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Feb 9, 2007
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カテゴリ: 食材
プーリアの オリーブオイル

プーリアで、おいしいオリーブオイルがあったら買いたいなあ。

昔はプーリアのオイルと言うと、質より量で、品質的にはいまいち、というイメージがあったそう。
その最大の原因は、収穫の仕方。
熟して地面に落ちた実を収穫することが多かったから、カビや虫で傷んだ実が混ざる確立が高かったんだって。

イタリアのオリーブオイルで評価が高いのは、 リグーリア トスカーナ のもの。
リグーリアのオイルは甘く、デリケートで、花の香り。
トスカーナのオイルはコクがあってフルーティー。

一方プーリアのオイルは、味が強くて刺激がある、というのが伝統的。
でも実際には、プーリアでもいろんなタイプのオリーブオイルが作られてるみたい。

プーリアのオイルは、大きく5つに分かれてます。
こちら は、プーリアのオイルを地区ごとに色分けしたもの。
4つしかないけど、本当は、オレンジ色の部分が黒い線で左右2つに分かれます。


  ↑
例えばこれは、 テッラ・ディ・バーリDOPカステル・デル・モンテ地区 のオイル。
地図で見ると、黄緑色の地区の縦線の地域で作られたもの。
産地がはっきり分かるオイルは好感が持てるなあ。

大雑把に言うと、プーリアでは、北部では比較的マイルドなオイルができるんだって。
だから、デリケートなオイル作りを目指す作り手も多いようで、そういう所は、実を手で摘み取ったりして、様々な手間をかけているみたい。
出来上がったオイルは、はっきりしたオリーブ香があって、芳ばしくて、フルーティーで、熟したトマトやアーモンドの風味も。
この種のオイルは、火を通さないで使うと個性が活きるタイプ。
ドレッシングとか、料理の仕上げにたらしたりするのに最適。

プーリア南部のオイルは、強くてきりっとした典型的な南のオイル。
だから、加熱してもいいし、生でもOK。
プーリア料理を初めとするさまざまな地中海料理に、どーんと使えそう。

結局、オイルも味見してみないと分からないっていうことだなあ。
おー、 オイルのテイスティンググラス だって!

イタリアには、オリーブオイルテイスター協会というのがあります。
“ONAOO”っていいます。
オナオオ?
HPは こちら
オリーブオイル生産者協会主催の、 テイスティングの専門家養成コース もありますよー。






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Last updated  Feb 9, 2007 10:37:41 AM コメント(18) | コメントを書く
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