけど、給料日直後だしご購入っつーわけだ。こうなるとさ、仕事が早く退けるのも、善し悪しだあね(笑)
2008.03.03
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ホビージャパンにデュナメスとキュリオスカラーが1月末発売って書いてあったんでヨドバシ覗きに行ったんだが、まだ出てなくってな(-_-;)代わりに見つけた917K\(^^)/ワーイ前に準ワークス・ザルツブルグチーム(ポルシェのオーストリアディーラー)の73ルマン優勝車#23を手に入れてるんだけど・・・主力本命のJWガルフチームがコケたときのセカンドチームとして当時の研究開発部責任者フェルディナント・ピエヒの実家、オーストリアはザルツブルグに籍を置くポルシェディーラーが母体。F・ピエヒは現VWアウディグループの総帥、その母でディーラー代表だったルイーゼ・ピエヒはポルシェ創始者フェルディナント・ポルシェ博士の長女。まさに直系血族の面目躍如たる優勝だったわけね。そのザルツブルグチームを経緯は知らんが吸収合併したのがブルーストライプで有名なマルティーニレーシング。後年の白ベースと違って、シルバーボディにマルティニストライプは溜め息が出るほど美しい!(^^ゞ オートアート1/43 ポルシェ917K ’71セブリング12時間優勝車#3 エルフォード/ラルース組F1、Cカー、ツーリングカー、GT等などレーシングカー数あれど、オールタイムで一番好きだなぁ!917K。なんでだろ?やっぱガキの頃の刷り込み、なんかなぁ。S.マックィーンの「栄光のルマン」もちろん公開当時オンタイムで映画みたわけじゃなくたしかヤクルトのCMで映画の一部が流れてた、と記憶してる。(のちに、それは無断流用で肖像権裁判に発展したんじゃなかったっけ?)その粗い映像がものすっごくカッチョよくってさー!!その影響よ、多分絶対。(その割りにガルフカラーのは、それほど・・・なんだけど)笑917Kは、他にミニチャンプスとブルムから出てたと思うけどブルムはもう論外(笑)な出来で、とはいえミニチャンプスのほうは人気のザルツブルグ#23やガルフはすでにプレミア扱いで手が出んからオートアートの参入は願ったり叶ったり。しかも、#23の時は気がつかなかったが前輪がステアするんだな、これ。(あんま意味ないけど・・・)笑あとはショートノーズのビッグピンクがあれば幸せ~って、やっぱガルフはいらんのかい!
2008.02.01
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久々の土曜稼働日は、当然クルマ出勤(^^)帰りにベイフォートかPITに寄ろうと思ってね。例によって別になにかって訳じゃなく、いわば偵察だね。ミニカー業界は出荷予定なんてあってなきが如くで、且つ再販はほとんど絶望的なもんで、足繁く通ってないとチャンス逃すことしきり。で、そうやって努力すればちゃあんと掘り出しモンがあったり(^^) 76年のルマンを駆けたポルシェ935。この年から始まったグループ5規定(シルエットフォーミュラ)にポルシェが持ち込んだ怪物マシン。シルエットフォーミュラの名のとおり、市販車とは似ても似つかない純スポーツカーに市販車のボディシェルをかぶせただけの935は、コックピット周辺に911の面影があるものの、下品なまでのブリスターフェンダーといいドラッグにしかならないようなリアウィングといい、まったくまぁ・・・笑 こっちのアングルのほうが911っぽさが伝わるかな。純白のボディと、押し出しのつよいシルエットから「白鯨」と呼ばれた935。圧倒的な強さから935に乗り換えるチームが後を絶たずに、最終的には935のワンメイクレースみたいになっちゃって、チャンピオンシップ自体が衰退する原因になるほど、時代を席巻したマシンなのよ(^^)
2007.11.17
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ホントはエクシアカラーを買いにいったんだけど、どーゆーわけかまだ出てなくて、かわりに店内をフラフラ物色してたら目に入った。真っ赤な流線型なボディに流れるような白いライン(^^)917Kゼッケン23は、’70年ル・マン優勝車だ。 空気を切り裂くようなウェッジシェイプ、地を這うような低い車高。くぅ~カッチョいいなぁ!この角度でみると、フロントフェンダーの盛り上がり角度がそのままフロントウィンドウに流れるように連なって、空気抵抗少なそうなのが見てとれるっしょ?何を隠そうこの917Kが、ポルシェの長いル・マン制覇の第一歩、最初の一勝を勝ち取ったマシンなのだよ。(まあ、その大半は名機956/962Cによるものだけど)フロントフェンダーに引っ掛って、もの凄い車速で後ろに千切れ飛んでます人魂みたいな、ヘンテコなボディペイントも日本人の感性にゃ絶対ないものでこれまたイカスぜ(笑)ふつーはマックィーンの「栄光のル・マン」カラーのガルフカラーなんだろうけど個人的には、917Kっつったらこのザルツブルグチームの赤白だよ。なにせ生まれて初めて触った実車がポルシェ博で展示されてたこれ(のレプリカ?)なんで、要はヒヨコと同じく刷り込みなんだろうけどね。
2007.10.17
