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November 8, 2007
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カテゴリ: 教授の質問



ま、来年4月からの授業に採用して欲しいということなんでしょうけど、それにしても毎日のように数冊のテキスト・サンプルが小包で送られて来ると、いちいち開けて中身を見る暇もないという感じです。第一、送られてきた何十冊という新刊テキストの中で、実際に採用するのは1冊あるかないかというレベルなんですもん。

ですから、1シーズンに私の元に送られてくる「無駄玉」の量たるや膨大なもんですよ。仮に数十冊としても、1冊の値段は大抵千円以上しますから、末端価格で数万円だ。もったいない! 中にはCD付の立派な教科書もありますしね。そのまま打ち捨てて置くのも気が引けるし、うちのマンションの中庭で売ってみようかなあ(ウソ)。

でまた、こういうサンプルって日本中の大学の英語科の先生のところに送られているのでしょうから、トータルでどのくらいの無駄玉が使われているのやら・・・。いずれにしても壮大な無駄ですよね。そんな無駄を承知で宣伝にこれ努めないと、教科書会社ってのはやっていけないのかしら。それとも、それだけ無駄なことをしても、うまく採用されれば儲かるのかしら?

ま、ひょっとすると、案外儲かっているのかも知れませんな。というのも、私の大学院時代の先輩が先頃教科書会社に依頼されて大学の教養英語用のテキストを作ってみたところ、これが案外売れたらしく、それなりに印税が入ってきたとおっしゃってましたから。先輩によると、某教科書会社と先輩が勤めていらっしゃる大学には提携があって、その大学の英語科の教員は順繰りに教科書を作る役が回ってくるのだそうですけどね。

でも、その一方で「大学用教科書が全然売れず、そのため教科書会社の多くは自費出版事業で辛うじて経営を成り立たせている」なんて話もよく耳にします。自費出版なら出版経費を支払うのは著者ですから、出版社が損することは絶対にないんです。事実、私のように学会の資料室を預かったりしていると、明らかに自費出版によるものと思われる同業者の著書もやたらに送られてきます。

ま、とにかく私が採用しようとしまいと、出来立てのホヤホヤ、パリッパリの教科書が洪水のように押し寄せてくるのは事実。その中で何が売れて何が売れていないのか、教科書出版業界が全体として儲かっているのかいないのか、部外者の私にはまったく分かりません。

かくして、毎日のように送られてくる大量の教科書サンプルを手に、「虞や虞や汝を如何にせん」の心境になっている私なのでした。いやはや、どうしたものか・・・。





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Last updated  November 9, 2007 01:48:47 AM コメント(4) | コメントを書く
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ゆりんいたりあ @ Re:スペイン優勝、そして早くもW杯ロス(07/20) 釈迦楽さん、 ご無沙汰しております。 お…
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