白いつる薔薇の咲く庭を夢見て

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December 22, 2020
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12月4日から再びランニングを始めてから

ほぼ3週間近く経った。



10月に頑張って走って鵞足炎になったので

今度は以前より増して慎重に走っている。



鵞足炎はいきなり激痛になったわけでなく

膝の違和感→痛み→激痛と進んだので

ちょっとでも膝に違和感があったすぐ

休息に入ろうと思っているけど

いまのところ大丈夫そうだ。






昔、よく走らされていたことを思い出す。




中学の部活のバスケで毎日校庭を何周も走らされていた。

女子のバスケ部はそのとき学校一厳しい部活だった。

校庭を走るだけでなく、顧問がどこからか

調達してきたタイヤにひもをつけて

引っ張りながら走っていた。




ほんとに根性、根性の「巨人の星」の世界だった。




中学校のころ、ほんとにきつい部活が嫌いで

バスケも嫌いでやめれるものならやめたかった。

ほんとは最初からバスケ部には入りたくなかった。




でも背が高くて、少し運動神経がいい子は



目をつけていて入らなければいけない

ことになっていた。(少なくとも私はそう感じた)




小学校卒業の時点で身長が160センチくらいで高い方。

50メートル走は田舎の小学校の女子24人中

4番めだった。(4人リレーに出たので覚えてる)






興味があるように見えた。



年間では練習のお休みはほぼなし、お正月とお盆くらい。

お盆も返上して練習した年はひそかに泣いた記憶がある。




休日は頻繁に他の中学と練習試合。

よくは知らないけど、顧問が生徒の電車賃の一部を

出しているようだった。




私が中1のとき、一つ上の2年生が3人しかいなくて

中3生が引退した後、一年生も試合に出ないと

いけなくなった。




私は背が高いという理由だけで試合に出されていたのだけど

ぜんぜんシュートが入らないし、

ぜんぜん顧問の希望通りに動けないので

よく怒鳴られていた。




怒鳴られるだけじゃなく、蹴られたり

殴られたりしていた。悔しくて涙もいっぱい出た。




ある日、他校での練習試合のとき、

いつものようにものすごい勢いで顧問がキレて

休憩中のときに私に思いっきりボールを投げつけた。



それは私の頭の後ろに当たったのだけど

そのとき、会場からクスクスと笑い声がした。

私が叱られているのを笑う人がいるのかと思って

ショックだった。



でも後で友達が「ボールが跳ね返って

そのまま顧問に当たった」と教えてくれた。

ボールをよけられなかった顧問が笑われたのだそうだ。


どっちにしても私にとっては

悲惨な思い出だ。



もうずいぶん昔の出来事なのに

どうしてこうしっかりと覚えているのだろうなあ。

もう45年くらい前なのに。

そんなに経つのか(@_@。改めてびっくりする。

でも傷ついた記憶ってずっと残るものだと思う。





こうして考えると体調不良で中学にまったく

行けなかった息子もかわいそうだけど

嫌いなバスケでしごかれて、

殴られ、蹴られていた私も相当

かわいそうだったなあと思う。




今なら絶対あんな体罰、許されないと思う。





暗いブログになってしまったわ~

明るい薔薇の写真入れとこっと。









5月 薔薇

ピエールドロンサール












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最終更新日  December 22, 2020 09:37:46 AM
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Re:中学のときの部活の悲惨な思い出(12/22)  
ama.han_non.924 さん
おはようございまーす。懐かしい中学時代、私の人生で一番生き生きしてたかも?(今の方が上かな?)当時の先生方は皆若く、友だちのように話してて毎日が楽しく、自分中心に地球が回ってるくらいに思ってた。・・私の時代はバレーボール全盛期で(男子の「ミュンヘンへの道」。大古選手が素敵すぎ~。)、小学校の時は「アタックナンバーワン」や「サインはV」が超人気。小さな学校だから、あと野球部と卓球部しか無かった。私は、運動も得意じゃないし夕食の用意とかもあって部活には入れなかったけど、姉はバレー部だった。羨ましかった・・でも実際は「根性論」に「しごき」がはやってたかも・・つるバラさんも辛い部活時代、今では絶対に許されないよね。・・バスケの渡嘉敷選手、かっこよすぎて「後輩になって、センパーイと追いかけ回したい」といつも言ってるのに負傷して東京五輪も危ないとか?小さいときから背の高い人が大好きで、つるバラさんが後輩だったら「あの子素敵だよね」って目をつけてたかも(笑い) (December 22, 2020 10:50:14 AM)

Re:中学のときの部活の悲惨な思い出(12/22)  
スキー さん
それは辛い思いをされましたね…しかも蹴るっていうのは悪意しか感じられません。

私も今だからこそハッキリと解りますが、子供の頃は大人の屁理屈に言い包められていました。
どんな理由があろうとも、自他に苦しみを与える行為は悪である、見返りを期待しているのならば愛情ではない。
この事をもっと早くに教えてくれる人が居てくれたらなぁ…と時々思い返します。

このブログを読んで1人でも気付いてくれると良いな。 (December 23, 2020 06:31:10 AM)

Re[1]:中学のときの部活の悲惨な思い出(12/22)  
mil-chan1005  さん
ama.han_non.924さんへ

楽しい中学生活を送ったama.chanさんが羨ましいです。バスケ部では私だけが暴力を受けたわけではなかったけれども、一番被害が多かったかも。その後高校で私はバスケから離れたけれども、その他のバスケの友人はみんなそれぞれの高校でもバスケを続けてました。私と違ってみんなバスケが好きだったのだなあって思いました。

高校になってバスケをやらなかったのでバスケの友人にもその他の人達にも「なぜ?」って頻繁に聞かれました。私の心はもうズタボロだったんだよね。

背はその後ぜんぜん伸びませんでしたねぇ(笑)
小学校のときにぐ~んと伸びるタイプでした。
仲のよかった幼馴染は中学でぐんと伸びましたね。
今はそれほど身長差はないのに、なぜか小さいってイメージがいまだにあるのが不思議です。 (December 23, 2020 08:20:01 AM)

Re[1]:中学のときの部活の悲惨な思い出(12/22)  
mil-chan1005  さん
スキーさんへ

あれほど練習していたので、確かにバスケ部は強かったけれども、私は勝っても負けてもどうでもよかったんです。普段は負けず嫌いなのにね。

あの経験を経て、学んだことがあるとすれば、それは
「一見いい人に見えても自分の気分でキレる人がいる。そしてそれを暴力という形で表す人がいる」ということ。

人生の早い段階で知ることができました。だからかどうかわからないけれども、私が夫に選んだひとはとても穏やかで一度も怒ったことがない人です。

子供のとき、大人に従うのが当たり前だと思っていたけれども、やっぱりあれは変だったと今ならわかる。でもそのときは我慢するのが普通なのかと思っていたのですよね。心や体を傷つける行為はたとえ、それがスポーツを向上するためだとしてもあってはならないと思います。

(December 23, 2020 08:30:44 AM)

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