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October 13, 2008
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カテゴリ: 教授の旅日記

学会がらみで九州は福岡・博多を旅して参りました。

九州というとすごく遠いというイメージがあるのですが、新幹線に乗ってしまえば名古屋から3時間半なんですね。案外近いですな。でまた、1週間以上前に予約する「早割」なる特典を使うと、本来、名古屋・博多往復で3万7千円の新幹線代も2万5千円で済む。お得、お得。それから今回宿泊した博多駅前の「レオパレス・ホテル」、これも良かった! 部屋は広くて清潔だし、備品とアメニティはどれも素晴らしいし、サービスもいいし、値段もリーズナブルだし、ビジネスホテルとしては完璧でしたね。博多へ出張される方、ここ、おすすめですよ~!

さて、で、その福岡で何を見たか、ということなんですけど、基本、学会の合間を縫っての観光なので、所詮あまり遠出はできません。となると、とりあえずの選択肢は「太宰府」ということになるので、まずはそこを見てきました。

これこれ!
↓
太宰府

日本史の知識が決定的に欠ける私、太宰府天満宮の何たるかもほとんど知らなかったんですけど、今回実地に見学して、なるほど「大」宰府とはそういう位置づけの役所であり、また日本で最初に「神様」になってしまった菅原道真とはそういう人でありましたか、ということを知ることができ、それなりに感慨がありました。ま、道真が自らの出世を誇ったかどうかは知りませんけど、いずれにせよ、あんまり目立つ出世の仕方をしたりすると、各方面から恨みを買いますよ、ということなんでしょうな。それにしても、単純に学問の神様と思っていたら、結構「復讐の神」的な側面もある人だったんですね。栄華を極めた右大臣の身分から遠い異国へと左遷されたんだから、無理もないけど。

また天満宮というと何故「梅」がシンボルなのか、今回の旅でようやく知りました。道真が梅好きだったんですね。というか、梅が道真好きだったのか。道真を慕って梅の方から太宰府に飛んで行ったという「飛梅」があるくらいですから。で、その縁で太宰府では「梅が枝餅」が名物なわけですけど、これは確かに旨かった! 甘いもの好きのワタクシとしては感激!

それにしても太宰府って、中国や韓国からの観光客が多いなあ! 9割方そうじゃないかしら。参詣している間、ほとんど日本語が聞かれないという状況でしたけど、どうなってるの?

さて、それはともかく、太宰府天満宮を一通りお参りした私は、次に天満宮のすぐ脇にある「光明禅寺」というところもお参りしてきました。


↓
光明禅寺

ここは禅寺ですから枯山水があるのですけど、美しい苔と枯山水のコラボはなかなかいいもので、しばし見とれながら、落ち着いたひと時が過ごせました。ここは教授のおすすめ!です。

そしてその後、でっかい国立博物館なんかもちらっと見ましたが、ここでも天神さんの由来をさらに学ぶことができてよかった。常設展もなかなか興味深かったですし。

で、博多の街に戻ってきてからは、九州一の繁華街・天神を見て回りましたけど、地元大型デパート・岩田屋の賑わいもさることながら、縦横に伸びる路地にあるお店が面白かったですね。飲食店にしろ、服飾の店にせよ、洒落た店が狭い路地に突如ポコッと出現したりして、「こんなところに、こんないい店が・・・」的な面白さがある。表通りだけ洒落た店があって、一歩裏通りに入ると閑散としてしまう一般の街とは少し趣が異なります。また今回唯一発見した古本屋「入江屋」も、なかなかの品揃えでした。

で、そんな路地裏の小さなお店(「すいか」)で食べた夕食、おいしかったなあ! 何しろ各種刺身がおいしかったし、焼きガキとか、博多名物の「がめ煮」(要するに筑前煮?)もおいしかった。

で、名古屋に戻る直前には、東京駅の赤煉瓦駅舎を設計した辰野金吾氏の遺作の日本生命ビル(現在は福岡市文学館)も見れたし、建築物マニアの私としては大満足。福岡・博多出張を堪能してしまったのでありました。

これこれ!
↓
辰野


さて、そんなこんなの福岡・学会ツアーだったのですが、私としてはこれでこの秋の学会シーズンはとりあえず終了、かな。ちょっと寂しいですけど、火曜日からはまた日常業務、頑張ります。





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Last updated  October 13, 2008 03:22:04 PM
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おかえりなさい♪  
藍毘尼 さん
お写真3枚見せていただいて福岡についての知識がいくつか増えました。
>東京駅の赤煉瓦駅舎を設計した辰野金吾氏の遺作の日本生命ビル(現在は福岡市文学館)
レトロでいいですね~♪
神戸にも赤れんがのレトロな建物が残っているから私の好きな街なんですけど、福岡もいいですね~♪
>道真が梅好きだったんですね。というか、梅が道真好きだったのか。道真を慕って梅の方から太宰府に飛んで行ったという「飛梅」があるくらいですから。
道真が梅好きだったこと、今知りました。
>「光明禅寺」、、、ここは禅寺ですから枯山水があるのですけど、美しい苔と枯山水のコラボはなかなかいいもので、しばし見とれながら、落ち着いたひと時が過ごせました。
ここに是非、行ってみたいです♪こういう雰囲気大好きです♪
釈迦楽先生、きょうは、ぐっすりお休みくださいね☆
(October 13, 2008 07:00:04 PM)

Re:おかえりなさい♪(10/13)  
釈迦楽  さん
藍毘尼さん

道真は一夜にして中国に渡り、アチラで学問を収めたとの伝説もあるようですが、中国に渡った道真の像は、中国風の服装をしていても、必ず梅の枝を携えた形で描かれているのだそうです。ま、図像解釈学的に言って「道真といえば梅」というところなんでしょうね。

ちなみに東京に「梅ヶ丘」というところがありますが、どうやらこれも天神さんと関係があるらしい、なんてことも分かってきました。今までさんざん梅ヶ丘の前を通って来ながら、なぜそれが「梅」ヶ丘なのか知らずにいたわけですけど、ようやくそこに繋がりができました。 (October 14, 2008 12:58:20 AM)

梅の歌  
ジョン・ノレン さん
お疲れ様でした!
福岡は結構近いのですね。

菅原道真といえば
梅の歌を歌っていますよね。
『東風吹かば匂い起こせよ梅の花
主なしとて春な忘れそ』
大宰府に旅立つ前の歌ですよね。 (October 14, 2008 12:54:49 PM)

Re:梅の歌(10/13)  
釈迦楽  さん
ジョン・ノレンさん

 お、教養ありますねえ! 私も今回の旅でこの歌の意味がようやくわかりました。

 ところで、博多の街というのは、案外面白いですよ。名古屋にはない店も結構あって、さすがに九州一の繁華街という感じです。たとえば湯布院あたりまで行く足掛かりに一泊、なんてのもいいかも知れませんね! (October 14, 2008 02:17:33 PM)

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