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2015.08.30
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テーマ: 陶芸(41)
カテゴリ: カテゴリ未分類
どうさい「イオン性発色剤の逐次滴下については、1.コバルト溶液を滴下して、2.そのあとから銅イオンを滴下するやり方はすでに記載した。今回は、コバルト、銅、ニッケルの3種についてまとめておく。
1050℃で素焼きした粘土板(有田並)に透明釉薬(3号釉薬とワラ白1230を等量混合)を施し乾燥したものを用意。
写真の上列はコバルト(青)3か所に2滴ずつ滴下し、2番目に銅(緑)を2滴滴下し、3番目はニッケル(ベージュ)をやはり2滴滴下した。2列目はコバルトと同じように銅を3か所滴下し、2番目にコバルト、3番目にニッケルを滴下した。3列目はニッケルを3か所に滴下し2番目に銅を、3番目にコバルトを滴下した。
乾燥後、1230℃で本焼きした。

008.JPG
  写真1 コバルト、銅、ニッケルの色と後の2種を逐次滴下した時の色模様

逐次滴下したところは、後から滴下したイオンの色が中心部に見られ、後から滴下したイオンが先に滴下したイオンを押しのけていることがよく分かる。」

悪友「まあ理解しやすい現象であるな。イオン性の発色剤だからこうなるので、これが固体系の顔料なら中心部に堆積し周辺部には広がらない。」

どうさい「コバルトは特に面白い。滴下後は水と共に拡がって、乾燥しその後、焼成中に青色を発色するなんて大変身だな。」

悪友「この結果を踏まえた試作品はないの?」



005.JPG
  写真2 平板 青と緑の滴下液のぶつかり合い


液体のぶつかり具合がよく出ている。4隅はどちらがいいか判断するために2種作ってみた。大差ないな。しかし、周りの装飾が大きすぎるかな。


006.JPG
  写真3 小皿 滴下液のぶつかりが無い

滴下液のぶつかりが無いと面白さに欠ける。 

008.JPG
  写真4 小皿 青その上に緑を逐次滴下

液体の自然拡散にお任せで、楽と言えば楽ちんだ。」










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最終更新日  2015.11.16 23:14:55
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