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October 18, 2014
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カテゴリ: 教授の雑感
 先週、いつものように道場に出て、八光流柔術の稽古をしていたのですが、師範のA先生に稽古をつけていただいていた時に一つ思いついたことがありまして。

 それは何かと言いますと、「収縮と膨張」ということなんですが、敵から攻撃を受けた時、それに立ち向かってしまったら、それはもはや護身道ではない。そこで相手の攻撃のエネルギーをいかに無力化しつつ受けるかが問題になるのですけど、その際に重要なのが「収縮」ではないかと。

 で、収縮して敵を受け止めた後、次にその収縮を解いて今度は逆に膨張し、相手に向って開いていく。それによって相手の攻撃を跳ね返すことができるのではないか。

 で、その際、収縮と膨張の方向性として、「八」の字を描くようにする。

 ここは実際にやったことがある人でないと解らないと思いますが、人を歓迎する身ぶりで、両手を体の前に開いて突き出すことがありますよね。これが膨張の状態。で、その状態から今度は肘を体に付けるような感じで腕を引き寄せる。これが収縮の状態。この動作を上から見たとしたら、腕で描いた「八」の字が大きくなったり小さくなったりしますよね。基本は、この収縮と膨張ではないかと。

 初段の「八光攻」にしても、相手に腕を掴まれた場合、その掴まれた場所は動かさずに一歩相手に近づく。すると、実質的に肘が体に付き、「八」の字が小さくなって、収縮したことになる。そこから今度は膨張して相手を跳ね飛ばす。収縮と膨張です。

 初段の「胸押捕」にしても、相手に胸ぐらを掴まれて押し込まれた時、一旦、身体を窪ませ、収縮して受け流した後、今度は骨盤から伸び上るように姿勢を正して行きながら膨張し、逆に相手に向って広がっていくことで敵を押さえ付けてしまう。

 ああ、なるほど、考えてみればすべては収縮と膨張なんだ、と気づいた後で振り返ると、自分は収縮と膨張のメリハリが付いていなかったのではないかという気がしてきます。つまり、収縮すべきところでちゃんと収縮せず、先走って膨張を始めてしまっていたりしたのではないか、と。そして、そのことによって「力対力」の対立が生まれ、護身道ではなく喧嘩になってしまっていたのではないかと。

 なんかね、そんなことを思いついた次第。



 まあ、武道というのは難しくて、稽古しさえすれば上手くなるというわけにはいかず、なかなか前に進みませんけれども、少しずつでも何か気づくことがあれば、これが進歩の芽なんじゃないかと思って、頑張ることにします。





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Last updated  October 18, 2014 12:59:10 PM
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ゆりんいたりあ @ Re:スペイン優勝、そして早くもW杯ロス(07/20) 釈迦楽さん、 ご無沙汰しております。 お…
釈迦楽@ Re[1]:S師範と稽古(06/11) はちみつ先生へ    こちらこそ、有意義…
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