イタリアで食べたい

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プレッツェーモロ

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Jul 7, 2007
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バロック建築巡りに疲れて、通りかかったバール兼カフェで一休み。
「白ワインと軽く何かつまみを」と頼んだ。

テーブルに座ってしばらく待っていたら、なにやら、二人がかりでワゴンをがたごと押してやってくる。
えーっ、な、なんだこれは。

あ然としている間に、テーブルに“軽いつまみ”がどどどーん!
  ↓
ワインと“つまみ”
ここはプーリアだってこと、うっかり忘れてた。
ここでは、軽いつまみって、この量のことなのねー。

当然、ワイン1杯では足りず、赤ワインも飲んで、一休みのはずが、本格的な昼食になってしまった。
つまみは、みんなおいしかったから、まっいいか。


レッチェには、ワインによーく合うお勧めパンがある。
その名もピッツォとプッチャ。

この名前がどうしても覚えられなくて、店で「プッツォとピッチャください」と言ったら、店員さんたちが楽しそうに笑ってた。


ピッツォとプッチャ
上の赤いのがピッツォ、下の白いのがプッチャ。


ピッツォ
ピッツォはトマト、黒オリーブ、玉ねぎetc.入り。
トマトの酸味、玉ねぎの甘味、オリーブのこく、どれも濃厚~。


ピッツォ
プッチャはオリーブ入り。
シンプルな分、小麦の味と香ばしさが抜群!
この2つがあれば、ワインが進むよー。


そして、レッチェの昔ながらの名物ドルチェと言えば、コトニャータ。


コトニャータ
マルメロのゼリーのこと。


激甘!
外見は羊羹そっくり。
羊羹よりもっとざらざらしていて、100倍甘い。
ジャムを固めたみたいなもの。
好奇心から一口食べたけど、べたべたに甘くてもう結構。


マルメロのジャム
ホテルの朝食にはマルメロのジャムもあった。

マルメロは、イタリア語では“メーラ・コトーニャ”。
りんごの親戚だけど、生では食べられない。


マジパン羊
復活祭が近い時期だったので、どのパスティッチェリーアにも、マジパンで作った可愛い羊が並んでいた。
買って帰りたかったなあ。


愛嬌あるなあ
店によって表情は全然違う。
これは愛嬌がある羊。


羊犬
ちなみに、レッチェで出会ったこのわんこ、毛並が、まるで羊毛。
おとうさんは羊なんじゃないの。
しかもホルスタイン柄。
可愛いなあ。


愛嬌と言えば、レッチェのバロック建築を飾る馬たちも、愛嬌満点。


バロック馬
ウヒヒヒ~ン。


そうそう、ようやく馬肉も食べた。


馬肉の煮込み
肉はちょっと固め。
ビーフシチューと言われても分からないかも。


子山羊のロースト
復活祭の時期の定番、子山羊料理もおいしかった。
子羊よりはるかに癖がなくて、デリケート。



さーて、プーリアの旅もそろそろ終わり。
色んな出会いがあって、よく食べて、よく飲んだ。
人情が厚くて、料理がおいしくて、自然が美しくて、いい所だったなあ。
こんどはもっと天気がいい時に来るぞ。


さあ、次はバロック誕生の地、ローマだあ!


さあ、ローマだ










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Last updated  Jul 7, 2007 10:43:56 AM
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