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文科省は今回の調査で、障害に関する項目を新たに設定した。
学校に
「障害(疑い含む)に起因する
特別な教育的支援の求めや相談があった」
は、小学生8.8%、中学生5.9%。
県内では小学生8.8%、中学生6.6%だった。
発達障害への対応が、
不登校の一因となっている可能性を指摘する声は少なくない。
文科省も増加要因の一つとして、
特別な配慮が必要な子への指導、
支援に課題があったと分析する。
◇
不登校の児童生徒の受け皿として注目されるのが
「学びの多様化学校」だ。
起立性調節障害の子に配慮した登校時間、
個別学習や習熟度に合わせた授業などが特徴だ。
5月現在、全国に35校が開設されている。
県内に公立の多様化学校はまだないが、
志布志市教育委員会は10月、将来の設置を視野に、
有識者らによる
学びの多様化基本構想策定検討委員会を発足させた。
25年度中に方向性をまとめる。
市教委は現在、
不登校の児童生徒を支援する「学びの多様化教室」を開設し、
専門相談員らによる学習指導や体験活動を行っている。
通所者の増加を受け、
教員を配置できる多様化学校も含めた議論を始めた。