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帰りの電車とバスの連絡が悪くて、30分ほど待つことになるんで困った時の暇潰しイコールヨドバシへGo!あれこれ物色して。95年のルマン総合優勝車。この年、初参戦のマクラーレンF1GTRを元F1ドライバーのヤニック・ダルマス、JJ・レートと関谷正徳がドライブしポディウムの真ん中に持ってった。関谷は日本人初のウィナーだった。95年のルマンは、グループCの時代が終わって、より市販車に近いフォルムのGTカーが大挙参戦して、とても楽しいレースだったな(^^)けど、今日のネタはルマンでもマクラーレンでもなくて、ネジ(笑)ミニカーは、独のポールズモデルアート(ミニチャンプス)、日本のエブロ中国のイクソと、大雑把にいえばそこがトップブランドだと思うが、今回はイクソの話。トミカみたいな若年層ターゲットのそれこそ転がして遊ぶことが主眼なものを除いて、基本は飾っておくことが楽しみかたのセオリーであるから普通たいていの場合、アクリルケースに収まって、車名やドライバー名やレースリザルトなどが書かれた台座にネジ止めされてる。それを取っ払って写真撮ったりしてるわけよ。んで、今回もそうしようと思ってネジを取ろうとしたら、普通プラスネジなところが、なんだかネジアタマが△になってる!?こりゃ誰かが悪さしようとして、ネジなめちまったんじゃねーか?と思ったけどプラスネジの場合はネジアタマは△じゃなくて◇になるよな。だからそういったもんじゃなくて、もともとそーゆーネジだってことになる。で、ネットで調べてみると、イクソだけはわざと△ネジを使ってるんだそうで台座から外したい場合は専用の三角ドライバー(別売り200円)を使ってちょとゆーわけらしい。なんで、そんなことしてんだか更に調べると、要はプラスネジだとプラスドライバーは一般的でどの家庭にも大抵常備してあるから、子供がいじくって誤飲しちゃうのを防ぐために、おいそれと外せない特殊ネジを採用したってことらしい。ヨーロッパの玩具では結構常識的になりつつあるんだそーだ(゚o゚)けどさぁ。ミニカーを台座から外して転がしたい年齢層って、自らドライバーもって外したりできるわけじゃねーだろ?親にねだって外してもらうのが殆んどで、外したネジを誤飲すんのはそりゃ親の責任の範疇じゃねーの?ま、世の中にはPL法(製造物責任法)ってもんがあるから、訴訟大国アメリカでクレーマーのゴネる余地のない対応をって意味での特殊ネジなんだろーけど、なんかさぁそれを中国のメーカーごときが考えるかね?つか、それ以前に無法コピーとか製造品質とか詐欺まがいの納品とか他に改善すること山のよーにあんだろ?って感じ(-_-;)
2007.10.03
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さすがにね、夏休み4日間も引篭もってると、一日くらいは出かけてやろうかと思うね。特に今日は、風がなくて室温も高いし。ニュースじゃ外気温40度超えるだ越えそうだいってたけど昨日までは、正直ウチはエアコンどころかクーラーなしで全然オッケーだったからね。そこらへん、さすがに高台の高層だけのことはあるわけよ。(その代償として、下の町から登ってくると大汗で死にそうになるけど)笑それが、今日は頼みの風が吹かないんで、外出にはちょうどいいってわけで、行ってきました隣町のミニカーショップPIT。一昨日、給料日だったしな(爆)いや~正直DSって選択肢もあったんだが、やっぱ投下資金がデカイのといつでも買えるんなら焦らんでもいっかーって。それよか、見つけたときが買い時なミニカーよ!ってなわけ。で、PITのぞいてみてたいして出物がなきゃ、あらためてDSを検討すりゃいいやって。そんなこといったって、行けば世界のカーメーカーの殆んどすべてをカバーしてる展示品をあれこれのぞいてりゃ、なんかしら琴線に触れるものはあるわけで(^^ゞ今日のは、そのなかでも強烈!見たなり即購入(笑)だってなあ、前に別のメーカーから出た時に買い逃してえらく後悔したクルマだもんな。かといって、ネットとかでプレミア価格で買うのも癪に障るだろ?だから、いわば咽喉に突き刺さった魚の小骨状態だったわけで、それが今日とれた(^^) 97年ルマンを期待と挫折で飾ったR390GT1。とてもGTマシンとは思えないルックス。実際、中身はグループCマシンそのもので、レギュレーションの網の目かいくぐってあとから市販車売り出して車検とおした「なんちゃってGTマシン」なんだけどさ(笑)そして、一体どーしちゃったの的な先進的カラーリング(あくまで日産として・・・だけど)なんたって日産っちゃあ、それまでは国内だろーが海外だろーが3色トリコロールで、それはそれでCI戦略として間違っちゃいないし、その野暮ったさも含め日産だって気もするんだけど、このカラーリングには一撃でヤラレたよ。 ↑それまでの日産トリコロール(例:R92CP)「速いマシンは美しい」とは巷間よく言われることだが、美しいマシンが速いか?ってのはビミョーなところで(^^ゞ予選は圧倒的な速さで席巻したものの、肝心の本戦はマシントラブルで大惨敗いいとこなし(^^ゞけどまあ、戦績と好きとは比例しなかったりするもんだしょ?むしろ最近は駄馬ほどかわいかったりして(^^ゞ
2007.08.15
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