Diane de Poitiers　に挑む

左の目尻の下に ごま よりちょっと小さいいぼがある。

ファンデーションを塗る時、顔を剃る時、邪魔だ。

ちっちゃい姪が足の裏にいぼができて、

ジュッ とやって取ったと言う。

彼女はずっとそれを 「弟」 と呼んでいて

なぜ???

ジュッ とやった時には黒くなってもまだくっついていたのに

遊んでいるうちにどこかにいってしまい、

かなりの時間 「弟」を探 した そうだ。

なぜ?　

それに 「ジュッと」 がよくわからない。

ピーリングに行った時

「先生、私ここにいぼみたいのがあるんですけど、これとれるんでしょうか」

(虫眼鏡を持って)　 「ああ、これね。とれますよ。」

「また、絆創膏貼らないといけないんでしょうか」

「貼らなくてもいいですよ。窒素で焼いて、黒くなった後、自然にとれます。

ごく稀に痕が残る人もいます。」

え゛っ!　(絶句)

「でも邪魔でしょう。もし、痕が残ってもお化粧で隠れる程度です。」

どうせこの近くには肝斑があるのでひとつ増えてもどうってことはないか・・・

「ああ、それでね。いぼは保険ききますから。

4つで(6つだったかも、すみません)1500円です。

だから、首とか鎖骨のあたりにあるんならいっぺんにやれますよ。

ないですか?」

「確か・・・脇の近くの腕にひとつあったかもしれない・・・」

「じゃあね、次回までに背中も含めて探してきてください。」

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