すっかり目が覚めてアルハンブラ宮殿内部に入る。
心臓はまだバクバクしている。
(イケメンガイド?のせいではありません)
明日の予約がとれなかっただけあって、混雑気味。
グラナダはアラビア語で「ざくろの実」
アルハンブラは「赤い城塞」
鍾乳石飾りの天井ムカルナス。
7種類のムカルナスを5000個組み合わせてできている。
絨毯を敷き、寝そべりながら天井を仰ぐことが多い生活習慣の中で天井飾りは芸術的に発展していった。
イスラムは偶像崇拝禁止なので、人をモチーフにすることはない。たいていは草木や星、自然からのデザイン。
元々は城塞であったからか、ヨーロッパ各国の所謂「宮殿」とは赴きが違うし、手入れは行き届いていない。そもそも少し前までは荒廃しきっていて、浮浪者や盗賊の棲家となっていた。
「宮殿」として人々が暮らした当時、どれだけ美しかったか想像することはできない。
当時の人々はこの丘から見た風景はどんなだったろう。
トルコ同様、キリスト教国とイスラム勢力の攻防は深い歴史を感じずにはいられない。
レコンキスタまではユダヤ教徒も自由にこの地で暮らすことができた。
現在のスペイン国王はブルボン系であり、その昔はハプスブルグ帝国の一部であった。
にも関わらず、スペインの方々の暮らしぶりは他のヨーロッパのそれとは少々違う。
日に5回食事をし、シェスタをし、夜通しお酒を飲んで楽しむ。
明日が仕事でも。
脚in Spain 脚in Japan May 9, 2008 コメント(8)
マドリード 生ハム三昧 May 8, 2008 コメント(8)
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